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第193話 ルクス・マギナ攻略作戦 ⁉其の六十七
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リリカは、柔らかな光に包まれた白く眩しい空間を漂っていた。
その光は温かく、どこか懐かしさを感じさせる優しさを持っていた。
柔らかい波のように揺れる光の中で、リリカの胸の中には小さなチャチャが気持ちよさそうに丸まって眠っている。
リリカは不思議な浮遊感に包まれながら、まるで夢の中にいるかのような感覚に陥っていた。
「......ここはどこ?」
彼女がつぶやくと、その声は反響することなく空間に溶け込み、消えていった。
静寂が支配するその場所で、リリカはさらに周囲を見回した。
どこまでも広がる光の海。
その境界すら見えないほど、光は無限に広がっていた。
リリカの心には、一瞬不安がよぎる。
しかし、胸の中のチャチャが小さく身じろぎするのを感じ、彼女は少しだけ安堵の息をついた。
「これは夢なのよね......分かってるわ」
自分の体に目を向けたリリカは驚いた。
傷一つなく、戦いの中で受けた痛みも汚れも消え去っている。
全身が温かな光に包まれ、現実の苦痛や疲労が遠いものに思えた。
その心地よさに身を任せ、リリカはゆっくりと目を閉じる。
その瞬間、どこからともなく優しい声が響いてきた。
「あなたは強いわ......リリカ」
その声は耳からではなく、直接心に語りかけてくるようだった。
誰の声なのかは分からない。
それでも、その声の温かさにリリカの目頭が熱くなった。
心の奥深くに触れるような不思議な響きだった。
声は次第に消え、再び静寂が戻った。リリカの意識は再び漂い始め、ふわふわとした感覚に身を委ねる。
一方、地上では激闘と鍾乳洞の崩壊によって荒れ果てた光景が広がっていた。
土埃が空気を舞い、破壊された岩石が無数に散らばっている。
ステラは少し離れた場所に降り立つとリリカとチャチャの治癒を始めた。
「......なんて無茶を......」
リリカの服は薄汚れ、体には無数の擦り傷や切り傷が刻まれていた。
一方のチャチャは傷口は回復していたがぐったりとしたままで、その小さな体が命の灯火を失いかけているように見えた。
「あのリリカとチャチャがこんなにも苦戦するなんて。何があったの?」
ステラは腑に落ちなかった。
「待っていて、すぐに癒すわ。」
ステラは静かに呟くと、リリカとチャチャの額にそっと手を触れた。
彼女の背中に刻まれた魔法陣が淡い光を放ち始め、春の日差しのように柔らかい金色の光がリリカを包み込む。
その光は温かさと癒しの力を伴い、リリカの体に刻まれた傷を一つずつ癒していった。
「右足の傷はだいぶ回復してるわね。でも......これは毒かしら?」
ステラは眉をひそめ、リリカの右足に浮かぶ黒い痣に気付いた。
彼女はすぐさま解毒の魔法を唱え、集中して力を送り込む。
淡い金色の光が痣を包み込み、徐々にその暗い色が薄れていく。
毒の影響が薄れると同時に、リリカの呼吸が安定し始めた。
「これでリリカは大丈夫そうね......」
再び魔法陣が輝きを増し、金色の光がチャチャを包み込む。
彼女は全力で治癒魔法を続けながら、優しく声をかける。
「チャチャ、もう少しよ......頑張って」
光が広がるたび、チャチャの体に微かな温もりが戻っていくのを感じた。
そしてついに、チャチャの小さな体が微かに動き始めた。
その瞬間、ステラの目に涙が浮かんだ。
「よかった......」
ステラは深く息を吐き、リリカとチャチャをそっと抱きかかえた。まだ魔力は戻っていないようだが、命の危険は去った。
その感触に、彼女の胸に湧き上がる安心感は言葉にならないものだった。
「さあ、セルフィが待ってるわ。」
立ち上がったステラは、無意識のうちに転移魔法陣を展開した。
初めての試みだったが、金色の光が三人を包み込み、次の瞬間にはその場から姿を消した。
その場には、しばらくかすかなステラの残り香が漂っていた。
その頃、崩壊した鍾乳洞の入口では、セルフィとマナとマノの姉妹が立ち尽くしていた。
マナとマノはすっかり元気になりセルフィになついて離れない。
地響きの余韻がまだ足元に伝わり、洞窟内部から響く轟音が収まったばかりだ。
「マナ、さっきの地響き、すごく怖かったね……」
マノが少し震えた声で話しかけると、マナは小さくうなずいた。
「うん……鍾乳洞が崩れちゃったら、もう水晶を集めるのは無理かもしれないね。」
マナの声には落胆の色が混じっていたが、それでも冷静さを保とうとしているようだった。
