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六章:高い塔のブルーローズ(後編)
第7話 天使の導きのままに(4)
しおりを挟む救出作業が続く。まだ時間はかかりそうだ。閉じ込められていた人数は三桁を超えていた。そして、その半分は気分の悪さを訴え、優先的に運ばれていく。
「まだもうしばらくかかりそう。ここにいる動物とかも連れて行かなきゃいけないし」
家に戻ってきたニクスが窓を眺めた。
「テリー、お腹空いてない?」
「大丈夫」
「メニーは?」
「上でドロシーと遊んでる」
二階から笑い声が聞こえる。
「休憩したら?」
「そうする。よっこいしょ」
ニクスがソファーに倒れた。
「はーあ。落ち着く」
「ニクス」
「ん?」
「いつからこのこと知ってたの?」
「君と働き始めた初日」
あれは、そうそう。初めてトロさんとロップイさんにご挨拶した日。
「あたし達の後ろでね、メイド達が話してたんだ」
――ねえ、今朝からメルがいないようなのだけど。
――まただわ。いなくなったのよ。
――リリアヌ様に報告する? それとも、様子を見る?
――いいえ。報告しましょう。
――新人も入ってきたみたい。補充されたということは、またいなくなるのかしら。
――やめなさい。聞かれるわよ。
――私、怖いわ。
――行きましょう。
「最初は、何の話をしているんだろうと思ってさ。でも、おかしいんだよね。マールス小宮殿規模なら、もっと使用人の数がいてもいいはずなのにと思って」
そういうものなのかな? でも人数がいないと仕事も大変だし。使用人を雇ってる人達は、そんなにケチなの?
「聞いてもどうせ教えてくれないだろうから」
そういう時、どうしたらいいと思う?
「調べるんだ」
本がないなら自分で実行して調べればいい。口外してはならないことってなんだろう。この小宮殿で一体何が起きているんだろう。そういえば、この小宮殿の裏から見える変な塔があるけど、あそこは一体なんなのだろう。ここは謎だらけだ。謎は管理人が隠し持ってるものだ。
「リリアヌ様の部屋にはね、沢山の書類が管理されていて」
そこに、変なリストがあった。名前が載った書類。履歴書ではない。でも、プロフィールみたいな感じの書類。それは使用人だけでなく、兵士や、騎士団のものもあった。それを見ていくうちに察した。小宮殿で生活をしていた人達が、突然消えているんだって。
だから消えた人の名前をまとめて、その人物に近かった後輩、先輩、同僚に当たる人に声をかけてそれとなく聞いてみた。そしたら、ビンゴ。突然実家に帰ったってさ。書類では、行方不明って書かれているのに。
そこでリリアヌ様は、いなくなった人達の名前を管理している人だと知った。誰かが消えれば、気付いた誰かがリリアヌ様に報告に行く。リリアヌ様が隙をうかがって、キッドさんの部下である兵士や騎士の方にそれを伝えに行くところを何度も見た。そして捜索が始まる。
あたしとテリーはとんでもないタイミングで来てしまったんだなって、察した。
だから、なんとしてでも、テリーを巻き込まないようにしないとって思って、調べたんだ。そしたら、見つけた。青く光る薔薇を。
「あたしの中に、何かが残ってるのかな?」
お父さんの雪と同じものに見えたんだ。
「魔力が混じってるというか、魔力と、人間の何かが、こう、混ざり合ってるものというか」
