幻惑の令嬢と公爵の魔犬たち:家畜に堕ちた令嬢

最終話 新たな試練

クロエ（アリシア）は、レオニード公爵の屋敷での生活にすっかり馴染んでいた。公爵との絆はますます深まり、彼女は犬としての自分を完全に受け入れていた。彼女の瞳は依然として黄金色に輝き、クロエとしての新たな人生に満足しているように見えた。

しかし、春が訪れるとともに、屋敷に住む犬たちに変化が現れ始めた。魔犬たちは発情期に入り、その影響で屋敷全体に不穏な空気が漂い始めた。通常の犬たちと違い、魔犬たちの発情期は特に強烈で、彼らの本能が抑えられなくなっていた。

クロエは、他の犬たちの変化に気付き、次第に不安を覚え始めた。彼女はあくまで人間の心を持つまま、犬として振る舞っていたが、発情期に入った魔犬たちの視線が彼女に向けられるたびに、心の中で強い恐怖と動揺が広がっていった。

**受け入れの決断**

クロエは当初、犬たちの本能的な接近に戸惑い、恐怖を感じていた。彼女の心の中には、まだ人間としての意識が残っており、この状況にどう対処すべきかを考え続けていた。

しかし、日が経つにつれ、彼女は次第にその状況を受け入れるようになっていった。公爵の屋敷で生きていく中で、彼女は犬としての本能に抗うことに疲れを感じ始め、次第にその本能に身を任せるようになった。

何より、今のアリシアは犬であり、どんなに公爵の事を想ったところで、人間と犬が結ばれる事はない。

犬であるクロエにとっては、他の犬と交尾する事は、何ら不自然なことでは無い。

**危険な接近**

発情期に入った魔犬たちは、クロエに対して今まで以上に強い関心を示し始めた。彼女はその視線から逃れることができず、避けることもできない状況に追い詰められていく。特にオス犬たちは、クロエに対して支配的な態度を取り始め、彼女を群れの中で押し倒そうとする。

ある日、クロエは庭で遊んでいる最中に、数匹のオス犬に囲まれてしまう。彼らの目には明確な欲望が宿っており、クロエは本能的に逃げ出そうとするが、隷属の首輪により魔力が封じられているため、思うように動けない。オス犬たちは彼女に迫り、彼女は恐怖に駆られて声を出そうとするが、犬の姿のままでは言葉を発することもできない。

ついに、クロエはオス犬を受け入れることにした。彼女は完全に犬としての自分を受け入れ、これが彼女の新たな運命であると悟ったのだった。その日を境に、彼女は犬達の性欲の捌け口となった。

性欲に飲まれた獣との交尾は野生的で激しく、クロエの意思など関係無く肉棒を突き刺し、腰を振る。

発情期の犬は、クロエが食事中でも睡眠中でもお構い無しに犯し続けた。

**新たな命の誕生**

時間が経ち、クロエは身籠ったことを感じた。彼女は公爵の目には忠実なペットとして映っていたが、その腹には新たな命が宿っていた。公爵もクロエの変化に気づき、彼女をさらに気遣うようになった。彼はクロエを大切にし、特別な配慮を示しながら彼女の出産を見守った。

やがて、クロエは数匹の子犬を産んだ。その瞬間、彼女は自分が完全に犬としての運命を受け入れたことを実感した。子犬たちは彼女の新たな家族であり、彼女はその母としての役割を果たすことに全力を注ぐようになった。

**新たな生活**

クロエは母親としての本能に目覚め、子犬たちの世話に明け暮れる日々が続いた。公爵はそんなクロエを見守り、彼女の新たな家族を大切に育てるために最善を尽くした。クロエは母としての役割を果たしながら、公爵との絆をさらに深め、穏やかで幸福な日々を送るようになった。

彼女はもう過去の自分を思い出すことはなく、完全に新しい人生を歩み始めた。クロエは、かつてアリシアとしての誇りや葛藤を抱えていたが、今ではそれらすべてを忘れ、犬としての生き方に満足していた。彼女にとって、子犬たちと公爵と共に過ごす時間が何よりも大切だった。