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弟と陛下
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早速マルスの執務室につきました。ヴァルたちは思い思い好きなことをしてるようです。しかし相変わらず汚くはないですけど武器ばっかりですね? まぁいいです。それよりも
「マルス、少し聞きたいのですが……どうしてああも冒険者たちがたるんでいるのでしょう?」
「兄貴それはだな、ここら辺にゃぁあんまり強い魔物が出ない。それに上の冒険者なんて来やしねぇからな。」
「それだとしても馬鹿が多くありませんか? 相手の実力もわからないような者が多いようですが……冒険者たちの教育はどうなっているのでしょう?」
「なら兄貴躾ければいいんじゃないか? 昔みたいにいい掘り出し物があるかもしれないぜ?」
「ほぅ、なら早速躾の場を作ってくださいね。」
「了解した。」
「むー!」
「おやおやケレブレス陛下、はしたないですよ?」
「私のことを放って置かないでください!あと昔みたいにケレスって呼んでください!」
ぎゅっ
「別に放っておいたわけではありませんよ。あとさすがに陛下になったのに愛称で呼ぶわけには……ってこら腕にしがみつかないでください」
「ケレスって呼んでくださらないならずっとくっついてます!」
「魅力的なお誘いですがこれ以上はさすがに怒りますよ。ケレブレス陛下」
「うっ、お仕置きはいやなので離れます……」
「いい子ですね。いい子にはご褒美を与えなければいけませんね、ケレス?」
「はい、ゼウス様(照笑)」
「俺にはお仕置きでもいいぜ?兄貴、久しぶりに気持ちよくしてくれよ」
ぎゅっぺろぺろもぐもぐ
「こら耳を食むのはやめなさい。ここで足腰立たなくなって模擬戦が出来なくてもいいんですか?」
ちゅっぺろ
「ん!模擬戦が出来ないのはだめだ!でも兄貴とセックスもしたい」
「ヤるのは夜でもいいでしょう?というか真昼間からヤろうというのが間違ってますよ?」
「だから!私を無視しないでください!」
「あぁすいませんね、ケレス」
「何だケレブレスまだいたのか?」
「まだいたのか?じゃないです!私はゼウス様にいろいろとお願いをしたくて来たんです!」
「抱いてもらいに来ただけだろ?」
「違います!それもありますけど!」
「抱いてもらう以外はなんだい?」
「実は……数ヶ月前のことになるのですが、人族至上主義国家の聖王国セイクリートが数名の勇者召喚したようでして……」
「その勇者たちがどうした?どうせあのセイクリートのことだ魔人や獣人、エルフ、ドワーフなどがこの世界を滅ぼそうとしてるとか何とかほざいて戦争しようとしてるんだろ?」
「そっその通りです。マルス様よくわかりましたね」
「おやマルスよくそんなこと予想できましたね。えらいえらい。いつもは戦いのことしか頭にない脳筋なのに……」
「俺だってギルド長やってんだ。そのくらいなら予想できるようになったんだぜ?兄貴」
「これはご褒美にマルスのことを手酷く抱いてあげねばなりませんねぇ」
「兄貴尻を撫で回されるとエロい気分になるから今はだめだ……模擬戦してねぇ」
「やっぱり脳筋でしたか……」
「脳筋ですね。それよりセイクリートの件、国を守るのを手伝っていただけませんか?」
「えぇ、他でもないケレスの頼みでしたらかまいませんよ。他にも何かあるのですか?いろいろといっていたでしょう?」
「はい、それなのですがゼウス様に住んで頂いているというかゼウス様にお渡しした屋敷の件なのです。」
「あの屋敷ですか?」
「あの屋敷がどうしたんだ?」
「それが屋敷に幽霊が住み着いてると報告が何件か挙がっていまして、今日は何やら屋敷が光ったなどと言う者もいまして……」
「あぁそれならあそこにはわたくしの執事であるエルダーリッチが居ますからね。幽霊は執事かと」
「光ったのは俺たちを呼び出したからだぜ!な!マスター!」
「そうですねヴァル」
「召喚ですか?なるほど今日来る前に屋敷に寄ってギルドに入らしたのですね。」
「そうなのじゃ!ところで飯はまだかのうマスターよ」
「もうすこし我慢しましょうねスーリ」
「うむ、では寝てるのじゃZzz」
「相変わらずスーリオン殿はご飯と睡眠ばかりだのう」
「それに寝るのも一瞬ですよね」
「ほのぼのすんな!ヴァイスこっちこいよ!」
