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①新入社員

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 新緑と淡い花の色に彩られる季節、会社にも初々しい新入社員達が明るく新鮮な空気を運んでくる。毎年の事ではあるが、こちらもウキウキした気分になるのは悪くない。悪くないのだが――有り体に言って気苦労の方が大きい。

「営業部に配属されました宮城啓太です! スポーツは得意ですが胃腸は弱いです! あとコミュ障気味なので用件はなるべくメールでお願いします!」

 大きな声ではきはきと身も蓋も無い挨拶をした青年――というよりは鹿又かまたの目には子供にしか見えないのだが――を生温い笑顔で迎え入れた。
 俺、この子の教育係りかぁ…………。若い子の扱いにも大分慣れたつもりでいたけど、これはまた大変そうだなぁ。
 鹿又は誰か間に通訳でも挟もうか、と考えて室内を見回して背の高い青年で目を留める。入社二年目の花森君はイケメンだが口下手で、ちょっと頭の弱そう――いや、朗らかな宮城とは合いそうもない。

 やっぱり俺が直接見るしかないのか。鹿又は溜め息を堪え、僅かに肩を揺らした。

「えーと、宮城君?」
「啓太でいいです!」
「…………うん、まずは他の部署を案内するから」
 そう言うと鹿又は啓太を連れて商品開発部を訪ねた。

「失礼、ちょっといいかい?」

 こんこんと白い扉をノックして、そう声を掛けつつ中へ入ったら朝っぱらから椅子に踏ん反り返って寝ている男の姿が目に入る。

「あー…………失礼」

 鹿又は啓太の目の前で一度扉を閉め、寝ている男につかつかと歩み寄って肩を叩いた。

「おい、ダニエル! 新卒にそんな姿を見せるなよ!」

 示しが付かないだろうが、と鹿又が苦情を言ったらダニエルと呼ばれた男が怠惰な猫のようにうっそりと瞼を上げた。

「うるせぇなぁ…………。俺は夕べ徹夜だったんだよ」
「あ、次の新製品か?」
「いや、昨日発売されたゲームが予想外に面白くて」
「ゲームかよ!」

 突っ込んでおいて痛む頭を押さえる。
 自分と同期のこの男、優秀ではあるが自由過ぎて新人には見せたくない。見せたくないが他の社員はラボの方へ出向いていて、今この部屋には彼しかいない。さて、どうしたものか。
 眉間に皺を寄せる鹿又を見て、ダニエルはよっこいしょと椅子から立ち上がりデスクから小さな箱のようなものを取り上げた。

「新製品じゃないけどバージョンアップを手掛けてるものがある。特別に見せてやるよ」
「ああ、それは助かる」

 鹿又はホッとして啓太を中に呼び入れた。そしてダニエルを紹介したのだが――啓太は大きな鹿又の背に隠れるようにしてモジモジと身を捩った。

「おい、どうした?」
「いや、だって美人だから…………」

 丸い頬を赤く染めて照れる男が可愛らしくも不気味だ。鹿又は今度は堪えきれずに歎息を吐いてしまった。

「言っておくけど、こいつは男だからな」
「………………え?」

 鹿又は戸惑う啓太を無視してダニエルを詰る。

「だから髪を切れと言っただろう。白衣にそのロングヘアじゃ女性に見えても仕方が無い」
「だってお前が…………いや、何でもない」

 ぷいっと横を向いた男の顔を見る。大人気なく拗ねている男の艶やかな髪を鹿又は綺麗だと思う。綺麗だと思うが、他の人間の気を惹くのは面白くないし困る。

「これから暖かくなるんだし、短い方が似合うんじゃないか?」

 彼の白い襟足が丁度自分の見下ろす位置にくるというのは魅力的だ。

「それは、俺はどっちだって似合うけどな」

 幾分か機嫌を直したのか、偉そうに言ったダニエルに鹿又は笑って認めた。

「そうだね、君はどちらも似合う」
 それを聞いてダニエルは微かに頬を染めて俯いた。その様子を啓太は憧れの籠もる眼差しで見ていた。

    ****
 
 商品開発部を終えて次に訪ねたのは企画室だ。

「あの、開発部と企画室の違いって何ですか?」

 啓太の質問に鹿又は片眉を上げる。
 一応やる気はあるらしいとちょっと見直した。

「商品開発部は専門家が実際にモノを作る。企画室はユーザーの視点で欲しいモノを企画する」
「へぇ、楽しそうですね」

 お気楽な啓太の言葉に鹿又は苦笑して釘を刺す。

「ヒットを出せればいいがな、商品が売れないと大変だよ。GOサインを出したのは上の癖に、売れなきゃ手のひらを返したようにこんなものを考えたのは誰だって騒ぎ出す。売れる売れないは広告宣伝部やデザイン部や俺達営業部や、全部の部署に責任があるんだがな」
「はぁ…………」

