闇に堕ちた公爵令嬢:ゴブリンの呪印

第11話 王子の疑問

朝日が優しく屋敷を照らし、クロエ・ハートフィリアの一日は再び始まった。けれど、彼女の心には光が届かず、深い闇に包まれたままだった。今やクロエの身体は、ゴブリンに植え付けられた触手によって完全に支配されていた。触手は彼女の胎内で増殖を続け、絶え間ない屈辱と快楽の波を押し寄せてくる。それは、クロエの意思とは無関係に、彼女を逝かせ続けた。

その日も、クロエは学園での生活を続けなければならなかった。公爵令嬢としての役割を演じ、周囲には何事もないかのように振る舞わなければならない。しかし、彼女の心と身体はすでに限界に近づいていた。触手が絶えず彼女の内側を刺激し、彼女の精神を削り取っていく。クロエはそれに抵抗することも、逃れることもできなかった。

学園に到着すると、クロエは第一王子である婚約者と顔を合わせた。彼はいつも通り、クロエに優しく微笑みかけ、彼女を気遣っていた。しかし、彼の瞳の奥には、明らかな疑問と不安が浮かんでいた。

「クロエ、最近君の様子が少しおかしいように見える。何か悩み事でもあるのかい？」

王子の言葉に、クロエは一瞬だけ動揺を隠しきれなかった。触手が彼女の内側で蠢き続け、その快感が彼女を支配している。顔には笑顔を浮かべながらも、クロエの心の中は恐怖と屈辱で満ちていた。彼女は何とか平静を保ち、優雅に答えた。

「いえ、何も問題はありませんわ。少し疲れているだけです。」

その言葉がどれほど嘘であるか、クロエ自身が一番よく知っていた。触手は彼女の意志とは無関係に、快感の波を送り込み、彼女を絶えず逝かせ続けている。その度にクロエは恥辱と絶望を感じながらも、外見を取り繕うことに全力を尽くしていた。

王子はクロエの言葉を受け入れたものの、彼の疑念は完全には晴れなかった。
彼女の微笑みの裏にある何かを感じ取りながらも、それを深く追及することはなかった。

授業が始まると、クロエは必死に集中しようとした。しかし、触手が彼女の胎内で動き続け、その感覚が絶えず彼女を苛む。彼女の心は次第に朦朧としていき、快感と屈辱の間で揺れ動く。

「これ以上は耐えられない...」

クロエは心の中で何度もそう呟いた。だが、ゴブリンの呪印は彼女を完全に支配しており、触手の存在が彼女をその場に縛り付けていた。教室の中で彼女は一人、誰にも言えない苦しみを抱え続けた。

昼休み、王子は再びクロエのもとにやって来た。彼の眼差しには、深い憂いが宿っていた。クロエの変化を見逃すことができず、彼は再び問いかけた。

「クロエ、本当に大丈夫なのか？君のことをとても心配しているんだ。」

クロエは彼の優しさに胸が締め付けられたが、それでも何も言えなかった。彼女が本当のことを話せば、王子は彼女を軽蔑し、すべてを失ってしまうだろう。それに、ゴブリンの呪印が彼女に真実を語らせることを許さなかった。

「ええ、大丈夫ですわ。ご心配には及びません。」

クロエは微笑んで言ったが、その瞬間、触手がさらに彼女の内側を抉り、彼女の身体が激しく反応した。彼女は一瞬、快感に屈してしまいそうになったが、何とか耐えた。王子にその様子を気づかれないよう、必死に平静を装った。

王子はクロエの言葉に疑念を残しつつも、それ以上の追及は避けた。しかし、彼の心には確かな違和感が残り、彼女のことを心から案じていた。

その後、クロエは手び授業に戻ったが、触手の刺激は強まり続けた。彼女の心は次第に薄暗くなり、絶え間ない快感の波が彼女の理性を奪い去っていく。クロエはもはや、自分の身体を完全にコントロールできなくなっていた。

授業が終わり、屋敷に戻ると、ゴブリンが彼女を待ち受けていた。彼の冷酷な笑みが、クロエの心にさらに深い傷を刻んだ。

「どうだ、クロエ。今日も楽しんだか？」

クロエは何も言わず、ただ目を伏せた。
彼女の心はすでに壊れかけていた。触手
が絶えず彼女を苛み、彼女を逝かせ続ける。それが彼女の日常となってしまったのだ。

「お前はもう私のものだ。王子にも、そのことを教えてやろうか？」

ゴブリンの言葉が彼女を冷やりとさせた。彼女はすべてを失いたくなかった。
だが、彼の呪印が彼女を支配している限り、抗うことはできない。

その夜、クロエはベッドに横たわりながら、触手が彼女の胎内で蠢く感覚に耐えていた。彼女はこれ以上、自分の運命に抗うことができないと悟った。触手は彼女の身体と心を支配し、彼女を逝かせ続ける。それが、彼女の唯一の現実だった。

クロエの心には、深い絶望と屈辱が渦巻いていた。かつての輝かしい未来は、もはや幻となり、彼女の人生はゴブリンの支配と触手に縛られた暗闇に堕ちてしまったのだ。

クロエの快楽に満ちた苦悩はまだまだ続く・・・。