上 下
16 / 42

再び婚約の儀♡

しおりを挟む

 3ヶ月後、オルサガとカイエンとの婚約の儀を行う事になった。その間、カイエンにはゲーデル国の歴史や国王の重婚の理由、婚約の儀の仕方等を覚えなければならなかったからだ。
 メリッサが16歳になれば、結婚の儀を1度で済ませられるのもある為、それ迄の間に行える調整が不可欠だった。

「メリッサ、上手になりましたね」
「………んぐっ……じゅ……る……」

 メリッサの喉奥が鳴る。

「こっちも毎日いつも濡れてるし甘い」

 メリッサの調教も順調で、四つん這いのメリッサの蜜口と蕾をゲルニカが舐め取られながら、フェルドマンの杭を喉奥迄咥えている。

「婚約の……儀には咥……えてもらう……事あり………ません……が、夫が………増えた……ら……してもら…………わな………ゲルニカ、入れたいから………そろそろ……」
「………はいよ……メリッサ、そのまま下がって………」
「ん………ひぃっ!!」
「メリッサには飲ませられませんよ……上手でしたよ」
「はぁ………はぁ……」

 メリッサはゲルニカの胸に力尽きうつ伏せになった。

「メリッサ、尻孔の淫具抜くぞ」
「んっ…………あっ……あゝっっっん」
「ぐちょぐちょですよ、メリッサ………ゲルニカが前に入ったら、私も入りますね」

 フェルドマンとゲルニカは交互に今迄入っていたのが、婚約の儀にオルサガとカイエンが婚約者になる為、4人でメリッサを抱く。人数が増える分、体力もメリッサに必要で、食事と睡眠時間はしっかり取りながらの調整がフェルドマンに必要だった。フェルドマンは執事ではあるので、メリッサに常に着いているが、カイエンはゲーデル国の国民でないので、仕事という仕事は無い。1国の王子に仕事をさせられず、カイエンと結婚の儀迄にメリッサと居ない時間を何するか決める必要があった。何よりもカイエンはメリッサに恋をしていて、自国に帰る気は全くないらしく、カイエンはフェルドマンの様な執事でいい、と迄言う始末だ。

「いいじゃないか、フェルドマンの助手でいい!私は常にメリッサと居たい!」
「ですが、1国の王子にそんな………」

 と、押し問答が聞こえる。この日の夜婚約の儀の為、朝から夕方迄、メリッサはゆっくりと身体を休めている。

「いいじゃないか、今決めなくても……そろそろ時間だ、オルサガもカイエン殿下も身を清める時間だ………メリッサも陛下やお祖母様方がもう来られる」
「そうだな、ゲルニカ………私達も準備しなければ」

 ふぅ~、と溜息をつくフェルドマンはカイエンを清める為に、バスルームに連れて行った。

「私もバスルームに行くね」
「後でな、メリッサ」
「ゲルニカも頼むね」

 2度目の婚約の儀は1度目とは違う。3人目と4人目の婚約者の為に動くのだと言う。
 メリッサの準備が終わると、既にフェルドマン、ゲルニカがベッドの脇で待ち、オルサガとカイエンが中央に居る。メリッサを迎えにフェルドマンが来ると、ベッドに上がるのを手伝った。白無地の拙い下着と、シースルーのストール姿のメリッサ。直ぐに脱がされるのに、バスルームからベッド迄の距離しか使わない。前回と一緒で、下着の紐をフェルドマンが解き、淫具をゲルニカが後孔に押し込むと、オルサガとカイエンからの愛撫が始まる。キスは最後なので、2人はメリッサの耳や頬にキスをし、大分成長した胸を左右で触る。M字開脚をされた足はフェルドマンとゲルニカが足首を持ち、常に蜜口の濡れ具合が確認出来るようにされた。前回の婚約の儀からの成長具合を見る為でもある。

「仕上げられたな」
「大分変わった………」

 ポソポソとメリベルや父親達の声が聞こえるが、オルサガの手が気持ち良すぎて喘ぎ声が止まらないメリッサ。一方、カイエンは初めてらしく拙い手つき。経験の有無がメリッサには分かってしまう程、毎日調教された身体はもどかしかった。

「で……ん……かっ………強く……」
「そ、そうか?」
「!!………っつ!!」
「あ、痛かったか!?」
「だ………い……じょ……」
「殿下、優しく爪立てず、指の腹で捏ねるんですよ……捏ねる力の入れ方を変えるんです」

