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五章:おかしの国のハイ・ジャック(後編)

第15話 10月29日(7) 

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「許せるわけないじゃない」




 答えは決まってる。

「殺されたのよ。許されると思ってるの?」

 リオンを睨む。

「憎いわよ。お前なんか嫌いよ」

 リオンを睨む。

「恨めしいわよ。メニーもお前も大嫌いよ」

 拳を握り締める。

「でも、分かってるわ」

 人々が悪人とはやし立て、あたし達を殺したのは、

「あたしの取った行動の結果よ」

 あたしは罪を犯した。
 あたしはメニーを妬んだ。
 メニーの美貌に、心の美しさを妬んだ。
 あたし達家族は、美しいメニーを妬んだ。
 メニーを痛めつけることによって、あたし達は自分達の価値を守った。

「メニーだって思い出せば、あたしが憎いはずよ」
「嫌なことって、頭から離れないものだもの」
「あたしだって覚えてるわ。工場のことも、裁判でのことも、あんたから受けた拷問も、メニーの目も、死刑の日も」
「罪滅ぼしなんてね、名前だけよ。罪なんて滅ぼせない。あたしが行った罪はずっと残ってる。死んでも消えない。消そうとしても消えない。滅ぼすことなんて無理なのよ」

 あたしだけじゃない。他人だって同じだ。罪は消せない。滅ぼせない。ジャックがしたことも、リオンがしたことも、あたしがしたことも、あたしの家族がしたことも、消えることなんてない。許されることなんてない。

「だったら」

 受け止めるしかない。

「全部背負って生きていくわ」

 あたしはリセットが出来ない。最初からやり直すことなんて出来ない。それがあたしにかけられた魔法だから。

「だったら、全部背負ったまま、受け止めて、抱きしめて」

 未来へ歩くしかない。

「所詮、綺麗事だろうけど」

 そこにいる緑の魔法使いが言ってた通りよ。

「リセットは出来ない。記憶は消せない。罪は滅ぼせない。ずっとこびりついて、染みになって、永遠に残るのよ」

 許しだけで全ては解決出来ない。

「まるでジャックがつけた痣のように、残るんだわ」

 浮かび上がった痣なら、

「仕方ないわよ。消えないなら、一生付き合っていくしかないわ」

 全部背負って、

「あたしは生きたいの。人生を謳歌するまで死ねないの」

 それらを全て背負って、

「受け止めて、抱きしめて」

 抱えて、

「自分の罪の痣を見つめたまま」

 生きていくしかない。

「それがあたしよ」

 罪人。

「だから、お前のことを許すとか許さないとかで言うなら、あたしは許さないわ。誰があたしを殺した奴を許すものか」

 でも、

「許されない罪を犯した奴の気持ちはよく分かる。だから特別よ。お前のしたことを哀れみの目で見てあげてもいいわよ」

 許さないけど、

「あたしも許されないわけだし」

 罪人同士、仲良くしてあげてもよくってよ。

「お前の罪を受け止めてあげないこともなくってよ」
「ならば」

 リオンが悪どい笑みを浮かべる。

「私も同じ気持ちだ。いいだろう。貴様の罪を哀れみの目で見てやってもいい」

 なんて愚かなことをしたものだ。この罪人は。そう思って接してやらんこともない。

「お互いの罪を受け止め合えば、今後接するうえで、理解した気持ちで話せるだろう。悪い話じゃない」
「同感だわ」
「どうだろう。テリー・ベックス。ここは一つ、罪人同士で手を組まないか?」

 あたしは眉をひそめた。

「どういうこと?」
「私は今ここで、貴様の死刑絶対回避を約束しよう」

 あたしは黙って目を見開く。それを見て、リオンがおかしそうに笑った。

「その代わり、引き続きキッドを守ってもらいたい。キッドの傍で」

 そうすれば、オズは見つかる。あいつから出てくるだろう。キッドがいれば、必ずオズに勝てる。

「キッドこそ、世界の救世主だ」

 私に出来なかったことをやり遂げる、唯一無二の人物だ。

「私の目的は、世界の破滅の阻止」
「貴様の目的は、死刑の回避」

 お互い、人生を謳歌したいがための目的。

「さあ、どうする。テリー? 悪い条件じゃないだろう?」

 あたしは黙る。リオンがにやりとして、あたしに指を差す。

「貴様はキッドの婚約者だ」

 あたしはリオンを睨む。

「婚約者の立場を利用して、あいつの傍にいろってこと?」
「何も結婚しろとは言ってない。時が来たら破棄すればいいだけのこと」

 時が来たら、婚約解消。

「その間に、お前はオズを探す」
「そうだ」
「その間に、あたしはキッドを見張ってる」
「そうだ」
「それであたしは死刑を回避できる」
「私は世界の破滅を阻止する」

