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第三十三話
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昨晩はとんでもない目に遭った。コウガくんは俺が前後不覚になるまであのガーゼで先っぽを擦り続け、はじめて潮を吹いてようやく、俺を抱いてくれた。
その頃にはもう、理性など完全に破壊されきっていて、限界などとうに越しているのに、求められたことすべてに、訳が分からないまま応え続けるようなありさまで。
気絶寸前まで意識が朦朧とすると、コウガくんは気つけに口移しで水を飲ませてきて、明瞭になったところで奥をガンガン揺さぶり、感電するみたいにイかせるのを繰り返した。
すでに前後不覚のところにそんなことをされて、まともな判断能力などすっかり失っていたのだ。「~していい?」とコウガくんに言われると、その内容がどんなものであれ、俺は脊髄反射で「いいよ」と鳴くだけの生き物に成り果てた。
もはや出るものもすっからかんになってふにゃふにゃになった息子が情けなくピュクピュク潮を吹くときの辛さと情けなさと快感といったらない。
壮絶なまでの快楽と疲労感で四肢にまったく力が入らなくなり、ただ意識だけがある状態のまま、みるみる露わになるコウガくんの独占欲をぶつけられ、揺さぶられて。
「オレは大好きだけどさ、きっと、ナガトさんの体、スケベなメスすぎて、他の人は引いちゃうかもね。でも、オレだけのナガトさんって感じがして最高だから、自信持って♡」
キマりきった意地悪な顔をして、コウガくんはそう言い放った。なるほど、嫌でも無防備にならないような体にするとはこういうことかと、彼の真意をとことん思い知った。
どこに出しても恥ずかしい体にされてしまってからでは、何もかも遅かったのだが。
まあ、そんなわけで、彼を嫉妬させると碌なことにならないと分かっただけ、まだ良かったかもな、と思うところである。
肉欲の限りを尽くした次の日の翌朝、つまり今だが、その代償として、信じられないほどカスカスの喉と、度し難いまでに重い腰の鈍痛で、使い物にならない不自由な体を得ることになり、そう思うしかないというのが実態ではあるが。
「おはよ、ナガトさん。昨日は楽しかったね」
しばらく呻き声を上げていたかと思えば、コウガくんはそんなことを言い放った。
そう、こんな惨状の俺を目の当たりにしてなお、起き抜けのセリフがこれである。いっぺん泣くまで口きかなくてもいいレベルではないかと思った。まあ口をきこうと思っても今の俺には声ひとつ出せませんがね!?
そう、お察し、この男は、俺が今反論できないことをわかっていて、それをいいことに、とことん都合の良いセリフを、とんだしたり顔でのたまうのである。相変わらず、そういう狡いやつなのだ。
「えげつないエロい顔で失神するからさ、見てたらオレまた勃っちゃって……でもちゃんと我慢したよ、褒めて」
当たり前だバカ。ああ、言いたい。声が出ないのがもどかしい。しかし、猫のような目で覗き込まれると、どうにもそうしてやらないと悪いような気がしてくるので始末に負えない。
仕方がないので、寝ぐせのついた頭をわしゃわしゃとかき回してやるなどする。コウガくんは目を細めてうっとりと微笑み、純朴な乙女のようにクスクスと笑った。
ああ、マジで俺って本当にチョロいな。この笑顔を見ただけで、どんなにひどいことをされても、根に持つことすらできなくなるのだから。
