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逆転と相棒と革命と
10 友達だと思って勢いよく絡んだら別人だった時の気まずさ
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◇
ガタガタとなにか音がして、俺はうっすらと目を開けた。
ーーほんとうに、この子ーーなんですか?!
ーーーーーチェックロボットがそう言ってたんだから!しかたないだろ!とりあえず、私たちは仕事をするだけだ!急げ!他の患者だって沢山いる!
小刻みに揺れる視界の中で、看護師さんらしい人と医者のような人が何か口論をしている。ここは、病院‥?俺、搬送されたのか‥?
ーー先生!ーSランクの方々が‥お金をいくらでも積むから治療をしろと‥
ーーくそ!あぁ、こんな時にっ、一体この先‥我々はどうなってしまうんだ‥
不穏な医師の言葉を最後に、俺はとてつもない眠気に襲われ、また意識を手放した。
◇
‥、
薬品の匂いと、チクタクと聴こえるのは時計の音だろうか。
俺は覚醒する意識の中で、ゆっくりと瞼を開けた。真っ白な部屋。腕につながる点滴のチューブに、包帯を巻いた俺の足。左右に仕切られたカーテンがあって、見たところここは病院の一室だろう。‥‥俺、生きてたんだ‥。
ぼーっとする頭で辺りを見回す。
ベッドがふかふかだ。埃ひとつない。たぶん入院する患者が使う病室。Dランクの俺が病室を使えるだなんて、そこまで被害が深刻じゃなかったのだろうか?病院に搬送されたとしても、空きが無くて待合室の椅子とかそこらへんに転がされるものだと思ってたから、なんだか不思議な感覚だ。
俺は一度長く息を吐き、自分の状態を確認する。病室の時計は時刻20時を示していて、あれから2時間ほど経過していることが分かった。
瓦礫が刺さってた右足は包帯を巻かれてはいるが、特に痛みも感じず軽症だったようだ。視界も聴覚も問題ない。殴られた頭もたんこぶひとつ無いし、焼け爛れた皮膚も見当たらない。首だって右左自由に動くし真っ直ぐだ。全身の感覚だってある。記憶だって‥
『ふん‥言った通りにしっかり働けよ小僧。いや‥そうだな。望み通り、全てを他人になすりつけ捨ててやればいいさ‥根岸 環よーーー。』
うん‥ちょっと幻覚見ちゃってた説あるけど、問題ないだろ。
ふう、と安堵の息を吐いたのも束の間、ピーっという音が鳴り響いて、俺はビクッと体が跳ねる。びっ、くりしたー‥俺の隣にあった医療ロボットが慌ただしく動き出して、忙しなく病室の外へ飛び出して行った。なんなのもう。
「っ、先生!ね、根岸さんの意識が戻りました!」
「そ、そうか‥わ、私が診察しよう‥」
俺を運んでくれた時にいた医師の先生だろうか?汗だくのその人が、引き攣った笑顔でニコニコしながら病室へと入ってくる。
「ね、根岸 環さんだよね?体の方はどうかな?どこか痛むところはあるかい?」
「い、え‥だい、じょぶ‥です‥」
「そ、そう?よかった。一応検査の異常もありませんでした。右足も少し石が掠った程度の軽症でしたし、破片も入っていなかったから、少し頭を打って気絶していたみたいだね。一応1日だけ入院していってくださいね。そ、それじゃ私は失礼します。ふう。」
「ありがと、ござい、ます‥」
「で、では私も‥あ!あとこの子、隣のベッドで寝てる子、あ、貴方の根岸さんの友達でしょ?根岸さんが見つかった時、一緒に横になって倒れていたから‥その、同じ病室にしておいたからね!それじゃっ、何かあったら、すぐに呼んでね!」
慌ただしく出て行く医師と看護師さんに、首を傾げる。あれ、俺の足って瓦礫が貫通してなかったけ?それに頭も腹もあんなにボコられたし、首だってひん曲がっていたぞ?それなのに、なんの異常も無いなんて‥おかしくないか?あぁ、まさか。これってあれだ。
もしかしたら全部、夢だったのかもしれない。
そうだよ、きっと道端で足を滑らせて転んで頭でも打ったんだ。現実で首がひん曲がったら普通に死んでるしな。よく考えろ俺。あんな非現実的なこと起こるわけないだろ。はは、俺も夢見がちだよなー。よかった。看護師さんに、街はどうなったんですかーとか聞かないで。完全に変人扱いされるとこだったよ。
それにしても、検査して何も異常がないのに入院って‥この病院、Dクラスの俺にもここまでしてくれるのか。良い病院じゃん。てか、友達って、え‥まさかタケちゃん?俺と一緒にすっ転んだとか!?ありえる。
俺はすぐさま隣のカーテンを開いて、
「‥」
シャッとすぐに閉めた。
青のメッシュが入ったキラキラと輝く銀髪に長いまつ毛。モデルのような小さな顔に薄い唇。
‥ボロボロのただの美少年だったんだけど。つか、この顔すごく見たことあるんですけどっ。
国松Eクラスの大ボス穂柄 笑。
その顔と名前に似合わず凶暴な性格が、Dクラス内でも危険人物扱いされるほど有名だった。
全然お友達じゃなかったんですけど!?
