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次の日早々にやって来たフェルナンドは、「本日よりオパール様には部屋を移っていただきます」と言って、後ろに控えている大人数の侍従たちに「かかれ」と短く告げた。
「ちょ、ちょっと、どういうこと!?」
訳もわからず立ち尽くすしかない私を見ると、フェルナンドは、ふ、と嬉しそうに微笑み私を何かで包み込んだ上で抱き上げた。いわゆるお姫様抱っこだ。なんなのよこれぇ!!
「なんで部屋を移らないといけないの!?私、昨日言ったよね、部屋に不満はないって!」
「オパール様、わたくしも昨日申し上げましたよ。ユージーン陛下の存在などなくとも幸せなのだというオパール様をユージーン陛下に見せつけ、自分の愚行を思い知らせてやりたいのだと。しかしこんな離れた場所にいらしてはユージーン陛下の目には入らないではありませんか。そもそも、貴女は王妃という立場。こんな城の端にいるべき人間ではないのです」
そんなこと知らねえよ!だいたいオパールは二年もこの部屋にいたんでしょ、なんにも不満はなかったからでしょ!
「オパール様が結婚初日に陛下の部屋の前に立ち続けていたりするから、こんな離れた部屋に入れられたんですよ。でも、もう陛下に対して興味も関心もないんですから近くにいても問題ないでしょう。それとも…」
ピタリ、と足を止めたフェルナンドは、私を見下ろしニヤ、と嗤った。
「あんなことを言いながら、やっぱりユージーン陛下に未練タラタラなのですか?リリア様を愛している、リリア様と仲睦まじくされているユージーン陛下を見るのはおツラいと?それならば元の部屋に戻りますか、」
…なんっだとぉ!?
「なんっにも感じないしツラくないわよ、むしろ見せつけられたいくらいよ、あの二人の幸せな様を!祝福したいわ、是非とも!心の底から幸せになることを祈って祈って祈りまくってやるわよ!おめでとう、良かったわね、末永くお幸せに!」
布にスッポリ包まれて顔しか出ていないため何も攻撃できないが、もしできたならフェルナンドの頬をつねりあげてやりたい。この野郎…!
ギリギリと睨み付けると、フェルナンドはまた嬉しそうに微笑み、私の額に唇を落とした。ちょっとぉ!!
「なにしてんのよ昨日から!」
「そんな顔をするからですよ、せっかくの可愛い顔が台無しじゃないですか。眉間に皺を寄せるなんてしちゃいけません」
め、とこちらをおどけた顔で見るフェルナンド。なんなんだよこいつは!
「自分で歩けるからおろしてよ!」
「ダメですよ、寝巻きじゃないですか。新しい部屋についたら着替えさせて差し上げますからね」
「自分でできるから!」
「残念ながら、わたくしが用意したドレスは後ろにボタンのついたドレスしかないんです。オパール様の美しく丸みのある素晴らしいおっぱいを」
「セクハラ親父!いい加減にしてよ!」
そんなキレイな顔でおっぱいとか言うな!っていうか親父って言っちゃったけど、この人いくつなんだろ?
「あなた、」
「フェルナンドです。フェルと呼んでください」
「イヤです」
「わたくしはパルと呼びますね!」
人の話聞けよ!
「パルは軽いですねぇ。こんなにおっぱいもお尻も柔らかに美味しそうなお肉がついているのに。ウエストが細いからかな。食事の内容を見直しますね、もう少しお肉がついていたほうがより抱き心地がいいので」
「ねえ…ほんとやめて…」
「なぜです?恥ずかしいのですか?でも本当のことでしょう、こんなにおっぱいが大きいんですよ。最高だ!」
何が最高なのかまったくわからない。
「パル、先ほど何か言いかけましたよね。なんですか?」
「…あなたは何歳ですか」
なぜいきなり敬語になるんです?おかしな人だ、と爽やかに笑ったフェルナンドは、「わたくしは38歳です」と微笑んだ。
「パルの18歳上です。体力というか瞬発力というか回数は勝てませんが、持久力とテクニックは負けませんから安心してください」
ニッコリ笑うフェルナンド。いったいなんの話をしているのか。
そんなことを話しているうちに、抱き上げられたまま新しい部屋に通されてしまった。壁一面、天井までの本棚があり、執務に使う広い机と応接用のソファが置かれている。白を基調にした余計な飾りのない美しく整えられた部屋。鉢植えと、机には花が飾られている。
「この扉の向こうがプライベートスペースです。入りますね」
よ、と声を出してフェルナンドが開けた先には更に広いスペースが広がっていた。
「浴室、トイレも付いています。ベッドはクイーンサイズにしましたから二人でもゆったり眠れますよ。でもなるべくくっついて寝たいです。後ろから抱っこして、パルの首筋の匂いをかぎながら寝たい」
ニコニコしながら、…いま、なんて言った?
