罪の風~忘却の言葉~

夏の地蔵

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春の始まり 完

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桜が舞い暖かい日

とある小学校での入学式

親子で楽しそうに入学式を迎える子達が

たくさんいた

そんな時

母親が忘れ物をして先に行っていて玄関前でまっていてと言われた

女の子はふと身を隠す

幼稚園の時から意地悪してくる子達がいて隠れた

女の子を隠すように目の前に白い服の女の子が現れた

大丈夫?

何かあったの?

女の子は優しく話しかける白い服の女の子に

あの意地悪な子達の話をした

風が強く吹いた

白い服の女の子は居なくなっていた

探していると女の子の母が来て

一緒に入学式をし終わった次の日

あの男の子達は

入学式終わったら遊びに行き

川近くで遊び二人は死んで一人は意識が戻らないと

先生から聞いてびっくりした

そうだあの白い服の女の子はいないか

探すがいない

どのクラスにもいないのだ

あの子は一体?

不思議な感覚は拭えなかった




今日も白い服の女の子はどこかで誰かを許さない

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