 急に色々と言われてもぴんとこないのだろう、頼りない表情を晒す啓太に鹿又は分かり易い話をしてやる。

「出来る営業マンってのは水道水だって売ってくる。黙っていても売れるようなモノに俺達は必要ないからな」
「水道水を売るって…………それって詐欺じゃないですか?」
「言うね。どうせなら一流の詐欺師を目指してくれよ」

 冗談めかして言った鹿又の言葉がどこまで本気なのか、啓太は少々戸惑った。
 こういう対人間とのやり取りは判断に困る事が多い。画面越しになら難なく出来る事が現実では出来ない。その事に啓太は僅かな焦りを覚える。

「やあ、お邪魔するよ」

 気安く入り込んだ鹿又を、企画室の人間は華やかな声で歓迎した。

「今日は外出されないんですか?」
「またかまさんが新人の面倒を見てるの?」
「この間はご馳走様でした」

 女性ばかりで気後れする啓太の目に、一人ひっそりと佇む小柄な人の姿が映る。地味だが仕立ての良さそうなスーツを着たまだ若い青年だ。
 その青年に鹿又が目を留めて笑いかけた。

「やあ、こま君。会社で会うと、君も大人に見えるな」
「かまさん、こんにちは。これから宜しくお願い致します」
「何だよ、堅苦しいな。初日からそんなんじゃ持たないぞ」
「いえ…………はい」

 駒沢は啓太と同じ新入社員だったが、この会社の重役の息子で鹿又とは面識があった。
 繊細で感性に優れた彼はクリエイティブな仕事に向いているが、内に溜め込む気質である事が心配だった。鹿又は自分に目を掛けてくれている重役から彼の事を直々に頼まれていた。

「ああ、こっちはうちに配属された宮城啓太君。商品の事とか教えてやって」
「僕で良ければ」

 子供の頃から自社製品に囲まれて育った駒沢は愛着もあり詳しい。マニアと言っても良いレベルなので、新人の知識不足を補ってくれるだろう。

「宜しくね、こまちん。俺の事は啓太って呼んで!」
「う、うん…………」

 コミュ障と自分で言う割りに啓太はやたらとフレンドリーだ。
 鹿又はやれやれと首を横に振って駒沢に苦笑を向けた。それを見て青年がやっと少し肩の力を抜いて微笑み返した。
 入社が決まってから今日までずっと緊張していたが、思っていたよりも滑り出しは順調そうだとホッとしていた。
 駒沢は頼れる大人と同期の男を交互に見て、目元を緩めた。

    ****

 鹿又は啓太を連れて社内の関連する部署を一通り回り終え、営業部へ帰ってきた。大多数の人間が外回りに出掛けていたが、背の高い青年だけは自席に残って何やら作業をしていた。

「花ちゃんは今日は社内業務かい?」

 声を掛けた鹿又を花森は睨むような目で見詰め、僅かに顎を引いて頷いた。
 本人にそれ以上何も答える気が無いようなので、鹿又は作業中のPCモニターをひょいと覗き込んだ。

「ああ、プレゼン資料を作っていたのか。うん、よく出来てるね」

 次々と画面を流れるカラフルな画像は煩くない程度に音まで入っていて、良く出来たCMか映画の予告のような完成度の高さだった。

「でもね、ある程度 ”硬い” 資料も用意した方がいい。新しいものを頭から否定する人間も少なくないからね」

 鹿又のアドバイスに花森は頷かず、更に下を向いてしまった。それが落ち込んでいる訳でも、不貞腐れている訳でもない事を鹿又は知っている。
 彼は本当に鹿又の言う通りなのかどうかを一生懸命に考えているのだ。そして納得出来なければおずおずと質問してくるし、納得出来れば助言を受け入れる。
 見た目と違い、彼は恐ろしく生真面目な性質なのだった。

「うわっ、凄いですね! これってちゃんとストーリーがあるんだ!」
 興奮した声を上げた啓太を花森が見上げた。そして沈黙したままじっと見詰め続ける。

「あの、それからこの端っこのキャラクターってPCマスコットですよね? 微妙に絵が変わるけど、もしかして経験を積むと少しずつ姿が変わって行って、最終的には親友みたいになっている――そういう仕掛け?」