一度かわいいと思ってしまったらもう負けなのだ。俺が彼に敵うことはまずない。
昨日は男性機能がブッ壊れる寸前までイかされて死ぬかと思ったし、もう二度とこんな大変なことは御免だと思うが、正味、実際にブッ壊されたとしても、それでも愛してくれるならどうしたって許してしまうだろう。
さらにまずいことには、実際にそこまで壊れたとして、それでもなお愛していてほしいとまでは思わないところだ。それで捨てられたとしても、許せはしないが、恨むことはどうしたってできないだろうという確信がある。
惚れた弱みというものはつくづく恐ろしい。きっと、いつか彼に捨てられたとして、生きていくことだけなら問題なく出来る。しかし、彼の手によって変質しきったこの体とは一生付き合い続けないといけないのだ。
こんなにも破滅的なことがあろうか。それなのに、彼という存在をこの体に刻み付けられるのが嬉しくてたまらない。いったい、どこまで愛してくれるのか、その果てを知りたいからだ。その末に終わりがあったとしても、悔いはない。
結局、きみが幸せでいられるなら、それで構わない。
酷い奴だと、狡くて最低なやつだと、分かっていて好きになったのだ。こればっかりは俺の手落ちなのだから、自分のケツくらい自分で拭かないとな。
ベッド脇に転がっていたペットボトルに手を伸ばし、飲み干して、小手調べの発声。詰まった排水溝のような声に、ついつい鼻で笑ってしまう。
「ねえ、ナガトさん。ナガトさんってば」
「……なに」
「ひどくしてごめん。怒ってる?」
「さあな。まあ、そこまで信用ないか俺、とは思ったが」
「だって、ナガトさんがオレのこと好きなのはもう分かるけどさ……なんで好きなの? なんでこんな面倒くさいのに付き合ってくれるわけ? どこまで許してもらえるか試しちまうオレも悪いけどさ、ナガトさん、不服そうでもなんだかんだ全部許してくれるじゃん。なんで?」
「そんなこと気にしてどうなるんだよ。好きなのが分かってるならそれでいいだろ」
「いいから! オレ、ナガトさんのどんなツボに刺さってる? もしオレよりもシンとか言うひとの方がそのツボ刺激するの上手かったらそっちにフラフラ行っちゃうかもってさあ、心配なんだよ、こっちは!」
「きみさぁ……俺はきみが好き、きみも俺が好き、いつになったらそれで納得できるようになるかなぁ。具体的な理由なんか、俺ですら気にしたことねえって。逆に明確にこれっていう理由がある方がなんか不安じゃね? 他にそれを満たす人間がいればそっちに行っちまうかもってなるんだろ、どうせ」
「どうせって何さ、どうせって! オレだって愛想尽かされないようないい恋人になりたいんだよ! でもさぁ、なんでこんな我慢できねえの!? もう意味わからん……!」
いや知らんわ。しいて言うならああだこうだいらん事ごちゃごちゃ考えて勝手に不安になる癖を克服すればいいんじゃね? まあ簡単なことじゃないから困ってるんだろうけどさ。
こうして思えば、無駄に頭脳が高性能なのも考え物だ。いらんことにまで発想が至ってしまって、理性では分かっていても感情がそこに囚われてしまうのだから。そして一度浮かんだ考えは、なまじっか記憶力がいいだけに、そう簡単には拭えないときた。
「もうさ、ずっと言ってるだろ。不安ならとことんやれって。俺はきみがどこまで奇特なやつなのか知りたいの。俺の体がおかしくなればなるほど、きみがどれだけ馬鹿なのかが分かるの。それがイイの。お分かり!?」