あたし、お父さんが呪われてから、ずっとその雪に触れてきたから、なんとなくだけど、わかるんだ。何かが違うというか。
「花の肥料は土と水。外から出てくるのは水でしょう?」
だから、何かあるんじゃないかと思って、水場の多いところや、水道を調べたら、ある日、水道の水から泥が出てきた。驚いて逃げたけど。翌日修理をされてる水道を見て、確信した。
「水に何かあるんだって」
今日も世に珍しい青い薔薇が咲く。
「その水と何かが共鳴しあって、青い薔薇を咲かせてるんじゃないかって思って。あのね、青い薔薇って、なかなか咲かせることなんて出来ないんだって」
ブルーローズ。
「青い薔薇と水の関係を調べようと思ったら」
リトルルビィが現れて、ソフィアさんが現れて、クレア姫様の登場だ。おまけにメニーまで来てしまった。ペスカがいなくなり、マーガレット様がいなくなった。
「このままじゃ、テリーまでもいなくなってしまうと思った」
日記を見せた。何かあったら、これを見てねという合図だった。
「きっと中毒者が関わっているだろうから、厄介なことになると思って」
手掛かりは残しておいた。さあ、まだ時間がある。調べよう。そう思った時、マーガレット様の笑い声が聞こえた。びっくりして部屋から出て行った。見つけたと思って柱をぐるぐるしてたら、突然。
「下水道に落ちた」
「今回の中毒者はね、変身が出来たのよ。動物に化けたり、マーガレット様に化けたり」
「だと思ったよ。他の人の話を聞いてもみんなバラバラだったもの。クモに襲われたとか、首のないお化けに追いかけられて、いつの間にかここにいたとかさ」
「ニクスは誰に襲われたの?」
「亀。びっくりしたよ。逃げたけど下水に引き込まれてさ。気付いたらここにいた」
「……そう」
「犯人は誰だったの?」
「……年を取った、ご老人」
「嘘でしょ?」
「ご老人が青年に化けて生活してた。ゴールドさんよ」
「……」
ニクスが目をそらした。
「ペスカが花に触ったら異常に怒ってた。なるほど。理解できた」
「亀やトカゲになって下水を動き回ってた。その魔力が漏れて、水に混じってとか?」
「一番の謎は、なぜここに人を閉じ込めるかだ。そして、ここに長くいれば、どんどん人は衰弱していく。調べたけど、ここからだと原因はわからない」
「なるべく早く出たほうがいいわね」
「だね」
外は暗い。ランプだけの明かりだけが頼りだ。
「ここね、昔、魔法使いが住んでた町なんだって」
「また謎が解けた。だから本の字が読めなかったんだ。あれはきっと魔法使いさん達の字なんだね」
「人間には空気が合わないのかも」
「テリー、青い薔薇の謎は解けた? もし解けてるなら、あたしに教えてくれない? 肥料は、本当に魔力が混じった水だけ?」
「青い薔薇を追いかけたら、下水にたどり着いて、ここに来れたのよ。……もういいじゃない。そんなことどうでも」
「……気になる」
「ニクスには気になり癖があるのね」
「気になったらわかるまで調べないと気が済まないんだ」
「知らないほうがいいこともあるわよ」
「でも、調べないとお父さんの居場所もわからなかった。呪いの鏡のことだって」
ニクスが天井を見る。
「今回も、テリーがいた。……巻き込みたくなかったんだ」
「……ばかね」
あたしは立ち上がり、ニクスのソファーに移った。ニクスの頭を持ち上げて座り、膝の上にニクスの頭を乗せる。ニクスがあたしを見上げてくる。
