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⑧突撃衝撃晩ご飯(R−15)
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自宅で事務作業をしていた生馬はチャイムの音に立ち上がり、玄関のドアを開けてそこに立っていた人に吃驚した。
相手は呆然とする生馬を当然のように押し退けて家に上がり込んでくる。
「ちょっ、何して――」
「ご飯を作りに来た。どうせ食べてないんだろう?」
「そうだけど、そんな……ちょっと待ってよ! 藤堂ってば!」
藤堂は人の家の台所で、自分の家から持ってきたらしい食材や調理器具を拡げ出した。
そして腕まくりをして手を洗うとさっさと作業を進め、出来上がったものを生馬に差し出した。
「ほら、食べてよ」
生馬はホカホカと湯気を上げるそれを呆然と見詰め、無言のまま身動ぎもしない。
(まな板にフライパンに包丁まで持ち込んで、ご飯を炊いたようだけどうちに炊飯器は無かった筈だ。どうやって炊いたのだろう?)
そんなどうでも良い事を真剣に考えるのは緊張しているからだ。
だって優しくしないでって言ったのにどうして?
いつまでも動こうとしない生馬に藤堂が強引に丼と箸を持たせた。
野菜と肉を炒めたものをご飯に乗っけただけのそれが、生馬の冷たい手のひらを温めた。
「同じものばかり食べていると、身体が受け付けなくなって吐いちゃうんだろ?」
「…………」
いつの間にそんな事を知られていたんだろう、と生馬が目をパチクリしたら藤堂がさらりととんでもない事を言った。
「食べたら風呂に入れるから」
「はっ?」
(風呂に入れるってなんだ、入れるって。俺は犬や猫じゃないぞ!)
「風呂くらい、入ってる……」
「でもちゃんと肩まで温まってないだろ? 浴槽に浸かって百まで数えなくちゃ駄目だよ。なんなら一緒に入ってシャンプーしてトリートメントして、身体も隅々まで洗ってやろうか?」
「なっ、何を言って――」
狼狽する生馬を藤堂が優しい目で見ている。
からかいの奥にある思い遣りに、生馬が暫し見入った。
(藤堂は、優しい――)
じんわりと胸を温める想いに身を任せようとした時、生馬の手から零れ落ちた箸が床にぶつかってカラカラと乾いた音を立てた。
二人はハッとして我に返った。
「あ……食べなきゃ」
ご飯が冷めちゃう、と言いながら生馬は藤堂と一緒にテーブルに付いた。
炒め物に入っているキャベツの芯は少し硬かったし、味付けに使った市販の焼肉のタレは甘過ぎた。
それでも生馬は美味しいと思って全部平らげた。
何となく黙ったまま食事を終えて、手持ち無沙汰に視線を彷徨わせていたらやっと藤堂が口を開いた。
「一緒に入る?」
「入らないよっ!」
生馬は慌てて風呂場に逃げ込んだ。
藤堂が入れてくれた湯船に浸かり、生馬は膝を曲げて両腕で抱えた。
(一緒に入っても、良かったんだけど……)
そんな事を思っては顔を赤くして顎先まで湯に沈んだ。
少し逆上せてしまい、真っ赤になった湯上りの生馬を藤堂がジロジロと見ている。
「あの、仕事をするから……」
生馬は藤堂を追い返そうとしたが相手は全く取り合わない。
帰る気なんて微塵もない。
「俺も適当に作詞とかやってるから気にしないで」
そんな事を言いながら相変わらず生馬を舐めるような視線で見詰めている。
(そんな目で見ないでよ……)
藤堂に見られている場所が灼け付くように熱い。
腕の内側や首筋、濡れた髪や耳の後ろなどを舐るようにじっくりと見られている。
それはまるで愛撫の様で、生馬は椅子の上に脚を持ち上げて折り曲げ、藤堂の視線から隠れるように小さくなった。
しかし隠したのが悪かったのか、藤堂は大胆にも近付いてきて生馬に手を伸ばした。
「いつまでも肌が赤いね」
そんな事を言って頬を冷やすように手の甲を押し当てられ、生馬は大袈裟に身を引いて椅子から転げ落ちた。
手を後ろに付いて藤堂を怯えたように見上げる生馬はまるで今にも手籠めにされる儚げな乙女の風情で、それまで我慢していた藤堂の理性をあっという間に食い破った。
藤堂の瞳に点った獰猛な色を見て、生馬は咄嗟に逃げ出そうとした。
床に手を付き背中を向けた生馬に藤堂が覆い被さる。
「俺に背中を向けるなんて馬鹿だよ」
「っ、馬鹿は、お前だ!」
止めろ、と暴れる生馬を藤堂は難なく押さえ込んで体中に手を這わせた。
