番い【つがい】さがし※完結※

好きな人じゃないのに♡

　強引に身体を繋がれて、心と裏腹な身体を恨みながら、康太にされるがままになった京。

「………も、もう………嫌ぁ……。」

　ぱちゅぱちゅ、と京と康太が繋がる秘所の音は止まない。
　何回も康太はコンドームを付け変えては、京の身体を突き刺す。
　京は何度か、身体を自由に動かせるようになったものの、直ぐに抑え込まれ、手錠で手首を背中に回され、起き上がる事もできなくなっていた。
　今は、うつ伏せで腰を持ち上げられ、後ろから突かれている。
　愛液は膝やお腹迄伝い、身体中とろとろだった。

「京、濡れまくり。すげぇ、締ってるよ。アナルも綺麗だな。」

　康太は京の愛液で濡れた、京のお尻の穴も解し始める。
　愛液を中迄入れようと、ぐりぐりと弄る指。

「だ！駄目っ！ヤダ！！」
「今日はココには挿入らないよ、シャワー浴びてないしね。………はぁ、気持ちいいっ！！」
「もう……お願いっ！！終わって……………あぁぁっ！！」
「………仕方ないなぁ……じゃ、今日はこれで終わってあげるよ。」

　♫♫♫

　康太の電話が鳴る。
　康太は京と繋がっているのを撮っている為、スマホが直ぐに取れる所に置いていたので腰を動かしながら相手を見る。

「那由多だ。」
「！！！」
「あ、締まったねぇ、京のま○こ。………嘘だよ、智香だから。…………もしもし、智香？……………………了解。え？こっち？順調順調。…………あぁ、じゃあな。」

　康太は電話を切ると、ラストスパートを掛ける。

「！！！は、はげ…………しっ！！あぁぁっ！！」
「これで今日は終わってあげる。」
「ああああん！！！」

　膣の中でうねる康太のペニス。
　コンドームが無ければ、膣内は康太で染まっていただろう。
　康太が出た後で、康太は電話を持ち、何かを調べ始めた。

「タクシー呼ぶから、その間シャワー浴びておいで。那由多が帰って来る前に家に居たいだろ？慰めてもらいなよ、俺にレイプされた、て。」
「…………。」
「那由多にバラしたら、写真SNSに載せちゃうけどね。」
「……………鬼よ、貴方。」
「那由多に勝つ為なら手段を選ばないんでね。」
「友達じゃないの？」
「友達だけど？京以外の事ならね、タクシー来るからシャワー浴びておいで。それともま○汁まみれな身体で、那由多の帰り待つ訳？わざわざ、那由多のマンションより遠方の店に智香が呼び出して、俺は近くの店にしてあげたのに。」

　京は服と荷物を持ち、康太の部屋のバスルームに駆け込んだ。

(…………泣くな！今は泣くな！)

　身体を流すだけで、シャワーを浴びた後の京は、乱れた髪とメイクを直し、バスルームを出ると、康太がドアの前で待っていた。

「早かったね、シャワー。」
「………帰ったらしっかり洗うから……。」
「じゃあ今度、バスルームでSEXしてあげるよ、京の身体隅々迄洗ってあげる。」
「家と違うボディソープなんて使えない。それに、もうしないから。」

　バンッ！！

「！！！」

　康太は京を壁に押し付けた。

「本当に、送るぞ？この写真。いいのか？俺から逃げた、と思わせたら否応なしにばら撒くぞ？」
「…………いやっ…………痛い！」

　肩を押し付けられ、京を睨む康太。

「優しくしてあげてる内は、素直に足を開けばいいんだよ、俺が京に飽きたらこの写真は消去してあげる。ただ、裏切るならそれなりの代償を貰う。」
「ば、ばら撒くのは止めてっ！」
「京が俺に従えば悪いようにしないし、大事にするよ。」

　♫♫♫

「もしもし……………はい、分かりました。今から降りて行きます。………タクシーが来たから、出ようか。」

　そのまま、康太に連れられ、タクシーに押し込まれた京。
　康太は運転手に京と那由多が住むマンションの方を指示し、代金を前払いした。

「釣りは彼女に渡しといて下さい。………じゃ、またね。」

　と、早々と康太は自分の住むマンションに入って行った。
　京からすれば、掴めない男の康太。
　奪うつもりで、京をレイプしたのに、那由多の元に平然とした顔で返す神経。
　那由多の彼女という立場である京が、那由多の彼女でなければ、那由多から奪う事を思うのだろうか……。
　京は気にはするが、それよりも汚された事の方が重要だった。