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スーシリアム神皇国
41 セイドリック諦観する
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途中馬に乗ったまま何処かへ消えたサハル=ディファ隊長のことは無視し、セイドリックは馬をその場に捨て置いて、スルトが走り去った路地に走って向かった。
最近このあたりの道に詳しいセイドリックは、隊長が走って路地に入ったスルトを馬で追いかけるために、大通りを大回りして路地の出口に向かったと推測した。
だからバケモノみたいに早く馬を駆る隊長を追いかけるよりも、走って路地に入ったほうが、早いと考えたのだ。
しかし残念なことに、馬の扱いのみならず、何をおいても頭の切れるサハル=ディファのほうがセイドリックよりも何枚も上手であった。
セイドリックが必死に走って追いついた時には、すでに隊長はスルトに追いつき、その小さな体が見えなくなるほどがっちりと拘束してしまっていた。
(しまった! やはり隊長のほうが早かったか……!)
その光景を見たとき、セイドリックはひどく焦った。
あの細い体を、並の神兵では太刀打ちできぬほどの屈強な男が締め付けているのだ。
(スーちゃん……!)
早く拘束を解かなければ、スーちゃんの命が危ない……! セイドリックの顔面が蒼白になる。
(た、隊長を止めなければ……!)
しかし格下の下士官が隊長の行動を阻止するなど、本来はあってはならないこと。下手をすれば減俸どころか、今の隊からは確実に外される。せっかく築いた地位や立場も剝奪され、どこか辺境の地へとばされてしまうだろう。
(だが好きな人を助けるのに罰を恐れてどうする!)
今、自分の大事な人の命がかかっているのだと、セイドリックは固く拳を握り、躊躇した己を恥じた。そしてスルトを解放してもらうため、隊長の背中に勇み歩み寄った。
の、だが。
……近づいてからそれが拘束ではないことに、セイドリックはようやく気がついた。
(……どういうことだ? 隊長はスーちゃんを拘束していたのではないのか? これではまるで……)
これではまるで、隊長がスーちゃんを抱きしめて、口づけをしているようではないか。
————セイドリックは、近づくのをやめ、足を止めた。
……かけるべく声を失ってしまったのだ。
隊長の背中越しに、少しだけ見えたスーちゃんの顔。
彼も最初は抵抗しているように見えたし、実際本当に無理やり隊長が拘束しているようにも見えた。だからやはりここは罰を受けてでも制止すべきだと悩んだ。
だがそんな悩みはただの独りよがりの勘違いだった。
最初は驚いて抵抗するそぶりを見せていたスーちゃんも、隊長と視線を交わした瞬間、目を細め、そしてゆっくりと目を閉じ————隊長の口付けを受け入れたのだ。
それを見てセイドリックは悟った。
(もしかして、スーちゃんが追いかけてきた男って……サハル=ディファ隊長だったのか……)
よくよく思い返してみると、スルトが王都に来たと言っていた時期と、隊長がアンブリーテス皇子との長旅から戻ってきた時期はほぼ同時期だ。
(一言自分に言ってくれれば、隊長に会わせてあげられたのに)
スーちゃんは、自分が待ってる相手が誰かという話は、自分からは絶対にしなかった。
それだからセイドリックはあんまりにも気になってしまい、じれて一度だけどんな奴か聞いたことがあった。
彼は少しはにかんで、『強くてちょっと意地悪な人』だと言った。
今から思えばあの隊長ならそりゃあ強いだろうとは思うが、意地悪というのが自分の知る隊長とは符合しなかった。
隊長はいつも無駄なく端的に言葉を発するような人で、意地の悪い言葉で相手を翻弄し楽しんでいるところなど、セイドリックは見たことがない。だからそんな無愛想な隊長がスルトの相手などかけらも思わなかった。
それに隊長は若い兵隊に伽をさせることはあっても、特定の恋人などは作ったことはなく、名家の令嬢との婚約が待っているとも聞いていた。そんな人といかにも平民のスルトとの接点など気が付くはずがないのだ。
茫然とセイドリックが立ち竦んでいると、長い口付けを終え、サハル=ディファはスルトをあの隊長しか纏うことを許されない緋色のマントで周囲から見えないよう覆った。そしてセイドリックに向かって振り返りながら指示を下した。
————そう、背後にいるのがセイドリックだと、躊躇いもなく当然のように。
「セイドリック、お前は隊列に戻り、副隊長にあとは任せたと伝えよ。打ち合わせ通り巡行をつつがなく進行させよとな。この件についてはアンブリーテス様にはすでに報告済みだ。さっさと行け」
その声はいつもの怖い隊長だったが、最後に一瞬だけ、口の端を持ち上げた。
セイドリックにはそれが『今までご苦労だったな』と言わんばかりの嘲笑に見えた。
(……隊長は追いかけてくるのが俺だと分かっていたのか?)