「はいはい兄さん今行きますよ」
「相変わらず兄貴の愛獣は愛獣は自由気ままだなぁ」
「そうですね、でもそれがかわいいのですよ?ケレスの件も解決しましたしみんなでご飯にしませんか?模擬戦はそのあとで」
「飯かのう!」
「まだです」
「そうかZzz」
「模擬戦はどちらでやられるんですか?」
「ギルドの裏に訓練場あるだろ?あそこでいいだろ。兄貴に結界張ってもらえばオッケイだろ」
結界わたくしが張るんですね、まぁいいハンデになるでしょう。そういえば
「あそこなら観客席ありましたよね?」
「あるぜ?それがどうしたんだ?」
「そこにかき集められるだけこの街の冒険者集めてください」
「なにすんだ?」
「察しが悪いですね。実力を見せるんですよ。今度から私が彼らを調教いや教育するんですから」
「なるほどな、手配しとく」
「なら聖騎士団の者とかも呼んでいいですか?ゼウス様」
「いいですよ、マルスもいいですよね?」
「ああ、そっちも俺が手配しとくわ。おい、副聴いてただろ?手配よろしくな俺たちは飯に行ってくる。」
ガチャ
「飯か!」
「まだです」
「まだかZzz」
「はーい、了解ですよ。でもその子達の話したいって、いったの忘れないでくださいね」
「大丈夫ですよ。マルスが忘れても私が覚えていますから」
「それならありがたいです。ギルマスすぐ忘れるので」
「では行ってきますのでえっとお名前お聞きしてませんでしたね?」
「あーそうですね。自分はリオネット・フェルルーズって言います。ギルマスのお兄さんだけ特別に、リオって呼んでもいーですよ?」
「ではお言葉に甘えてリオと呼ばせていただきますね。わたくしの事はゼウスでかまいませんよ?」
「わかりましたぁ!ゼウスさんあとでお話できるの楽しみにしてますぅ!ご飯でしたよね、戻ってたら模擬戦できるようにしとくんで、いってらっしゃいです」
「飯じゃな!」
「今から行きますよ、行ってきますねリオ。皆さんも行きますよ」
「おう、兄貴!よろしくな副」
「よろしくお願いしますね副ギルドマスターさん」
「待ってくれよマスター」
「待ってください兄さん」
「早く行くのじゃ!マスターよ」
「スーリオン殿ご主人様を急かすのはやめてください」
ばたんっ
「はぁーあの子達の話楽しみだなぁって早く書類製作して冒険者たちと騎士団の人たち集めなきゃー。みんなー忙しくなるぞー」
「マルス、少し聞きたいのですが……どうしてああも冒険者たちがたるんでいるのでしょう?」
「兄貴それはだな、ここら辺にゃぁあんまり強い魔物が出ない。それに上の冒険者なんて来やしねぇからな。」
「それだとしても馬鹿が多くありませんか? 相手の実力もわからないような者が多いようですが……冒険者たちの教育はどうなっているのでしょう?」
「なら兄貴躾ければいいんじゃないか? 昔みたいにいい掘り出し物があるかもしれないぜ?」
「ほぅ、なら早速躾の場を作ってくださいね。」
「了解した。」
「むー!」
「おやおやケレブレス陛下、はしたないですよ?」
「私のことを放って置かないでください!あと昔みたいにケレスって呼んでください!」
ぎゅっ
「別に放っておいたわけではありませんよ。あとさすがに陛下になったのに愛称で呼ぶわけには……ってこら腕にしがみつかないでください」
「ケレスって呼んでくださらないならずっとくっついてます!」
「魅力的なお誘いですがこれ以上はさすがに怒りますよ。ケレブレス陛下」
「うっ、お仕置きはいやなので離れます……」
「いい子ですね。いい子にはご褒美を与えなければいけませんね、ケレス?」
「はい、ゼウス様(照笑)」
「俺にはお仕置きでもいいぜ?兄貴、久しぶりに気持ちよくしてくれよ」
ぎゅっぺろぺろもぐもぐ
「こら耳を食むのはやめなさい。ここで足腰立たなくなって模擬戦が出来なくてもいいんですか?」
ちゅっぺろ
「ん!模擬戦が出来ないのはだめだ!でも兄貴とセックスもしたい」
「ヤるのは夜でもいいでしょう?というか真昼間からヤろうというのが間違ってますよ?」
「だから!私を無視しないでください!」
「あぁすいませんね、ケレス」
「何だケレブレスまだいたのか?」
「まだいたのか?じゃないです!私はゼウス様にいろいろとお願いをしたくて来たんです!」
「抱いてもらいに来ただけだろ?」
「違います!それもありますけど!」
「抱いてもらう以外はなんだい?」
