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最愛の夫だった義理の兄に再び溺愛される 7*

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*マークの付いている話はR-18です。
高校卒業されていない方はご遠慮お願い致します。
射精管理、青姦などのマニアックな表現もありますので苦手な方もご遠慮お願い致します。

ベッドに入って寝付けない。明日は学校なのは、分かってるのに。それに、父さんも母さんもいるのに指が止まらなかった。
「ふ、ふ……。」
布団を噛み締めて必死になって声を出すのを我慢しながら自分のモノを扱いてみる。けれど
「ふ、ぅ……。」
やっぱり満足できない。羅漢はどんな風に触ってくれるのかな。尿道を爪でクリクリすると気持ちよくなってきて
頭の中で
--こうされるのがイイの?--
ぁ、羅漢、羅漢ぁ。羅漢の指でクリクリされたらどんなに気持ちいいんだろって思ったら。
小さくイクって悶えながら出した。
「んっ!んぅ、んううっ……!」
すご、今までで一番出てる。こんな気持ち良かったの初めてかも。けど、だけど。
「は、は……。…………。」
自分のチンコ扱くだけで満足できてない。だって、さっきから。アナルが、後ろ疼いているから。
「………………。すこ、し……だけ。」
父さんも母さんも起きてない。そう、少しだけなら。一回だけ、一回だけで終わらせよう。そう言い聞かせる。
ローションなんて無いから出した自分のザーメンをローション代わりに使って指をヌルヌルにしたら。
「ふ、ふ、ふ……。」
羅漢がオレのアナルに指を入れるのを想像する。
--こんなにヒクヒクしてる……。--
早く指を入れてほしくて興奮して息を荒くしてるオレに、可愛いって囁かれる。
「ふ、ぅ……っ!」
違和感なんて感じないくらいすんなり入った指。まるで。ううん。知ってたから。ココをぐちゃぐちゃにされるの気持ちいいの覚えてるから。
早く気持ちよくなりたい。それだけでもう少し先まで中を進めていったら、男だった自分が女みたいに気持ちよくなる場所を掠めた。
「ぁっ……!」
小さく悲鳴を上げる。ああ、やっぱり気持ちいい。少しだけコリコリ弄ったら
「ああんっ!あっ!」
羅漢っ!羅漢、もっと!もっとコリコリしてぇ!そうオネダリする。頭の中の羅漢はオレにキスしながら前立腺を押し潰したり引っ掻いたりして色んな刺激を与えてくる。それで
今のアインは処女なのにイヤらしくて可愛いな。って言ってくる。それで
--もっとメチャクチャにしたいよ。--
「ぁ……っ!」
して、してぇっ!メチャクチャにしてよぉっ!必死に声を出さないでイきまくる。ベッドの大きく軋む音が響く。腰を女みたいにガクガクさせてしばらくイってた。一回だけって決めてたのに、余計に欲しくなって結局寝たのは深夜の2時だった。
当然だけど寝不足で休み時間は寝てばかり。授業は何とか起きてた。
アナニーはもう止めよう。オレは学生で受験生なんだから。進学にしろ、就職にしろ。大事な時期だから。だけど
そう簡単にあの気持ちよさから脱け出せるものでは無かった。帰宅して勉強しても少し休んでただけで、夜寝るだけで。少しでもすることが無かったら羅漢に抱かれるのを想像してアナニーしてた。回数重ねる毎に、過激になってきて。最初こそ、羅漢の部屋でしたりラブホでしてるだけだったのに。
羅漢の目の前でアナニーしたり、外でするいわゆる青姦したり、カーセックスしたり、手首を羅漢のネクタイで縛られて散々イかされたり、イクの我慢させたりと調教させられたり。
「は、は……。まるで変態じゃない。」
そうだよ、羅漢の部屋ならまだ分かるけど。青姦に調教に。果てには射精管理させられたり。羅漢にさえ言えない妄想ばかり膨らんでる。
アナルにローターとバイブを入れられて、チンコはザーメン出すこと出来ないように根元を縛られて。おまけに。尿道も調教させられて通販で買った尿道ブジーを入れられる。待ってよ、オレ。こんなに、変態じゃないのに。羅漢に調教されたいだとか。そんなの、無いのに。
「………………。」
分かってる、分かってるよ。否定してるけど。オレ……。
羅漢無しじゃいられない身体にされたいって、思ってる。前は。したかった事をほとんど出来ないで死んだから。だから。
もう後悔なんてしたくは無いんだ。
来週でオレの誕生日。羅漢に抱いてもらえる。だから。
「アイン?どうした。」
「あの、話あって。」
羅漢の部屋で話をしに来た。引かれるかもしれない。こんな変態な妄想ばかりしてるって。だけど、言わないで後悔はしたくない。
確かに怖い。SMの趣味は無いしノーマルだって、言われると思う。嫌われたく無いって、気持ちもある。だけど
「どうしたんだ?」
「あ、のね……。羅漢。」
オレを調教して。俯いたまま、それだけ言った。怖くて顔を上げられない。
「………………。アイン。」
本気か?と言われて肩が大きく跳ねて。しまったって、思った。顔が真っ青になる。必死に
「な、なんて!そんなの冗談に決まってるじゃない!」
ちょっと驚かせたかっただけ!って笑顔を作ってみてみたら。羅漢は
「…………。良かった。オレ。」
アインを抱けるようになったら。色々したい事あったんだって。そう言ってた。え?羅漢、同じこと考えてた?そう思ってたら羅漢は耳元で
「なぁ、アイン。」
「っ!」
「アインの妄想の中のオレは。どんな風にアインを調教したんだ?どんな事したんだ?」
「ぁ……っ!」
何時もよりも熱く低くて掠れた声を、囁かれた声を聞いただけで。アナルがヒクヒクしてきた。赤くなって黙り込んでるオレに
「ねぇ、もしかして。触ってほしくてヒクヒクしてる?」
「っ!ぁ、ちが……。」
違ってない。しかも入り口だけじゃなくて、散々、毎日自分で弄ってきた中も。うねってきた。
クスリと笑う気配が、声が聞こえて。
「来週だったな。アインの誕生日。オレに抱かれたいって思ったらパーティーは全部断って部屋に来て。それからホテルに行こ。」
来週まで、我慢できたら。アインがして欲しいこと全部するから。そう耳元で、腰が蕩ける声で囁くから。
どこも触られていないのに。
「う、うん……。」
中イキしちゃった。もうダメ。オレ。羅漢無しにはいられないよ。早く、来週に。誕生日にならないかな。

