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二章 鼓動の音に問いかけて
鼓動の音に問いかけて.5
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「もうあいつと連絡を取ることはやめなさいと、私、そう言ったわよね」
今にも私を斬りつけてしまいそうな夜重の勢いにへこみそうなのは、なにも私の反抗心だけではなかった。
体育の授業の終わり。私は先生の片づけを手伝ってから、教室に帰ろうとしていたのだが、その途中で無感情な表情を浮かべた夜重に捕まった。
『ちょっと来なさい』
そう言われて連れ込まれたのは古い更衣室。鍵もかからず、やたらと面積も狭いため普段は使われない。バスケ部とかが倉庫代わりに使うと耳にしたことがある。
そして、何の用なのか、と口を開こうとした直後にこれだ。
ドン、と片手をロッカーについて、私を自分とロッカーの間に挟んだ彼女は、今朝私が言ったことに異議申し立てを行っていた。
「え、いや…それは、言われてな――」
「は?」
「あ、う…」
今の私の状態は、いわゆる壁ドン状態。よく少女漫画とかで見るけど、自分が実際にされると、こわぁ、以外のコメントが浮かばない。
捕食者にしか許されない、逃がすものか、という鋭く圧倒的な眼光。
「何が『どっかの誰かと違って莉音は大人だよね、気長に待ってくれるってさ』よ」
あぁ…よくなかった。あんなこと言ったら、莉音と連絡取ってるって言ってるようなものなのに…。つい、夜重が朝から開口一番に、『おはよう。顔の赤みは引いたようね』なんて言うから、反発心から口が滑ってしまった…。
いつもはきらきら光っている夜重の綺麗な瞳が、今日はなんだかどす黒い。用水路の底にたまった澱みたいな色をしている…って、こんなこと言ったら、今の夜重には確実に殺されそう。
美人の圧力に押され、そっと瞳を逸らす。情けがなくとも、今は私の安全が第一。
「どういうつもりなのかしら、祈里。あれで私を挑発しているつもりだったの?」
「ちょ、挑発っていうか…」
「愚かね。私はあんな見え透いた挑発に乗るほど子どもではないわ」
ダメだ。話を聞いてない。
「いや、キレてんじゃん…」
「はぁ?」
「あ、いえ、なんでもないです…」
ドン、ともう一度叩かれたロッカー君の悲鳴に、しゅんと縮こまって身を守る。へこんでしまったらごめんよ、ロッカー君。
「この間も言ったように、私はあくまで健全な保護者として、貴方の身を案じて忠告しているのよ」
「いや、でもさぁ、その話は終わったじゃん?」
「終わった?」と眉間に皺を寄せる夜重。「どういう形に帰着したのか、説明してもらえるかしら」
「ど、どういうもなにも、私は夜重相手にドキドキしないんだから、お試しなんて無駄だって…」
「…っ」
ごうっ、と夜重の瞳の奥で黒炎が揺れる。プライドに傷がついた怒りと羞恥がはっきりと見て取れた。
彼女はじろりと私を睨みつけたまま、喉の奥から言葉を探して黙り込んでいた。本来、夜重にしては珍しい状態なのだが、最近はそうでもない。よくこの顔を見る。
言葉選びに失敗したのは自分でも分かったが、夜重が黙ったことで、反転攻勢に出るチャンスなのでは?と私は相手の顔をじっと睨んでみる。
「とにかく、私はちゃんと莉音と話してみるつもりなの。夜重は引っ込んでてよ」
ちょっと強気になってそう言ってみたが、ドンっ、とさらにもう一度ロッカーを叩かれた際に距離が近くなった夜重の顔を見て、気勢は削がれる。
なんだか、余裕のない顔だった。今にも破裂してしまいそうな風船を彷彿とさせるから、怖いことには怖かったが、それ以上に、バグった距離感に私はドキド――困惑してしまった。
「ってか、は、離れてよ」
「…どうしてよ」
「いや、どうしてって…近いじゃん。変だよ」
「何が変なのよ」
不意に、片手を取られた。
「きゃ」
取られた手は、藁人形に五寸釘を打ち込むみたいにしてロッカーへと押し付けられる。やっぱり、ロッカーは少しへこんでいた。
