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90.ユメの中ー2(R−18)
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「あ~、すっごいドキドキした」
頭を掻きながらそんな風に独り言を呟いたら、低い声が返ってきて心臓が止まりそうになった。
「何がだ?」
「何がって……」
(う~、ヤバイヤバイ、何か言い訳を考えなくっちゃ)
そう思うんだけど、焦っている所為で適当な言葉が出てこない。
うーとかあーとか言ってる俺のパンツをロクが黙って引き下ろした。
「何故、糸を引いているんだ?」
「そ、れは……」
「私がいないところで下着を濡らして……何をしていたんだ?」
「何もっ! 何もしていないよ!」
「では足を上げてみろ」
「ふえっ!?」
「疚しいことがないなら、足を上げて股の間を見せてくれ」
俺は腹が立ったしドキドキしたし少し心配でもあったけど、仕方なくロクの言葉に従った。片足を大きく上げて横に開いた。
ギュッと瞑った目に羞恥の涙が滲んだけど、直ぐに終わるからと我慢したのにロクの方からピリッとした冷気が漂ってきた。
「濡れてる……。お前は私以外には甘くならないのではなかったか?」
「ちがっ、違うんだ! これは違う!」
違うと言いつつヨカナーンの姿に魅せられて興奮していたのは本当だった。
俺はヨカナーンを抱くつもりはなかったけど、それでも身体は反応していた。
ロクが怒るのも当然だ。
「味は……いつもより、薄いな」
指で掬い取ったものを舐めて確認したロクを見て、俺はこんな時なのにドキリと胸が騒いだ。
だってロクの前でこんな格好をしているんだからしようがないじゃん!
「誰に喰わせる気だった?」
「誰にも……誰にも食べさせたりしない!」
俺は必死に首を横に振った。
本当にロクを裏切る気はなかった。
ただちょっと興奮しただけ。
「ならそれは洗い流さなければならないな?」
「川を探してくるっ!」
「待て。その必要はない」
「え?」
「水ならここにある」
そう言って差し出した水の筒を、ロクは容赦なく俺の後ろに突っ込んだ。
「や、だっ!」
こぷこぷと冷たい水が後ろに流れ込んできて、俺は直腸内を満たされる感覚に子供みたいに怯えて泣いた。
だってこんな冷たいのって始めてだもん。
「チヤ、暴れるな。全部流したら温めてやる」
「どうやってだよっ!」
「お前の好きな方法で」
「……」
俺の好きな方法って言ったら舌だけれど、ロクにお尻のナカを舐めてなんて言えない。
後ろに口を付けて吸ってくれなんてもっと言えない。
「……撫でてくれるの?」
「そうじゃないだろう?」
クスリと笑われて俺は爪先まで赤くなった。
ロクにからかわれて嬉しい。楽しそうなロクを見れて嬉しい。もう怒ってないみたいで、俺を甘やかしてくれる予感に胸が膨れる。
「我慢、したら……ナカを舐めてね? 俺がイヤって言っても、奥まで舐めて壁の間を刮げて?」
「私の為の蜜を出したらな」
ロクにそう言われて、俺は水なんて入れなくても新しい蜜を出せば押し流せたと気付く。
でももう遅い。俺はロクの前ですっかり洗われた下半身だけを曝し、しょんぼりとした陰茎の先からは水滴がポツポツと垂れている。
「ロク、俺のお尻はロクのものしか挿れてないよ? ちゃんと綺麗だからね」
「わかった、信じよう。だが……後で全て吐いて貰うからな」
俺はロクに脅されつつも冷えた身体を温めるような念入りな愛撫を受けた。
ビチャビチャに濡れたお尻がロクの舌で温まっていくのも気持ちいい。
「ロクぅ……挿れて……」
「……早いな」
「だって……」
だってヨカナーンの痴態を見た時からずっと我慢していた。
俺も後ろに太くて熱いのが欲しいって、奥まで満たして欲しいって思っていた。
ヨカナーンを羨ましく思いながら指を咥えて見ていた。
「ふぁあああんっ!」
入ってくるものに自分のナカが絡みついて吸い付くのがわかる。
互いに吸い付き合って、チュウチュウと音が鳴っているのがわかる。
「チヤ……触ってないのに、こっちも勃ってる」
硬く凝った乳首をクリクリと指先で捻られて頭の中がぼんやりとする。
だってヨカナーンは扱かれて気持ちよさそうだった。
ゴシゴシと真っ赤になるまで擦られて甘い声を上げていた。
俺だって……。
「チヤ、可愛いな」
「あぁあんっ!」
囁かれて腰を深く進められた。
待ち望んでいた奥をズボッと犯されて俺は泣きながらよがった。
「そこっ、すきぃぃぃ……」
尻朶を両手で拡げられ、ズポズポと間を抉るように腰を押し付けられる。
ロクの切っ先は奥まで届いているし、俺のだらしなく曲がった足は地に付いていない。
くるんと丸まった陰茎の先からはダラダラと白濁が溢れ、足元に薄い水溜りを作っているのが恥ずかしくて堪らない。
「漏らすの、イヤ……」
「『イヤ』?」
「イイ……」
「どっちなんだ」
笑いながらロクがナカに薄い種を撒く。
豹型獣人の生態はよくわからないんだけど、彼らは基本的には一度に三回射精をするらしい。
二回目の、ブリブリとしたゼラチンのような精液を見た時はなんだか物凄く恥ずかしかった。
「チヤ、覚えておけ。私は嫉妬深いからな」
(知ってるよ)
そう思ったけれど、最早応えることも出来ずに俺はロクにバッチリと最後まで種付けされたのだった。
頭を掻きながらそんな風に独り言を呟いたら、低い声が返ってきて心臓が止まりそうになった。
「何がだ?」
「何がって……」
(う~、ヤバイヤバイ、何か言い訳を考えなくっちゃ)
そう思うんだけど、焦っている所為で適当な言葉が出てこない。
うーとかあーとか言ってる俺のパンツをロクが黙って引き下ろした。
「何故、糸を引いているんだ?」
「そ、れは……」
「私がいないところで下着を濡らして……何をしていたんだ?」
「何もっ! 何もしていないよ!」
「では足を上げてみろ」
「ふえっ!?」
「疚しいことがないなら、足を上げて股の間を見せてくれ」
俺は腹が立ったしドキドキしたし少し心配でもあったけど、仕方なくロクの言葉に従った。片足を大きく上げて横に開いた。
ギュッと瞑った目に羞恥の涙が滲んだけど、直ぐに終わるからと我慢したのにロクの方からピリッとした冷気が漂ってきた。
「濡れてる……。お前は私以外には甘くならないのではなかったか?」
「ちがっ、違うんだ! これは違う!」
違うと言いつつヨカナーンの姿に魅せられて興奮していたのは本当だった。
俺はヨカナーンを抱くつもりはなかったけど、それでも身体は反応していた。
ロクが怒るのも当然だ。
「味は……いつもより、薄いな」
指で掬い取ったものを舐めて確認したロクを見て、俺はこんな時なのにドキリと胸が騒いだ。
だってロクの前でこんな格好をしているんだからしようがないじゃん!