藤堂の熱い掌が柔らかく胸筋を這い回り、うなじにねっとりと口付けられた。
生馬はその感触にビクビクと身体を震わせ、抵抗する力をどんどん奪い取られた。
相手の腕や足を押さえるだけの抵抗など、最早抵抗とも呼べない。
二人はこのまま行き着くところまで行くかと思えたが、ふと鏡越しに目があった。
(俺も、藤堂も、熱い目をしている……)
生馬は互いに欲しがっている事を瞬時に理解した。
(けれど今は駄目だ。こんな風に情熱のまま繋がって、それでその後はどうする? どうなる? きっと俺は溺れる。溺れて駄目になる)
生馬は身を切られるような思いで眼差しを強くした。
それを見た藤堂もキュッと一度目を瞑り、それからそっと身体を離した。
「ごめん」
藤堂の体温が離れて行くのを少し残念に思いながらも生馬はホッとしていた。
「今日はもう帰って」
「帰るけど、また来てもいい?」
「……ご飯を、作ってくれるなら」
恥ずかしそうに言う、生馬にしては目一杯頑張った返しに藤堂がふわっと笑う。
今はこれで十分だ。
藤堂は持ってきたフライパンなどを抱えていそいそと軽い足取りで帰って行った。
***
生馬は一人になってからばたりと床に倒れ込んだ。
「……びっくり、したぁ――――!」
まさか藤堂がいきなりあんな。
思い出して生馬はバタバタと脚を動かした。
藤堂の興奮した息遣いや上がり切った体温、押さえ込む強い力や肌に張り付くような指が脳裏にこびりついてはなれない。
「藤堂……」
生馬は火照る身体の疼きに耐え切れず、緩やかに兆した自身に手を伸ばした。
部屋着のだるっとしたボトムから手を中に入れ、やんわりとイチモツを握る。
性には淡白で余り自慰行為も行わないのに、今は握っただけで気持ちいい。
(藤堂は、どんな風に触るんだろう……)
目を閉じて彼の指を想像する。
自分よりは少し指が短い、けれど頼りがいのありそうなガッシリとした手。
あの手でガシガシと乱暴に擦るんだろうか、それとも掴んだまま左右に捻って括れを刺激するんだろうか。
(おれ、は、先端も、好き……)
生馬はゆるゆると括れを擦りながら伸ばした指先で先端をグジグジと擦る。
ジン、と少し痛いくらいに疼いた場所をしつこく刺激していたらぷくりと滴が盛り上がってきた。
汁を塗り拡げ、生馬は濡れた陰茎をグチュグチュと大胆に擦る。
根元から先端まで大きく擦り、揉み込むように手でクチャクチャにしたら息が乱れて止まらなくなった。
「と、どう……とう、どう。とうどう……」
(藤堂は俺を抱きたいと思う? こんな風に滅茶苦茶にして、いやらしい所を見て、藤堂でいっぱいにしてくれる?)
「と、どう……ンッ!」
名前を呼びながらいっぱい擦り、手のひらからはみ出るくらいの多量の迸りを出して生馬は頭がクラクラした。
(想像だけで物凄く興奮した)
この手をどうしよう、と思いつつ辺りを見回したら藤堂が忘れていったエプロンが目に入って、匂いを嗅いだらまたムラムラしてしまった。
(今度は、乳首も……)
藤堂は生馬の胸を執拗に撫で回し、尖りを指先で弾いていた。
膨らみなんてないけど、藤堂が見たいなら……。
生馬はジンジンと疼く乳首を執拗に指先で弄った。
まだ股間が疼くだけだけど、ここで感じるようになったら藤堂が喜ぶかもしれない。
そう思ったら生馬はイケもしない胸を弄るのを止められなかった。
小さな胸の頂きが真っ赤に腫れ、むず痒くって熱くてジンジンと痺れるようになってから生馬はやっと手を離した。
(俺の馬鹿、なにをやってるんだよぅ)
このままではシャツに擦れても疼いてしまい、まともに歩けないかもしれない。
生馬は情けなく思いながら絆創膏を両乳首に貼り付けた。
相手は呆然とする生馬を当然のように押し退けて家に上がり込んでくる。
「ちょっ、何して――」
「ご飯を作りに来た。どうせ食べてないんだろう?」
「そうだけど、そんな……ちょっと待ってよ! 藤堂ってば!」
藤堂は人の家の台所で、自分の家から持ってきたらしい食材や調理器具を拡げ出した。
そして腕まくりをして手を洗うとさっさと作業を進め、出来上がったものを生馬に差し出した。
「ほら、食べてよ」
生馬はホカホカと湯気を上げるそれを呆然と見詰め、無言のまま身動ぎもしない。
(まな板にフライパンに包丁まで持ち込んで、ご飯を炊いたようだけどうちに炊飯器は無かった筈だ。どうやって炊いたのだろう?)