 お互いの目を見やる。

「確かに、悪くない」
「どうする?」
「いいわ」

 あたしは頷いた。

「死刑への未来が、絶対に回避出来るなら」

 あたしは覚悟を決める。

「その条件、呑んだ」
「交渉成立」

 リオンがあたしに手を差し出した。
 あたしはリオンの手を掴んだ。

 罪人同士が手を組んだ。

「なんて野蛮な交渉対話だろう」

 ドロシーが金平糖を食べながら、初めて声を出した。

「もうちょっと平和的に出来ないの? テリー、もっと可愛い感じでいこうよ。リオンのこと好きだったんだろ?」
「いつの話よ。こいつへの恋心なんてね、もうとっくの昔に散ってしまったわ」

 チョコレートがぽきっと折れた。

「キッドもリオンも最低な奴らよ。こんな奴らに恋をしたあたしは馬鹿よ。王子様なんて最低の集まりなんだわ」
「ん?」

 リオンがきょとんとした。

「ニコラ、今の言い方はおかしいよ。君は僕に恋をしたのだから、こんな奴らじゃなくて、こんな奴に、の間違いだ」
「違うよ。リオン」

 ドロシーがくくっと笑った。

「テリー、一度キッドにも恋をしてたんだよ」
「え?」

 リオンがぽかんとする。

「キッドに?」
「一瞬だけね」

 あたしが付け足す。リオンがぽかんとする。

「……一瞬?」
「一瞬」
「いつ?」
「去年」
「……どこが良かったの?」
「……さあ?」
「さあって……、君のことじゃないか」
「似てたんじゃない?」
「何が?」
「あんたに」

 リオンが瞬きする。あたしはチョコレートを食べる。

「優しくて、かっこいいところが似てたから、好きになったんじゃない?」

 リオンがきょとんとする。クッキーを食べる。
 あたしは黙る。チョコレートを食べる。
 ステンドグラスの窓が光る。

「ニコラ」
「何?」
「知ってる? 兄を持つレディって、多くが同じ人に初めての恋心を捧げるんだ」
「何それ」
「誰だと思う?」
「知らない」

 リオンが答えた。

「自分の兄」

 あたしの顔が引き攣る。

「妹は、初恋をお兄ちゃんに捧げるものなんだ」

 リオンがにんまりと微笑んだ。

「だから、何も恥ずかしいことは無い」

 リオンがにやける。

「ニコラ、お兄ちゃんが好きか?」

 そうかそうか。

「そんなに好きか」

 いやあ、嬉しいね。

「君の初恋は、僕がいただくよ」

 あ、これ、ちょっと怪盗パストリルっぽいね。

「あははははははは!!」

 リオンが膝を叩いて、笑い出す。
 あたしはリオンを思い切り睨む。怒りで体が震えだす。再びチョコレートがボキッ、と折れた。
 ドロシーが金平糖を口の中に入れ、こりこりと噛んだ。
 あたしはドロシーを睨んだ。

「……ドロシー……あんたもそっち側ってわけ……?」
「僕はメニーの味方さ」
「ああ……メニーね。メニーメニーメニーメニーメニー……」

 いらいらいらいらして呟く。

「しばらくあいつの顔は見たくないわ。ドロシー、屋敷に閉じ込めておいて」
「僕の親友になんて酷いことを言うんだ。君は」
「仲良くランチでも食べればいいじゃないか」

 リオンが簡単に言ってくる。

「メニーもそれを望んでる」
「あいつが望んでるのは、自分にとって都合の良いお優しいお姉様でしょ!」

 ああ、イライラする!!

