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交代♡

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 京の中で暴れた2人のペニスはまだ元気だった。
 ビクビクと京の中で暴れた那由多と康太は京を抱き締めた。
 それが京に安堵を与えた。

「………はぁぁぁ………。」
「京、気持ち良かった?」
「…………うん。」
「じゃ、交代ね。」
「…………え?」

 京から出た康太はコンドームを着け変えると、康太と向き合わるように姿勢を変えさせると、康太は仰向けになる。

「京から挿入して。」
「……………んっ……。」

 ぐちゅ。

「 ……はぁん………は……った………。」
「………エッロ………。」

 康太は下から見上げる京を突き上げるように、腰を動かす。
 
「やぁ!………は…………げっ………し!」
「京、お尻寂しくない?」
「あぁん……………お……し………り………?」
「那由多に頼みなよ。」

 ぱちゅぱちゅと音を立てられる中で、京はお尻を広げ、那由多におねだりする。

「………な、那………由………多ぁ……欲しいのぉ……。」

 いつの間にか、那由多の知らない内に、愛しい京を淫乱に育てられている事に、また那由多は苛立ちを覚え、傍観者になっていた事に気が付いた。
 コンドームを着け替えた那由多は、待ち受ける京を目掛けて、初めてソコに挿入った。
 膣とは違う感覚に戸惑いはあるものの、熱くねっとりとまとわりつく快感は、那由多の苛立ちの捌け口に丁度良かった。
 上下前後の振動で、京は喘ぐ事しか出来ず、何度もイカされる。

「………も…………だ……めっ!!」
「いっぱい、行けばいい、京。」
「な…………ゆ………た…………苦……し………こ………た………奥…………っ!!」

 何度も何度も、京はイキ地獄を味わう。
 時々、休憩を挟みながら、京は康太とだけ、那由多とだけ、3人一緒をと繰り返す羽目になった。
 夢中でむさぼりあった後、気が付けば食事も取らず、翌朝になっていた。
 結局、何方の男を選べない京は、母の言うとおりに、康太の家で暫く住むことになる。
 結論の出ない感情だけで突き進もうとしていた京は、論理的な康太の行動でまた揺らぐのだ。
 翌朝に荷物をまとめ、那由多と住むマンションを出る京。

「また様子見に来るからね。」
「………あぁ。」
「那由多、3Pしたくなったら、俺ん家来いよ。」
「康太!!」
「行く訳無いだろ………アレはどうかしてた……。本当は嫉妬で狂いそうだったんだ。頼むから、京に手を出さないでくれ。」
「……………近親相姦のお前に言われてもな………。言ってあったと思うが、俺は京に本気だぜ?京が俺に惚れたら分からんからな。」
「譲るかよ、お前に。」
「だから、お前…………合理的な考えする奴が、何で京の事は感情的なんだよ。」

 深いため息をひと呼吸置いて、康太はぼやく。

「………分からん、京に関しては無理だな。」
「まぁ、いいや。とりあえず連れて行くから。」
「那由多、ちゃんとご飯たべてよ?」
「分かってるよ、京。」

 そうして、奇妙な生活が始まっていったのだった。
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