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㉑悪巧み−1(R-18)
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俺はお尻がぼわぼわする、と思いながら目を覚ました。
(あれはヤバかった……)
前に召喚された女性が怖がったのも無理はない。
ロクのアレは硬くて大きいのは勿論、ペタペタとしたスライムみたいな感触がヤバい。ちょっと触れたら肌に吸い付いてきた。あんなのが粘膜と吸着しあったら気が狂う。
実際、俺だってほんの先端だけで一気にネジが吹っ飛んだ。最後までされちゃった女の人は初めての感覚におぞましいと感じても仕方がなかった気がする。
俺はぷすーぷすーと呑気に鼻を鳴らして寝ているロクによじ登った。
勝手に口の隙間から舌を突っ込んで、牙を舐めて舌先をチロチロと擽る。
ピタリと鼻息が止まったのを確認してからロクの手を取り後ろに回し、指を尻の間に宛がう。
「……何をしている」
「後戯って奴だよ。あんたのアレが凄すぎたから、ゆっくりと宥めて貰ってるだけ。いいだろ? 子猫を撫でるようなものだよ。ちょっとナカを擦って、チュクチュクって気持ちよくして?」
俺はゆっくりと動き出した指に満足げな息を吐く。
長い指を活かしたスライドが気持ちいい。
「んぅ、なんでこんなに気持ちいいの……」
「チヤの身体が素直だからだろう」
「ふぁっ……ロクのお腹で、擦ってもい?」
どこもかしこも気持ちがいいんだけど、甘えてロクの腹に擦り付けるのも好き。
ロクが慌てるのもちょっと可愛い。
「趣味が悪いぞ。手でしてやるから――」
「じゃあ口は? ダメ?」
「……」
ロクの牙であそこを噛まれると興奮して達する、という悪癖が俺にはある。
しかも俺の出すものは甘いので、口の中が甘い味で溢れかえってロクは苦手らしい(舐めるの自体は抵抗がないってのも不思議だけど)。
人の嫌がる事をしてはいけないとは思うんだけど、噛まれると滅茶苦茶に感じるんだもん。ちょっと怖いのがいいんだよね。
「チヤは私が怖くはないのか?」
理解できないといった風に溜め息を吐かれるけど、こっちこそ理解が出来ないな。ロクの何が怖いって?
じっと問い詰めるように見つめていたら、向こうが先に宝石のような青い瞳を逸した。
「昨夜は……我慢できずに、お前の口を使っただろう」
「道具みたいに、性具みたいに使ったのが悪かったって? でもそうされて俺は興奮したよ。それに俺だってあんたをデザートにして、布団にして、ガイドにして、護衛にして――利用しまくりじゃん」
「それは私の仕事だから――」
「そう。だから仕事じゃない事をしてって言ってるの」
仕事じゃなしに俺の柔らかい所を噛んで欲しい。
牙を立てて、獲物を甚振るように可愛がって、耐えきれずに遂情した俺を優しく叱って欲しい。
駄目な子だと、見捨てないで。
「ロク……お願い」
ロクの上で膝立ちになってシャツを捲った俺を見て、ロクがチリッと気配を尖らせた。
この肉食獣の視線がとても好きだ。
「チヤ……泣くなよ」
そう言うとロクは俺の臀部をがっちりと抱え込んで陰茎に喰い付いた。
やんわりと食い込んでくる牙の感触が気持ちいい。
もう少しで肉が喰い破られそうなのに、決してその牙が押し込まれる事はない。
「ロク……ロクッ!」
陰茎を噛まれてこぷこぷと蜜が出る。
甘い蜜はロクには美味しくない筈だけれど、俺の体液はその身体を潤して鍛えて鋼の肉体を作る。
ちょっとやそっとじゃ傷付けられない、神の領域に近付ける。
「チヤ……」
ズズズッと吸い上げられて思わずロクの頭を抱え込んだ。
そんな風にされたら、ロクが心配でしているのに自分の快楽に夢中になってしまう。
愛されていると錯覚してしまう。
「味が、変わったぞ?」
器用に咥えながら言われ、同時に後ろも穿たれていよいよ身体が追い詰められる。
「噛む、だけで……いいっ、の……」
「そうか?」
クイッとナカを指先で引っ掛かれて身体がガクガクと震えた。
(ダメ、イッちゃう。俺だけ、後ろで……)
「ほら」
「ッ!」
ずぶぅっと二本の指を後孔に捻じ込まれてイッてしまった。
俺だけ、と恨みがましく涙目で見ていたら苦笑したロクにベッドに引き倒された。
「少し私の好きにさせろ」
そう言うと指を絡み合わせて握られ、口腔内を滅茶苦茶に舐られて上から身体を覆われた。
