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オルサガの杭♡
しおりを挟むゲルニカがベッドから下りると、オルサガがベッドに上がる。意識が朦朧としていたメリッサを見て、オルサガは汗で身体にまとわりつく髪を手で梳いた。
「メリッサ…………大丈夫ですか?」
「…………ん………ん……」
「休憩させてあげたいんですが、俺も限界で、挿入るだけ挿入させてもらいます」
そう言うと、突っ伏したメリッサを抱き上げ、対面座位にし抱き締めて温もりを溶け合わせると、ゆっくりとオルサガはメリッサの中に挿入っていった。
「んあっ…………ま……て………」
「まだ動きません……メリッサは休憩していて下さい。この濡れた蜜壺に居させて下さい」
だが、オルサガの杭の密着度は、メリッサにとっては休憩にはならない。下腹部の何処に力を入れても、オルサガに刺激し、締め付けていく。それがまたメリッサにも気持ちよくなってしまうのだ。
「あぁ…………オルサガ………動……かな……いで……」
「動いてませんよ………メリッサが俺のを締め付けるんです」
少しでも休憩を、と座位から寝転がるオルサガ。抱き締める様に倒れた為、メリッサもオルサガの胸にそのまま倒れた。
「そのまま、俺の胸の上で休んでて下さい………下から突き上げますから」
「え!?……………待ってっ!」
突き上げられるメリッサは動かなくても、蜜壺が刺激され、ぐちゅぐちゅとオルサガとの間から水飛沫が出て来る。フェルドマンとゲルニカからの白濁とメリッサの蜜で、泡となる結合部。その泡はオルサガの陰毛にまとわりついていた。
「ああっ………激しく………しちゃ………やぁ……」
「激しくするなら、こうしてますよ」
「んあっ!!」
オルサガは、メリッサの身体見たさに、メリッサの手を自分の手に絡め、身体を起こさせる。下から見上げる様に膝立ちさせたかったのだ。それはメリッサがオルサガとする房事で好きな騎乗位。オルサガの太い杭が、一番奥にみっちりと感じるからだ。
「メリッサ………支えるので頑張って俺の上で躍って下さい」
メリッサの両手を片手で支え、下から突き上げながら、メリッサの蜜と白濁に濡れた蕾を揉み扱く。オルサガの指は、蕾を剥き爪先で引っ掻いたり、押したりと動きは止まらない。
「も………もう………駄目っ………イッちゃ……からぁ!!」
「何度でも………イキ捲って、カイエンにその姿見せてやりましょう………待ってますよ、メリッサの中に挿入したくて、2発もう抜いてますからね」
「オルサガも、俺等と変わらねぇじゃん、嫉妬してる」
「ゲルニカ………清々しい顔しないでよ!」
「はははっ!でも、俺もまだ勃ってるぞ」
オルサガにメリッサを任せ、ゲルニカもベッドを傍観中。カイエンの顔は辛そうで、息も荒い。
「早くしてくれ~、オルサガ~」
「ゲルニカ、風呂空いたが?」
「…………お、じゃあ俺も流してくるか」
フェルドマンも清々しい顔をし、ガウンを羽織り風呂から出て来ると、カイエンと共にベッドの上のメリッサとオルサガを見ている。
「結婚の儀が楽しみですねぇ」
「結婚の儀は如何するんだ?婚約の儀とは違うのだろう?」
「結婚の儀は、性器を舐めた後、第一夫から挿入し注いだ証明を水神に捧げるんですよ………注いだ後、王となる者が掻き出し、貢ぎとなる器に乗せる……夫の人数分……それを繰り返します………だから体力が必要なので、今日の様な事を慣らして行かねばなりません………暫くはこの順番ですからね」
「結婚の儀の後にまた夫を迎えたら?」
「それは、その夫との結婚の儀なので、私達は見守りです」
「……………そうか……私も我慢が必要なのだな……」
「そういう事です……メリッサが4人一緒に行なう事を望んだので仕方ない」
「そうなのか?」
「見られながらは嫌だから、一度にやっちゃえ、とメリベル陛下に担架切りましたから」
「疲れるよね?多分………今でも疲れてる様に見える」
「……………ですね」
フェルドマンは考えながら、ただ一直線上に視界に入るメリッサとオルサガを眺めている。見慣れなれていないから、という理由も今は違う気がする。4人の男を相手をし、恥ずかしそうに足を開くメリッサは、見せ慣れている筈だった。
「もう少し、近くで見ませんか?カイエン」
「近くで見たい」
「凝視してあげましょう………結婚の儀の為に」
「うん」
椅子を移動し、今以上にオルサガとの結合部を見つめるフェルドマンとカイエン。
「ち、ちょっと…………見すぎっ!」
「可愛い場所見ないと」
「そうですよ、メリッサ………結婚の儀では王族全員見に来ますからね」
婚約の儀は、都合が悪かったら見に来なくてもいいらしく、フェルドマンとゲルニカとの婚約の儀と、オルサガとカイエンとの婚約の儀では人数や、参加した親族は違った。そして、結婚の儀の行なう場所も違うのだ。メリッサの緊張を解しつつ、凝視される恥ずかしさも忘れて、婚約者達はメリッサを抱かなければならない。男達もまた見られるのは変わらず、自分達の為でもあった。
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