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最愛の夫だった義理の兄に再び溺愛される 9*

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しばらくお互いに抱き締めたまま。心地よさを感じていた。身体にキスしたりしてたら身体はフワフワとしたかんじになってきた。それと同時に早く突き上げて欲しいって思ってきた。
「ね、羅漢……。動いて……?」
そのオレからの一言で。羅漢の我慢の糸が切れたんだと思う。
「アインが言ったんだからな?」
もう寝かせてもらえると思うなよって言われて。ゾクリとして
「寝かさないでよ。」
それからは当然だけど一度だけで済ませてもらわなくて。気付いたら何回シたのか覚えてない。言えてるのは10回はシてる事。
何回もオレのお腹に出してはお風呂で掻き出して。また続きをした。一晩中した頃にはオレの理性も壊れてた。上に跨がって腰を上下に振ってもっともっとって欲しがった。
「んぁっ!もっとぉ!」
「は……。もっとか?」
「うんっ!もっとして欲しいのっ!」
何回も中に出されたアナルからはグチュグチュと音を立てている。既にアインの精液は出しすぎて薄くなっていて自分の腹を汚している。
「は……。」
上に乗られるのは色々クるが。上に跨がられるよりも、自分の腕の中で翻弄されるアインの姿がいいと思った羅漢は再び仰向けにさせる。
「え、羅漢?んあっ!?」
「上に乗られるのは確かに良いけど、オレは腕の中で可愛く喘いでくれる方が見たい。」
グチュグチュ、ネチャネチャって音を立てて掻き回して腰を振って羅漢の大きなチンコで。カリで前立腺を押し潰したりされる。正直羅漢の体力に付いていけない。
「もっ、ムリぃ!出ないからぁ!」
「なら中イキする?」
そう言われたら本当に中イキされた。中学、高校もバスケしてて。今はボクシングしてる羅漢の体力はスゴくていつの間にか気絶してた。
「ん……?」
「起きた?ムリさせてごめん。」
「ううん。……。」
気付いた時はドロドロだった身体は綺麗にされてて、服も着ててフワフワな布団にくるまってた。
「お腹は大丈夫か?」
「あ、うん。今は何とも、無い……。」
どうしよ。スゴい気持ちよかった。あんな恥ずかしい事したのに今さら恥ずかしくなってきて羅漢の顔見れないでいるオレ。羅漢は羅漢でいつも通りだし。恥ずかしがってるオレを見て
「腹空いてないか?」
「あ、うん。」
「なら軽く、何か食べようか。ほら、水飲んでて。」
「ありがと。」
ラブホのご飯って何があるんだろ。ていうか、羅漢。前々から思ってたけど。大人の余裕が。気遣いできててカッコいいんだけど。内心悶えてたのに気付いてないオレに何かのタブレットを持ってきた。そしたら羅漢が
「好きなの頼んで。」
「え……。あ、うん。うわ……。」
え?ファミレスのご飯、だよね?どれも美味しそう。何か軽めのが良いからうどんを頼んだ。
「さてと。ご飯食べたらゆっくりしようか。」
「う、うん。」
言えない。もうしないの?って。いや言うだけ言ってみようかな。
「あ、のさ。もうしないの?」
「………………。したかった?」
「う、うん。フェラ、とか……。」
羅漢の舐めてみたいって言ったら軽く頬にキスして
「オレとしては嬉しいかぎりだな。その前にご飯食べないとな。」
「あ、うん。」
初めて食べたラブホのご飯は。ファミレスと同じくらい美味しかった。因みに羅漢はステーキ。
「1切れ食べる?」
「うん。食べたい。」
「そう?はい、あーん。」
「!?あ、あーん……。」
本当に羅漢、変わった。ブラッカは食べさせるなんてしなかったから。
ステーキもスゴく美味しかった。焼き具合も抜群で。
「おいひ……。」
「気に入った?ならまたラブホに行こうな。」
「うん。」
ご飯を堪能して少しゆったり過ごしてからまた続きをした。