「貴方やあの女が言っていることはこういうことよ。女同士で、こうして、ベタベタと…それを変だと言える祈里は、やっぱり性的マイノリティではないのよ」
あ、圧がすごい…!美人の圧だけじゃない。こう、上手く説明できないが鬼気迫るものが今の夜重にはあった。
でも、ここで『そだねー、夜重の言う通りだねぇ』と頷くことはできない。だって、夜重の言ってることって、全部、夜重の理屈なんだもん。
「だ、だから、それについては昨日もちゃんと言ったじゃん」
「『私』だからドキドキしない、という理屈のこと?」
研ぎ澄まされた刃のような冷たい光が、夜重の瞳に宿る。私はそれにちょっとだけビビッて、すぅっと目線を逸らしながら返した。
「そう、だよ」
その瞬間、鋭い沈黙が私たちの間に流れた。
(あ、怒ってる)
十年もの経験が、夜重の顔を見ずとも私に彼女の感情の機微を悟らせる。
それから突然、夜重は私の片手を握っていた手でこちらの頬を押し上げ、無理やり自分と視線がぶつかるようにした。
ぎらぎら光る瞳。桜色の唇は震えていた。
なんかよく分かんないけど、ちょっとだけ罪悪感。
「あんな言い分で…納得できるわけがないでしょう」
「な、納得って…」
更衣室のくすんだ小窓から差し込む光は、私たちの足元こそ照らせど、表情や心に差し込むことはない。そのせいか、夜重の考えていることは、未だに闇の中にあった。
「な、なんで、怒ってんのさ。別に、私のことなんて…」
すっと視線を逸らそうとすると、夜重がまた頬を押して向きなおらせる。
「どこを見ているの。私の目を見なさい」
「う…」
「手をつなごうと、こうして密着していようとも、私相手じゃ本当に何も感じていなかったって、私の目を見て、はっきりと言えるの?」
「そ、それは…」
「嘘を吐けば殺すわ」
「ひぃ」
殺す、なんて言葉が夜重の口から飛び出してくるなんて…驚愕だ。たしかに夜重は言葉遣いが荒いタイプだが、ここまでストレートに暴言を吐くことは少ないのだ。
何も感じないかって…だからぁ、それは…。
夜重に命じられるがままに、一生懸命、目を逸らさず夜重を見つめる。上目遣いになった私の顔は、間違いなく紅潮していることだろう。
昨日はお互いそんな感じだった。だけど、今日の夜重は違う。
何かに追い詰められているような深刻な面持ち。照れ臭さから顔を赤くしているのではなく、興奮からのもののようだった。
「どうなの」
「う、あ…」
「黙っていないで答えなさい。祈里」
「あ、うぅ…」
段々と近づいてきているような気がする夜重の顔――ってか、唇。
え?嘘、キスするつもり?
いや、いやいやいや…そんな、まさか…。
「祈里」
つっ、と白魚のような指先が私の喉を、顎を押し上げる。
今にも触れてしまいそうな、夜重の…綺麗な唇。
(あぁもぉ…ダメだってぇ…)
自分でも、意味が分からないうちに目をつむってしまう。
ごくり、と眼前の夜重が喉を鳴らす音が聞こえた。
永遠とも刹那とも取れる時が、触れる寸前の唇の隙間を流れた、次の瞬間だった。
キーンコーン…カーンコーン…。
授業開始前のチャイムの音。それで私はハッと目を開ける。
刹那、交差した眼差しは爆ぜて、火花が散る。その閃きに、反射的に私は夜重の体を押し飛ばしていた。
「は、はぁ、はぁ…」
動いてなんかいなかったのに、二人して呼吸が乱れている。息を止めていたんだ、と私はそのときになって気が付いた。
なんのため?なんのために、息を止めてたの?
私も夜重も、呼吸を止めてまで、何を待っていたって言うんだろ?
人一人分ほどの距離を空けて見つめ合う、私と夜重。肩で息をして、顔はみるみるうちに赤くなっていく。
し、心臓がうるさい。ドキドキなんてもんじゃないよ…!
「そんな顔をしているくせに…言わせないわよ、ドキドキしてないなんて」
そう言った夜重の唇は、やっぱり震えていた。
だけど、どうしてだろう。さっきみたいな罪悪感は覚えなかった。ただ、いかんともし難い胸の疼きでモヤモヤとするだけ。
「私で十分なのよ、祈里。あいつで試す必要なんか、絶対、微塵もないわ」
夜重で十分?
それって何が?試す相手が、ってこと?
