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⑪やっと一つになれる(R−18)
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藤堂は会見後に泣き疲れてぐったりとしている生馬を家に連れて帰り、膝に乗せて髪を何度も指で梳いた。
「生馬、大丈夫? 頭は痛くない?」
泣き過ぎて頭は痛くないかと囁くように訊ねた藤堂に、生馬も泣いて腫れぼったくなった目をそっと押さえながら囁き返した。
「平気。ちょっと熱いだけ」
目と耳と喉の奥がじんじんする。でもうんと泣いたから気持ちはすっきりしている。
「もっと早く言えば良かった」
藤堂が歎息と共にそう言った。
『あの一球は俺の勝ちだった』と自信を持って言えたなら、生馬はこれ程悩まずに済んだのだ。
自分の情けなさに歯噛みする藤堂に、生馬が微笑んでそっと藤堂の指を掴んだ。
「でもね、それを言われたら他のズルを白状しなくちゃいけなくなって、俺はきっともっと辛かったよ。だからあれで良かったんだ」
それに藤堂に憎まれるのはちょっと役得でもあったし、と悪戯めかして言った生馬を藤堂が深く抱え直した。
「生馬、そういう事を言うと、いっぱい意地悪して泣かせちゃうよ?」
「いじ……わる? えっと、どんな?」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ! 本当に泣かすぞ!」
「もう泣くのはヤダよ。いつもしてくれるキスみたいに、優しいのがいい」
「……それって、生馬を抱いてもいいって事?」
隠しきれない期待と共にズバリと訊いた藤堂に、生馬は恥かしそうに頬を染めながらコクリと頷いた。
藤堂ともう何度も混ざり合ってしまう程に深く口付けながら、何故かそれ以上先には進まなかった。
でも藤堂がもっと深く触れ合いたいと思っている事はひしひしと感じていた。
舌を絡ませ合いながら愛撫するように肌を撫でる指先。
膝を割った脚で股間を押し上げるように刺激してくる動き。
熱に浮かされ、自分を見詰める情欲に濡れた瞳。
それらにどうしようもなく煽られて、生馬もシて欲しくて堪らなかったけれど自分からは言い出せなかった。
恥ずかしかったし、ほんの少し怖かったし、藤堂よりも背の高い自分が抱かれたいなんて言うのはみっともないんじゃないかって気にした。
それに慣れていない自分に藤堂が物足りなさを感じたらどうしようという不安もあった。
でも藤堂がはっきりと口に出して求めてくれるなら――。
「俺も……藤堂が欲しい……」
生馬は頑張って応えたくて、自分の欲望を口に出してもう後戻りを出来なくした。
そんな生馬の覚悟がわかるのか、藤堂は感動にぷるっと震え、喰い付くように耳の後ろに齧り付いてきつく吸い上げた。
「……ふくっ」
生馬の短い詰まるような声が耳を灼いて、藤堂はその辺りを夢中でべろべろと舐め回した。
「んっ、や、ぁ……」
生馬は何処を触っても敏感に反応したが、特に耳が弱いようだった。
「耳がいいからかな……?」
藤堂は独り言のように囁いて、ぴちゃりと音を鳴らして生馬の耳殻を舐った。
「藤堂、みみ、やぁぁ……」
生馬は瞳を潤ませて藤堂のシャツをぎゅうぎゅうと握る。
可愛いな、と思いながら藤堂は生馬のシャツに手を潜り込ませて素肌を撫でた。そして。
「嫌って言われると、したくなるだろ」
そんな事を言いながら耳の穴に舌を差し込んでわざとくちゅくちゅと水音を立てた。