「ふ、ぅ……っ!」
「っ。」
またベッドの上に座って羅漢のフェラする。間近で見た羅漢のは改めて大きいって思った。臭いも嗅いだら興奮してきてペロリと舐めた。それからは夢中になって舐めてた。もちろん噛まないように注意して。
「ん、ん……。」
チュパチュパって舐めるけど。羅漢は気持ちいいかな。チラリと見上げたらイきそうなのを我慢してる羅漢の顔。思わず口を離して
「ぁ……。」
「ふ、ふ……。アイン……?」
続けてくれないか?って羅漢からお願いされて。顔赤くなってきて
「う、うん……。」
気持ちよかった、って思って良いのかな。少し嬉しくなってきた。
「ふ……。」
羅漢をもっと気持ちよくしたいな。そう思ったオレは口に咥えてたのを出したら舐めながら聞いてみた。
「ね、ねえ。羅漢。羅漢はどこを舐めたら気持ちいいの?」
「っ。そ、だな。どこも気持ちいいんだが。裏スジが、弱いな。」
「そ、う……?なら、舐めるね。」
前々からそうだったが。アインは尽くすタイプだ。今日だってオレを気持ちよくしたいからフェラしたいって言ってきたから。好奇心もあっただろうが気持ちよくさせたいって思いが強い。
だからアインは時々自分はちゃんと気持ちよくさせてる?って顔で見上げてくる。
「アイン……。気持ちいい。」
「んぅ。ほんろ?うれひぃ。」
そう言って頭を撫でると嬉しそうにして口いっぱいに頬張る。綺麗な顔をしてるアインがフェラするのは何かと堪らない。
「ん、ん……。」
これ、オレの中に入ったんだよな?それでオレのアナルをぐちゃぐちゃにして。いっぱい中に出して。
「んぅ……。」
あ、感覚が。中をジュボジュボってされた感覚を思い出してきた。
「ふ、ふ、ぅ…………。」
これ入れてほしい。それでまた、ジュボジュボされて。それで。オレのお腹にいっぱい中に出されたい。
そう思ってたらいきなり羅漢がズボン下ろしてきてお尻撫でてアナルの入り口に指を入れてきた。
「っ。」
「ねえ、アイン。しゃぶりながら自分で腰モジモジさせてたの気付いてた?あんなに何回も出したのにまだ足りないんだな。」
「ふ、ぁ……。らかぁ……。」
あれ?オレ。こんなに。いやらしかったっけ?だって、オレ。初めてセックスしたのに。前世だって、こんなに。やらしく無かった、はずなのに……。
「ねぇ、アイン。」
オレにどんな風にされたい?そう聞かれてきて。オレの頭に出てきたのは
「………………。あ、のね……。」
あのアダルトビデオのシーンが出てきた。女役の男優がフェラされながらアナルを弄られてたとこ。すごい気持ち良さそうだった。まあ、演技なのもあるだろけど。してもらいたいけど。
「………………。」
「してほしい事あるんだろ?言ってみて。」
「あ、ある。けど。させたくない。」
羅漢にしゃぶらせたくない。それに。絶対我慢できなくて口に出すと思うからさせたくない。させたくないと聞いた羅漢は
「させたくない……。それ、フェラ?」
「っ。う、うん。だって、絶対口に出しちゃうから、させたくない。」
「なんで。オレ、アインが可愛く啼くとこ聞きたいんだけど。」
もしかしなくても、あれか?オレがシャワー浴びてる時に見てたビデオかな?アインが夢中になって見てたのは見てたけど。オレが見始めたのは外でしてるとこだった。やけにビデオの男優がオレに似てたから重ねてたのは想像できる。
「ねえ、フェラだけだったの?」
「ど、どうしてもするの?」
「アインが嫌ならしないよ。けどアインはオレに嫌な思いさせたくないからしたく無いんだろ?」
「う、うん……。」
やっぱり分かってた。だって美味しくは無いし。それに出すのだって早いだろから。
「オ、オレ。出すの我慢出来ないと思うから。早いと思うし。」
「アイン。なあ、なんでオレにはするのに、アインは自分がされるのは嫌がるんだ?お互いに気持ち良くなってこそ意味あるんじゃないのか?」
オレだけ善くなっても意味は無いんだって言ったら抱き締められた。オレ何してんだろ。不味い思いさせるからさせたくないって。
「ゴメン……。」
「ううん。気にしてない。させてくれない?」
黙って頷くと羅漢は軽くつむじにキスしたらもう一度聞いてみる。
「どんな風にされたの?フェラだけだったの?」
「あ、のね……。」
舐められながらアナルに指入れられてたって伝えた。そして
「た、多分。弄ってたの、前立腺。と思う。何か弄ってたみたいに指動いてたから。」
よく分からないけどってゴニョゴニョと答えたアインは真っ赤で可愛い。それでたまらなく愛しい。
「させてくれる?」
「う、うん……。」
ベッドに押し倒したアインにもう一度キスしたら。やっとオレに期待してる目をしてくれた。

「んぁっ、あっ!やぁっ!そこダメだからぁ!」
「ん……。どっちがダメ?」
舌先で尿道のとこクリクリって舐められるのが好きみたいで、そこばかり舐めたら何回もイッた。もちろん飲んだし。それに前立腺を弄るのも忘れてない。
腰をガクガクさせて、イク時に大きく跳ねる姿は可愛かったしもっと見たかったから何回もイカせた。イキすぎて泣いてるアインはすごくそそられるし啼かせたい。アインの言ってた調教もさせないとな。オレ、そんなにSっ気あったっけ。アイン限定かな。女抱いてた時は淡白だったし。今度は内側と外側から刺激与えてみた。
「っあ、やっ……!」
ほんの少ししか中と外から刺激されていないのに、アインは指を止めてって泣きながら懇願してきた。泣いてたから指を止めたら
「ぁ、や……。やらぁ。頭、可笑ひくなる……。」
こっちとしては可笑しくしたくなるんだけどって思ったけど、言いはしなかった。その代わり
「ゴメンな。」
軽く額にキスして謝る。だけどその内にしっかり教えていくつもりだから。だから今日はこれだけにしておこう。
そろそろ限界だから指を引き抜いて入り口を広げたら充分固くなったモノを押し付けると、アインは期待した目をしてた。
「ぁ……。」
「入れるな。」
ああ、この一晩でアインは。中に出される気持ちよさにハマったみたい。それにいっぱい出してって可愛くオネダリもしてきたし。結局オレとアインはラブホに泊まってる間は。時間ギリギリまでセックスしてお風呂に入って身体を綺麗にしたらラブホを出た。
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