そんなどうでも良い事を真剣に考えるのは緊張しているからだ。
だって優しくしないでって言ったのにどうして?
いつまでも動こうとしない生馬に藤堂が強引に丼と箸を持たせた。
野菜と肉を炒めたものをご飯に乗っけただけのそれが、生馬の冷たい手のひらを温めた。
「同じものばかり食べていると、身体が受け付けなくなって吐いちゃうんだろ?」
「…………」
いつの間にそんな事を知られていたんだろう、と生馬が目をパチクリしたら藤堂がさらりととんでもない事を言った。
「食べたら風呂に入れるから」
「はっ?」
(風呂に入れるってなんだ、入れるって。俺は犬や猫じゃないぞ!)
「風呂くらい、入ってる……」
「でもちゃんと肩まで温まってないだろ? 浴槽に浸かって百まで数えなくちゃ駄目だよ。なんなら一緒に入ってシャンプーしてトリートメントして、身体も隅々まで洗ってやろうか?」
「なっ、何を言って――」
狼狽する生馬を藤堂が優しい目で見ている。
からかいの奥にある思い遣りに、生馬が暫し見入った。
(藤堂は、優しい――)
じんわりと胸を温める想いに身を任せようとした時、生馬の手から零れ落ちた箸が床にぶつかってカラカラと乾いた音を立てた。
二人はハッとして我に返った。
「あ……食べなきゃ」
ご飯が冷めちゃう、と言いながら生馬は藤堂と一緒にテーブルに付いた。
炒め物に入っているキャベツの芯は少し硬かったし、味付けに使った市販の焼肉のタレは甘過ぎた。
それでも生馬は美味しいと思って全部平らげた。
何となく黙ったまま食事を終えて、手持ち無沙汰に視線を彷徨わせていたらやっと藤堂が口を開いた。
「一緒に入る?」
「入らないよっ!」
生馬は慌てて風呂場に逃げ込んだ。
藤堂が入れてくれた湯船に浸かり、生馬は膝を曲げて両腕で抱えた。
(一緒に入っても、良かったんだけど……)
そんな事を思っては顔を赤くして顎先まで湯に沈んだ。
少し逆上せてしまい、真っ赤になった湯上りの生馬を藤堂がジロジロと見ている。
「あの、仕事をするから……」
生馬は藤堂を追い返そうとしたが相手は全く取り合わない。
帰る気なんて微塵もない。
「俺も適当に作詞とかやってるから気にしないで」
そんな事を言いながら相変わらず生馬を舐めるような視線で見詰めている。
(そんな目で見ないでよ……)
藤堂に見られている場所が灼け付くように熱い。
腕の内側や首筋、濡れた髪や耳の後ろなどを舐るようにじっくりと見られている。
それはまるで愛撫の様で、生馬は椅子の上に脚を持ち上げて折り曲げ、藤堂の視線から隠れるように小さくなった。
しかし隠したのが悪かったのか、藤堂は大胆にも近付いてきて生馬に手を伸ばした。
「いつまでも肌が赤いね」
そんな事を言って頬を冷やすように手の甲を押し当てられ、生馬は大袈裟に身を引いて椅子から転げ落ちた。
手を後ろに付いて藤堂を怯えたように見上げる生馬はまるで今にも手籠めにされる儚げな乙女の風情で、それまで我慢していた藤堂の理性をあっという間に食い破った。
藤堂の瞳に点った獰猛な色を見て、生馬は咄嗟に逃げ出そうとした。
床に手を付き背中を向けた生馬に藤堂が覆い被さる。
「俺に背中を向けるなんて馬鹿だよ」
「っ、馬鹿は、お前だ!」
止めろ、と暴れる生馬を藤堂は難なく押さえ込んで体中に手を這わせた。
藤堂の熱い掌が柔らかく胸筋を這い回り、うなじにねっとりと口付けられた。
生馬はその感触にビクビクと身体を震わせ、抵抗する力をどんどん奪い取られた。
