10つの指輪

マッシー

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一章

冒険者ギルド

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「カチャンー」
冒険者ギルドの扉を開けた瞬間鐘の音が鳴り少し身震いしたが店員らしき人は気に留める気もなく「いらっしゃいませ依頼なら提示場に書いてあります」とご丁寧な挨拶だった。

「あのー冒険者登録をしたくて」
「はい! 冒険者登録ですねそれではこの紙に氏名と使用武器、魔法の体質、魔力量をご記入してください」
「なお魔法の体質と魔力量は不正防止の為こちらでやりますので手を出してください」

魔法のテストはクラインさんの時にやった気がするがまあいいでしょう!

俺は言われるがままに手を出し店員さんは水晶を持ってきた。
「ではこの水晶に魔力を流してください」
俺は水晶に手を置き魔力をちょっとずつ流した。

水晶が魔力に触れた瞬間水晶は「パキンー」とガラスみたいな音で割れた。

店員さんは驚きのあまり声が出ていなかった。

「水晶が壊れた」
俺は弁償などが怖くなったので「あのー弁償とかありますか?」
「と、とんでもないです! むしろギルド側にとってはすごく嬉しいです」と誉めてきた。

「そうでした! 次は魔力検査ですね」
俺は新しい水晶に手を置き今度は魔力をそそらずに待ったら水晶が7色の赤、青、緑、茶色、紫、黒、白の鮮やかな色達が虹のように水晶に現れていた。

「ほ、本当にいたなんて……」
「どうしました?」
「いや神話の話に出て来るジョーカー・ミア様も全種類の魔法を使えるんです。まあ神話の話なんですけど」
ジョーカー・ミアか……

「そんな事より登録でしたよね!」
俺は店員さんにカードをもらい冒険者ギルドを出た。
クラインさんの時に診断した時は5種類だった。しかし何故7種類と2種類に増えたんだ?

まあそんな事よりクラインさんに会いに行くか!
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