10つの指輪

マッシー

文字の大きさ
上 下
7 / 27
一章

ケルベロス

しおりを挟む
「ハルトこれはポーションという。ポーションは魔法がエンチャントされており飲むと生命力を向上させる。」
緑色の液体の名前はポーションというらしい。どうやらポーションとやらは魔法とやらで作られておりそれを飲むと生命力が向上するらしい。

「クラインさんは国外人類なの?」
「……」
沈黙が洞窟静けさ漂う洞窟を覆っていた。
ふとその時「ガルルー」大きな獣のような唸り声が聞こえて来る。

「まさかケルベロス?」
「『ウインドブレス!』」
クラインさんは剣に風の魔法を込め化け物に立ち向かった。

「ガーーー!!!」
顔が三つもある犬型の化け物が火の球を次々と放つがクラインさんは軽々と交わしていた。

「ハルトお前の風魔法を撃ってみろ!」
「う、うん」
俺の風魔法があの化け物に効くかはわからないが自分の魔法に興味もあった為迷わず『ウインドカッター』俺が頭で唱えると俺の手から風の鋭い刃が化け物目指してものすごいスピードで刺さった。

「ガールルルーー」
脳天に響く凄まじい怒声に俺は身を震わせた。

「『スラッシュ』」最後はクラインさんが呆気なく化け物にとどめを刺し俺に変な石ころを持ってきた。

その石ころは濃い青色で決して綺麗とは言えないが珍しい物だとは見るだけで伝わる。

「これは魔石だ。魔石は本来魔物から採取できる石だ」
「魔物ってさっきの大きい化け物?」
「ああ」
魔物はそんなに恐ろしい者なのかと俺は武者震いし同時に魔物は本当に存在する事が今回の経験で脳に刻まれた。 

「だが小さい魔物もいる」
クラインさんは足元ら辺にいる。水色の固まった液体に目をやっている。

「クラインさん! 足元」
「別に大丈夫だ。今俺の足元にいる魔物はスライム。奴は魔物界最弱の魔物で戦いに経験がない人でも余裕で倒せるが物理攻撃が効かない」

「つまりは!『ウイング』」クラインさんは最初級風魔法を使いスライムという魔物を殺した。

スライムの魔石とやらはさっきの大きな魔物とはかけ離れて小さかった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

クラス転移した俺のスキルが【マスター◯―ション】だった件 (新版)

スイーツ阿修羅
ファンタジー
「オ◯ニーのフィニッシュ後、10分間のあいだ。ステータス上昇し、賢者となる」  こんな恥ずかしいスキルを持ってるだなんて、誰にも知られる訳にはいけない!  クラスメイトがボスと戦ってる最中に、オ○ニーなんて恥ずかしくてできない!    主人公ーー万波行宗は、羞恥心のあまり、クラスメイトに自分のスキルを隠そうとするが……  クラスメイトがピンチに陥り、彼はついに恥を捨て戦う決意をする。  恋愛✕ギャグ✕下ネタ✕異世界✕伏線✕バトル✕冒険✕衝撃展開✕シリアス展開 ★★★★★  カクヨム、ハーメルンにて旧版を配信中!  これはアルファポリスの小説賞用に書き直した(新版)です。

RUBBER LADY 屈辱の性奴隷調教

RUBBER LADY
ファンタジー
RUBBER LADYが活躍するストーリーの続編です

処理中です...