指折り数えて待ち続けた。クラスのみんなからも父さんも母さんからもプレゼントもらったけど、パーティーは断った。今日は金曜日。だけど明日と明後日はオレも羅漢も休みだから。いっぱい愛してもらえる。ラインに部屋で待っててってメッセージ着たから部屋に来て、大人しく羅漢を待った。待ちたかった、けど。
「は、は……っ!ぁ……。」
もうこれからされる事の期待だけで頭が可笑しくなって。ズボンを脱いだら下着の下はべちゃべちゃで。ズボンごと脱ぎ捨てて羅漢のベッドに寝転がったら指を入れる。
「は、は……っ!んんんっ!」
毎日弄ってるアナルはすんなり三本の指を咥えられるようになった。もう、もう。指でも満足できなくなった。もっと奥までぐちゃぐちゃにされて。羅漢のザーメンを中出しされたいって考えになってた。
「は、は。羅漢ぁ。もっと、もっとキスして。」
どんなキスしてくれるのかな。オレが想像した羅漢は何時だって。
キスして、オレに愛してるって言ってくれる。そうだった。外でもしたいって思うくらい。オレ、何処でも羅漢に求めて欲しかった。そう、だ。オレ。今気付いた。時間も場所も関係なく、求めて欲しかっただけだった。
「あ、羅漢っ。オレ、オレをっ!もっと求めてぇっ!」
きっと羅漢なら。こう言ってくれる。
「オレは何時だってアインだけを求めてる。」
「え?」
自分の荒い吐息だけが聞こえる筈なのに。羅漢の声が聞こえてきた。声のした方を向いたら羅漢がいて、オレが何か言う前に覆い被さってきて
「随分可愛い事してるな。オレ、アインのせいで可笑しくなりそうだ。」
寝られると思うなよ?そう言われて荒々しくキスしてきた。今すぐ食べたいってくらいの。
「は、ぁう……。」
「ふ……。他の人に」
アインの声を聞かせられない。そう言ったら男同士でもオーケーなホテルに連れていかれた。オレも下調べしたからこのホテルを知ってた。なのに、ホテルの入り口で。
「これからオレはアインを抱くが、それで良いか?」
「此処まで来てなに言ってるの?抱いてよ。オレ今日がくるの、待ってたんだから。オレがオーケーなら何も問題は無いし、大丈夫なんでしょ?」
そう答えたら羅漢は黙ってホテルに入っていったら
「もう待てない。」
一緒に風呂入るぞ。と有無を言わさずにお風呂に行った。これから食べられるって思ったらゾクゾクしてきた。
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