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初夜③♡
しおりを挟む「…………何で?」
『私が求めているのに』という顔をするナターシャにリュカは、ナターシャの腰を上げ、ナターシャの足首を頭の方に持っていく。
「ナターシャ、自分で足持ってて……。」
「……………。」
言われた通りに足を持つナターシャの耳元で、リュカは囁く。
「しっかり持ってて………刺激強くて、泣いても止めないからね。喘ぎ声は大歓迎だから。」
「!!」
くちゅくちゅ………にちゃにちゅっ。
「あぁあゝっ!」
リュカはナターシャに見えるように、蜜口を指と舌で刺激する。
ナターシャは勿論、ソレは初めてで刺激が強すぎ蜜が溢れ、お腹や背中につたう。
ナターシャの指は彼女の太腿も締め、爪で傷付けそうになっていた。
「ナターシャ、例えナターシャが自分で付ける傷だとしても許さないよ?」
ナターシャの指で締め付けた太腿が少し赤くなり、リュカはその太腿を舐めた。
「ああっ……。」
「太腿舐められても気持ちいいの?いやらしい子。」
ゾクッゾクゾク……。
「ん?寒い?」
「リュカッ………リュカぁ……抱き締めてぇ!」
ナターシャは手を太腿から離し、リュカに縋る。
「抱き締めるだけ?」
「お……奥っ………欲しいっ……。」
「…………まだ駄目。」
焦らして焦らして味わうと決めていたリュカ。
昂っているリュカのモノは我慢の限界ではあるのだが、ナターシャのやらしさを引き出したかった。
覆い被さり、キスをまた仕掛け、蜜口を指でえぐる。
「んんんんっ!」
ぐちゅぐちゅ……。
激しく指を出し入れされ、ナターシャに想像させるリュカ。
(……奥っもどかしくって……あっ!)
「んふぅぅぅぅぅ!!」
ドロッ……。
「あぁあ………凄い……可愛いし、やらしいし、溶けちゃって、どこ迄淫乱になるのかな、この子は……。」
貰えずに、気持ちいい最奥を避けられて、蜜がでたナターシャの蜜口は、ヒクヒクとしているのが、リュカの指でも分かってしまう。
「リュカぁ………。」
「………どこ迄可愛くなる訳?」
「………意地悪………いやぁ……。」
「ナターシャ、もっとおねだりしてくれる?」
「…………わたくしの中に………リュカの……感じたい………。」
「挿入るだけ?」
「さっきの指みたいに擦って………中に熱いのを………。」
「想像しちゃってたんだ。いいよ、やらしく可愛く啼く子にはご褒美あげるね。」
ぐっ……。
「挿入したら、抜かないからね。」
「はぁぁん!!あっ!あん!!」
「ナターシャっ………抱き潰したらごめん。」
「ふぁっ………………ああっ!奥っ!」
「挿入ってるの分かる?……ココに俺の先がキスしてるよ?」
「やっ!」
「うっ!……締め付けないでっ!」
ナターシャの締め付けに、まだご褒美を出したくないリュカは、蜜口を広げるように腰の動きを変えた。
「こ、コレ駄目ぇ………イッちゃ………っ!」
「いいよ、何回だって、イッてよ。気持ちよくしてあげる。」
「んあっ!!……もっ………とぉ!」
「うんうん、もうちょっと我慢ね、ナターシャがもう1回イッたら…………ね!」
「!!!」
リュカは一気に、ナターシャの一番イイ場所をノックする。
「イキ顔可愛いいよ、ナターシャ。………ご褒美あげる、全部飲んで。」
腰の動きを早め、大きくなったリュカはうねて締め付けたナターシャの膣内に熱を放出した。
「…………あぁぁ……ぁっ………。」
「いっぱい飲んでるね、ナターシャ。気持ちいい?」
「………はい……。」
「ふふふ……蕩けた顔しちゃって………なんて可愛いんだ、君は。」
蕩けた顔を見るだけで、また昂ってくるリュカは一旦抜くと、ナターシャをうつ伏せにする。
「背中に、蜜がいっぱい付いてる………俺の子種も少し出ちゃったね、また中にあげなきゃ。」
「!!ふぁっ!!………待ってっ!リュカっ!」
イッてるナターシャを否応なしにリュカは攻めた。
「可愛いから止まらないっ!」
「つ……続けて………はっ!」
「駄目、止めない!」
「あゝぁぁっ!………お願いっ!激しっ!」
「激しく?」
ふふふ、と楽しそうな声が頭上で聞こえる。
(……わざと激しくしてっ!)
「ぁぁんっ!んっ!」
「別の所当たるね、声もやらしい。」
「意地悪っ!」
「その意地悪に愛を囁くのは誰?」
「!!………もっ………あぁっ!」
ぱちゅぱちゅ、と音も響く離宮の一部屋。
甲高い声のナターシャの声が、部屋の外に漏れたくないが、止らないリュカの腰で、ナターシャの声は止まらなかった。
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