奴らを死刑にしたいと思っていたら集団ストーカー殺害事件が起きて誰が犯人かわからない

★二人目

何かの刑罰らしい。

喫茶店のテレビで報道された事件は、ビール瓶が大量に転がっている場所で起きた。被害者は、頭を割られていた。

人通りの多いビル街とブルーシート長屋と言われる筋道から、そう離れていない。

その被害者は思考盗聴のプロで、ある作家の頭に浮かんだ文章やふとした考えを先読みしては第三者の前で「自分が文章を書く手伝いをしている。援助さ、援助」などとうそぶいて笑っていた。


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集団ストーカー犯罪の手口は、先にも述べましたが、遠隔シャドウイング詐欺と言う脳内通信があります。

悪戯に不快な話題をターゲットにふって、反応させるのです。

そのような聞かせ行為を「吹き込み」とも言うようです。私自身、下らないお下劣なフレーズを吹き込まれて、困惑し、多くの時間を無駄にしました。

遠隔シャドウイングにも悩まされています。特に小説を書くときに煩わされて「文章にちょっかいだしているのは誰っ、集中できない」と怒ると、集団ストーカーは初心者の『連れ』にどや顔で、ターゲットである私を貶め始めます。

その『連れ』が『私に関するうわさ、あるいは悪評』を信じれば、私に悪を行うお墨付きを得たかのように思うのでしょう。我が意を得たりと喜ぶのです。
 
ターゲットにされると、家族も狙われるようです。たとえば母親にしゃっくりを引き起こしたり咳き込ませたりして、暗黙の脅迫もしてきます。マインドコントロールの手法です。

何故、わかるのか。事前に、母親を攻撃すると小声で宣言されたからです。

しゃっくりや咳き込みは、第三者に勘違いを起こさせる方法としても使うようです。

母娘ふたりのターゲットに対する鼻水や咳き込みによる時間差攻撃で、第三者に勘違いさせる方法です。

娘に脳内通信の方法でストレスを与えて怒らせておき、第三者の気に入らないフレーズを言わせて第三者に娘に対する悪意を抱かせておく。その時、娘が鼻水をかんだり、または咳き込んでいたとして、では実際に本人がどんな姿をしているのか確認しようと言って母親の方を見せるのです。その時、娘の症状は止まって、母親が鼻水をかんでいる。或いは、咳き込んでいる。母娘が異なるアレルギーを持っていたら、アレルゲン散布でターゲットを攻撃できるのでは。




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ビール瓶で頭を割られた男は、そういうことをしていた。そして、頭を抱えたまま死んだ。人の集中を削いで邪魔していた罪らしく、紙切れに『強欲』と書かれていた。

『強姦マモン』の間違いではないのかと捜査人は思った。少し前に妙齢の女から訴えがあり、刑事は女から聞き取りをしたのだが、女の年が年だったからか話が不正確でいつのことか分からずに、事件として取り上げる証拠もない。体内に何か残っていれば動けたかもしれないのだが、月日がたちすぎて、女の訴えは空振りに終わった。

ただ、警察の記録には残っていた。
強姦被害者の女性の相談にのったことと、相手のこと。単に男を陥れる罠の可能性もあったから、話を聞いた警察官はその問題を仲間に広めていた。


本当かどうか分からないが
強姦されたと訴える年寄りがいる
パトロールの際には注意してくれ


犯人は、その日一緒にいたストーカー初心者、つまり『連れ』だということで、取り調べを受けている。


しかし、警察官の消化しにくいモヤモヤ感はいつまでも喉元まで上がろうとする。


強姦の線も調べるべきではないのか……





★★★


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