前魔王様の調教師稼業

可愛いペット達

よく寝ましたね。
今日は、冒険者ギルドに行ってみますか。あれから、もう随分と立っていますから冒険者登録抹消されているでしょうしね。

まぁまずは、朝ご飯を頂きましょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーー－－－

「おや？今日は、寝坊してないのですね？ファース」

「なっ///べっ別にいつもはこのくらいに起きてるし！あれはたまたまや！」

「おや。それは残念ですね。また貴方の寝顔が見られると思ったのですが…」

「なっなっ！もう知らん！」

「おやおや、ムキになってそんなに急いで食べると喉に詰まらせますよ？」

「それは、シルヴィにいえや…」

と言われたましたので見て見ました…

「そのようですね…」

「ガツガツうっうぐっ！み…ず…」

「おおい！大丈夫かい？若いのがだらしないね！ほら水だよ。」

「ゴクゴクプハァー！ありがとうにゃんですにゃ！」

「気をつけておくれよ…」

「はい！」

「まぁシルヴィ君については、置いておくとしてファースに話したいことがあるんです。」

「なんや？というかどうしてシルヴィに君付けになったん？」

「まぁ思ったより子供っぽいので…」

「そらそうやな…」

「(いやにゃっとくしにゃいでくださいよ！)」

「そうそう、今日はわたくし冒険者ギルドに行ってまいりますので何か入用の際は、冒険者ギルドの方にお願いします。」

「おん、それはええねんけど。冒険者ギルドの場所知ってるんか？」

「えぇ、まぁ」

「そうか…ところでこれから直接行くん？」

「いいえ？わたくしのペット達をまず呼びに行きますが…」

「ペット？ペットてもしかして契約魔獣のことか？シュヴァルツってドラゴン？の他にもいるんか？」

「ええ、そうですよ。(小声 まぁ魔獣だけでは、ありませんがね)ヴァルの他にもヴァルの弟のヴァイとスーリ、シューまだまだいますね」

「そっそんなにいるんか…呼ぶの大変なんとちゃう？」

「いえ、それがそうでもないのですよ。」

「そうなんか？まぁディーやしな。おん」

「なにやら勝手に納得していらっしゃるみたいですね。まぁ、構いませんが…それではわたくしはもう行きますね？」

「おっおう。気いつけや。」

「ええ、もちろんですよ。ファースも気をつけて」

－－－－－－－－－－－－－－－－－－

「ふっー、随分歩きましたね。いやーしかし、まだ残っていましたか…」

薄暗い豪邸
ここは、バガットにあるわたくしの家ですね。

「お帰りなさいませ。ご主人様」

「えぇ、ただいま帰りました。お出迎えご苦労さまです。」

これは、わたくしの作り出したエルダーリッチです。わたくしの命令で長い間この屋敷をスケルトン達を従え守っています。

「主人を迎えるのが執事の務めですので」

「そうですね。」

「何か手伝えることはございますか？」

「いえ、大丈夫ですよ。」

「了解いたしました。失礼いたします。」

よく出来た執事になりましたね。
最初の頃は、とてもではありませんがいない方が楽でした。
まぁそんなことよりあの子達を呼びましょうか…

「我が血、我が名において…契約したる我が愛獣…その名を持ってここに来たれよ！」

ブワァ！

「マスター！なんで小さい姿で召喚するんだ！」

「兄さん落ち着いてよ。僕達が普通に召喚されたら大変なことになっちゃうよ？」

「ふぁぁ、マスターよ我は眠いぞ💤」

「スーリオン殿はもう寝ているではないですか…お久しぶりです。ご主人様！」

「他の子達は来れないようですね…」

「そのようですね。あるじさま。」

「今日は冒険者ギルドに行きます。」

「なんででしょうか？ご主人様」

「いえね、あまりにも魔王をやり過ぎたので冒険者登録が抹消されている可能性があるので…」

「え？時々やっていたのにですか？」

「えぇ、可能性の話ですよ。もし、そうなった時居てくださると後から書き直したりせずにすみますからね。」

「そういうことならお任せくださいこのシューンご主人様のために頑張ります！」

「僕もですよ！あるじさま！」

「俺もだぜマスター！」

「我もじゃ！」

「スーリオン殿は、ご飯目当てであろう？」

「なっなぜバレたのだ！」

「そういうところですよスーリ…では行きましょうか？」

「「「「おう！/はい！/もちろんだ！/うむ！」」」」

「では、行きましょうか。ヴァンライン、屋敷の維持頼みましたよ？今日の夜からこちらに泊まります」

「畏まりました、行ってらっしゃませご主人様」