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⑨持ち運び自由−1
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森の中はジメジメしているし虫はいるし毒のある植物も多いし、決して快適な環境ではない。
にもかかわらず、何日か過ごしても元気でいられるのはロクのお陰だ。
水場を確保して、肉を狩って食べられる植物を採取し、昼は無理のないペースで進んで夜は俺を抱いて眠る。
抱くと言っても色っぽいことをしてくれる訳じゃない。弾力のある筋肉で俺を受け止め、モフモフで包み込んでくれるだけだが、このモフモフが吃驚するほど気持ちいい。おまけに手触りはいいし、綺麗で見惚れてしまう。
(黒い毛に覆われた男の腰がセクシーだと思う日が来るなんてな)
俺は着替え中のロクの引き締まった腰に両手を回してギュッと抱き着いた。
はぁ、癒やされる。このまま服を脱がせて撫で回したいけれど、阻止されるのは目に見えている。
ロクは俺の事をなんとも思ってないからな。
「チヤ、木に止まる虫の真似か?」
「誰が虫のマネなんてするんだよっ! 身体も真っ黒いんだなって思って、ちょっと触ってみただけだよっ!」
「当たり前だろう? 腹だけ白かったら可笑しいじゃないか」
「俺の世界にはそういう動物もいるし、そもそも黒豹は黒い豹ってだけで黒豹という種がある訳じゃないんですぅ~」
「ロクサーン侯爵家は代々黒豹の家系だ」
「白豹もいるの?」
「聞いたことは無いな」
う~ん、やっぱり俺が知っている動物とは違うらしい。
レオポルトだって獅子と言いつつちょっとツタンカーメンっぽかったし。
「お前の世界には獣人がいないんだろう? 怖くはないのか?」
「え? ちっとも?」
言葉が通じる相手を意味もなく恐れる必要なんて無い。
怖いのは俺を人とは思ってくれない相手だ。
「怖いもの知らずが災いする事もある。余り獣人を信用するな」
「あんたの事は信用してる。でないと何処にも行けないじゃないか」
「それはそうだが――」
「一緒にいる人を疑うのは疲れるだろ。それに……あんたは人を騙すのが下手そうだし」
「そんな事はない」
「そう? じゃあ俺の事も上手に騙してね?」
にっこりと笑ったらロクが黙り込んだので俺の勝ち。
ロクは意外と口下手で可愛い。
「それより、あそこに生えてる木の実って食べられないの? 赤くて美味そうなんだけど」
普通は赤い実って甘くて美味しいからそう訊いたんだけど、あれは毒だと言われてしまった。
「毒……」
「赤い色は大抵毒がある」
「紫は?」
「エグくて苦い物が多い」
「じゃあ黄色!」
「酸っぱい味がする」
ん~、甘味以外は本当に色んな味が揃っているみたいだ。
「果物が熟しても、甘くなることはない?」
「元の味が濃くなるか、腐敗して食べられなくなるだけだな」
「甘い匂いすらないもんねぇ~」
元の世界には匂いは甘いのに食べると甘くない物もあった。
でもこちらにはそれさえもない。
「強いて言えば、人の匂いが一番それに近い」
「なんかやらしーい。ロクのえっちぃ~」
「やらしくない! 若い女の匂いが昔からそう表現されてる!」
「男は? 若い男はなんの匂いなの?」
じっと見つめたらロクが気圧されたように顎を引いた。
「若い男は……オスのニオイだろう」
「俺も?」
「お前は……異世界人だから」
「だからなに?」
「獣人とも、人とも違うニオイがする」
物凄いぶすくれた顔で、でも律儀に説明してくれるロクが可愛い。
そんなの知るかって放り出せば良いのに。
俺はひっそりと笑ってからロクに近付く。
「ちゃんと俺の匂いを嗅いで説明して。どんな匂い?」
「……」
ロクが渋々と俺の耳元に鼻を寄せてツン、と濡れた鼻先で突いた。
フンフン言われて興奮するとか、俺って変態くさ~い。
でもドキドキしちゃうぜ。
「……甘い」
「顔を顰めるなよ」
残念ながらロクには良い匂いじゃない。
俺が甘い以外の匂いと味も出せたら良いのに。
「ロク、ちょっとだけ喰わせて?」
お願い、と可愛らしく頼んだら仕方がなさそうに口を開けた。
生々しい柔らかさと濡れた感触と温もり、それから奴も生身の男だと示すような熱のある反応が嬉しい。
「ん……ふ……」
何故かキスの合間に声が出てしまう。
映画で観るそれは演技だと思っていたのに。
(息継ぎが下手だからだろうか?)
