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結婚式迄あと3週間⑤♡
しおりを挟むリュカは身体を起こし、ナターシャの夜着を入ったまま脱がすと抱き締める。
「愛してる、ナターシャ。」
その言葉で、ナターシャはリュカの胸にもたれ、喘ぎ声で掠れ気味になりながら答えた。
「わたくしも愛してます。」
「声掠れたね、水飲もうか。」
と、リュカが言うと、下腹部の違和感が無くなり寂しく思えてしまう程、ナターシャは疼く。
「あっ!」
「何?入ってて欲しかったの?」
「……………。」
「大丈夫、一回で終わる筈ないでしょ?どれだけ待ったと思ってる?」
先程脱がされた夜着で、ナターシャの破瓜の血と白濁を拭くリュカ。
タオルも無く、仕方ないから夜着で拭いたが、ソレをナターシャが突っ込む。
「夜着で拭くなんて………。」
「無かったし……。ほら口開けて、飲ましてあげる。」
リュカの口移しでナターシャは水を飲む間、
(リュカだってガウン着ているのに………。)
と他事を考えているのをリュカは気付いていた。
「余裕だね、ナターシャ………今俺の事考えてなかったよね?」
「え?」
「2回目、しよっか。」
グラスをベッドの脇に起き、ガウンを脱いで全裸になったリュカはナターシャを押し倒して、膝を持ち上げた。
一度放出されても、元気なリュカはナターシャの膣内がまだ濡れているのを知っている。
身体の外しか拭いていないので、内に残った蜜が潤滑油になり、すんなりと蜜口は受入れた。
「あん!…………い、いきなり………あぁっ!」
「寂しそうにしてたじゃない?抜いた時………だから戻ってきたんだよ。」
今度は違う体位で密着するように、触れ合う肌も心地良い。
胸には触れていなかった先程の体位とは違い、リュカはナターシャの胸を捏ねては、ナターシャの反応を楽しんだ。
「あぁ………見上げた時も唆るけど、シーツ掴んで喘ぐ姿も可愛いね、ナターシャ。」
「はぁん………あっ!」
「胸触りながら、奥突くと気持ちいい?」
「…………う………んっ……あぁっ!」
「気持ちいいね………本当、可愛い……ずっと挿入ってたいっ!」
腰の動きが止まらないリュカへの返事も出来なくなる程、ナターシャの喘ぐ声は止まらず、いつしかもっと欲しくて、自らも腰を動かし始めたナターシャ。
「何?そんなに欲しい?腰動いてるよ?」
「………い……っちゃ………ヤダっ!」
「イク?いいよ、何度もイッて………。」
「ちっ………が………あぁっ!」
ナターシャは恥ずかしくなる言葉を言って欲しくなかっただけなのに、腰の動きを早められたリュカに何度もイかされ、蜜奥からとろとろと蜜が出て、リュカを逃さない様に絡める。
「ナターシャ!……締めると………出るっ!」
「………出してっ…………欲しいっ……あぁ……あっ!」
明け方迄続いた閨。
微睡んでは繰り返し、ナターシャとリュカは今迄に味わって来なかった幸福感に包まれたのだった。
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