分かんないよ、夜重が何を言ってるのか。何をしたいのか。
頭の中がごちゃごちゃになって、何も言葉が出て来なくなった私は、とにかく、急いでその場を走り去った。
跳ね開けた反動で閉まっていく更衣室の扉の向こうから、夜重の呟きが聞こえる…。
「変わっていく、祈里が悪いのよ…」
今にも私を斬りつけてしまいそうな夜重の勢いにへこみそうなのは、なにも私の反抗心だけではなかった。
体育の授業の終わり。私は先生の片づけを手伝ってから、教室に帰ろうとしていたのだが、その途中で無感情な表情を浮かべた夜重に捕まった。
『ちょっと来なさい』
そう言われて連れ込まれたのは古い更衣室。鍵もかからず、やたらと面積も狭いため普段は使われない。バスケ部とかが倉庫代わりに使うと耳にしたことがある。
そして、何の用なのか、と口を開こうとした直後にこれだ。
ドン、と片手をロッカーについて、私を自分とロッカーの間に挟んだ彼女は、今朝私が言ったことに異議申し立てを行っていた。
「え、いや…それは、言われてな――」
「は?」
「あ、う…」
今の私の状態は、いわゆる壁ドン状態。よく少女漫画とかで見るけど、自分が実際にされると、こわぁ、以外のコメントが浮かばない。
捕食者にしか許されない、逃がすものか、という鋭く圧倒的な眼光。
「何が『どっかの誰かと違って莉音は大人だよね、気長に待ってくれるってさ』よ」
あぁ…よくなかった。あんなこと言ったら、莉音と連絡取ってるって言ってるようなものなのに…。つい、夜重が朝から開口一番に、『おはよう。顔の赤みは引いたようね』なんて言うから、反発心から口が滑ってしまった…。
いつもはきらきら光っている夜重の綺麗な瞳が、今日はなんだかどす黒い。用水路の底にたまった澱みたいな色をしている…って、こんなこと言ったら、今の夜重には確実に殺されそう。
美人の圧力に押され、そっと瞳を逸らす。情けがなくとも、今は私の安全が第一。
「どういうつもりなのかしら、祈里。あれで私を挑発しているつもりだったの?」
「ちょ、挑発っていうか…」
「愚かね。私はあんな見え透いた挑発に乗るほど子どもではないわ」
ダメだ。話を聞いてない。
「いや、キレてんじゃん…」
「はぁ?」
「あ、いえ、なんでもないです…」
ドン、ともう一度叩かれたロッカー君の悲鳴に、しゅんと縮こまって身を守る。へこんでしまったらごめんよ、ロッカー君。
「この間も言ったように、私はあくまで健全な保護者として、貴方の身を案じて忠告しているのよ」
「いや、でもさぁ、その話は終わったじゃん?」
「終わった?」と眉間に皺を寄せる夜重。「どういう形に帰着したのか、説明してもらえるかしら」
「ど、どういうもなにも、私は夜重相手にドキドキしないんだから、お試しなんて無駄だって…」
「…っ」
ごうっ、と夜重の瞳の奥で黒炎が揺れる。プライドに傷がついた怒りと羞恥がはっきりと見て取れた。
彼女はじろりと私を睨みつけたまま、喉の奥から言葉を探して黙り込んでいた。本来、夜重にしては珍しい状態なのだが、最近はそうでもない。よくこの顔を見る。
言葉選びに失敗したのは自分でも分かったが、夜重が黙ったことで、反転攻勢に出るチャンスなのでは?と私は相手の顔をじっと睨んでみる。
「とにかく、私はちゃんと莉音と話してみるつもりなの。夜重は引っ込んでてよ」
ちょっと強気になってそう言ってみたが、ドンっ、とさらにもう一度ロッカーを叩かれた際に距離が近くなった夜重の顔を見て、気勢は削がれる。
なんだか、余裕のない顔だった。今にも破裂してしまいそうな風船を彷彿とさせるから、怖いことには怖かったが、それ以上に、バグった距離感に私はドキド――困惑してしまった。
「ってか、は、離れてよ」
「…どうしてよ」
「いや、どうしてって…近いじゃん。変だよ」
「何が変なのよ」
不意に、片手を取られた。
「きゃ」
取られた手は、藁人形に五寸釘を打ち込むみたいにしてロッカーへと押し付けられる。やっぱり、ロッカーは少しへこんでいた。
「貴方やあの女が言っていることはこういうことよ。女同士で、こうして、ベタベタと…それを変だと言える祈里は、やっぱり性的マイノリティではないのよ」
あ、圧がすごい…!美人の圧だけじゃない。こう、上手く説明できないが鬼気迫るものが今の夜重にはあった。