 目をキラキラさせて楽しそうに聞く啓太に、花森はぼそりと答えた。

「親友じゃなくて、戦友。一緒に何かを成し遂げた相手」
「格好良い! いいな、俺も欲しいな」

 どこから入手したんですか、と机に手を付いて身を乗り出した啓太に押されるように花森が身を仰け反らせた。

「どこからって、俺が作ったから――」
「嘘!? どうしてそんな事が出来るの?」

 先輩社員にすっかりタメ口を利いている啓太を鹿又はやんわりと咎めた。

「こら、言葉遣い。もう学生じゃないんだから。それから興味があるのは分かるけど、彼の仕事の邪魔になる。昼食とか歓迎会まで我慢しなさいって」
「は、はいっ!」

 しまった、とあからさまに顔に出した相手に花森が口元を綻ばせた。
 それを見て鹿又は内心で驚く。彼が僅かにでも笑うなど滅多に無い事だ。おまけに自分から話し掛けもした。

「後でプログラムをあげるよ」
「ありがとうございますっ!」

 にこにこと尻尾でも振りかねない啓太を見て、鹿又は顎に拳を当てて考えた。
 よし、教育係りは花ちゃんに任せよう。どうせ二人とも俺が見なくちゃいけないんだし、直接のやり取りは二人に任せてしまえばいいや。
 鹿又はあっさりと楽する事を決めた。

「花ちゃん、プレゼン資料が揃ったら一度僕に見せて。それから啓太君はうちのカタログとか資料を読破する事。後でテストさせて貰うからね」

 鹿又の言葉に啓太は真顔になって顎を引いた。『テスト』、と聞いて真剣になれるのは新卒ならではだなぁと鹿又は微笑む。

 色々と大変そうではあるが、中々いい子じゃないか。花ちゃんやこま君と同じように。
 皆少しずつ問題はあるが、輝くものを持ってる。根気良く丁寧に付き合うに値する子達だ。
 俺も面倒を見て貰ってきたんだからな。今度は自分が返す番なんだよな。
 まだ三十代半ばにして、そんな親父臭い事を考える鹿又だった。

    ****
 
 鹿又は営業マンであるので社内にいる事は少ない。しかし新人の面倒を見る必要と、様々な書類仕事に追われてこのところ社内勤務が多かった。

「あ……れ? 今頃ビル清掃か?」
 揃いの青いツナギを着て、手に掃除道具を持った男達が室内へずかずかと入り込んできたのを見て鹿又が呟いた。

「直ぐに済みますから、窓を拭かせて下さい」

 言い慣れた台詞を挨拶代わりに、男達はブラインドを上げて次々と窓を拭いて行った。

「外側は別の人間がやりますけど、ブラインドを下ろすので気にしないで下さい」

 そう言われて気が付けば、窓の外に二人一組になってゴンドラに乗った男達の姿が見えた。ビル全体を受け持っているようで、最上階の16階から12階のこのフロアまで作業をしてきたらしい。

「うわー、高所恐怖症には勤まりませんね」

 啓太が感心したように言ったのを聞いて、鹿又は高所恐怖症の気のある男を思い出した。
 短い方が似合うと言ったらその翌週にはばっさりと髪を切ってきた。見た目は人形のように美しいが、中身は大胆なほど大雑把な男だった。

「赤く染まるところが見たいな」

 ぼそりと呟いた鹿又を啓太が不思議そうに見上げた。

「かまさん?何ですか?」
「いや、何でもないよ」

 まさか目を射る白いうなじがアルコールに上気して赤く染まるところが見たくなった、などと正直に言う訳にはいかない。
 このところ一緒に飲みに行ってないし、今日辺り誘ってみようか。
 鹿又は啓太や他の同僚に見付からないように、こっそりとダニエルにメールを打った。

 ”今日の帰り、熱燗でもどう? まだ夜は寒いだろう”

 そう書いたら直ぐに返信が来た。

 ”うなぎが食いたい”

 相変わらず贅沢な男だ、と思いつつ直ぐに了承の返事を入れた。ダニエルと行けるなら鹿又は何処でも構わないのだ。
 こじんまりとした店に二人分の予約を入れ、鹿又は猛然と書類を片付け始めた。
 残業でお流れになる事はなんとしても避けたかった。
 それでも定時から一時間ほど遅れ、急いで迎えに行った商品開発部で鹿又はぼんやりと窓の方を見ていた。

