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デュアルメンの授業
しおりを挟むデュアルメンの授業は、黙示録解説だ。
現在、地上を巡る衛星はブラックナイトを除いても一万二千個を越す。そのなかには軍事衛生も含まれている。将来、宇宙戦争が起こる。
そのことについて、聖書で読み解いてみよう。
黙示録十六章に、野獣の印を持ち、その像を崇拝していた者たちに害をもたらす悪性のかいようが生じたとある。
この予言は、軍関系に起こる問題を表している。
野獣とは武力を持つ存在のこと、つまり国際的には軍事力のことであり、それを崇拝するなということだ。
また、ここで言う潰瘍とは肉体的な問題ではなく、組織に起こる問題を指している。
では、その問題はどのような影響を与えるか。申命記二十八章の三十五節では、あなたの両膝と両脚を悪性の腫れ物で打ち 、あなたはそれから癒えることがないとある。
ここで言う「あなた」とは君たちではない。それは軍事組織のことであり、その組織は忌々しい問題を抱えるという意味だ。軍隊とその支持者たちがそれによって直ぐに倒れるわけではないが、その組織は癒されることはないのだ。
何故、その事が起きるのか。
申命記二十八章の十五節を開いて、そこをエシュア、読みなさい。
「はい。あなたの神の声に聞き従わず、注意して私が今日命じるその全ての掟と法令とを守り行わないならば、これら全ての呪いが必ずあなたに臨み、あなたに及ぶことになる」
有り難う、エシュア。これは、神の民として保護されていた古代のイスラエル国民に対して言われたことだ。
では、この三つの聖句から、将来を読み解く。
申命記十五章で古代イスラエル人に対して言われた神の言葉は、現代では
①『神のロゴスとされるイエス・キリストに聞き従わず』
②『野獣である軍隊、あるいは軍事国家の印を持ち、その軍事力を崇拝している者たち』
に適応できることがわかる。
ハルマゲドンとは神の戦争だ。人間が武力で対抗できる相手ではない。
リンジャンゲルハルトのある天才科学者は『地球全体を宇宙から隠すシールド』を地球に張り巡らすための国際的科学者集団を組織したが、元々病弱だった天才本人が意思半ばにして亡くなった。
その国際的科学者集団の考え方は、人類や地球を愛するが故に宇宙の悪意から地球を防衛する、というスタンスだった。
外部の宇宙人から地球を守るためには有効だろうが、内部宇宙人をも守ることになる。
では、内部宇宙人と手を取り合うにしてもどうだろうか。我々には知らされていない存在が、我々にとって善なる者なのかどうか。
それに、ハルマゲドンの目的を考えた時、シールドでこの世を守るそのスタンスは、神に敵対的ではないだろうか。
勿論、逝去した天才科学者は神の存在を否定する考えを持っていたようだが、シールドはあくまでも地球を外部攻撃者から防衛する愛が目的だった。
では、リーダーを失った国際的科学者集団は現在どうしているのか。
神に対する『敵対的組織』によって弱体化させられながらも、細々と活動している。
『敵対的組織』の考え方は、来るもの拒まず立ち向かう、いや、拒まずと言うよりも拒めないのだが、何ならハルマゲドンにも武力で立ち向かうというものだ。
だからシールドはあらゆる手段を使っても完成させるだろう。国際的科学者集団が、愛ゆえにシールドで地球防衛するという計画は、既に抱き込まれている。
つまりシールド問題の背後で、人類に悪意ある宇宙人やまたその背後の悪意ある霊者が糸を引いていることがわかる。人類を操り、神に立ち向かわせようとしているのだ。
だから軍事力は繁栄する。
そうは言っても先程の潰瘍の問題を忘れるな。神に敵する軍事組織には癒されない大問題が起きるのだ。
勿論、それによって軍関係が消滅するわけではない。
が、かと言って神に太刀打ちできるものでもない。
どんなシールドを作っても、どんな強力な『結界』を張っても、人類は神の目からは逃れられない。
神、その言葉を理解できない者には『創造するエネルギー体』とでも表現すると良い。
わかっていることは、潰瘍に悩まされてもその軍事組織はハルマゲドンまでは存続するという点だ。
だから、人間力では世界平和は望めない。何故なら、ハルマゲドン直前まで武力を持つ組織が存在するからだ。
このクラスには、武器商人と言われる軍需産業や軍事関係の親御さんを持つ生徒もいるだろう。
ハッキリ言うが、君たちの親御さんは救われない。救いたいと思うのであれば『神の言葉に対して目覚めさせる』必要がある。『創造するエネルギー体』の識別力を身に付けさせるのだ。
そのためにも、まずは宣教師の資格を目指せ。エネルギー体の発する光の言葉、つまり聖書を学ぶ者が『目覚めて救われる者』だ。
親は、息子が立派な宣教師になれば、耳を貸す可能性も生まれる。
『神の声に聞き従わず、注意して私が今日命じるその全ての掟と法令とを守り行わないならば、これら全ての呪いが必ずあなたに臨み、あなたに及ぶことになる』
さっきも言及したが、これは古代のイスラエル人が神に見捨てられる前に与えられた警告だ。
我々は、古代イスラエル人の前例を知っている。どのような結果になったか。アシュケナージに入れ替わった現代のイスラエル国民は『肉のイスラエル人』と言われている。
イスラエル人は三つのタイプに分かれる。一つめは、古代イスラエル人、二つめは肉のイスラエル人、三つめは霊的なイスラエル人だ。我々リンジャンゲルハルト神学科は霊的なイスラエル人だ。
では、先ほどの古代イスラエル国民への警告を現代に当てはめるとして、つまり『神の言葉に効き従うなら』という意味だが
『神の言霊』とはキリスト・イエスであるから、地球人類はキリストの第二の掟「隣人を自分のように愛する」に従い、全ての戦争を廃止するべきだ。
よく覚えておくように。
救われるのは『霊的なイスラエル人』だ。
現代においてはアシュケナージにも霊的なイスラエル人は増えている。つまり、アシュケナージだからと言って必ずしも肉のイスラエル人とは限らないのだ。聖職者も増えている。
聖職者は、親兄弟を捨て国を捨てしがらみを捨てて『霊的なイスラエル人』として中立を保つ。
それのできた者が捨てたはずの親兄弟を助ける者となり、悪霊とこの世の霊の犠牲となった人々を救う神の手先になれるのだ。
それこそがキリストの第一の掟「神を愛する」ことを証明することになる。
それが『創造するエネルギー体』である神のご意志だ。
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