セイドリックは信じられなかった。
こちらから声をかけた訳でもいないのに、なぜ追いかけて来る者が自分だと思ったのか。
まるで、追いかけてくるのが副隊長ではなく、セイドリックだとはじめから分かっていたような口ぶりだった。
そして最後の笑み。
スルトが自分以外を選ぶことはないと、そういう自信があの笑みからは見てとれた。
隊長は何もかもを知っていて、わざと自分をスルトの周りで泳がせていたのかもしれない。
(あー……スーちゃんが言っていた意地が悪いってこういう……)
ふと前に、事務室で定食屋の話をしていたときの隊長の言葉を思い出した。
『————セイドリックあまり店の者に迷惑をかけぬように。みなにも注意を』
店の者、すなわちスルトに悪さをするな。極端に言えば手を出すなということか。
(あれは俺に対する牽制か!)
今日だってスルトが見に来ることを予測していたのだろう。だからセイドリックの『スーちゃん』という言葉に隊長が反応したのだ。
まあ普段指示されない限り巡行には参加しないセイドリックが、“北通り”と聞いて意欲を見せたのだから、勘づかれて当然といえば当然なのだが。
セイドリックが愕然とする中、隊長はそのままスルトを抱え、周囲の者らの困惑など取り繕うことなく、馬に乗りどこかへ去って行った。
(ああ、なんだか、クッソ腹が立つ! ……それでどうするんだこの状況を!)
隊長がその場を立ち去ると、それまで異様なほど静かだったその路地周辺に、まるでお祭り騒ぎかのような歓声がわっと響き渡った。
そりゃそうだろう、女性など寄せつけぬほどストイックで強くて怖いと評判の街の英雄サハル=ディファ隊長が、往来で熱烈な口づけを披露したのだから。
(定食屋のオヤジとかがいろいろ噂を広めてしまうんだろうなぁ)
そう嘆息し肩を落としながら、セイドリックはもと来た道を戻るべく踵をかえした。
本当ならもうここで家に帰りたかった。帰って酒でもかっくらって、昼間っから布団をかぶって寝てしまいたかったが、真面目で責任感の強いセイドリックの頭に無断欠勤の文字はない。巡行は始まったばかり。仕事に戻るしかないのだ。
大通りに出て、親切な誰かが繋ぎおいてくれた自身の馬に騎乗すると、隊列に戻るべく馬を走らせた。
皇子一行はまださほど遠くまでは行っておらず、ものの数分走らせただけでセイドリックは追いつくことができた。最後尾では副隊長が鬼のような形相で待ち構えており、セイドリックはビクビクしながら先ほどの隊長からの伝達を交え報告を行った。
もちろん口づけの件は伏せて。
まああの街の様子だと、今言わなくてもすぐに神兵の間にも噂は広がるだろうが。
副隊長は、報告を聞くと額に手をやり嘆息すると、セイドリックにご苦労だったとだけ伝えた。
隊列を離れたことも隊長を追ったことが原因だったのだし、本来咎められる理由などないのだが、一切触れられないというのもなんだか怖いなと思いつつ、元の配置へつく。
セイドリックは戻ったのに隊長が戻らない。
その周囲の怪訝そうな視線がセイドリックに突き刺さる。
(畜生! こいつらだって後で何が起こったか知れば、絶対大騒ぎするくせに! はあ~~~~~もう嫌だ! 今日の仕事が終わったらコウさんにでも愚痴ろう)
泣きたい気持ちを抑え、セイドリックは馬上でその大きな体を丸め、ため息をついた。
城を出るまではあんなに誇らしくウキウキとしていたのに、もうすでにテンションは地に落ちた。いや、もう地下深くにまで潜ってしまった。
今日のまだ仕事はこれからだというのに、まったくやる気が出ない。
耳を澄ますと馬車からは、お兄様はどこだと騒ぎ立てるプリースカのヒステリックな声が聞こえる。
今日はこのあとプリースカの機嫌もとらないといけないのか。皇子も大変だなと、セイドリックは再びため息ついた。
最近このあたりの道に詳しいセイドリックは、隊長が走って路地に入ったスルトを馬で追いかけるために、大通りを大回りして路地の出口に向かったと推測した。
だからバケモノみたいに早く馬を駆る隊長を追いかけるよりも、走って路地に入ったほうが、早いと考えたのだ。
しかし残念なことに、馬の扱いのみならず、何をおいても頭の切れるサハル=ディファのほうがセイドリックよりも何枚も上手であった。
セイドリックが必死に走って追いついた時には、すでに隊長はスルトに追いつき、その小さな体が見えなくなるほどがっちりと拘束してしまっていた。
(しまった! やはり隊長のほうが早かったか……!)
