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⑳獣の分身−2(R-18)※小スカ注意
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(ふえ?)
自分の溢したものとロクの出したもので濡れた尖りをクネクネと弄られて、思わず喘いだ。
「あんっ! どうして――」
「チヤに散々好き勝手にされたからな。今度は私の番だ」
ロクにニヤリと笑われて頭の中にハテナが浮かぶ。
薬を盛られたのにどうして?
「お前の体液で中和したみたいだ。恐らくは粘膜から吸収したのだろうな」
(あ。ちんちんをしゃぶってたから?)
「たっぷりとお返しをさせて貰おうか」
「ちょ、お返しいらないっ! まだ俺の番――」
「遠慮するな」
クニクニと胸を摘ままれて指で擂り潰すように揉まれ、電流が走ったようにビクビクと身体が震えた。
興奮していた俺の身体は感じやすく、ロクにいやらしく触られると抵抗できない。
気持ちよくて、勝手に差し出すように胸と腰が動いてしまう。
「正直で可愛らしい身体だ」
「ふぁっ……」
ロクに褒められて俺の身体からトロトロと甘い物が滲み出す。
いつの間に脱がされたのか裸でロクの膝に横抱きに抱かれ、天を扇いだ分身をチュクチュクと指で擦られて腰をピョコピョコと動かしてしまう。
「可愛い……可愛いな、イチヤ」
耳に息を吹き込むように囁かれてゾクゾクする。執拗な愛撫がなんだか恥ずかしい。
「アッ!」
ダメ、このままじゃロクの膝の上で粗相をしちゃう。
「ロク、見な、で……」
「どうしてだ? 俺が見ている前でイケばいい」
ロクが見ている前で? ピュピュッと出しちゃうの?
気持ちよくなってるとこ、見られちゃうの?
「恥ずかし……」
「恥ずかしい? じゃあ止めるか?」
意地悪なロクの言葉に俺は首を横に振る。
恥ずかしいの、もっと見られたい。
「ロク……止まらない、よぅ」
腰がカクカクと動くのを止められない。
ロクの指を汚し、クチュクチュといやらしい音が鳴るのを止められない。
「これを剥いたらどうなるんだ?」
先端の穴を指で拡げられ、ナカに空気が入り込んでヒュッと息を呑んだ。
期待に震える小さな穴に爪先が入ってきて、俺は出せないままブルブルと震えてイッた。
「チヤ……可愛い」
まだ薬が残っているのか、ロクはやたらと可愛いと言いながら俺の口を塞いできた。
ピチャピチャと口腔内を舐められながら爪で細い穴を穿たれる。
(やだっ、やだっ、違うのがきちゃう!)
俺は堪えきれずにロクの膝の上でジョボジョボと溢して、余りの事に呆然として固まっていたら後ろに指が入って来た。
「……ロク?」
「大丈夫、少しだけだ。少しだけ、ここを弄らせてくれ」
そう言うとロクは何が楽しいのか俺のお尻を指でぬくぬくと穿ち始めた。
慣れた身体は直ぐに快感を拾い始め、きっと酷い格好だろうに俺は後孔の気持ちよさに夢中になる。
「あんっ、お尻、きもちい……ゴシゴシ、気持ちいいよぅ」
「いいか?」
甘ったるい、ロクの声。大好き。
「いい、好き……お尻えっち、好き……」
「イチヤは可愛いな。こんなに夢中で……私の分身でもそうなれるのか?」
「ロクの……分身? 挿れて? 俺の、お尻に、ずぶぅってして?」
自分でも片尻を掴んでロクを誘った。
そうしたらごくりと唾を飲み込んだロクが、真っ赤に充血したイチモツを掴んで俺の蕾に宛がった。ぴとりと吸い付くような感触に肌が震える。
「あっ? あぁっ?」
「先端、だけだ」
初めて入ってきたロクの生身が俺の粘膜と擦れて、ゾゾゾッと俺の全身が総毛立ってピリピリした。
(これは……ヤバイ。この感触はヤバイって!)