恋人みたいな情熱的な態度にポーッとしてしまう。
(ロクのバカ。こういうとこ、本当に狡い)
熱を籠めた口付けがいつまでも終わらなくて、俺は益々ロクが好きになってしまった。
(あれはヤバかった……)
前に召喚された女性が怖がったのも無理はない。
ロクのアレは硬くて大きいのは勿論、ペタペタとしたスライムみたいな感触がヤバい。ちょっと触れたら肌に吸い付いてきた。あんなのが粘膜と吸着しあったら気が狂う。
実際、俺だってほんの先端だけで一気にネジが吹っ飛んだ。最後までされちゃった女の人は初めての感覚におぞましいと感じても仕方がなかった気がする。
俺はぷすーぷすーと呑気に鼻を鳴らして寝ているロクによじ登った。
勝手に口の隙間から舌を突っ込んで、牙を舐めて舌先をチロチロと擽る。
ピタリと鼻息が止まったのを確認してからロクの手を取り後ろに回し、指を尻の間に宛がう。
「……何をしている」
「後戯って奴だよ。あんたのアレが凄すぎたから、ゆっくりと宥めて貰ってるだけ。いいだろ? 子猫を撫でるようなものだよ。ちょっとナカを擦って、チュクチュクって気持ちよくして?」
俺はゆっくりと動き出した指に満足げな息を吐く。
長い指を活かしたスライドが気持ちいい。
「んぅ、なんでこんなに気持ちいいの……」
「チヤの身体が素直だからだろう」
「ふぁっ……ロクのお腹で、擦ってもい?」
どこもかしこも気持ちがいいんだけど、甘えてロクの腹に擦り付けるのも好き。
ロクが慌てるのもちょっと可愛い。
「趣味が悪いぞ。手でしてやるから――」
「じゃあ口は? ダメ?」
「……」
ロクの牙であそこを噛まれると興奮して達する、という悪癖が俺にはある。
しかも俺の出すものは甘いので、口の中が甘い味で溢れかえってロクは苦手らしい(舐めるの自体は抵抗がないってのも不思議だけど)。
人の嫌がる事をしてはいけないとは思うんだけど、噛まれると滅茶苦茶に感じるんだもん。ちょっと怖いのがいいんだよね。
「チヤは私が怖くはないのか?」
理解できないといった風に溜め息を吐かれるけど、こっちこそ理解が出来ないな。ロクの何が怖いって?
じっと問い詰めるように見つめていたら、向こうが先に宝石のような青い瞳を逸した。
「昨夜は……我慢できずに、お前の口を使っただろう」
「道具みたいに、性具みたいに使ったのが悪かったって? でもそうされて俺は興奮したよ。それに俺だってあんたをデザートにして、布団にして、ガイドにして、護衛にして――利用しまくりじゃん」
「それは私の仕事だから――」
「そう。だから仕事じゃない事をしてって言ってるの」
仕事じゃなしに俺の柔らかい所を噛んで欲しい。
牙を立てて、獲物を甚振るように可愛がって、耐えきれずに遂情した俺を優しく叱って欲しい。
駄目な子だと、見捨てないで。
「ロク……お願い」
ロクの上で膝立ちになってシャツを捲った俺を見て、ロクがチリッと気配を尖らせた。
この肉食獣の視線がとても好きだ。
「チヤ……泣くなよ」
そう言うとロクは俺の臀部をがっちりと抱え込んで陰茎に喰い付いた。
やんわりと食い込んでくる牙の感触が気持ちいい。
もう少しで肉が喰い破られそうなのに、決してその牙が押し込まれる事はない。
「ロク……ロクッ!」
陰茎を噛まれてこぷこぷと蜜が出る。
甘い蜜はロクには美味しくない筈だけれど、俺の体液はその身体を潤して鍛えて鋼の肉体を作る。
ちょっとやそっとじゃ傷付けられない、神の領域に近付ける。
「チヤ……」
ズズズッと吸い上げられて思わずロクの頭を抱え込んだ。
そんな風にされたら、ロクが心配でしているのに自分の快楽に夢中になってしまう。
愛されていると錯覚してしまう。
「味が、変わったぞ?」
器用に咥えながら言われ、同時に後ろも穿たれていよいよ身体が追い詰められる。
「噛む、だけで……いいっ、の……」
「そうか?」
クイッとナカを指先で引っ掛かれて身体がガクガクと震えた。
(ダメ、イッちゃう。俺だけ、後ろで……)
「ほら」
「ッ!」
ずぶぅっと二本の指を後孔に捻じ込まれてイッてしまった。
俺だけ、と恨みがましく涙目で見ていたら苦笑したロクにベッドに引き倒された。
「少し私の好きにさせろ」
そう言うと指を絡み合わせて握られ、口腔内を滅茶苦茶に舐られて上から身体を覆われた。
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