「……マジ?」
「いやそこできみが引くのかよ。それは違うだろ、どう考えても。ほら見ろよ、俺の乳首もこんなに肥大してよぉ、ちんぽもすっかり潮吹き覚えてよ、ちょっと前立腺突かれるだけでヘコヘコ腰振って簡単にイきまくるようになっちまったよ。イカレてるだろ普通に! 草葉の影で親も泣いてるよ!! そんなイカレてるとんでもない体でよお、きみは昨日いくつゴムを使ったよ、ああ!?」
「……きゅ、きゅうこ」
「バーカ!!!! そんなやつ、地球上探してもきみしかいねえよバーカ!!!! 俺の体を好き好んでこんなザマにするイカレ野郎もきみくらいしかいねえ!! 他にいてたまるかクソが!! 愛してるよクソ馬鹿野郎!!!!」
「怖ァ……」
「は? 別れるか?」
「ウソウソウソウソウソ!!!! 大好き、大好きです!!!! オレにはアンタしかいません!!!! ナガトさんがいないとオレもう生きていけない!!!!」
「いや必死で草」
ワッと泣き出した情緒不安定馬鹿野郎は俺のイカレた体を後生大事そうに抱きしめた。馬鹿だなあ、とつくづく思った。
馬鹿で、どうしようもなく可愛くて、大概俺も馬鹿なのだった。
その頃にはもう、理性など完全に破壊されきっていて、限界などとうに越しているのに、求められたことすべてに、訳が分からないまま応え続けるようなありさまで。
気絶寸前まで意識が朦朧とすると、コウガくんは気つけに口移しで水を飲ませてきて、明瞭になったところで奥をガンガン揺さぶり、感電するみたいにイかせるのを繰り返した。
すでに前後不覚のところにそんなことをされて、まともな判断能力などすっかり失っていたのだ。「~していい?」とコウガくんに言われると、その内容がどんなものであれ、俺は脊髄反射で「いいよ」と鳴くだけの生き物に成り果てた。
もはや出るものもすっからかんになってふにゃふにゃになった息子が情けなくピュクピュク潮を吹くときの辛さと情けなさと快感といったらない。
壮絶なまでの快楽と疲労感で四肢にまったく力が入らなくなり、ただ意識だけがある状態のまま、みるみる露わになるコウガくんの独占欲をぶつけられ、揺さぶられて。
「オレは大好きだけどさ、きっと、ナガトさんの体、スケベなメスすぎて、他の人は引いちゃうかもね。でも、オレだけのナガトさんって感じがして最高だから、自信持って♡」
キマりきった意地悪な顔をして、コウガくんはそう言い放った。なるほど、嫌でも無防備にならないような体にするとはこういうことかと、彼の真意をとことん思い知った。
どこに出しても恥ずかしい体にされてしまってからでは、何もかも遅かったのだが。
まあ、そんなわけで、彼を嫉妬させると碌なことにならないと分かっただけ、まだ良かったかもな、と思うところである。
肉欲の限りを尽くした次の日の翌朝、つまり今だが、その代償として、信じられないほどカスカスの喉と、度し難いまでに重い腰の鈍痛で、使い物にならない不自由な体を得ることになり、そう思うしかないというのが実態ではあるが。
「おはよ、ナガトさん。昨日は楽しかったね」
しばらく呻き声を上げていたかと思えば、コウガくんはそんなことを言い放った。
そう、こんな惨状の俺を目の当たりにしてなお、起き抜けのセリフがこれである。いっぺん泣くまで口きかなくてもいいレベルではないかと思った。まあ口をきこうと思っても今の俺には声ひとつ出せませんがね!?