相手の腕や足を押さえるだけの抵抗など、最早抵抗とも呼べない。
二人はこのまま行き着くところまで行くかと思えたが、ふと鏡越しに目があった。
(俺も、藤堂も、熱い目をしている……)
生馬は互いに欲しがっている事を瞬時に理解した。
(けれど今は駄目だ。こんな風に情熱のまま繋がって、それでその後はどうする? どうなる? きっと俺は溺れる。溺れて駄目になる)
生馬は身を切られるような思いで眼差しを強くした。
それを見た藤堂もキュッと一度目を瞑り、それからそっと身体を離した。
「ごめん」
藤堂の体温が離れて行くのを少し残念に思いながらも生馬はホッとしていた。
「今日はもう帰って」
「帰るけど、また来てもいい?」
「……ご飯を、作ってくれるなら」
恥ずかしそうに言う、生馬にしては目一杯頑張った返しに藤堂がふわっと笑う。
今はこれで十分だ。
藤堂は持ってきたフライパンなどを抱えていそいそと軽い足取りで帰って行った。
***
生馬は一人になってからばたりと床に倒れ込んだ。
「……びっくり、したぁ――――!」
まさか藤堂がいきなりあんな。
思い出して生馬はバタバタと脚を動かした。
藤堂の興奮した息遣いや上がり切った体温、押さえ込む強い力や肌に張り付くような指が脳裏にこびりついてはなれない。
「藤堂……」
生馬は火照る身体の疼きに耐え切れず、緩やかに兆した自身に手を伸ばした。
部屋着のだるっとしたボトムから手を中に入れ、やんわりとイチモツを握る。
性には淡白で余り自慰行為も行わないのに、今は握っただけで気持ちいい。
(藤堂は、どんな風に触るんだろう……)
目を閉じて彼の指を想像する。
自分よりは少し指が短い、けれど頼りがいのありそうなガッシリとした手。
あの手でガシガシと乱暴に擦るんだろうか、それとも掴んだまま左右に捻って括れを刺激するんだろうか。
(おれ、は、先端も、好き……)
生馬はゆるゆると括れを擦りながら伸ばした指先で先端をグジグジと擦る。
ジン、と少し痛いくらいに疼いた場所をしつこく刺激していたらぷくりと滴が盛り上がってきた。
汁を塗り拡げ、生馬は濡れた陰茎をグチュグチュと大胆に擦る。
根元から先端まで大きく擦り、揉み込むように手でクチャクチャにしたら息が乱れて止まらなくなった。
「と、どう……とう、どう。とうどう……」
(藤堂は俺を抱きたいと思う? こんな風に滅茶苦茶にして、いやらしい所を見て、藤堂でいっぱいにしてくれる?)
「と、どう……ンッ!」
名前を呼びながらいっぱい擦り、手のひらからはみ出るくらいの多量の迸りを出して生馬は頭がクラクラした。
(想像だけで物凄く興奮した)
この手をどうしよう、と思いつつ辺りを見回したら藤堂が忘れていったエプロンが目に入って、匂いを嗅いだらまたムラムラしてしまった。
(今度は、乳首も……)
藤堂は生馬の胸を執拗に撫で回し、尖りを指先で弾いていた。
膨らみなんてないけど、藤堂が見たいなら……。
生馬はジンジンと疼く乳首を執拗に指先で弄った。
まだ股間が疼くだけだけど、ここで感じるようになったら藤堂が喜ぶかもしれない。
そう思ったら生馬はイケもしない胸を弄るのを止められなかった。
小さな胸の頂きが真っ赤に腫れ、むず痒くって熱くてジンジンと痺れるようになってから生馬はやっと手を離した。
(俺の馬鹿、なにをやってるんだよぅ)
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