「実は……数ヶ月前のことになるのですが、人族至上主義国家の聖王国セイクリートが数名の勇者召喚したようでして……」
「その勇者たちがどうした?どうせあのセイクリートのことだ魔人や獣人、エルフ、ドワーフなどがこの世界を滅ぼそうとしてるとか何とかほざいて戦争しようとしてるんだろ?」
「そっその通りです。マルス様よくわかりましたね」
「おやマルスよくそんなこと予想できましたね。えらいえらい。いつもは戦いのことしか頭にない脳筋なのに……」
「俺だってギルド長やってんだ。そのくらいなら予想できるようになったんだぜ?兄貴」
「これはご褒美にマルスのことを手酷く抱いてあげねばなりませんねぇ」
「兄貴尻を撫で回されるとエロい気分になるから今はだめだ……模擬戦してねぇ」
「やっぱり脳筋でしたか……」
「脳筋ですね。それよりセイクリートの件、国を守るのを手伝っていただけませんか?」
「えぇ、他でもないケレスの頼みでしたらかまいませんよ。他にも何かあるのですか?いろいろといっていたでしょう?」
「はい、それなのですがゼウス様に住んで頂いているというかゼウス様にお渡しした屋敷の件なのです。」
「あの屋敷ですか?」
「あの屋敷がどうしたんだ?」
「それが屋敷に幽霊が住み着いてると報告が何件か挙がっていまして、今日は何やら屋敷が光ったなどと言う者もいまして……」
「あぁそれならあそこにはわたくしの執事であるエルダーリッチが居ますからね。幽霊は執事かと」
「光ったのは俺たちを呼び出したからだぜ!な!マスター!」
「そうですねヴァル」
「召喚ですか?なるほど今日来る前に屋敷に寄ってギルドに入らしたのですね。」
「そうなのじゃ!ところで飯はまだかのうマスターよ」
「もうすこし我慢しましょうねスーリ」
「うむ、では寝てるのじゃZzz」
「相変わらずスーリオン殿はご飯と睡眠ばかりだのう」
「それに寝るのも一瞬ですよね」
「ほのぼのすんな!ヴァイスこっちこいよ!」
「はいはい兄さん今行きますよ」
「相変わらず兄貴の愛獣は愛獣は自由気ままだなぁ」
「そうですね、でもそれがかわいいのですよ?ケレスの件も解決しましたしみんなでご飯にしませんか?模擬戦はそのあとで」
「飯かのう!」
「まだです」
「そうかZzz」
「模擬戦はどちらでやられるんですか?」
「ギルドの裏に訓練場あるだろ?あそこでいいだろ。兄貴に結界張ってもらえばオッケイだろ」
結界わたくしが張るんですね、まぁいいハンデになるでしょう。そういえば
「あそこなら観客席ありましたよね?」
「あるぜ?それがどうしたんだ?」
「そこにかき集められるだけこの街の冒険者集めてください」
「なにすんだ?」
「察しが悪いですね。実力を見せるんですよ。今度から私が彼らを調教いや教育するんですから」
「なるほどな、手配しとく」
「なら聖騎士団の者とかも呼んでいいですか?ゼウス様」
「いいですよ、マルスもいいですよね?」
「ああ、そっちも俺が手配しとくわ。おい、副聴いてただろ?手配よろしくな俺たちは飯に行ってくる。」
ガチャ
「飯か!」
「まだです」
「まだかZzz」
「はーい、了解ですよ。でもその子達の話したいって、いったの忘れないでくださいね」
「大丈夫ですよ。マルスが忘れても私が覚えていますから」
「それならありがたいです。ギルマスすぐ忘れるので」
「では行ってきますのでえっとお名前お聞きしてませんでしたね?」
「あーそうですね。自分はリオネット・フェルルーズって言います。ギルマスのお兄さんだけ特別に、リオって呼んでもいーですよ?」
「ではお言葉に甘えてリオと呼ばせていただきますね。わたくしの事はゼウスでかまいませんよ?」
「わかりましたぁ!ゼウスさんあとでお話できるの楽しみにしてますぅ!ご飯でしたよね、戻ってたら模擬戦できるようにしとくんで、いってらっしゃいです」
「飯じゃな!」
「今から行きますよ、行ってきますねリオ。皆さんも行きますよ」
「おう、兄貴!よろしくな副」
「よろしくお願いしますね副ギルドマスターさん」
「待ってくれよマスター」
「待ってください兄さん」
「早く行くのじゃ!マスターよ」
「スーリオン殿ご主人様を急かすのはやめてください」
ばたんっ
「はぁーあの子達の話楽しみだなぁって早く書類製作して冒険者たちと騎士団の人たち集めなきゃー。みんなー忙しくなるぞー」
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