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第4章 氷の剣士 水の剣士
一話 勝敗の行方
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**********
「いいぞユキヤよ。また一段と強くなったな」
氷と水が混じり合う、極寒の戦闘空間。
二人の特異点は傷だらけになりながらも、お互いを喰らい合うかの様に闘い続ける。二人共、無機質な瞳とは不釣り合いな位の笑みを浮かべながら。
「これ程までに楽しいのは久し振りだ。やはり俺達は、闘う運命にあったと言う事だな」
「ええ、楽しいですね」
彼もそれに呼応する様に、口許に笑みを浮かべながら呟く。
二人はもう二時間以上、闘い続けていた。
だが二人に有るのは、疲労でも傷による痛みでもなく、ただただ純粋な迄に闘う事への喜びのみ。
「さあ、もっと共に逝こうか? 闘いの遥か先にある境地までな」
「そうですね。私達は闘いの中でしか生きられないのですからーー」
二人は引力に惹き付けられるかの如く、再び闘いの渦中へと身を投じる。
そしてこの時、二人の勝敗の行方はーー
「いいぞユキヤよ。また一段と強くなったな」
氷と水が混じり合う、極寒の戦闘空間。
二人の特異点は傷だらけになりながらも、お互いを喰らい合うかの様に闘い続ける。二人共、無機質な瞳とは不釣り合いな位の笑みを浮かべながら。
「これ程までに楽しいのは久し振りだ。やはり俺達は、闘う運命にあったと言う事だな」
「ええ、楽しいですね」
彼もそれに呼応する様に、口許に笑みを浮かべながら呟く。
二人はもう二時間以上、闘い続けていた。
だが二人に有るのは、疲労でも傷による痛みでもなく、ただただ純粋な迄に闘う事への喜びのみ。
「さあ、もっと共に逝こうか? 闘いの遥か先にある境地までな」
「そうですね。私達は闘いの中でしか生きられないのですからーー」
二人は引力に惹き付けられるかの如く、再び闘いの渦中へと身を投じる。
そしてこの時、二人の勝敗の行方はーー
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