「あっ、あっ、あっ!」
生馬が首を竦めて目をぎゅっと瞑ってしまう。そうすると更に音と濡れた感触に意識が集中した。
「ねぇ、耳だけで勃ったの?」
確認するように合わさった腰を揺らされて、とうとう生馬の目尻から涙がぽろりと零れ落ちた。
「も、恥ずかし、から……脱ぐ」
『恥ずかしいから脱ぐ』と言われて藤堂の顔が赤く染まった。
服を着たまま乱されるのは恥ずかしいからいっそ脱いでしまいたいだなんて、生馬らしい大胆さだと藤堂は思った。
「自分で脱ぐ?」
「ん……」
生馬は藤堂から少し上半身を離し、釦をチマチマと外し始めたが指が震えて上手くいかない。
そんな生馬を見て藤堂の胸に益々愛しさが募る。
「焦らさないでよ」
「ひぁんっ!」
まだ隠れている乳首をシャツの上から抓まれて生馬の肩が跳ねた。
生馬が自分で開発してしまった乳首は性感帯と呼べるほどに感じるようになっていた。
「早く脱がないと、シャツの上からしちゃうよ」
そう言うと藤堂はシャツごと乳首を咥えてジュッときつく吸った。
「やぁあ!」
布地ごと濡らされて生馬の眉が困ったように八の字になる。
赤く色付いた乳首が薄く透けてしまってとても恥ずかしいし、こんなところが感じるのを藤堂に知られたくもない。
しかも自分で弄って悦くしたなんて。
「恥ずかしいのに感じてんの……可愛い」
「ッ!」
バカ、自分の方が可愛い顔をしている癖に。
そんな悪態を吐く事も出来ずに、生馬は涙目で藤堂を見詰めた。
「も、くるし……お願い、脱がせて」
とうとう自分で脱ぐ事は諦めて脱がせてくれと言ってきた生馬を藤堂が嬉々として剥いていく。
生馬は布地越しにしか触れられないのが焦れったくて、直接触って欲しくて堪らなかった。
「白くて、すべすべで、あちこちピンク色で……綺麗だ」
綺麗、綺麗と言われながら素っ裸に剥かれ、生馬は恥ずかしそうに白い身体を捩った。
その無意識の仕草に藤堂の喉がゴクリと鳴る。
「本当に可愛い……」
生馬はつうっ……と胸を撫で下ろされ、そのまま脚を大きく開かされた。
隠すものもなく全て曝されて生馬は慌てた。
「ちょっ、藤堂っ!」
「ダメだ、ちゃんと見せろ」
止めても暴くのを止めないから、と宣言しておいて藤堂は生馬の真っ白な内腿に吸い付いた。
血の気の透ける皮膚を薄く噛んで引っ張り、付けた跡を舌で舐め、匂いを嗅ぐ様に鼻先を擦り付けた。
執拗な脚への愛撫が恥ずかしい。
「っ、ぅぅ……」
チクリとした痛みと濡れた感触に生馬の背筋がゾクゾクと痺れる。
勃ち上がり掛けてふるふると揺れる陰茎に藤堂の息が掛かり、生馬は口元を腕で覆って漏れそうになる声を必死に抑え込んだ。
「声、出してよ。生馬の声が聴きたい」
藤堂の言葉に生馬はぶんぶんと首を横に振って拒む。
そうしたらそれを咎めるように、藤堂が脚の付け根に近い柔らかい部分を吸った。
「っ!」
他人になど触られた事の無い場所を吸われ、生馬の身体がガクガクと震えた。
(そんなところ……)
ビクビクと怯える生馬に藤堂がねっとりと言った。
「声を出した方が楽になるよ? ね?」
「ん……ふ、ぅ……」
生馬はおずおずと腕を顔から外し、代わりに腰の辺りに転がっていたクッションを掴んだ。
それを見て藤堂が楽しそうに目を眇め、それから袋の裏――所謂蟻の門渡りと呼ばれる部分をざりざりと舐めた。
「んっ、んんっ、ん……」
そんなところを舐められてどうしていいかわからなくて、生馬のギュッと閉じた目尻から涙が溢れて性器がピクピクと震えた。