「苦労を共にするのが友達でしょう。なんでも一人で抱え込むのは無謀のやることよ」
「……君は他のことで悩んでたから」
「キッドのことなら心配ないわ。断るから」
「クレア姫様のことでも」
「はいはい、って頷いておけば大丈夫よ」
「……なんか、色々解決してるんだね」
ニクスがあたしに顔を寄せた。
「なら、よかった」
「……スノウ様に毒を盛ったのも、ゴールドさんよ」
「……そうか。その犯人もゴールドさんだったか」
「全部解決よ」
「終わったんだ」
「ニクスのおかげでね」
「あたしじゃないよ」
ニクスがくすっと笑った。
「あたしを追いかけてくれた、テリーのおかげだよ」
手を伸ばせば、ニクスがいる。触れられる。ニクスがいる。あたしは心から安堵した。ニクスが生きてる。
「テリー、ちょっと眠ってもいい?」
「……あたしの膝は高いわよ」
「自分から来ておいて、何言ってるんだか」
ニクスが瞼を閉じる。そしてそのまま、まるで、あたしと同じく、安堵したように、ぐっすりと眠ってしまった。
(*'ω'*)
時間はまだまだかかるようだ。
あたしはランプを持って町を歩くことにした。
忘れられたような、寂れた町。順番にエレベーターや階段から上へと登って行く。
今まで、何人もの人が、エレベーターや階段を使って上へ登っていたらしいが、その先の壁の解除の仕方がどうしてもわからなかったそうだ。そして、気がつけばエレベーターの前で人が倒れているとのことだった。犯人を待とうと待ち伏せしたこともあるが、結局壁は開かなかった。
その壁が、今は開いている。
「懐かしいな」
いつの間にか看板の上に乗っていたドロシーが呟いた。
「魔法使い達が外へ出て行った時を思い出すよ。戦争が終わった。時代が変わった。人間達は魔法使いの存在を忘れている。それを皆が察した時、壁を開いて、自らここを出て行った」
「一度目ではこの地下は作られなかったんだっけ?」
「うん。作られなかったから、地獄を見た」
「……キング様が作ったのよね。ここ」
「ああ。魔法使い達が暇をしないように、町を作ってくれた。しばらくは暮らしてたよ」
「あんたも?」
「もちろん」
「……」
「キングの孫がさ、怖がっちゃったんだよ。小さい頃から魔法を見てて、なんておそろしいものなんだって思ってしまったみたいでさ。大人になって、急に手のひら返して、魔法使い達を駆逐せよ。だもんな。驚いちゃうよ」
「……」
「メニーのこと、よく知ってたね」
「……一度目から?」
「最初からだよ」
「……だからメニーの手助けだけはするのね。お前」
「それもあるし、それだけじゃない。彼女は根本的に、僕と親友なのさ」
「あ、そう」
「おや、どうしたんだい? テリー。もしかして、僕とメニーの関係にヤキモチを妬いてるのかい? はーん。そういうことか。仕方ないな。ほら、肉球を触らせてあげるよ」
「いらない。ヤキモチでもなんでもないし、お前とメニーの関係によりいっそう嫌気が差しただけよ。くそが。くたばれ。あたしに害をもてなす魔女どもが」
あたしが歩き出すと、ドロシーが箒に乗ってついてきた。
「メニーは?」
「寝ちゃった。暇だし、疲れてたみたい」
「そう」
空はない。天井だけが広がっている。周りを見る。牛と豚と鶏と馬がいる。どうしているのかしら。飼育係らしき男がうれうれと世話をしている。外に出られるぞ! よかったな!