その光景を見たとき、セイドリックはひどく焦った。
あの細い体を、並の神兵では太刀打ちできぬほどの屈強な男が締め付けているのだ。
(スーちゃん……!)
早く拘束を解かなければ、スーちゃんの命が危ない……! セイドリックの顔面が蒼白になる。
(た、隊長を止めなければ……!)
しかし格下の下士官が隊長の行動を阻止するなど、本来はあってはならないこと。下手をすれば減俸どころか、今の隊からは確実に外される。せっかく築いた地位や立場も剝奪され、どこか辺境の地へとばされてしまうだろう。
(だが好きな人を助けるのに罰を恐れてどうする!)
今、自分の大事な人の命がかかっているのだと、セイドリックは固く拳を握り、躊躇した己を恥じた。そしてスルトを解放してもらうため、隊長の背中に勇み歩み寄った。
の、だが。
……近づいてからそれが拘束ではないことに、セイドリックはようやく気がついた。
(……どういうことだ? 隊長はスーちゃんを拘束していたのではないのか? これではまるで……)
これではまるで、隊長がスーちゃんを抱きしめて、口づけをしているようではないか。
————セイドリックは、近づくのをやめ、足を止めた。
……かけるべく声を失ってしまったのだ。
隊長の背中越しに、少しだけ見えたスーちゃんの顔。
彼も最初は抵抗しているように見えたし、実際本当に無理やり隊長が拘束しているようにも見えた。だからやはりここは罰を受けてでも制止すべきだと悩んだ。
だがそんな悩みはただの独りよがりの勘違いだった。
最初は驚いて抵抗するそぶりを見せていたスーちゃんも、隊長と視線を交わした瞬間、目を細め、そしてゆっくりと目を閉じ————隊長の口付けを受け入れたのだ。
それを見てセイドリックは悟った。
(もしかして、スーちゃんが追いかけてきた男って……サハル=ディファ隊長だったのか……)
よくよく思い返してみると、スルトが王都に来たと言っていた時期と、隊長がアンブリーテス皇子との長旅から戻ってきた時期はほぼ同時期だ。
(一言自分に言ってくれれば、隊長に会わせてあげられたのに)
スーちゃんは、自分が待ってる相手が誰かという話は、自分からは絶対にしなかった。
それだからセイドリックはあんまりにも気になってしまい、じれて一度だけどんな奴か聞いたことがあった。
彼は少しはにかんで、『強くてちょっと意地悪な人』だと言った。
今から思えばあの隊長ならそりゃあ強いだろうとは思うが、意地悪というのが自分の知る隊長とは符合しなかった。
隊長はいつも無駄なく端的に言葉を発するような人で、意地の悪い言葉で相手を翻弄し楽しんでいるところなど、セイドリックは見たことがない。だからそんな無愛想な隊長がスルトの相手などかけらも思わなかった。
それに隊長は若い兵隊に伽をさせることはあっても、特定の恋人などは作ったことはなく、名家の令嬢との婚約が待っているとも聞いていた。そんな人といかにも平民のスルトとの接点など気が付くはずがないのだ。
茫然とセイドリックが立ち竦んでいると、長い口付けを終え、サハル=ディファはスルトをあの隊長しか纏うことを許されない緋色のマントで周囲から見えないよう覆った。そしてセイドリックに向かって振り返りながら指示を下した。
————そう、背後にいるのがセイドリックだと、躊躇いもなく当然のように。
「セイドリック、お前は隊列に戻り、副隊長にあとは任せたと伝えよ。打ち合わせ通り巡行をつつがなく進行させよとな。この件についてはアンブリーテス様にはすでに報告済みだ。さっさと行け」
その声はいつもの怖い隊長だったが、最後に一瞬だけ、口の端を持ち上げた。
セイドリックにはそれが『今までご苦労だったな』と言わんばかりの嘲笑に見えた。
(……隊長は追いかけてくるのが俺だと分かっていたのか?)