「抱っこして寝る…?」
「ええ。今夜から毎晩一緒に寝ます」
「誰と誰が?」
「…話聞いてましたか?わたくしとパルが寝るんですよ、決まってるじゃないですか」
やっぱり不義密通で処罰させようとしてんの!?冗談じゃないんだけど!
「絶対にイヤ!」
「でもわたくしはパルの侍従兼護衛ですから一緒に寝ます」
さも当然だ、みたいにキリッとした顔で言うな!理由になってない!だいたい一緒に寝るって、夫婦でもないのに…!一言文句を言ってやろうとしたとき、別な男の声が聞こえてきた。
「ここで何をしている」
振り向いたフェルナンドと共に視界が動き、目の前の男と視線がかち合う。
「…オパールか?」
そういうおまえはユージーンだな。なんで疑問文なんだよ、くそったれ。自分の妻に関心がなくたって、普通顔くらいわかるだろうが!ほんとクズだわ。目ぇ真ん丸くしやがって。そのユージーンの瞳がさらに大きく見開かれる。…なに?
「…父上!?」
…父上?
ユージーンの視線の先にいるのは間違いなく一人だけだ。まさか。
「え」
見上げると、フェルナンドはユージーンを睨み付けていた。威圧がすごい。
「…勝手に入ってきた上に種明かしするなよ」
ええ…まさか…本当に…。
「…前陛下、ってことなの…?」
掠れた声にゴクリ、と喉が鳴る私を見たフェルナンドは、ヘニャリと眉を下げた。
「実はそうなんだよね…」
へへっ、と照れくさそうに笑うフェルナンドに私の理性は持たず、そのまま視界が暗転した。
「ちょ、ちょっと、どういうこと!?」
訳もわからず立ち尽くすしかない私を見ると、フェルナンドは、ふ、と嬉しそうに微笑み私を何かで包み込んだ上で抱き上げた。いわゆるお姫様抱っこだ。なんなのよこれぇ!!
「なんで部屋を移らないといけないの!?私、昨日言ったよね、部屋に不満はないって!」
「オパール様、わたくしも昨日申し上げましたよ。ユージーン陛下の存在などなくとも幸せなのだというオパール様をユージーン陛下に見せつけ、自分の愚行を思い知らせてやりたいのだと。しかしこんな離れた場所にいらしてはユージーン陛下の目には入らないではありませんか。そもそも、貴女は王妃という立場。こんな城の端にいるべき人間ではないのです」
そんなこと知らねえよ!だいたいオパールは二年もこの部屋にいたんでしょ、なんにも不満はなかったからでしょ!
「オパール様が結婚初日に陛下の部屋の前に立ち続けていたりするから、こんな離れた部屋に入れられたんですよ。でも、もう陛下に対して興味も関心もないんですから近くにいても問題ないでしょう。それとも…」
ピタリ、と足を止めたフェルナンドは、私を見下ろしニヤ、と嗤った。
「あんなことを言いながら、やっぱりユージーン陛下に未練タラタラなのですか?リリア様を愛している、リリア様と仲睦まじくされているユージーン陛下を見るのはおツラいと?それならば元の部屋に戻りますか、」
…なんっだとぉ!?
「なんっにも感じないしツラくないわよ、むしろ見せつけられたいくらいよ、あの二人の幸せな様を!祝福したいわ、是非とも!心の底から幸せになることを祈って祈って祈りまくってやるわよ!おめでとう、良かったわね、末永くお幸せに!」
布にスッポリ包まれて顔しか出ていないため何も攻撃できないが、もしできたならフェルナンドの頬をつねりあげてやりたい。この野郎…!