先端の小さな穴からは透明な液体がこぷこぷと溢れている。
藤堂は玉を袋ごと口に入れて転がし、竿の根元から唇で小さく挟んで吸って、そのまま舌で性器を舐った。
「ひ……ぅンッ! あっ、あんっ! あんんっ!」
されるがままに啼かされる生馬の細い足を更に押し上げ、藤堂は生馬が握り締めていたクッションをサッと取り上げて腰の下に押し込んだ。そして目の前に差し出された慎ましく息衝く蕾にねろりと舌を這わせた。
「ん……ん?」
チロチロと孔の表面をくすぐられて、最初生馬は何処に触れられているのか気付かなかった。けれどノックするように舌先でトントンと蕾を押され、きつく閉じた門をグリグリされてびくりと背中を反り返らせた。
「あっ!? どこ触って……」
戸惑う生馬に構わず舌がぐいっと入ってきた。
「やっ!」
ぐにん、とした感触が頼りなくて気持ち悪い。けれど余りの事に逃げる事すら出来ない。片足を脇に大きく拡げ、もう片足を高く掲げさせられクッションで腰を持ち上げられた恥ずかしい恰好で尻穴を舌で抉られた。
「んっ、やっ、やめ……と、ど……アッ!」
後ろを嬲られながら生馬は勃ち上がった前をグチグチと擦られた。性器と後ろの穴。同時に弄られて生馬はもう訳が分からない。
「ふっ、ぅ……あ、ぁんっ! やんっ! やぁっ! やだっ!」
後ろから何か垂れているような気がする。濡れる筈の無いそこがナカから潤って、タラタラと涎を垂らすように溢れさせている。
(こんなにぐちゃぐちゃにされて、もう閉じていられない)
生馬はフッと力の抜けてしまった穴に指を挿れられた。
つぷつぷと後孔に入ってくる節くれだった男の指が生々しい。
「とうど、の、ゆびぃ……」
生馬にそんなつもりは無かったが、まるで味わっているかのような台詞に藤堂の熱が上がる。
初めてだから加減しなくちゃ、と思っていた筈なのに気付けば手首をグリグリと回して狭い穴を捏ねくり回している。
「すご、襞が指に吸い付いてくる……」
「ふぅ……うぅんっ!」
生馬はナカを指で掻き回されて、頭を左右に振って後頭部を床に擦り付けながら身悶えてよがった。
「気持ちい?」
「分かん、な――」
「じゃあ指を増やすよ」
ぐちん、と二本の指が入って来て生馬が喘いだ。
「んぁう!」
「猫みたい」
藤堂は額に汗を浮かべながらクスクスと笑った。
余裕などちっともない癖に生馬が可愛くて顔がへらりと弛んだ。
(ヤバイなぁ……。かなり飛んでる)
まるで薬でもやっているようにハイになっている自分を藤堂は自覚していた。
(でも生馬だからなぁ)
あれほど焦がれて手に入れたくて待った相手だ。
冷静になる事など無理であるのは分かっている。
「ここ、ドロドロにしちゃってもい?」
真顔で訊ねた藤堂に、生馬は上擦った顔でコクコクと頷いた。
藤堂になら何をされてもいい。お尻がジクジクするけど我慢する。
生馬はナカを指でたっぷりと解され、見付けられた前立腺をくりくりと弄られた。
「んんっ! やっ、そこっ、やあぁぁぁぁっ!」
生馬はひっきりなしに声を上げながら反り返って腹に付いた性器の先端からとぷとぷと白濁を漏らした。
根元を藤堂に押さえられている為、勢いよく射精する事が出来ずにいつまでもダラダラと精が溢れた。
(頭、おかしくなる……)
初めての感覚に生馬はすっかり呑み込まれていた。身体の中も外も好きなように弄られて、身を任せて喘ぐ事しか出来ない。
「生馬、もう平気そうだ」