 カイエン側に居たフェルドマンは、愛撫の仕方をレクチャーし始めた。すると、今迄の触れ方とは変わっていく。

「んあっ…………殿……下……気持ち……いっ……」
「殿下、クリトリスを触ってあげて下さい………メリッサは喜びますよ」
「…………あ、あぁ」

 恐る恐る、メリッサの蕾に触れる。胸の蕾の触れ方の様に、優しく力の強弱を変え、扱く。

「あぁっ………中も……っ」

 メリッサはこの日、全く房事をしていない。少しのきっかけで強請っていく。

「メリッサ、中はオルサガに触ってもらいましょうね」
「あぁ、やっと触れる…………俺の指でイッて下さい、メリッサ」
「いや、私の指で!」

 恥ずかしさもなく、惜しげもなく強請るメリッサは腰を揺らす。

「まだ、イクのは早いですよ、殿下とオルサガの指を味わった後に」

「イキ…………たいっ……」
「まだ我慢です」
「あぁっ………駄目っ…………」
「オルサガ、殿下、強めて!」
「………!!………ああああああっっ!!」

 メリッサは仰け反ると、潮吹と同時にオルサガの指を締め付けた。派手にイかせたかったフェルドマン。派手にイケばイク程、クリスタルへの貢ぎになる事を知っている。

「そろそろ入ってあげて下さい……オルサガが後ろ、殿下が前でしたよね?」

 話合って決めた場所。カイエンは初体験だから、なったらしい。オルサガが淫具を抜くと、オルサガが初めてメリッサに入る。初めて受け取るオルサガの杭は、体格に応じて、他の3人より大きい。流石にメリッサも悲鳴に近い声が出る。

「ひやぁぁぁぁ!!」

 それだけで、また潮吹するメリッサ。ガクガクと震え、オルサガに優しく抱き締められている。

「大丈夫か?俺のは大きいから……」
「…………あ……あ……」
「前は殿下に譲りましたしね……少し待ちますか?」
「出そうだ………今の顔で………」
「…………オルサガは動かずに……カイエン殿下も入れさせて下さい」
「分かった」
「メリッサ、頑張って下さいね」

 フェルドマンはメリッサの頬を撫でると、メリッサはフェルドマンに縋る様にその手を握った。

「ゲルニカ、そっちからメリッサの手を握ってあげてくれ」

 何を思ったのか、繋がりたかったんだろうと思い、除け者にゲルニカをする訳にはいかず、フェルドマンは指示を出すと、ゲルニカも察し、メリッサの手を握った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~

ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。 ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。 一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。 目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!? 「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」

旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜

ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉 転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!? のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました…… イケメン山盛りの逆ハーです 前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります 小説家になろう、カクヨムに転載しています

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

4人の王子に囲まれて

*YUA*
恋愛
シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生の結衣は、母の再婚がきっかけとなり4人の義兄ができる。 4人の兄たちは結衣が気に食わず意地悪ばかりし、追い出そうとするが、段々と結衣の魅力に惹かれていって…… 4人のイケメン義兄と1人の妹の共同生活を描いたストーリー! 鈴木結衣(Yui Suzuki) 高1 156cm 39kg シングルマザーで育った貧乏で平凡な女子高生。 母の再婚によって4人の義兄ができる。 矢神 琉生(Ryusei yagami) 26歳 178cm 結衣の義兄の長男。 面倒見がよく優しい。 近くのクリニックの先生をしている。 矢神 秀(Shu yagami) 24歳 172cm 結衣の義兄の次男。 優しくて結衣の1番の頼れるお義兄さん。 結衣と大雅が通うS高の数学教師。 矢神 瑛斗(Eito yagami) 22歳 177cm 結衣の義兄の三男。 優しいけどちょっぴりSな一面も!? 今大人気若手俳優のエイトの顔を持つ。 矢神 大雅(Taiga yagami) 高3 182cm 結衣の義兄の四男。 学校からも目をつけられているヤンキー。 結衣と同じ高校に通うモテモテの先輩でもある。 *注 医療の知識等はございません。    ご了承くださいませ。

【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪

奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」 「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」 AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。 そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。 でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ! 全員美味しくいただいちゃいまーす。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

処理中です...