でも、ここで『そだねー、夜重の言う通りだねぇ』と頷くことはできない。だって、夜重の言ってることって、全部、夜重の理屈なんだもん。
「だ、だから、それについては昨日もちゃんと言ったじゃん」
「『私』だからドキドキしない、という理屈のこと?」
研ぎ澄まされた刃のような冷たい光が、夜重の瞳に宿る。私はそれにちょっとだけビビッて、すぅっと目線を逸らしながら返した。
「そう、だよ」
その瞬間、鋭い沈黙が私たちの間に流れた。
(あ、怒ってる)
十年もの経験が、夜重の顔を見ずとも私に彼女の感情の機微を悟らせる。
それから突然、夜重は私の片手を握っていた手でこちらの頬を押し上げ、無理やり自分と視線がぶつかるようにした。
ぎらぎら光る瞳。桜色の唇は震えていた。
なんかよく分かんないけど、ちょっとだけ罪悪感。
「あんな言い分で…納得できるわけがないでしょう」
「な、納得って…」
更衣室のくすんだ小窓から差し込む光は、私たちの足元こそ照らせど、表情や心に差し込むことはない。そのせいか、夜重の考えていることは、未だに闇の中にあった。
「な、なんで、怒ってんのさ。別に、私のことなんて…」
すっと視線を逸らそうとすると、夜重がまた頬を押して向きなおらせる。
「どこを見ているの。私の目を見なさい」
「う…」
「手をつなごうと、こうして密着していようとも、私相手じゃ本当に何も感じていなかったって、私の目を見て、はっきりと言えるの?」
「そ、それは…」
「嘘を吐けば殺すわ」
「ひぃ」
殺す、なんて言葉が夜重の口から飛び出してくるなんて…驚愕だ。たしかに夜重は言葉遣いが荒いタイプだが、ここまでストレートに暴言を吐くことは少ないのだ。
何も感じないかって…だからぁ、それは…。
夜重に命じられるがままに、一生懸命、目を逸らさず夜重を見つめる。上目遣いになった私の顔は、間違いなく紅潮していることだろう。
昨日はお互いそんな感じだった。だけど、今日の夜重は違う。
何かに追い詰められているような深刻な面持ち。照れ臭さから顔を赤くしているのではなく、興奮からのもののようだった。
「どうなの」
「う、あ…」
「黙っていないで答えなさい。祈里」
「あ、うぅ…」
段々と近づいてきているような気がする夜重の顔――ってか、唇。
え?嘘、キスするつもり?
いや、いやいやいや…そんな、まさか…。
「祈里」
つっ、と白魚のような指先が私の喉を、顎を押し上げる。
今にも触れてしまいそうな、夜重の…綺麗な唇。
(あぁもぉ…ダメだってぇ…)
自分でも、意味が分からないうちに目をつむってしまう。
ごくり、と眼前の夜重が喉を鳴らす音が聞こえた。
永遠とも刹那とも取れる時が、触れる寸前の唇の隙間を流れた、次の瞬間だった。
キーンコーン…カーンコーン…。
授業開始前のチャイムの音。それで私はハッと目を開ける。
刹那、交差した眼差しは爆ぜて、火花が散る。その閃きに、反射的に私は夜重の体を押し飛ばしていた。
「は、はぁ、はぁ…」
動いてなんかいなかったのに、二人して呼吸が乱れている。息を止めていたんだ、と私はそのときになって気が付いた。
なんのため?なんのために、息を止めてたの?
私も夜重も、呼吸を止めてまで、何を待っていたって言うんだろ?
人一人分ほどの距離を空けて見つめ合う、私と夜重。肩で息をして、顔はみるみるうちに赤くなっていく。
し、心臓がうるさい。ドキドキなんてもんじゃないよ…!
「そんな顔をしているくせに…言わせないわよ、ドキドキしてないなんて」
そう言った夜重の唇は、やっぱり震えていた。
だけど、どうしてだろう。さっきみたいな罪悪感は覚えなかった。ただ、いかんともし難い胸の疼きでモヤモヤとするだけ。
「私で十分なのよ、祈里。あいつで試す必要なんか、絶対、微塵もないわ」
夜重で十分?
それって何が?試す相手が、ってこと?
分かんないよ、夜重が何を言ってるのか。何をしたいのか。
頭の中がごちゃごちゃになって、何も言葉が出て来なくなった私は、とにかく、急いでその場を走り去った。
跳ね開けた反動で閉まっていく更衣室の扉の向こうから、夜重の呟きが聞こえる…。
「変わっていく、祈里が悪いのよ…」
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