ギリギリと睨み付けると、フェルナンドはまた嬉しそうに微笑み、私の額に唇を落とした。ちょっとぉ!!
「なにしてんのよ昨日から!」
「そんな顔をするからですよ、せっかくの可愛い顔が台無しじゃないですか。眉間に皺を寄せるなんてしちゃいけません」
め、とこちらをおどけた顔で見るフェルナンド。なんなんだよこいつは!
「自分で歩けるからおろしてよ!」
「ダメですよ、寝巻きじゃないですか。新しい部屋についたら着替えさせて差し上げますからね」
「自分でできるから!」
「残念ながら、わたくしが用意したドレスは後ろにボタンのついたドレスしかないんです。オパール様の美しく丸みのある素晴らしいおっぱいを」
「セクハラ親父!いい加減にしてよ!」
そんなキレイな顔でおっぱいとか言うな!っていうか親父って言っちゃったけど、この人いくつなんだろ?
「あなた、」
「フェルナンドです。フェルと呼んでください」
「イヤです」
「わたくしはパルと呼びますね!」
人の話聞けよ!
「パルは軽いですねぇ。こんなにおっぱいもお尻も柔らかに美味しそうなお肉がついているのに。ウエストが細いからかな。食事の内容を見直しますね、もう少しお肉がついていたほうがより抱き心地がいいので」
「ねえ…ほんとやめて…」
「なぜです?恥ずかしいのですか?でも本当のことでしょう、こんなにおっぱいが大きいんですよ。最高だ!」
何が最高なのかまったくわからない。
「パル、先ほど何か言いかけましたよね。なんですか?」
「…あなたは何歳ですか」
なぜいきなり敬語になるんです?おかしな人だ、と爽やかに笑ったフェルナンドは、「わたくしは38歳です」と微笑んだ。
「パルの18歳上です。体力というか瞬発力というか回数は勝てませんが、持久力とテクニックは負けませんから安心してください」
ニッコリ笑うフェルナンド。いったいなんの話をしているのか。
そんなことを話しているうちに、抱き上げられたまま新しい部屋に通されてしまった。壁一面、天井までの本棚があり、執務に使う広い机と応接用のソファが置かれている。白を基調にした余計な飾りのない美しく整えられた部屋。鉢植えと、机には花が飾られている。
「この扉の向こうがプライベートスペースです。入りますね」
よ、と声を出してフェルナンドが開けた先には更に広いスペースが広がっていた。
「浴室、トイレも付いています。ベッドはクイーンサイズにしましたから二人でもゆったり眠れますよ。でもなるべくくっついて寝たいです。後ろから抱っこして、パルの首筋の匂いをかぎながら寝たい」
ニコニコしながら、…いま、なんて言った?
「抱っこして寝る…?」
「ええ。今夜から毎晩一緒に寝ます」
「誰と誰が?」
「…話聞いてましたか?わたくしとパルが寝るんですよ、決まってるじゃないですか」
やっぱり不義密通で処罰させようとしてんの!?冗談じゃないんだけど!
「絶対にイヤ!」
「でもわたくしはパルの侍従兼護衛ですから一緒に寝ます」
さも当然だ、みたいにキリッとした顔で言うな!理由になってない!だいたい一緒に寝るって、夫婦でもないのに…!一言文句を言ってやろうとしたとき、別な男の声が聞こえてきた。
「ここで何をしている」
振り向いたフェルナンドと共に視界が動き、目の前の男と視線がかち合う。
「…オパールか?」
そういうおまえはユージーンだな。なんで疑問文なんだよ、くそったれ。自分の妻に関心がなくたって、普通顔くらいわかるだろうが!ほんとクズだわ。目ぇ真ん丸くしやがって。そのユージーンの瞳がさらに大きく見開かれる。…なに?
「…父上!?」
…父上?
ユージーンの視線の先にいるのは間違いなく一人だけだ。まさか。
「え」
見上げると、フェルナンドはユージーンを睨み付けていた。威圧がすごい。
「…勝手に入ってきた上に種明かしするなよ」
ええ…まさか…本当に…。
「…前陛下、ってことなの…?」
掠れた声にゴクリ、と喉が鳴る私を見たフェルナンドは、ヘニャリと眉を下げた。
「実はそうなんだよね…」
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