6 / 14
覚醒と召喚とランク社会
5 踊り食いは踊っているのではなく、死に足掻いている。
しおりを挟む俺が事情聴取の為に警察署へ連れて行かれていた頃、一人の男が防犯カメラをチェックしていた。
「ふふふ……見付けたぞ」
そういうと動画に写ったパンツずり下げ変態男の写メを撮り何処かへ送信すると、その場から立ち去った。
次に警察官たちが調べた時には何も写っていなかったようで、強盗以外が捕まることは無かった。
俺は、警察署に行くと執拗に婦人警官から質問攻めに合う
ネット配信などをして顔を晒していないか
実は地下アイドルだとか
コンカフェで働いて居ないかなどだ
ネット配信は良い手だと思った。
地下アイドルとコンカフェ?は何か分からなかったので不思議そうな顔で返すと押し黙った。
とりあえず俺は半裁に巻き込まれやすいのだと言われた。
巻き込まれるというか、実際には突き進んでいるのだが、それは言わないでおく。
なんとか誤魔化し自宅へと送られながら婦警さんに言われた。
「何時でも私を頼りなさい! 君は一人じゃないからね⁉」
何か涙を貯めながら言われる。
どうやら母親の話をしたら真に受けたようだ。
ちょっと盛りすぎただろうか……反省する。
「あなた親御さんは? 電話しても出なくて……」
「あ、うちの家族は父は幼い頃に他界しましたし、母は過労がたたって今は精神疾患も……なので入院しています……成人してる姉(細マッチョ)が私の面倒を見てますが……姉も忙しい人なので……」
「まぁっ……可哀想に」
と、同情を買えた。
まぁ嘘は言ってない。
真実も言ってないけど
個人情報だからね♡
それにしてもネット配信か……
これで美少女で参加すれば変態がワキワキ♪俺の儲けもワキワキWin-Winじゃないか?
俺は今後の魔法少女としての活躍の場(狩場)を広くする為に階段を登りながらSNSのやり方をネット検索し始めた。
そんな姿をパトカーの中から婦人警官が見てるとも知らずに……
三階の自宅へと着くと鍵を開けて中へと入る。
すっかり外は暗かったので玄関も暗かった。
手探りでスイッチをonに押して電気を付けると、ポストから入れられた封筒が入っていた。
早速魔法少女協会からの明細かと、沸いたが……
差出人の名前は書いていなかった。
何だ?と思って中を開けると……
貴方様を第51247人目の
【変態協会会員】
として認めます。
そんな文字と会員カードに、今朝撮ったらしい俺がパンツをずらし強盗を殴ってる写メが同封されていた。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説

俺だけ2つスキルを持っていたので異端認定されました
七鳳
ファンタジー
いいね&お気に入り登録&感想頂けると励みになります。
世界には生まれた瞬間に 「1人1つのオリジナルスキル」 が与えられる。
それが、この世界の 絶対のルール だった。
そんな中で主人公だけがスキルを2つ持ってしまっていた。
異端認定された主人公は様々な苦難を乗り越えながら、世界に復讐を決意する。
※1話毎の文字数少なめで、不定期で更新の予定です。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

戦車で行く、異世界奇譚
焼飯学生
ファンタジー
戦車の整備員、永山大翔は不慮の事故で命を落とした。目が覚めると彼の前に、とある世界を管理している女神が居た。女神は大翔に、世界の安定のために動いてくれるのであれば、特典付きで異世界転生させると提案し、そこで大翔は憧れだった10式戦車を転生特典で貰うことにした。
少し神の手が加わった10式戦車を手に入れた大翔は、神からの依頼を行いつつ、第二の人生を謳歌することした。
核醒のカナタ -First Awakening-
ヒロ猫
ファンタジー
日本に住む高校二年生永田カナタはひょんな事から同級生のワキオとマルタと共に別の世界に転移してしまう。様々な困難が待ち受ける中、果たしてカナタは無事に元の世界に戻ることができるのだろうか...
⚠この小説には以下の成分が含まれています。苦手な方はブラウザバックして下さい
・漢字
・細かい描写
・チートスキル無し
・ざまぁ要素ほぼ無し
・恋愛要素ほぼ無し
※小説家になろう、カクヨムでも公開中

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。
エンシェントソルジャー ~古の守護者と無属性の少女~
ロクマルJ
SF
百万年の時を越え
地球最強のサイボーグ兵士が目覚めた時
人類の文明は衰退し
地上は、魔法と古代文明が入り混じる
ファンタジー世界へと変容していた。
新たなる世界で、兵士は 冒険者を目指す一人の少女と出会い
再び人類の守り手として歩き出す。
そして世界の真実が解き明かされる時
人類の運命の歯車は 再び大きく動き始める...
※書き物初挑戦となります、拙い文章でお見苦しい所も多々あるとは思いますが
もし気に入って頂ける方が良ければ幸しく思います
週1話のペースを目標に更新して参ります
よろしくお願いします
▼表紙絵、挿絵プロジェクト進行中▼
イラストレーター:東雲飛鶴様協力の元、表紙・挿絵を制作中です!
表紙の原案候補その1(2019/2/25)アップしました
後にまた完成版をアップ致します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる