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金の靴
しおりを挟む日本では金の草鞋を履いて誰かを探せと言いますが、例え黄金の靴を履いてでもお近づきになりたいのは神かもしれん。
うっ……金の延べ棒を靴にして履いた妄想シミュレーションしたら、重すぎて歩ん。
一歩も足が上がらん。
私はか弱く儚い年寄りだ。
しかも、歩けば金が磨り減るだろうし。勿体ない勿体ない。
やはり足に合った歩きやすい靴が分相応だ。丁度持っているけれどしかし、それを履いてもエホバのお側には近づけない。
神々しさが、苦手。
物理的にも近づけない。
しかも、神をみたら死ぬと言われてるし。
ひれ伏しております。
心だけで近づきます。
と、言っても嘘みたいに聞こえる。
遠すぎる。
近づくと言っても人格レベルが近づくなんてことはあり得ないけれど、将来が長いとしたら今の自分よりは多少まし人格にはなれると思う。
本当かな……
っていうか、希望だね、単に。
聖書には「日々新たな人格を身につける」とありますから、良い人格が身に付きますように。
はぁ、妄想は簡単なのにここまで書くのに時間のかかること。
わたしのようなボンヤリは、サタンの嘘に騙されないようにしよう。ただで金の靴をあげると言われたら貰いたいのは本音だが。
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