くぱっ、と左右から蕾を指で開かれて生馬のナカが空気に曝された。
思わずヒュッ、と息を呑み込んだところで藤堂がいきり立った性器の先端を含ませた。
「生馬、大丈夫? 頭は痛くない?」
泣き過ぎて頭は痛くないかと囁くように訊ねた藤堂に、生馬も泣いて腫れぼったくなった目をそっと押さえながら囁き返した。
「平気。ちょっと熱いだけ」
目と耳と喉の奥がじんじんする。でもうんと泣いたから気持ちはすっきりしている。
「もっと早く言えば良かった」
藤堂が歎息と共にそう言った。
『あの一球は俺の勝ちだった』と自信を持って言えたなら、生馬はこれ程悩まずに済んだのだ。
自分の情けなさに歯噛みする藤堂に、生馬が微笑んでそっと藤堂の指を掴んだ。
「でもね、それを言われたら他のズルを白状しなくちゃいけなくなって、俺はきっともっと辛かったよ。だからあれで良かったんだ」
それに藤堂に憎まれるのはちょっと役得でもあったし、と悪戯めかして言った生馬を藤堂が深く抱え直した。
「生馬、そういう事を言うと、いっぱい意地悪して泣かせちゃうよ?」
「いじ……わる? えっと、どんな?」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ! 本当に泣かすぞ!」
「もう泣くのはヤダよ。いつもしてくれるキスみたいに、優しいのがいい」
「……それって、生馬を抱いてもいいって事?」
隠しきれない期待と共にズバリと訊いた藤堂に、生馬は恥かしそうに頬を染めながらコクリと頷いた。
藤堂ともう何度も混ざり合ってしまう程に深く口付けながら、何故かそれ以上先には進まなかった。
でも藤堂がもっと深く触れ合いたいと思っている事はひしひしと感じていた。
舌を絡ませ合いながら愛撫するように肌を撫でる指先。
膝を割った脚で股間を押し上げるように刺激してくる動き。
熱に浮かされ、自分を見詰める情欲に濡れた瞳。
それらにどうしようもなく煽られて、生馬もシて欲しくて堪らなかったけれど自分からは言い出せなかった。
恥ずかしかったし、ほんの少し怖かったし、藤堂よりも背の高い自分が抱かれたいなんて言うのはみっともないんじゃないかって気にした。
それに慣れていない自分に藤堂が物足りなさを感じたらどうしようという不安もあった。
でも藤堂がはっきりと口に出して求めてくれるなら――。
「俺も……藤堂が欲しい……」
生馬は頑張って応えたくて、自分の欲望を口に出してもう後戻りを出来なくした。
そんな生馬の覚悟がわかるのか、藤堂は感動にぷるっと震え、喰い付くように耳の後ろに齧り付いてきつく吸い上げた。
「……ふくっ」
生馬の短い詰まるような声が耳を灼いて、藤堂はその辺りを夢中でべろべろと舐め回した。
「んっ、や、ぁ……」
生馬は何処を触っても敏感に反応したが、特に耳が弱いようだった。
「耳がいいからかな……?」
藤堂は独り言のように囁いて、ぴちゃりと音を鳴らして生馬の耳殻を舐った。
「藤堂、みみ、やぁぁ……」
生馬は瞳を潤ませて藤堂のシャツをぎゅうぎゅうと握る。
可愛いな、と思いながら藤堂は生馬のシャツに手を潜り込ませて素肌を撫でた。そして。
「嫌って言われると、したくなるだろ」
そんな事を言いながら耳の穴に舌を差し込んでわざとくちゅくちゅと水音を立てた。
「あっ、あっ、あっ!」
生馬が首を竦めて目をぎゅっと瞑ってしまう。そうすると更に音と濡れた感触に意識が集中した。
「ねぇ、耳だけで勃ったの?」
確認するように合わさった腰を揺らされて、とうとう生馬の目尻から涙がぽろりと零れ落ちた。