「ドロシー」
「ん?」
「お前にも聞きたいことがあるのよ」
「なんだい?」
「あの塔、古い本がたくさんあるのよ。そこでたまたま見つけたんだけど」
「うん?」
「世界で一番悪い魔女って知ってる?」
「……」
歩き続けても、ひたすら長い道が続いている。本当に城下町みたい。風はないのに、ドロシーの髪の毛がゆらゆらと揺れる。
「西の魔女のこと?」
「……知り合い?」
「昔、ちょっとね」
「その人の日記みたいなものを見つけたの。女の子を捕まえたって書いてあった。名前はドロシー」
「あー。間違いない。トゥエリーだ」
「トゥエリー?」
「ドロシーが名づけた西の魔女の名前」
「ドロシーはお前じゃないの?」
「残念でした。そのドロシーは僕じゃないんだ」
「じゃあ、誰?」
「この世界の救世主」
ドロシーが帽子を被り直した。
「リオンが言ってただろ。アメリアヌという白き魔法使いが救世主を呼んだって。君が知らない世界から飛んできた異世界人。それがドロシーだ」
オズは当時、世界に絶望をもたらした。ドロシーは、仲間を引き連れて、オズを説得した。許しを乞いた。
テリー、そもそも、なぜオズが絶望をもたらしたと思う? 先にオズを傷つけたのは、人間だったからさ。オズは人間を呪った。世界を呪った。憎しみで世界を支配した。
そこへドロシーが現れた。彼女は話し合いでオズの憎しみを治めようとした。だって、彼女は魔法使いじゃない。ただの人間だからね。
でも、オズは止まらなかった。憎しみをさらに倍増させ、暴走を始めた。だから、ドロシー達は命がけでオズを封印したんだ。
「テリーの花ってあるだろう? あれの起源を教えてあげよう。そもそも、テリーって名前じゃなかった」
その頃、もう一つの名前があった。それは、オズの魔力の名前だった。
「それが『トゥエリー』」
トゥエリーの花。時代が進んで、テリーの花と呼ばれるようになった。
「ドロシーは西の魔女に名前をつけた。呼びにくかったから。オズの魔力の名前、トゥエリーと」
ドロシーがあたしを見た。
「へえ。あいつの日記が残ってたんだ。塔にあるの?」
「ええ」
「それは興味深い。メニーと外に出てから見に行こうかな」
「……一つ気になるんだけど」
「うん」
「あんたはどうしてそこまで細かいことを知ってるの?」
「 見 て た か ら 」
あたしはドロシーを見た。ドロシーは一生懸命帽子の位置を直している。
「見てたの?」
「僕は魔法使いだからね。どうなることかと観察してたんだ」
「……あんた、いつ生まれたの?」
「少なくとも君よりは長生きしてるね」
「……トゥエリーはどうなったの?」
「日記に書かれてなかった?」
「最後まで読んでない。ただ、ドロシーの名前があったから」
「ああ、なるほど。でもね、彼女は死んだよ」
「死んだの?」
「だって、意地悪ばかりするんだもん。罰があたったんだろうね。水をかけられて溶けて消えた」
「……水で溶けるなんて吸血鬼みたい」
「彼女は水に弱かったからね。だからお風呂も泥で入ってた」
「うわ」
「ドロシーはかわいそうだったよ。彼女に捕まってからしばらく奴隷生活をしてたんだ。彼女のお城をくまなく掃除しろって言われて、それはそれは綺麗に掃除をしてたな」
「綺麗に掃除したのね……」
「あいつの日記が残ってるなんて思わなかったな。キングめ。処分するのを忘れてたな」
「オズを封印してから、ドロシーは帰ったの?」
「うん」
「研究室の人達が言ってたわ。キング様はそのドロシーが帰ってくるって言ったから塔を作ったって」
「ああ。そういえば言ってたね」
「言い伝えでは、帰ってこなかったって」
「そりゃ、帰ってこないだろうね。どうやってこの国に来たかもわからないんだ。戻ってこれるはずがない」
「じゃあ、結局戻ってこなかったのね」
「うん」
「ということは、あの塔の意味は為されなかったのね。ドロシーに「おかえり」って言うために作られたのに、その言葉は言えなかった。今ではクレアを隠すための塔」
「歴史って受け継がれるからすごいよね」
「リオンが言ってたわね。今回はキッドが救世主なんだっけ?」
「そうだよ。だから大切にしてあげて」
「嫌よ」
「キッドはいつ戻ってくるんだろうね。彼が居ないといざって時、オズを止められないよ」
「メニーが何とかするわ。あいつも魔女だもの」
「僕の親友になんてこと言うんだ」
「とりあえず、ちょっとすっきりしたわ。この地下も、塔のことも、日記のことも、少し理解できた」
外に出たらあの日記を読んでみたいわ。何か面白いことが書かれているかも。
「いつになったら出られるのかしら」
救出作業はまだかかりそうだ。
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