そう、お察し、この男は、俺が今反論できないことをわかっていて、それをいいことに、とことん都合の良いセリフを、とんだしたり顔でのたまうのである。相変わらず、そういう狡いやつなのだ。
「えげつないエロい顔で失神するからさ、見てたらオレまた勃っちゃって……でもちゃんと我慢したよ、褒めて」
当たり前だバカ。ああ、言いたい。声が出ないのがもどかしい。しかし、猫のような目で覗き込まれると、どうにもそうしてやらないと悪いような気がしてくるので始末に負えない。
仕方がないので、寝ぐせのついた頭をわしゃわしゃとかき回してやるなどする。コウガくんは目を細めてうっとりと微笑み、純朴な乙女のようにクスクスと笑った。
ああ、マジで俺って本当にチョロいな。この笑顔を見ただけで、どんなにひどいことをされても、根に持つことすらできなくなるのだから。
一度かわいいと思ってしまったらもう負けなのだ。俺が彼に敵うことはまずない。
昨日は男性機能がブッ壊れる寸前までイかされて死ぬかと思ったし、もう二度とこんな大変なことは御免だと思うが、正味、実際にブッ壊されたとしても、それでも愛してくれるならどうしたって許してしまうだろう。
さらにまずいことには、実際にそこまで壊れたとして、それでもなお愛していてほしいとまでは思わないところだ。それで捨てられたとしても、許せはしないが、恨むことはどうしたってできないだろうという確信がある。
惚れた弱みというものはつくづく恐ろしい。きっと、いつか彼に捨てられたとして、生きていくことだけなら問題なく出来る。しかし、彼の手によって変質しきったこの体とは一生付き合い続けないといけないのだ。
こんなにも破滅的なことがあろうか。それなのに、彼という存在をこの体に刻み付けられるのが嬉しくてたまらない。いったい、どこまで愛してくれるのか、その果てを知りたいからだ。その末に終わりがあったとしても、悔いはない。
結局、きみが幸せでいられるなら、それで構わない。
酷い奴だと、狡くて最低なやつだと、分かっていて好きになったのだ。こればっかりは俺の手落ちなのだから、自分のケツくらい自分で拭かないとな。
ベッド脇に転がっていたペットボトルに手を伸ばし、飲み干して、小手調べの発声。詰まった排水溝のような声に、ついつい鼻で笑ってしまう。
「ねえ、ナガトさん。ナガトさんってば」
「……なに」
「ひどくしてごめん。怒ってる?」
「さあな。まあ、そこまで信用ないか俺、とは思ったが」
「だって、ナガトさんがオレのこと好きなのはもう分かるけどさ……なんで好きなの? なんでこんな面倒くさいのに付き合ってくれるわけ? どこまで許してもらえるか試しちまうオレも悪いけどさ、ナガトさん、不服そうでもなんだかんだ全部許してくれるじゃん。なんで?」
「そんなこと気にしてどうなるんだよ。好きなのが分かってるならそれでいいだろ」
「いいから! オレ、ナガトさんのどんなツボに刺さってる? もしオレよりもシンとか言うひとの方がそのツボ刺激するの上手かったらそっちにフラフラ行っちゃうかもってさあ、心配なんだよ、こっちは!」
「きみさぁ……俺はきみが好き、きみも俺が好き、いつになったらそれで納得できるようになるかなぁ。具体的な理由なんか、俺ですら気にしたことねえって。逆に明確にこれっていう理由がある方がなんか不安じゃね? 他にそれを満たす人間がいればそっちに行っちまうかもってなるんだろ、どうせ」
「どうせって何さ、どうせって! オレだって愛想尽かされないようないい恋人になりたいんだよ! でもさぁ、なんでこんな我慢できねえの!? もう意味わからん……!」
いや知らんわ。しいて言うならああだこうだいらん事ごちゃごちゃ考えて勝手に不安になる癖を克服すればいいんじゃね? まあ簡単なことじゃないから困ってるんだろうけどさ。
こうして思えば、無駄に頭脳が高性能なのも考え物だ。いらんことにまで発想が至ってしまって、理性では分かっていても感情がそこに囚われてしまうのだから。そして一度浮かんだ考えは、なまじっか記憶力がいいだけに、そう簡単には拭えないときた。
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「……きゅ、きゅうこ」
「バーカ!!!! そんなやつ、地球上探してもきみしかいねえよバーカ!!!! 俺の体を好き好んでこんなザマにするイカレ野郎もきみくらいしかいねえ!! 他にいてたまるかクソが!! 愛してるよクソ馬鹿野郎!!!!」
「怖ァ……」
「は? 別れるか?」
「ウソウソウソウソウソ!!!! 大好き、大好きです!!!! オレにはアンタしかいません!!!! ナガトさんがいないとオレもう生きていけない!!!!」
「いや必死で草」
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