「いいのよ! メニーのことなんて! 勝手に恋愛して、勝手に結婚すればいいんだわ! いいわよ! あたしが恋のキューピッドになってあげるわ! どう!? リオン! ご満足!?」
「せっかくだけど、遠慮しておくよ」

 リオンがジュースを飲んだ。

「メニーが望んでないし」

 リオンがビスケットに手を伸ばした。

「僕も望んでない」
「は?」
「いや」

 リオンが呟く。

「何でもない」

 あたしに微笑む。

「食べる?」

 ビスケットを差し出され、あたしは首を振る。

「お前のお菓子なんて、誰が食べるか」
「酷いな。大好きなお兄ちゃんからのプレゼントだってのに」
「好きじゃないわよ!」

 お前なんて、

「大嫌いよ!! ばーーーか!!」

 ふん! と顔を背けて、チョコレートを食べ続ける。リオンがくすりと笑う。あたしは悪態を吐く。

「お前なんて最低よ」
「ああ。そうだね」
「お前なんてクズよ」
「ああ。そうだね」
「この罪人」
「はいはい」
「切り裂き魔」
「はいはい」
「恋泥棒」
「はいはい」
「正義馬鹿」
「はいはい」
「ダサいファッションセンスしやがって」
「最先端を行ってるだけだ」
「お前なんて嫌いよ」
「本当に?」
「大嫌いよ」
「僕は嫌いじゃないよ」

 リオンを睨む。リオンが微笑む。にこりと、優しく微笑む。

「ニコラ」

 リオンが微笑んでいる。

「ほらね、僕の言ってたこと、当たってるじゃないか」

 君は素直じゃないんだ。素直な言葉を口に出せない不器用な子なんだ。

「その気持ち、有り難く受け取っておくよ」

 帽子越しから、頭に手を置かれる。

「ありがとう」

 リオンが穏やかに微笑む。

「こんな僕を好きになってくれて」

 リオンが嬉しそうに笑う。

「嬉しいよ。本当に嬉しい」

 あたしに言う。

「ありがとう」

 美しい笑みが、あたしに向けられている。

「ありがとう。テリー」

 その言葉は、あたしに向けられている。

「僕に恋をしてくれて、どうもありがとう」

 これからも、

「友人として」

 リオンが微笑む。

「僕は君を受け入れよう」



 この恋は叶わない。
 けれど、
 その距離は、確かに縮まった。

 リオンがあたしに微笑んだ。


 ご機嫌よう。レディ。


 あの時のように、優しく微笑む。


 それだけで、もう、胸がいっぱいになる。

 あたしは、それでいい。
 これでいい。

 その優しい微笑みが見られただけで、

 もう、十分だ。





 長かったあたしの初恋が、ようやく終わった。









「テリー」





(*'ω'*)



 瞼を上げる。輝く星空が満開に広がっている。

「風邪ひくよ」

 振り向けば、リトルルビィが立っている。
 いないはずのリトルルビィが存在し、地に足をつけて、可愛く微笑んで、あたしを見つめている。

「戻ろう」

 リトルルビィがあたしに手を差し出す。

「明日も、大変だから」

 リトルルビィが笑う。

「早く寝ないと」

 あたしは立ち上がる。

「……そうね」

 リトルルビィに歩く。

「行きましょう」
「うん」

 リトルルビィと手を繋いで、星空の下を一緒に歩き出す。

「リトルルビィ」
「なあに? テリー」
「今夜、一緒に寝ましょうよ」

 リトルルビィが硬直した。足が止まる。あたしの足が引っ張られる。

「ちょっと」
「はっ!」

 リトルルビィが首を振った。

「やだ! 私ったら、一瞬、夢を見たみたい! テリーに一緒に寝ようって誘われる素敵な夢だったの!」
「……いいわよ。もう言わないから」

 一歩足を出すと、リトルルビィが硬直して動かなくなる。あたしの足が引っ張られる。

「ちょっと」
「えい!」

 リトルルビィが自分の頬を、ぱぁん! と叩いた。

「はっ! 痛い! 現実なのね!」
「昼間にあんなことがあったんだもの。流石に一人で寝るの嫌でしょ」
「え、テリー。もしかして、私に気を遣ってくれてるの……?」

 リトルルビィの目がきらきらと輝きだす。

「テリーったら……」

 頬が赤らんでいく。

「……好き」

 ぴとりと、あたしにくっつく。

「ねる……」

 ぴとりと、あたしにくっつく。

「……一緒に寝る……」

 リトルルビィが、ぐっと体を力ませた。

「テリーと同じベッドで! あんなことやこんなことやそんなことやどんなことをするのが、私、夢だったの!! 夢を叶えてくれてありがとう! テリー!」
「……戻ったら寝るわよ。なんだか疲れちゃった」
「……私も疲れた」