「誰に喰わせる気だった?」
「誰にも……誰にも食べさせたりしない!」
俺は必死に首を横に振った。
本当にロクを裏切る気はなかった。
ただちょっと興奮しただけ。
「ならそれは洗い流さなければならないな?」
「川を探してくるっ!」
「待て。その必要はない」
「え?」
「水ならここにある」
そう言って差し出した水の筒を、ロクは容赦なく俺の後ろに突っ込んだ。
「や、だっ!」
こぷこぷと冷たい水が後ろに流れ込んできて、俺は直腸内を満たされる感覚に子供みたいに怯えて泣いた。
だってこんな冷たいのって始めてだもん。
「チヤ、暴れるな。全部流したら温めてやる」
「どうやってだよっ!」
「お前の好きな方法で」
「……」
俺の好きな方法って言ったら舌だけれど、ロクにお尻のナカを舐めてなんて言えない。
後ろに口を付けて吸ってくれなんてもっと言えない。
「……撫でてくれるの?」
「そうじゃないだろう?」
クスリと笑われて俺は爪先まで赤くなった。
ロクにからかわれて嬉しい。楽しそうなロクを見れて嬉しい。もう怒ってないみたいで、俺を甘やかしてくれる予感に胸が膨れる。
「我慢、したら……ナカを舐めてね? 俺がイヤって言っても、奥まで舐めて壁の間を刮げて?」
「私の為の蜜を出したらな」
ロクにそう言われて、俺は水なんて入れなくても新しい蜜を出せば押し流せたと気付く。
でももう遅い。俺はロクの前ですっかり洗われた下半身だけを曝し、しょんぼりとした陰茎の先からは水滴がポツポツと垂れている。
「ロク、俺のお尻はロクのものしか挿れてないよ? ちゃんと綺麗だからね」
「わかった、信じよう。だが……後で全て吐いて貰うからな」
俺はロクに脅されつつも冷えた身体を温めるような念入りな愛撫を受けた。
ビチャビチャに濡れたお尻がロクの舌で温まっていくのも気持ちいい。
「ロクぅ……挿れて……」
「……早いな」
「だって……」
だってヨカナーンの痴態を見た時からずっと我慢していた。
俺も後ろに太くて熱いのが欲しいって、奥まで満たして欲しいって思っていた。
ヨカナーンを羨ましく思いながら指を咥えて見ていた。
「ふぁあああんっ!」
入ってくるものに自分のナカが絡みついて吸い付くのがわかる。
互いに吸い付き合って、チュウチュウと音が鳴っているのがわかる。
「チヤ……触ってないのに、こっちも勃ってる」
硬く凝った乳首をクリクリと指先で捻られて頭の中がぼんやりとする。
だってヨカナーンは扱かれて気持ちよさそうだった。
ゴシゴシと真っ赤になるまで擦られて甘い声を上げていた。
俺だって……。
「チヤ、可愛いな」
「あぁあんっ!」
囁かれて腰を深く進められた。
待ち望んでいた奥をズボッと犯されて俺は泣きながらよがった。
「そこっ、すきぃぃぃ……」
尻朶を両手で拡げられ、ズポズポと間を抉るように腰を押し付けられる。
ロクの切っ先は奥まで届いているし、俺のだらしなく曲がった足は地に付いていない。
くるんと丸まった陰茎の先からはダラダラと白濁が溢れ、足元に薄い水溜りを作っているのが恥ずかしくて堪らない。
「漏らすの、イヤ……」
「『イヤ』?」
「イイ……」
「どっちなんだ」
笑いながらロクがナカに薄い種を撒く。
豹型獣人の生態はよくわからないんだけど、彼らは基本的には一度に三回射精をするらしい。
二回目の、ブリブリとしたゼラチンのような精液を見た時はなんだか物凄く恥ずかしかった。
「チヤ、覚えておけ。私は嫉妬深いからな」
(知ってるよ)
そう思ったけれど、最早応えることも出来ずに俺はロクにバッチリと最後まで種付けされたのだった。
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