「ロクッ、ロクッ!」
ヤバイ、擦れる度にゾクゾクする。神経を直接掻き毟られているかのような強い刺激に苛まれる。
それでももっと欲しい。もっと吸い付きたいしブチュブチュ、ゴリゴリしたくなる。
でもロクは奥まで挿れちゃ駄目って言って、ほんの先端しか与えてくれない。こんなに気持ちいいのに先っぽだけなんて。
意地悪。
「ロクぅ、吸い付きたいよぅ!」
「十分に吸い付いてる」
「もっとだってばぁ!」
「駄目だ」
先端だけでクチュクチュと掻き回されて俺は乱れた。
物足りないのに気持ちよくて、俺の内壁を舐め回すように吸い付くのが物凄い快感で、勝手に締め付けて吸い上げて何度もイキまくった。
「チヤ……本当に私ので感じるんだな」
嬉しそうなその声が憎たらしい。
そんなの試すまでもないのに。
「ロクの……先端がコリコリしてる」
「気持ち悪いか?」
「バカ、イイんだって」
「どこに当たる?」
「俺の……スイッチ」
俺はもう女の子みたいに後ろに気持ちいいところがいっぱいあって、幾らでも、何回でもイケる。
なんなら一晩中だってつきあえるんだ。
「押させて貰おうか」
甘く囁かれて何度もイカされてしまった。
俺の尻は浅い場所がジンジンと腫れて、疼きっぱなしで苦しいくらいだけど我慢する。
ロクにされる事ならなんだっていいんだ。
(本当は、最後までして欲しいけど……ロクにはこれも精一杯だろうと思うから)
だからちょっとずつでいい。
ちょっずつ、ロクと繋がっていったらいつか一番深い場所をくっ付ける事が出来る。
そこで繋がって、吐き出して、飲み込むことが出来たら……そうしたら俺は帰れるのかもしれない。
もう二度と無くならない感触を手に。
果たして自分がその時にどうなっているのか、今の時点ではさっぱり見当も付かない。
別れがたく思っているのか、すっかり満足してこれで良いと思うのか。
繰り返し抱かれても、俺にはわからない。
そしてその夜、マキシム卿の手先はついにやって来なかった。
自分の溢したものとロクの出したもので濡れた尖りをクネクネと弄られて、思わず喘いだ。
「あんっ! どうして――」
「チヤに散々好き勝手にされたからな。今度は私の番だ」
ロクにニヤリと笑われて頭の中にハテナが浮かぶ。
薬を盛られたのにどうして?
「お前の体液で中和したみたいだ。恐らくは粘膜から吸収したのだろうな」
(あ。ちんちんをしゃぶってたから?)
「たっぷりとお返しをさせて貰おうか」
「ちょ、お返しいらないっ! まだ俺の番――」
「遠慮するな」
クニクニと胸を摘ままれて指で擂り潰すように揉まれ、電流が走ったようにビクビクと身体が震えた。
興奮していた俺の身体は感じやすく、ロクにいやらしく触られると抵抗できない。
気持ちよくて、勝手に差し出すように胸と腰が動いてしまう。
「正直で可愛らしい身体だ」
「ふぁっ……」
ロクに褒められて俺の身体からトロトロと甘い物が滲み出す。
いつの間に脱がされたのか裸でロクの膝に横抱きに抱かれ、天を扇いだ分身をチュクチュクと指で擦られて腰をピョコピョコと動かしてしまう。
「可愛い……可愛いな、イチヤ」
耳に息を吹き込むように囁かれてゾクゾクする。執拗な愛撫がなんだか恥ずかしい。
「アッ!」
ダメ、このままじゃロクの膝の上で粗相をしちゃう。
「ロク、見な、で……」
「どうしてだ? 俺が見ている前でイケばいい」
ロクが見ている前で? ピュピュッと出しちゃうの?
気持ちよくなってるとこ、見られちゃうの?