 ふわあ、と二人で欠伸。

「テリー、悪夢を見ちゃったら起こしてね。慰めてあげる」
「大丈夫よ」
「ジャックがまだいるかもしれないから」
「大丈夫よ」

 ジャックはもう現れない。

「大丈夫よ」

 彼は来年の10月に再び現れるだろう。親友のアリーチェに恐怖を見せるために。

「もう大丈夫よ」

 悪夢は見ない。

「大丈夫」

 あたし達には、現実があるだけ。

 この先の現実に向かって、未来に向かって、まっすぐ歩いていく。
 辛い記憶を、痛い記憶を、嫌な記憶を、不快な記憶を、嬉しくて、楽しくてどうしようもなく幸せな記憶を、全部抱えて、足を動かす。

 それがあたしの求める、現実そのもの。


 星空は満開に輝く。





( ˘ω˘ )





 リオンとドロシーが、紅茶を飲む。
 リオンとドロシーが、息を吐いた。

「それにしても、リオン」

 ドロシーが言った。

「うまいこと言ったね」

 ドロシーが腕を組んだ。

「うまく隠したね」

 ドロシーが足を組んだ。

「うまくかわしたね」

 ドロシーがリオンを見た。

「相変わらず口が上手いね」

 リオンが微笑む。

「ドロシー」

 リオンが肩をすくめた。

「下手なことを言ったら、僕が怒られるんだよ」

 嫌だよ。

「睨まれるだけで、こりごりだ」
「僕のことは言わなくて良かったの?」

 ドロシーが微笑んだまま首を傾げた。

「オズを見張ってた魔法使い達は長い時間を経て過去の出来事を忘れていった。人間も然り。忘れていった。人間と魔法使い達には争いが起きた。魔法使い達は絶滅したと言われた。一度目では、確かに生き残りは少なかった。でも、この世界では多くの魔法使い達が生き残った。僕らが教えたから」

 さあ、疑問点だ。

「どうして覚えていたはずの僕は、オズを放っておいた?」
「仕方ないだろ」

 リオンがドロシーに微笑んだ。

「ドロシー、……あまり自分を責めるな」
「……君は相変わらず優しいね」

 ジャックがお菓子を食べて、口をもぐもぐ動かした。

「話が違うと思ったけど、やっぱりキッドなんだ」
「ああ」
「そう」
「ああ」
「……変装が上手いね」
「不気味なほどな」
「そういう趣味があるって情報が抜けてる。僕がどれだけ探したと思ってるんだ」
「悪かったよ」

 リオンが紅茶を飲んだ。――ちらりと見た。一つだけ、堅く閉められた扉。緑の錠がぶら下がる。

「ここは、開けないの?」
「それこそ、下手に見せられない」

 ドロシーが紅茶を飲む。

「テリーは全くの無関係だ」

 だが、そのテリーの前に現れた。

「オズめ」

 二人がその扉を見つめる。

「弱ったな」

 リオンがくすっと笑った。

「キッドに言われたよ。なんでテリーだけ記憶が戻らないんだって」

 ――今すぐ戻せ。

「これは弱ったな」

 そうは言っても、ドロシーは魔法を解かない。

「確かに見せられないな」

 あの子には関係ない。

「一度目の記憶が残っているとはいえ」

 全く関係ない。

「ああ、キッドに怒られる……」

 リオンが見つめる。

「どやされる」

 リオンが瞼を下ろす。

「よっぽど気に入ってるみたいだ」

 ――女の子を好きになって悪いの?

「思い返せば、あの人のあんな顔、初めて見たよ」

 ――俺がこの子を真剣に愛したらまずいの?

「キッド」

 リオンが瞼を上げる。

「初めて恋に落ちたんだな」

 器用なあいつが、不器用な恋をする。

「婚約者なんて適当にどうにかすると思ってたけど」

 まさか、テリー・ベックスを見つけるとは思ってなかった。

「すごい魔法だ」

 キッドが助かるための魔法。

「テリーとキッドが会うことで、キッドは助かる」

 婚約者を見つけ、キッドの心に余裕が生まれた。

「僕ら家族は助かる」

 キッドは死ななかった。
 母上が心の病に侵されることは無かった。

「素晴らしい」

 リオンは微笑む。

「次はどんな手を使ってくるかな」

 リオンが扉を見つめる。

「今度は僕もいるぞ?」

 リオンが優雅に紅茶を飲んだ。

「せいぜい、楽しい悪夢を用意してくるんだな。オズ」

 リオンは黙って紅茶を飲む。
 ドロシーは紅茶を飲んだ。熱い。

「にゃあ」

 白い夢の中で、静かなお茶会が開かれていた。


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