「ダニエル? 遅くなって悪い。行こうか」
「ああ、うん」

 相手は待たされた割には不機嫌そうに見えず、鹿又は内心でホッとしながらダニエルと連れ立って会社を出た。

「窓拭きの連中、顔触れが変わってたな」
「顔触れ?」

 ダニエルの言葉に鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした鹿又を見て、ふっと息を零すように笑った。

「ああ、お前は余り見る機会が無かったか。あの窓拭きってさ、月一くらいで来てるんだぜ。いつも二人一組で上から順番に窓を拭いていく。あんな高い場所でよくやるよな」

 ぞっとしたように身体を震わせて言ったダニエルに鹿又が噴き出す。

「それは君には無理だろうね。最上階なんて何メートルあるのかな」
「言うなよ。想像しちまう」

 室内にいても窓の近くにはいかないようにしているくらいなのだ。外に身一つで立つなど冗談ではない。
 ダニエルは嫌な想像を吹き払うように鹿又の肘の辺りを叩いた。

「それでさ、今度の奴等は物凄く若いんだ」
「若い?」
「まだ二十代前半とかそのくらいじゃないかな。半分は過ぎちゃいないだろう」

 その若さで何が楽しくて高層ビルの窓拭き、と午前中はずっと呆れて見ていたのだという。

「仕事中にぼんやりと見ていた君の方にこそ、俺は呆れるね」

 彼が抜きん出て優秀でなければ今頃は左遷されているのじゃないかと鹿又は心配になった。

「気分転換もいいけどさ、仕事もちゃんとやりなよ」

 言わずもがなの事を言って来た男にダニエルはからかいの笑みを浮かべた。

「ばか、逆だよ。俺は一日中遊んで、気分転換に仕事すんの。その方が良い仕事が出来るんだ」
「全く君って奴は」

 それが冗談だと知っているが、冗談では済まない天才肌のところがダニエルにはあるので鹿又は冷や冷やする。

「危なっかしくて見てる方が心配だよ。俺の前から消えたりしないでくれよ?」
「…………ばーか。消えるかよ」

 ダニエルは何でもないような声で答え、一人足を早めた。
 嬉しくて駆け出してしまいそうだなんて、隣の男にはばれたくないと思いながら。
 その日のダニエルはご機嫌に酒を飲み、綺麗に桜色に染まった首筋を男に晒した。

    ****

 高層ビルの屋上の上、給水タンクに寄り掛るように腰掛けながら煙草を吸う二人の男達がいた。

「今度の担当区域は楽しそうだ」

 髪を赤く染めた男が鼻に掛かるハスキーな声で言った。

「楽しいのはお前だけだろ。俺は面倒はごめんだぜ」

 応える男は煙を吐きながらうんざりしたように言い、暮れなずむ薄闇に浮かび上がるような小さく白い顔をしていた。肩までの茶色い髪をハーフアップにして、少女のように愛らしい外見をしている。けれど着ているものは清掃員の青いツナギで、必要とあらば縄一本でビルを上り下り出来るのだ。

「俺達を不思議そうに見ていた凄い美人がいただろう」
「ああ、あれね」

 相方に言われて直ぐに脳裏に浮かぶ端正な顔立ち。
     恐らくは外国の血か入っているのだろう。何処か異国の香りのする男だった。

「ああいう非の打ち所がなく整った顔って、泣かせてみたくならないか?」
「ならないよ。お前って趣味が悪い」
「済みませんね。お上品なあんたに言う事じゃなかったな」
「俺が上品なんじゃない。お前が下品なんだ」

 淡々と言って男はぴんっ、と煙草を指で弾いた。紅点が急速に深まる闇に吸い込まれるように消えて行く。その様子を目で追いながら男が言った。

「たまには一箇所で落ち着きたいからな、ここではトラブルを起こすなよ」

 じろりと冷ややかな目で睨まれて、ハスキーボイスの男は薄く笑った。

「人には出来る事と出来ない事がある。俺には安穏とした生活ほど縁遠いものはないんだよ」
「それでも努力くらいはしろ」

 結果までは求めない、と最大限に妥協して歩み寄ってきた相棒に男は砕顔した。
 本当にたまにだが、隣の男にだけ見せる子供っぽい笑顔だった。

「あんたがそう言うなら頑張ってみるよ」
「本当に頼むぜ」

 少女のような男はうんざりと言ったが、その期待は直ぐに裏切られる事になる。彼は次々とトラブルを振り撒く事になるのだった。
 そしてそれにはこの男も無関係ではいられない。
 これまで保ってきた均衡が、崩れる場所が此処なのだった。
 その事を誰もまだ知らない。
 ただ冷たい風がビルの間を吹き抜けていった。

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