「恥ずかし……」
「恥ずかしい? じゃあ止めるか?」
意地悪なロクの言葉に俺は首を横に振る。
恥ずかしいの、もっと見られたい。
「ロク……止まらない、よぅ」
腰がカクカクと動くのを止められない。
ロクの指を汚し、クチュクチュといやらしい音が鳴るのを止められない。
「これを剥いたらどうなるんだ?」
先端の穴を指で拡げられ、ナカに空気が入り込んでヒュッと息を呑んだ。
期待に震える小さな穴に爪先が入ってきて、俺は出せないままブルブルと震えてイッた。
「チヤ……可愛い」
まだ薬が残っているのか、ロクはやたらと可愛いと言いながら俺の口を塞いできた。
ピチャピチャと口腔内を舐められながら爪で細い穴を穿たれる。
(やだっ、やだっ、違うのがきちゃう!)
俺は堪えきれずにロクの膝の上でジョボジョボと溢して、余りの事に呆然として固まっていたら後ろに指が入って来た。
「……ロク?」
「大丈夫、少しだけだ。少しだけ、ここを弄らせてくれ」
そう言うとロクは何が楽しいのか俺のお尻を指でぬくぬくと穿ち始めた。
慣れた身体は直ぐに快感を拾い始め、きっと酷い格好だろうに俺は後孔の気持ちよさに夢中になる。
「あんっ、お尻、きもちい……ゴシゴシ、気持ちいいよぅ」
「いいか?」
甘ったるい、ロクの声。大好き。
「いい、好き……お尻えっち、好き……」
「イチヤは可愛いな。こんなに夢中で……私の分身でもそうなれるのか?」
「ロクの……分身? 挿れて? 俺の、お尻に、ずぶぅってして?」
自分でも片尻を掴んでロクを誘った。
そうしたらごくりと唾を飲み込んだロクが、真っ赤に充血したイチモツを掴んで俺の蕾に宛がった。ぴとりと吸い付くような感触に肌が震える。
「あっ? あぁっ?」
「先端、だけだ」
初めて入ってきたロクの生身が俺の粘膜と擦れて、ゾゾゾッと俺の全身が総毛立ってピリピリした。
(これは……ヤバイ。この感触はヤバイって!)
「ロクッ、ロクッ!」
ヤバイ、擦れる度にゾクゾクする。神経を直接掻き毟られているかのような強い刺激に苛まれる。
それでももっと欲しい。もっと吸い付きたいしブチュブチュ、ゴリゴリしたくなる。
でもロクは奥まで挿れちゃ駄目って言って、ほんの先端しか与えてくれない。こんなに気持ちいいのに先っぽだけなんて。
意地悪。
「ロクぅ、吸い付きたいよぅ!」
「十分に吸い付いてる」
「もっとだってばぁ!」
「駄目だ」
先端だけでクチュクチュと掻き回されて俺は乱れた。
物足りないのに気持ちよくて、俺の内壁を舐め回すように吸い付くのが物凄い快感で、勝手に締め付けて吸い上げて何度もイキまくった。
「チヤ……本当に私ので感じるんだな」
嬉しそうなその声が憎たらしい。
そんなの試すまでもないのに。
「ロクの……先端がコリコリしてる」
「気持ち悪いか?」
「バカ、イイんだって」
「どこに当たる?」
「俺の……スイッチ」
俺はもう女の子みたいに後ろに気持ちいいところがいっぱいあって、幾らでも、何回でもイケる。
なんなら一晩中だってつきあえるんだ。
「押させて貰おうか」
甘く囁かれて何度もイカされてしまった。
俺の尻は浅い場所がジンジンと腫れて、疼きっぱなしで苦しいくらいだけど我慢する。
ロクにされる事ならなんだっていいんだ。
(本当は、最後までして欲しいけど……ロクにはこれも精一杯だろうと思うから)
だからちょっとずつでいい。
ちょっずつ、ロクと繋がっていったらいつか一番深い場所をくっ付ける事が出来る。
そこで繋がって、吐き出して、飲み込むことが出来たら……そうしたら俺は帰れるのかもしれない。
もう二度と無くならない感触を手に。
果たして自分がその時にどうなっているのか、今の時点ではさっぱり見当も付かない。
別れがたく思っているのか、すっかり満足してこれで良いと思うのか。
繰り返し抱かれても、俺にはわからない。
そしてその夜、マキシム卿の手先はついにやって来なかった。
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