闇に堕ちた公爵令嬢:ゴブリンの呪印

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第9話 過去の顔

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クロエ・ハートフィリアの屋敷は、夜の静寂に包まれていた。しかし、その静けさの裏側には、彼女が決して逃れることのできない恐怖と屈辱が潜んでいた。公爵令嬢として生まれ、誰もが羨むような美しさと知性を持つクロエだったが、今やその輝かしい未来は消え去り、彼女の心にはただ暗闇だけが残されていた。

その夜、クロエはゴブリンに呼び出され、地下室へと導かれた。地下室の冷たい空気が、彼女の肌に突き刺さるように感じられた。薄暗い部屋の中央には、奇妙な装置が置かれていた。それを見た瞬間、クロエの心臓は激しく鼓動し、彼女の身体は恐怖で硬直した。

「クロエ、今日はお前に特別な贈り物をしてやろう。」

ゴブリンの冷酷な声が静寂を破る。その声には、彼女にさらなる屈辱を与えようとする意図が明確に込められていた。クロエは震えながらも、命令に従って装置に横たわった。彼女の身体は金属の枠に固定され、動くことすらできなかった。

ゴブリンが手にしたのは、無数の触手を持つ異様な生物だった。その触手はぬめりとした光沢を放ち、クロエの恐怖心を一層煽った。

「これからこの触手が、お前の体内に入り込み、新たな住処を作る。さらに、お前を常に快楽の底に沈め続けるのだ。」

その言葉に、クロエは絶望の淵に立たされた。触手が体内に侵入するだけでも耐え難い屈辱だが、それが彼女を常に快楽で支配し、胎内で増え続けるという現実に、クロエの心は完全に打ちのめされた。

「お願い...やめて....」

クロエは涙を浮かべて懇願したが、ゴブリンは無視して触手を彼女の体内に侵入させた。ぬるりとした感触が彼女の体内に広がり、触手が奥深くまで入り込むのを感じた瞬間、クロエは悲鳴を上げたくなったが、声にならなかった。



触手が胎内に根を張るように広がり、彼女の身体を内部から支配し始めた。そして、最も恐ろしいことに、その触手は彼女の体内で脈動し、絶え間なく彼女を快楽へと追い込んでいく力を持っていた。

クロエは自分の意志とは関係なく、身体が反応してしまうのを感じた。

「どうだ、クロエ。お前の身体はこれから常に快楽に満ちることになる。だが、それはお前の意志ではなく、私の命令によるものだ。」

ゴブリンは満足げに笑いながら、クロエの反応を観察していた。クロエの身体は、触手が胎内で蠢くたびに反応し、彼女の理性を失わせるような快楽が襲いかかる。クロエはその感覚に抗うことができず、無力感と屈辱感に苛まれた。

触手は彼女の胎内で増え続け、クロエの身体を内側から圧迫しながら、絶え間な<彼女を逝かせ続けた。彼女は意識を保つことすら困難になり、ただその場で身を震わせるしかなかった。彼女が感じる快楽は、決して彼女自身が望んだものではなかった。それはゴブリンによって強制された、終わりのない苦痛であり屈辱だった。

しかし、それだけでは終わらなかった。
ゴブリンはさらにクロエに屈辱を与えるため、触手を排出するよう命じた。

「お前は今すぐ、それを排出しなければならない。そして、それは何度も繰り返されるのだ。」

クロエは絶望的な気持ちで、胎内に溜まった触手を排出する準備をした。その行為は、彼女にとって最大の屈辱だった。

触手を体内から押し出す感覚は、彼女の精神をさらに追い詰め、彼女の身体は快楽と苦痛が入り混じった狂気の中に沈んでいった。



触手を排出するたびに、クロエは自分が完全にゴブリンの支配下にあることを痛感させられた。触手は胎内で増え続け、彼女を永遠に苦しめるのだ。クロエの身体は、その終わりのないループの中で少しずつ崩壊していった。

そして、その夜、クロエは過去の記憶をぼんやりと思い出していた。かつて友人たちと笑い合った日々、学園での穏やかな時間、そして第一王子との未来ーーそれらは、もはや手の届かない幻想に過ぎなかった。

「私は...こんな風に...」

クロエは涙を流しながら、自らの運命を呪った。しかし、その答えはどこにも見つからなかった。ゴブリンによって支配された今、彼女の人生は暗闇と触手に支配され続けるだけだった。

夜が明けると、クロエは虚ろな目で天井を見つめていた。触手は依然として彼女の胎内で蠢き続け、彼女を苦しめ続けた。彼女の心は、絶え間なく続く屈辱と快楽の波に完全に押し流されていた。

過去の自分を取り戻すことはもはや不可能であり、未来への希望も消え去っていた。クロエの人生は、ゴブリンによって永遠に支配され、触手に絡め取られた暗闇の中に囚われ続ける運命に染まってしまったのだ。
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