鼻で息をしたらいいって聞くけど、その鼻が鳴っちゃうんだってば。だからって息を止めたら――。
「こら、息をしろ」
ロクに柔らかく諌められてヘナヘナと頽れた。
なにこれ、狡い。こいつの色気ってどこから出てる訳?
「それで終いか?」
「……今はね」
「じゃあ出発するぞ」
あっさりと態度を切り替えられて、未だに甘い気持ちを引き摺っている俺は面白くない。
どうせキス一つに舞い上がってんのは俺だけだよ。
ロクを誘惑するのは難しい、と思いながらとぼとぼと歩いていたら見慣れないものが出てきてちょっと面食らった。
「こんな所に人工施設?」
「砦だ。通信設備が置いてある」
魔法の電波塔が備わっていて、ちゃんと機能しているという。
「国境が近いからな。これより先は猛獣も出るし、一旦引き上げて街へ帰ろう」
「でも何も見つかってないよ?」
「いきなり見つかる訳はないだろう。今回は森に入っただけで十分だ」
まだこれから何度も調べに来ると知って、ちょっとホッとした。
いつかは帰らなくてはいけないにしても、まだまだこうしてロクと二人で過ごす時間がある。
色んな所に行って、色んなものを見る時間がある。
それが凄く嬉しい。
「あのさ、砦の中って見れないの?」
「見れなくはないが、何も面白いものはないぞ」
「面白くなくてもいいよ。せっかくここまで来たんだから、ちょっと中を覗かせてよ」
「一応軍事施設だから、入ったことは誰にも言うなよ」
ロクがそう注意してから、何やら魔法的な手続きを経て門を開けた。
にもかかわらず、何日か過ごしても元気でいられるのはロクのお陰だ。
水場を確保して、肉を狩って食べられる植物を採取し、昼は無理のないペースで進んで夜は俺を抱いて眠る。
抱くと言っても色っぽいことをしてくれる訳じゃない。弾力のある筋肉で俺を受け止め、モフモフで包み込んでくれるだけだが、このモフモフが吃驚するほど気持ちいい。おまけに手触りはいいし、綺麗で見惚れてしまう。
(黒い毛に覆われた男の腰がセクシーだと思う日が来るなんてな)
俺は着替え中のロクの引き締まった腰に両手を回してギュッと抱き着いた。
はぁ、癒やされる。このまま服を脱がせて撫で回したいけれど、阻止されるのは目に見えている。
ロクは俺の事をなんとも思ってないからな。
「チヤ、木に止まる虫の真似か?」
「誰が虫のマネなんてするんだよっ! 身体も真っ黒いんだなって思って、ちょっと触ってみただけだよっ!」
「当たり前だろう? 腹だけ白かったら可笑しいじゃないか」
「俺の世界にはそういう動物もいるし、そもそも黒豹は黒い豹ってだけで黒豹という種がある訳じゃないんですぅ~」
「ロクサーン侯爵家は代々黒豹の家系だ」
「白豹もいるの?」
「聞いたことは無いな」
う~ん、やっぱり俺が知っている動物とは違うらしい。
レオポルトだって獅子と言いつつちょっとツタンカーメンっぽかったし。
「お前の世界には獣人がいないんだろう? 怖くはないのか?」
「え? ちっとも?」
言葉が通じる相手を意味もなく恐れる必要なんて無い。
怖いのは俺を人とは思ってくれない相手だ。
「怖いもの知らずが災いする事もある。余り獣人を信用するな」
「あんたの事は信用してる。でないと何処にも行けないじゃないか」
「それはそうだが――」
「一緒にいる人を疑うのは疲れるだろ。それに……あんたは人を騙すのが下手そうだし」
「そんな事はない」
「そう? じゃあ俺の事も上手に騙してね?」
にっこりと笑ったらロクが黙り込んだので俺の勝ち。
ロクは意外と口下手で可愛い。
「それより、あそこに生えてる木の実って食べられないの? 赤くて美味そうなんだけど」