見つめれば半殺し。話しかけたら半殺し。噂をすれば半殺し。あだ名は半殺しの笑。ひい、恐ろしや恐ろしや。
もう看護師さん、早とちりで俺を殺す気かよ‥。えっと‥寝てたからセーフだよね今の?知らないふりしとこ‥。病室変えてもらうのもDランクの俺がそんな大それた事出来るわけないし、こいつが起きたら寝たふりしてやり過ごすしかねえか‥。俺はポスンとベッドにまた寝転がる。
ゴロゴロと寝返りを何度かうち、また天井をぼーっと眺めた。
なんだったんだろうか。俺は非現実的な夢を思い出す。急に現れた黒龍に、骸骨さん、ファンタジーズ‥に神様。タケちゃんの超能力‥それに俺も‥
ーーいつでも呼んでね。
鮮明に残っている真っ黒な少年の声。
「全てを‥なすりつけるか‥。」
現実じゃない。夢だ。それなのに、最後に神様が俺に言った言葉がどうしてもひっかかる。あの人は俺に何を言おうとしていたのだろか‥。それだけが気がかりだ。
まぁ‥いくら夢のことを考えてもしょうがない。とりあえず今は体を休めて、明日退院したら役所に医療費の補償が効くか聞きに行ってそんで‥。そんな事を思っていた矢先だったーー。
『ええっ皆さまっ、これが未知の大型生物が破壊したと思われる新東京A地区の様子です!ヘリからでも分かるように、この地区は壊滅状態であります!ーー。現在も急いで救助活動が行わております!復旧作業も同時に進行予定でしたが、未知の生物への危険視から、関係者、救助者以外、立ち入りが禁止となっております。立ち入り禁止、となっております!』
俺はカバッと勢いよく起き上がる。病院のテレビから流れるアナウンサーの音声。冷や汗が頬を伝って、体が震えた。
「っ、」
俺は、はは、と乾いた笑みをこぼす。
夢だと思っていた出来事が、今まさにこの現実で中継されているのだ。
テレビに映った街を飲み込む大きなクレーター。踏み潰したような家だったものの末路。あれは現実なのだと、そう確信させるかのように。
俺は息を呑む。
黒龍もファンタジーズも、神様に骸骨さんだって、実現したんだ。全部本当にあったことでそれでっ、そうだっ、骸骨さんどうなったんだっ!?あんなに体が大きいんだ‥隠れられる場所なんてない。もしかしたら今頃自衛隊に攻撃されてっ‥。最悪な考えが頭をよぎる。
見つけなきゃっーー。
俺は点滴を抜いて、急いで病室を飛び出した。沢山の怪我人や看護師、救命士が溢れかえった廊下に一瞬たじろぐも、少し痛む足を引き摺りながら外への出口を探す。
出口マークの標識が近づくにつれ、増えていく人の数。中には重症のAランクやBランクらしい人たちもちらほらと見受けられた。皆、待合室の椅子や地面にマッドを敷いて、治療を受けている。
胸に抱く違和感。俺は何の症状もなく入院しているのに、この人達はどうしてこんなところで治療を受けているんだ?
高価そうな衣服に俺でも分かるブランド物の持ち物。あぁ見えてEランクなのか‥?