「も、恥ずかし、から……脱ぐ」
『恥ずかしいから脱ぐ』と言われて藤堂の顔が赤く染まった。
服を着たまま乱されるのは恥ずかしいからいっそ脱いでしまいたいだなんて、生馬らしい大胆さだと藤堂は思った。
「自分で脱ぐ?」
「ん……」
生馬は藤堂から少し上半身を離し、釦をチマチマと外し始めたが指が震えて上手くいかない。
そんな生馬を見て藤堂の胸に益々愛しさが募る。
「焦らさないでよ」
「ひぁんっ!」
まだ隠れている乳首をシャツの上から抓まれて生馬の肩が跳ねた。
生馬が自分で開発してしまった乳首は性感帯と呼べるほどに感じるようになっていた。
「早く脱がないと、シャツの上からしちゃうよ」
そう言うと藤堂はシャツごと乳首を咥えてジュッときつく吸った。
「やぁあ!」
布地ごと濡らされて生馬の眉が困ったように八の字になる。
赤く色付いた乳首が薄く透けてしまってとても恥ずかしいし、こんなところが感じるのを藤堂に知られたくもない。
しかも自分で弄って悦くしたなんて。
「恥ずかしいのに感じてんの……可愛い」
「ッ!」
バカ、自分の方が可愛い顔をしている癖に。
そんな悪態を吐く事も出来ずに、生馬は涙目で藤堂を見詰めた。
「も、くるし……お願い、脱がせて」
とうとう自分で脱ぐ事は諦めて脱がせてくれと言ってきた生馬を藤堂が嬉々として剥いていく。
生馬は布地越しにしか触れられないのが焦れったくて、直接触って欲しくて堪らなかった。
「白くて、すべすべで、あちこちピンク色で……綺麗だ」
綺麗、綺麗と言われながら素っ裸に剥かれ、生馬は恥ずかしそうに白い身体を捩った。
その無意識の仕草に藤堂の喉がゴクリと鳴る。
「本当に可愛い……」
生馬はつうっ……と胸を撫で下ろされ、そのまま脚を大きく開かされた。
隠すものもなく全て曝されて生馬は慌てた。
「ちょっ、藤堂っ!」
「ダメだ、ちゃんと見せろ」
止めても暴くのを止めないから、と宣言しておいて藤堂は生馬の真っ白な内腿に吸い付いた。
血の気の透ける皮膚を薄く噛んで引っ張り、付けた跡を舌で舐め、匂いを嗅ぐ様に鼻先を擦り付けた。
執拗な脚への愛撫が恥ずかしい。
「っ、ぅぅ……」
チクリとした痛みと濡れた感触に生馬の背筋がゾクゾクと痺れる。
勃ち上がり掛けてふるふると揺れる陰茎に藤堂の息が掛かり、生馬は口元を腕で覆って漏れそうになる声を必死に抑え込んだ。
「声、出してよ。生馬の声が聴きたい」
藤堂の言葉に生馬はぶんぶんと首を横に振って拒む。
そうしたらそれを咎めるように、藤堂が脚の付け根に近い柔らかい部分を吸った。
「っ!」
他人になど触られた事の無い場所を吸われ、生馬の身体がガクガクと震えた。
(そんなところ……)
ビクビクと怯える生馬に藤堂がねっとりと言った。
「声を出した方が楽になるよ? ね?」
「ん……ふ、ぅ……」
生馬はおずおずと腕を顔から外し、代わりに腰の辺りに転がっていたクッションを掴んだ。
それを見て藤堂が楽しそうに目を眇め、それから袋の裏――所謂蟻の門渡りと呼ばれる部分をざりざりと舐めた。
「んっ、んんっ、ん……」
そんなところを舐められてどうしていいかわからなくて、生馬のギュッと閉じた目尻から涙が溢れて性器がピクピクと震えた。
先端の小さな穴からは透明な液体がこぷこぷと溢れている。
藤堂は玉を袋ごと口に入れて転がし、竿の根元から唇で小さく挟んで吸って、そのまま舌で性器を舐った。
「ひ……ぅンッ! あっ、あんっ! あんんっ!」