しかし、マノはすぐに顔を上げて、励ますように笑顔を浮かべた。
「大丈夫! 鍾乳洞はここだけじゃないよ。他にも私たちが知ってる場所があるし!」
その明るい声に、マナも少しだけ元気を取り戻したようだったが、すぐに眉をひそめた。
「でも、またあんな大きな蛇が出てきたらどうしよう……」
先ほど鍾乳洞内で遭遇した巨大な蛇の姿が、二人の脳裏に鮮明に蘇った。
あの鋭い目と、ぬらりとした動きが忘れられない。
そんな姉妹の様子を見つめていたセルフィ。
彼女は二人のたくましさに内心感心していた。
「つい先ほどまで生きるか死ぬかの瀬戸際だったのに……。まあ、それだけステラ様の治療が素晴らしいってことね」
セルフィはそっと微笑みながら、心の中で思った。
そんなセルフィを見て、ふとマナが尋ねた。
「ねえ、セルフィお姉ちゃんにはどうして猫耳がないの?」
その質問に、セルフィは戸惑ったあげく
「それは……秘密。でも、あなたたちの耳は面白いわね。先が丸くて、少し特別な感じがする」
マナとマノは誇らしげに自分たちの耳を触りながら答えた。
「私たちはトラ耳族って呼ばれてるんだよ! この耳は私たちの誇りなの」
「ね、お姉ちゃんもこんな耳が欲しい?」
と、マノが笑いながら言った。
セルフィはその無邪気な質問に柔らかく笑いながら、少し遠くを見つめた。
「そうね……もしそのトラ耳があったら、もっと色々なことができるかもしれないわね」
そう言いながらも、セルフィの心には少し複雑な感情が渦巻いていた。
自分が「猫耳」としての力を持つことへの欲望が、心の奥底で疼く。
一方で、トラ耳族の二人はそんなセルフィの内面には気づかず、再び洞窟の方向に目を向けた。
「ねえ、セルフィお姉ちゃん。ステラお姉ちゃんはいつ帰って来るの?」
「そうね。もうすぐ帰ってくるわ。そうしたらお家まで送ってあげるね」
セルフィは静かに答えた。
「ステラ様ならきっと……。この程度の危機なんてなんでもないわ」
セルフィの言葉には、自分自身への励ましと祈りの意味も込められていた。
リリカは光に包まれた不思議な空間で癒される中、地上ではステラが彼女とチャチャを必死に治癒し、毒の解毒にも成功する。一方、マナとマノはすっかり回復し、二人のたくましさに感心するセルフィ。姉妹は自分たちがトラ耳族だと明かし、耳の無いセルフィを不思議に思う。それに対し自身の力への葛藤を抱くセルフィ。マナとマノの無邪気さに逆に励まされながらも、ステラ達のの無事を祈り、帰還を待つセルフィであった――。
その光は温かく、どこか懐かしさを感じさせる優しさを持っていた。
柔らかい波のように揺れる光の中で、リリカの胸の中には小さなチャチャが気持ちよさそうに丸まって眠っている。
リリカは不思議な浮遊感に包まれながら、まるで夢の中にいるかのような感覚に陥っていた。
「......ここはどこ?」
彼女がつぶやくと、その声は反響することなく空間に溶け込み、消えていった。
静寂が支配するその場所で、リリカはさらに周囲を見回した。
どこまでも広がる光の海。
その境界すら見えないほど、光は無限に広がっていた。
リリカの心には、一瞬不安がよぎる。
しかし、胸の中のチャチャが小さく身じろぎするのを感じ、彼女は少しだけ安堵の息をついた。
「これは夢なのよね......分かってるわ」
自分の体に目を向けたリリカは驚いた。
傷一つなく、戦いの中で受けた痛みも汚れも消え去っている。
全身が温かな光に包まれ、現実の苦痛や疲労が遠いものに思えた。
その心地よさに身を任せ、リリカはゆっくりと目を閉じる。
その瞬間、どこからともなく優しい声が響いてきた。
「あなたは強いわ......リリカ」
その声は耳からではなく、直接心に語りかけてくるようだった。
誰の声なのかは分からない。
それでも、その声の温かさにリリカの目頭が熱くなった。
心の奥深くに触れるような不思議な響きだった。
声は次第に消え、再び静寂が戻った。リリカの意識は再び漂い始め、ふわふわとした感覚に身を委ねる。
一方、地上では激闘と鍾乳洞の崩壊によって荒れ果てた光景が広がっていた。
土埃が空気を舞い、破壊された岩石が無数に散らばっている。
ステラは少し離れた場所に降り立つとリリカとチャチャの治癒を始めた。
「......なんて無茶を......」
リリカの服は薄汚れ、体には無数の擦り傷や切り傷が刻まれていた。
一方のチャチャは傷口は回復していたがぐったりとしたままで、その小さな体が命の灯火を失いかけているように見えた。
「あのリリカとチャチャがこんなにも苦戦するなんて。何があったの?」
ステラは腑に落ちなかった。
「待っていて、すぐに癒すわ。」
ステラは静かに呟くと、リリカとチャチャの額にそっと手を触れた。