いや、違うーー。俺は目の前の光景に目を疑う。
だってあの制服は、
「頼むっ、ルイの怪我だけでもッ」
「お願いしますッお願いしますッ!!」
俺は彼らの‥幼馴染三人のボロボロな姿に足を止めた。
ガタガタとなにか音がして、俺はうっすらと目を開けた。
ーーほんとうに、この子ーーなんですか?!
ーーーーーチェックロボットがそう言ってたんだから!しかたないだろ!とりあえず、私たちは仕事をするだけだ!急げ!他の患者だって沢山いる!
小刻みに揺れる視界の中で、看護師さんらしい人と医者のような人が何か口論をしている。ここは、病院‥?俺、搬送されたのか‥?
ーー先生!ーSランクの方々が‥お金をいくらでも積むから治療をしろと‥
ーーくそ!あぁ、こんな時にっ、一体この先‥我々はどうなってしまうんだ‥
不穏な医師の言葉を最後に、俺はとてつもない眠気に襲われ、また意識を手放した。
◇
‥、
薬品の匂いと、チクタクと聴こえるのは時計の音だろうか。
俺は覚醒する意識の中で、ゆっくりと瞼を開けた。真っ白な部屋。腕につながる点滴のチューブに、包帯を巻いた俺の足。左右に仕切られたカーテンがあって、見たところここは病院の一室だろう。‥‥俺、生きてたんだ‥。
ぼーっとする頭で辺りを見回す。
ベッドがふかふかだ。埃ひとつない。たぶん入院する患者が使う病室。Dランクの俺が病室を使えるだなんて、そこまで被害が深刻じゃなかったのだろうか?病院に搬送されたとしても、空きが無くて待合室の椅子とかそこらへんに転がされるものだと思ってたから、なんだか不思議な感覚だ。
俺は一度長く息を吐き、自分の状態を確認する。病室の時計は時刻20時を示していて、あれから2時間ほど経過していることが分かった。
瓦礫が刺さってた右足は包帯を巻かれてはいるが、特に痛みも感じず軽症だったようだ。視界も聴覚も問題ない。殴られた頭もたんこぶひとつ無いし、焼け爛れた皮膚も見当たらない。首だって右左自由に動くし真っ直ぐだ。全身の感覚だってある。記憶だって‥
『ふん‥言った通りにしっかり働けよ小僧。いや‥そうだな。望み通り、全てを他人になすりつけ捨ててやればいいさ‥根岸 環よーーー。』
うん‥ちょっと幻覚見ちゃってた説あるけど、問題ないだろ。
ふう、と安堵の息を吐いたのも束の間、ピーっという音が鳴り響いて、俺はビクッと体が跳ねる。びっ、くりしたー‥俺の隣にあった医療ロボットが慌ただしく動き出して、忙しなく病室の外へ飛び出して行った。なんなのもう。
「っ、先生!ね、根岸さんの意識が戻りました!」
「そ、そうか‥わ、私が診察しよう‥」
俺を運んでくれた時にいた医師の先生だろうか?汗だくのその人が、引き攣った笑顔でニコニコしながら病室へと入ってくる。
「ね、根岸 環さんだよね?体の方はどうかな?どこか痛むところはあるかい?」
「い、え‥だい、じょぶ‥です‥」
「そ、そう?よかった。一応検査の異常もありませんでした。右足も少し石が掠った程度の軽症でしたし、破片も入っていなかったから、少し頭を打って気絶していたみたいだね。一応1日だけ入院していってくださいね。そ、それじゃ私は失礼します。ふう。」
「ありがと、ござい、ます‥」
「で、では私も‥あ!あとこの子、隣のベッドで寝てる子、あ、貴方の根岸さんの友達でしょ?根岸さんが見つかった時、一緒に横になって倒れていたから‥その、同じ病室にしておいたからね!それじゃっ、何かあったら、すぐに呼んでね!」
慌ただしく出て行く医師と看護師さんに、首を傾げる。あれ、俺の足って瓦礫が貫通してなかったけ?それに頭も腹もあんなにボコられたし、首だってひん曲がっていたぞ?それなのに、なんの異常も無いなんて‥おかしくないか?あぁ、まさか。これってあれだ。
もしかしたら全部、夢だったのかもしれない。
そうだよ、きっと道端で足を滑らせて転んで頭でも打ったんだ。現実で首がひん曲がったら普通に死んでるしな。よく考えろ俺。あんな非現実的なこと起こるわけないだろ。はは、俺も夢見がちだよなー。よかった。看護師さんに、街はどうなったんですかーとか聞かないで。完全に変人扱いされるとこだったよ。
それにしても、検査して何も異常がないのに入院って‥この病院、Dクラスの俺にもここまでしてくれるのか。良い病院じゃん。てか、友達って、え‥まさかタケちゃん?俺と一緒にすっ転んだとか!?ありえる。
俺はすぐさま隣のカーテンを開いて、
「‥」
シャッとすぐに閉めた。
青のメッシュが入ったキラキラと輝く銀髪に長いまつ毛。モデルのような小さな顔に薄い唇。
‥ボロボロのただの美少年だったんだけど。つか、この顔すごく見たことあるんですけどっ。
国松Eクラスの大ボス穂柄 笑。
その顔と名前に似合わず凶暴な性格が、Dクラス内でも危険人物扱いされるほど有名だった。
全然お友達じゃなかったんですけど!?