普通は赤い実って甘くて美味しいからそう訊いたんだけど、あれは毒だと言われてしまった。
「毒……」
「赤い色は大抵毒がある」
「紫は?」
「エグくて苦い物が多い」
「じゃあ黄色!」
「酸っぱい味がする」
ん~、甘味以外は本当に色んな味が揃っているみたいだ。
「果物が熟しても、甘くなることはない?」
「元の味が濃くなるか、腐敗して食べられなくなるだけだな」
「甘い匂いすらないもんねぇ~」
元の世界には匂いは甘いのに食べると甘くない物もあった。
でもこちらにはそれさえもない。
「強いて言えば、人の匂いが一番それに近い」
「なんかやらしーい。ロクのえっちぃ~」
「やらしくない! 若い女の匂いが昔からそう表現されてる!」
「男は? 若い男はなんの匂いなの?」
じっと見つめたらロクが気圧されたように顎を引いた。
「若い男は……オスのニオイだろう」
「俺も?」
「お前は……異世界人だから」
「だからなに?」
「獣人とも、人とも違うニオイがする」
物凄いぶすくれた顔で、でも律儀に説明してくれるロクが可愛い。
そんなの知るかって放り出せば良いのに。
俺はひっそりと笑ってからロクに近付く。
「ちゃんと俺の匂いを嗅いで説明して。どんな匂い?」
「……」
ロクが渋々と俺の耳元に鼻を寄せてツン、と濡れた鼻先で突いた。
フンフン言われて興奮するとか、俺って変態くさ~い。
でもドキドキしちゃうぜ。
「……甘い」
「顔を顰めるなよ」
残念ながらロクには良い匂いじゃない。
俺が甘い以外の匂いと味も出せたら良いのに。
「ロク、ちょっとだけ喰わせて?」
お願い、と可愛らしく頼んだら仕方がなさそうに口を開けた。
生々しい柔らかさと濡れた感触と温もり、それから奴も生身の男だと示すような熱のある反応が嬉しい。
「ん……ふ……」
何故かキスの合間に声が出てしまう。
映画で観るそれは演技だと思っていたのに。
(息継ぎが下手だからだろうか?)
鼻で息をしたらいいって聞くけど、その鼻が鳴っちゃうんだってば。だからって息を止めたら――。
「こら、息をしろ」
ロクに柔らかく諌められてヘナヘナと頽れた。
なにこれ、狡い。こいつの色気ってどこから出てる訳?
「それで終いか?」
「……今はね」
「じゃあ出発するぞ」
あっさりと態度を切り替えられて、未だに甘い気持ちを引き摺っている俺は面白くない。
どうせキス一つに舞い上がってんのは俺だけだよ。
ロクを誘惑するのは難しい、と思いながらとぼとぼと歩いていたら見慣れないものが出てきてちょっと面食らった。
「こんな所に人工施設?」
「砦だ。通信設備が置いてある」
魔法の電波塔が備わっていて、ちゃんと機能しているという。
「国境が近いからな。これより先は猛獣も出るし、一旦引き上げて街へ帰ろう」
「でも何も見つかってないよ?」
「いきなり見つかる訳はないだろう。今回は森に入っただけで十分だ」
まだこれから何度も調べに来ると知って、ちょっとホッとした。
いつかは帰らなくてはいけないにしても、まだまだこうしてロクと二人で過ごす時間がある。
色んな所に行って、色んなものを見る時間がある。
それが凄く嬉しい。
「あのさ、砦の中って見れないの?」
「見れなくはないが、何も面白いものはないぞ」
「面白くなくてもいいよ。せっかくここまで来たんだから、ちょっと中を覗かせてよ」
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ロクがそう注意してから、何やら魔法的な手続きを経て門を開けた。
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