されるがままに啼かされる生馬の細い足を更に押し上げ、藤堂は生馬が握り締めていたクッションをサッと取り上げて腰の下に押し込んだ。そして目の前に差し出された慎ましく息衝く蕾にねろりと舌を這わせた。
「ん……ん?」
チロチロと孔の表面をくすぐられて、最初生馬は何処に触れられているのか気付かなかった。けれどノックするように舌先でトントンと蕾を押され、きつく閉じた門をグリグリされてびくりと背中を反り返らせた。
「あっ!? どこ触って……」
戸惑う生馬に構わず舌がぐいっと入ってきた。
「やっ!」
ぐにん、とした感触が頼りなくて気持ち悪い。けれど余りの事に逃げる事すら出来ない。片足を脇に大きく拡げ、もう片足を高く掲げさせられクッションで腰を持ち上げられた恥ずかしい恰好で尻穴を舌で抉られた。
「んっ、やっ、やめ……と、ど……アッ!」
後ろを嬲られながら生馬は勃ち上がった前をグチグチと擦られた。性器と後ろの穴。同時に弄られて生馬はもう訳が分からない。
「ふっ、ぅ……あ、ぁんっ! やんっ! やぁっ! やだっ!」
後ろから何か垂れているような気がする。濡れる筈の無いそこがナカから潤って、タラタラと涎を垂らすように溢れさせている。
(こんなにぐちゃぐちゃにされて、もう閉じていられない)
生馬はフッと力の抜けてしまった穴に指を挿れられた。
つぷつぷと後孔に入ってくる節くれだった男の指が生々しい。
「とうど、の、ゆびぃ……」
生馬にそんなつもりは無かったが、まるで味わっているかのような台詞に藤堂の熱が上がる。
初めてだから加減しなくちゃ、と思っていた筈なのに気付けば手首をグリグリと回して狭い穴を捏ねくり回している。
「すご、襞が指に吸い付いてくる……」
「ふぅ……うぅんっ!」
生馬はナカを指で掻き回されて、頭を左右に振って後頭部を床に擦り付けながら身悶えてよがった。
「気持ちい?」
「分かん、な――」
「じゃあ指を増やすよ」
ぐちん、と二本の指が入って来て生馬が喘いだ。
「んぁう!」
「猫みたい」
藤堂は額に汗を浮かべながらクスクスと笑った。
余裕などちっともない癖に生馬が可愛くて顔がへらりと弛んだ。
(ヤバイなぁ……。かなり飛んでる)
まるで薬でもやっているようにハイになっている自分を藤堂は自覚していた。
(でも生馬だからなぁ)
あれほど焦がれて手に入れたくて待った相手だ。
冷静になる事など無理であるのは分かっている。
「ここ、ドロドロにしちゃってもい?」
真顔で訊ねた藤堂に、生馬は上擦った顔でコクコクと頷いた。
藤堂になら何をされてもいい。お尻がジクジクするけど我慢する。
生馬はナカを指でたっぷりと解され、見付けられた前立腺をくりくりと弄られた。
「んんっ! やっ、そこっ、やあぁぁぁぁっ!」
生馬はひっきりなしに声を上げながら反り返って腹に付いた性器の先端からとぷとぷと白濁を漏らした。
根元を藤堂に押さえられている為、勢いよく射精する事が出来ずにいつまでもダラダラと精が溢れた。
(頭、おかしくなる……)
初めての感覚に生馬はすっかり呑み込まれていた。身体の中も外も好きなように弄られて、身を任せて喘ぐ事しか出来ない。
「生馬、もう平気そうだ」
くぱっ、と左右から蕾を指で開かれて生馬のナカが空気に曝された。
思わずヒュッ、と息を呑み込んだところで藤堂がいきり立った性器の先端を含ませた。
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