見つめれば半殺し。話しかけたら半殺し。噂をすれば半殺し。あだ名は半殺しの笑。ひい、恐ろしや恐ろしや。
もう看護師さん、早とちりで俺を殺す気かよ‥。えっと‥寝てたからセーフだよね今の?知らないふりしとこ‥。病室変えてもらうのもDランクの俺がそんな大それた事出来るわけないし、こいつが起きたら寝たふりしてやり過ごすしかねえか‥。俺はポスンとベッドにまた寝転がる。
ゴロゴロと寝返りを何度かうち、また天井をぼーっと眺めた。
なんだったんだろうか。俺は非現実的な夢を思い出す。急に現れた黒龍に、骸骨さん、ファンタジーズ‥に神様。タケちゃんの超能力‥それに俺も‥
ーーいつでも呼んでね。
鮮明に残っている真っ黒な少年の声。
「全てを‥なすりつけるか‥。」
現実じゃない。夢だ。それなのに、最後に神様が俺に言った言葉がどうしてもひっかかる。あの人は俺に何を言おうとしていたのだろか‥。それだけが気がかりだ。
まぁ‥いくら夢のことを考えてもしょうがない。とりあえず今は体を休めて、明日退院したら役所に医療費の補償が効くか聞きに行ってそんで‥。そんな事を思っていた矢先だったーー。
『ええっ皆さまっ、これが未知の大型生物が破壊したと思われる新東京A地区の様子です!ヘリからでも分かるように、この地区は壊滅状態であります!ーー。現在も急いで救助活動が行わております!復旧作業も同時に進行予定でしたが、未知の生物への危険視から、関係者、救助者以外、立ち入りが禁止となっております。立ち入り禁止、となっております!』
俺はカバッと勢いよく起き上がる。病院のテレビから流れるアナウンサーの音声。冷や汗が頬を伝って、体が震えた。
「っ、」
俺は、はは、と乾いた笑みをこぼす。
夢だと思っていた出来事が、今まさにこの現実で中継されているのだ。
テレビに映った街を飲み込む大きなクレーター。踏み潰したような家だったものの末路。あれは現実なのだと、そう確信させるかのように。
俺は息を呑む。
黒龍もファンタジーズも、神様に骸骨さんだって、実現したんだ。全部本当にあったことでそれでっ、そうだっ、骸骨さんどうなったんだっ!?あんなに体が大きいんだ‥隠れられる場所なんてない。もしかしたら今頃自衛隊に攻撃されてっ‥。最悪な考えが頭をよぎる。
見つけなきゃっーー。
俺は点滴を抜いて、急いで病室を飛び出した。沢山の怪我人や看護師、救命士が溢れかえった廊下に一瞬たじろぐも、少し痛む足を引き摺りながら外への出口を探す。
出口マークの標識が近づくにつれ、増えていく人の数。中には重症のAランクやBランクらしい人たちもちらほらと見受けられた。皆、待合室の椅子や地面にマッドを敷いて、治療を受けている。
胸に抱く違和感。俺は何の症状もなく入院しているのに、この人達はどうしてこんなところで治療を受けているんだ?
高価そうな衣服に俺でも分かるブランド物の持ち物。あぁ見えてEランクなのか‥?
いや、違うーー。俺は目の前の光景に目を疑う。
だってあの制服は、
「頼むっ、ルイの怪我だけでもッ」
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