セイドリックは信じられなかった。
こちらから声をかけた訳でもいないのに、なぜ追いかけて来る者が自分だと思ったのか。
まるで、追いかけてくるのが副隊長ではなく、セイドリックだとはじめから分かっていたような口ぶりだった。
そして最後の笑み。
スルトが自分以外を選ぶことはないと、そういう自信があの笑みからは見てとれた。
隊長は何もかもを知っていて、わざと自分をスルトの周りで泳がせていたのかもしれない。
(あー……スーちゃんが言っていた意地が悪いってこういう……)
ふと前に、事務室で定食屋の話をしていたときの隊長の言葉を思い出した。
『————セイドリックあまり店の者に迷惑をかけぬように。みなにも注意を』
店の者、すなわちスルトに悪さをするな。極端に言えば手を出すなということか。
(あれは俺に対する牽制か!)
今日だってスルトが見に来ることを予測していたのだろう。だからセイドリックの『スーちゃん』という言葉に隊長が反応したのだ。
まあ普段指示されない限り巡行には参加しないセイドリックが、“北通り”と聞いて意欲を見せたのだから、勘づかれて当然といえば当然なのだが。
セイドリックが愕然とする中、隊長はそのままスルトを抱え、周囲の者らの困惑など取り繕うことなく、馬に乗りどこかへ去って行った。
(ああ、なんだか、クッソ腹が立つ! ……それでどうするんだこの状況を!)
隊長がその場を立ち去ると、それまで異様なほど静かだったその路地周辺に、まるでお祭り騒ぎかのような歓声がわっと響き渡った。
そりゃそうだろう、女性など寄せつけぬほどストイックで強くて怖いと評判の街の英雄サハル=ディファ隊長が、往来で熱烈な口づけを披露したのだから。
(定食屋のオヤジとかがいろいろ噂を広めてしまうんだろうなぁ)
そう嘆息し肩を落としながら、セイドリックはもと来た道を戻るべく踵をかえした。
本当ならもうここで家に帰りたかった。帰って酒でもかっくらって、昼間っから布団をかぶって寝てしまいたかったが、真面目で責任感の強いセイドリックの頭に無断欠勤の文字はない。巡行は始まったばかり。仕事に戻るしかないのだ。
大通りに出て、親切な誰かが繋ぎおいてくれた自身の馬に騎乗すると、隊列に戻るべく馬を走らせた。
皇子一行はまださほど遠くまでは行っておらず、ものの数分走らせただけでセイドリックは追いつくことができた。最後尾では副隊長が鬼のような形相で待ち構えており、セイドリックはビクビクしながら先ほどの隊長からの伝達を交え報告を行った。
もちろん口づけの件は伏せて。
まああの街の様子だと、今言わなくてもすぐに神兵の間にも噂は広がるだろうが。
副隊長は、報告を聞くと額に手をやり嘆息すると、セイドリックにご苦労だったとだけ伝えた。
隊列を離れたことも隊長を追ったことが原因だったのだし、本来咎められる理由などないのだが、一切触れられないというのもなんだか怖いなと思いつつ、元の配置へつく。
セイドリックは戻ったのに隊長が戻らない。
その周囲の怪訝そうな視線がセイドリックに突き刺さる。
(畜生! こいつらだって後で何が起こったか知れば、絶対大騒ぎするくせに! はあ~~~~~もう嫌だ! 今日の仕事が終わったらコウさんにでも愚痴ろう)
泣きたい気持ちを抑え、セイドリックは馬上でその大きな体を丸め、ため息をついた。
城を出るまではあんなに誇らしくウキウキとしていたのに、もうすでにテンションは地に落ちた。いや、もう地下深くにまで潜ってしまった。
今日のまだ仕事はこれからだというのに、まったくやる気が出ない。
耳を澄ますと馬車からは、お兄様はどこだと騒ぎ立てるプリースカのヒステリックな声が聞こえる。
今日はこのあとプリースカの機嫌もとらないといけないのか。皇子も大変だなと、セイドリックは再びため息ついた。
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※現在、コウとセイドリックの話『失恋した神兵はノンケに恋をする』を新作として公開しています。閑話コウの受難の続きでセイドリック視点で始まります。コウの受難の続きが気になっていた方がいればぜひ。
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