彼女の背中に刻まれた魔法陣が淡い光を放ち始め、春の日差しのように柔らかい金色の光がリリカを包み込む。
その光は温かさと癒しの力を伴い、リリカの体に刻まれた傷を一つずつ癒していった。
「右足の傷はだいぶ回復してるわね。でも......これは毒かしら?」
ステラは眉をひそめ、リリカの右足に浮かぶ黒い痣に気付いた。
彼女はすぐさま解毒の魔法を唱え、集中して力を送り込む。
淡い金色の光が痣を包み込み、徐々にその暗い色が薄れていく。
毒の影響が薄れると同時に、リリカの呼吸が安定し始めた。
「これでリリカは大丈夫そうね......」
再び魔法陣が輝きを増し、金色の光がチャチャを包み込む。
彼女は全力で治癒魔法を続けながら、優しく声をかける。
「チャチャ、もう少しよ......頑張って」
光が広がるたび、チャチャの体に微かな温もりが戻っていくのを感じた。
そしてついに、チャチャの小さな体が微かに動き始めた。
その瞬間、ステラの目に涙が浮かんだ。
「よかった......」
ステラは深く息を吐き、リリカとチャチャをそっと抱きかかえた。まだ魔力は戻っていないようだが、命の危険は去った。
その感触に、彼女の胸に湧き上がる安心感は言葉にならないものだった。
「さあ、セルフィが待ってるわ。」
立ち上がったステラは、無意識のうちに転移魔法陣を展開した。
初めての試みだったが、金色の光が三人を包み込み、次の瞬間にはその場から姿を消した。
その場には、しばらくかすかなステラの残り香が漂っていた。
その頃、崩壊した鍾乳洞の入口では、セルフィとマナとマノの姉妹が立ち尽くしていた。
マナとマノはすっかり元気になりセルフィになついて離れない。
地響きの余韻がまだ足元に伝わり、洞窟内部から響く轟音が収まったばかりだ。
「マナ、さっきの地響き、すごく怖かったね……」
マノが少し震えた声で話しかけると、マナは小さくうなずいた。
「うん……鍾乳洞が崩れちゃったら、もう水晶を集めるのは無理かもしれないね。」
マナの声には落胆の色が混じっていたが、それでも冷静さを保とうとしているようだった。
しかし、マノはすぐに顔を上げて、励ますように笑顔を浮かべた。
「大丈夫! 鍾乳洞はここだけじゃないよ。他にも私たちが知ってる場所があるし!」
その明るい声に、マナも少しだけ元気を取り戻したようだったが、すぐに眉をひそめた。
「でも、またあんな大きな蛇が出てきたらどうしよう……」
先ほど鍾乳洞内で遭遇した巨大な蛇の姿が、二人の脳裏に鮮明に蘇った。
あの鋭い目と、ぬらりとした動きが忘れられない。
そんな姉妹の様子を見つめていたセルフィ。
彼女は二人のたくましさに内心感心していた。
「つい先ほどまで生きるか死ぬかの瀬戸際だったのに……。まあ、それだけステラ様の治療が素晴らしいってことね」
セルフィはそっと微笑みながら、心の中で思った。
そんなセルフィを見て、ふとマナが尋ねた。
「ねえ、セルフィお姉ちゃんにはどうして猫耳がないの?」
その質問に、セルフィは戸惑ったあげく
「それは……秘密。でも、あなたたちの耳は面白いわね。先が丸くて、少し特別な感じがする」
マナとマノは誇らしげに自分たちの耳を触りながら答えた。
「私たちはトラ耳族って呼ばれてるんだよ! この耳は私たちの誇りなの」
「ね、お姉ちゃんもこんな耳が欲しい?」
と、マノが笑いながら言った。
セルフィはその無邪気な質問に柔らかく笑いながら、少し遠くを見つめた。
「そうね……もしそのトラ耳があったら、もっと色々なことができるかもしれないわね」
そう言いながらも、セルフィの心には少し複雑な感情が渦巻いていた。
自分が「猫耳」としての力を持つことへの欲望が、心の奥底で疼く。
一方で、トラ耳族の二人はそんなセルフィの内面には気づかず、再び洞窟の方向に目を向けた。
「ねえ、セルフィお姉ちゃん。ステラお姉ちゃんはいつ帰って来るの?」
「そうね。もうすぐ帰ってくるわ。そうしたらお家まで送ってあげるね」
セルフィは静かに答えた。
「ステラ様ならきっと……。この程度の危機なんてなんでもないわ」
セルフィの言葉には、自分自身への励ましと祈りの意味も込められていた。
リリカは光に包まれた不思議な空間で癒される中、地上ではステラが彼女とチャチャを必死に治癒し、毒の解毒にも成功する。一方、マナとマノはすっかり回復し、二人のたくましさに感心するセルフィ。姉妹は自分たちがトラ耳族だと明かし、耳の無いセルフィを不思議に思う。それに対し自身の力への葛藤を抱くセルフィ。マナとマノの無邪気さに逆に励まされながらも、ステラ達のの無事を祈り、帰還を待つセルフィであった――。
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