VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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蟬時雨 金魚花火 こい、蛍

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「樹はどう踏ん切りつけるのかねー…」

会社アトラスの玄関ゲートへと向かう面々を、もはや自分の部屋と言っても過言では無い仮眠室から眺めならがら呟くと、後ろから芽衣が声をかけてきた

「アイツはともかくおばさんには春奈ちゃん合わせないとでしょ、それにその恩人もね?おばさん絶対に泣くだろうなぁ」

くすくすと笑いながらコーヒーを差し出してくれた俺の恋人は、未だに隠したくなるくらいに美しかった

もう許されないけどまぁ仕方がない

「祭りに行くんだって張り切ってたなー姫様、俺らも行ってたあの祭りだろー?」

学生時代に俺と樹と、芽衣と春香で夏の度に足を運んだ馴染みのある祭りだ
周りからはダブルデートだなんだ言われていたがその当時はそんなつもりは無くて、居心地の良い面子が集まって遊びに行く。

それだけの事と思っていた、少なくとも俺は

それが立派な恋なんて知らずにただ幸せに浸っていて、今思うとなんだやっぱり幸せなんじゃないかと思ってしまう。そんな思い出だ

「むぅ、そうなんだけどね?折角2人きりなんだから喋りなさいよ、何年片想いしてたと思ってんの?///」

…やっぱどうにかして隠せないかな?

と言うか

「芽衣が言ったんだろ?低くて威圧的に感じるからもっと緩く喋れって」

高校で仲良くなってから他でもない本人からそう言われたのだ、律儀に守っているというのにひどい言い草だ

「そこは処世術ってやつでしょう?実際それで人間関係上手くいって良い会社の良い立場まで来てるんだから感謝して欲しいわね!」

ドヤ顔でそう宣うその表情は今まで見ていたどの瞬間よりも穏やかで、恐らく自分も同じような雰囲気空気を出しているのだろうと思うとこそばゆいが、居心地が良かった

『私は、今日感じたこの感覚を離したくない!才能と環境と縁が見事に絡まった瞬間を体験してしまった!この状況を手放すと私は一生後悔する!!』

あの日、燈ちゃんが言った言葉だ

その直前に春奈ちゃんひめさまに芽衣は樹とくっつくのかと聞かれ、何を馬鹿なと思いつつ嗜めていたのだが

その可能性をチラリと想像した時に愕然としてしまったのを覚えている

そして、その後合った芽衣の美しい姿を見て

“誰にも渡したくない”

と思った時には抱き締めて口付けをしていた

『離したくない』『後悔する』

後の燈ちゃんの言葉は俺の中にスッと入り、内容の魅力も手伝って真剣にアドバイスをして
気がつくと仕事以上の手応えのあるプレゼンに仕上がって行った

樹が言うようにあの子は俺たちにとっても天使キューピッドなのだ、幸せになって欲しいものだ

「感謝してるよ、芽衣」

「わかればいいのよ♪」

外に目をやると、春奈ちゃんひめさま燈ちゃんキューピッドがじゃれ合っている

「本当に姉妹みたいよねぇ、あの2人」

「そうだな、でも俺からしてみたら冬華姉と春香と燈ちゃんの方がしっくりくるな」

目を細めながら同じ光景を見て別々の感想が出る

小さい頃から一緒だった幼なじみ姉妹に妹がいたらきっと…いや絶対にあんな子だ

そのくらいに根本的に似ていて、それでいて違うのだ

「賢仁が言うならそうなんでしょうね」

特に反論もせず肯定してくれた、恐らく思いあたる所もあるのだろう

「樹は…歩きだせるかね?」

「アイツもわかってるんだろうけど変な意地ってか操を立ててるところがあるからね?頭は良い癖に大事な記憶がすっぱり抜けてるんだもの」

少しの嫉妬と親友ゆうじんの最近の態度に笑いつつ言葉を返す

「俺まで引っ張りだして“あんなの“歌っておいて気にならないってのは無理があるもんな?」

「伝えたい本人は夢の中で更には勘違いまでされて、いい気味よホント」

「俺はその点“伝えた”のにカウンター食らったからな」

「後悔してるの?」

「まさか」

満足そうに俺に寄りかかる芽衣が愛おしい

「何年も両思いだったと確認できたんだ、これほど幸せな事はない」

互いに大人のフリをして、先に進んで壊れてしまう事を勝手に恐れて言葉にしていなかった

天使がやってきて綻びを縫ってくれて初めて想いを言葉にして確認し合う大事さに気が付いた

「ふふふっそうね///お互い意地張って怖がって確認できなかったものね?」

「あの夜の話し合いから俺たち歩き出せたんだからな」

「“初めて”の時より緊張したわよ///」

「そりゃお互い様さ、芽衣もだったけど俺も震えてたのわかるか?」

「そうなの!?憎たらしいくらい落ち着き払ってると思ってたわ」

「それもこれから確認しあっていく訳だ」

「そうね、きっとこれが幸せで…春香あの子が昔からアイツに願い続けている事」

「樹もなかなかの“忘れん坊”だからな?」

「早く思い出せって話よ!燈ちゃんだってこれから引く手数多よ?誰かさんみたく危機感煽られればいいのよ!」

うぅむ、やはり時間がかかりすぎたのは分が悪すぎる躊躇なく責められてしまう

ここは一つ、しっかりとし合わなければなるまい

「芽衣」

「なに?賢仁?」

美しい我が恋人は今日も俺を真っ直ぐに見つめてくれる

「あ、愛してる…よー」

「締まらないわねぇ!もう///」


いつの間にか出発組はもう居なくなっていた

今日は二人で合わせた休日だ

俺たちも準備して出発して、お互いに確認し合う幸せを噛み締めるとしよう

山間に響く蝉の声がまだまだ暑い事を知らせている

季節は始まったばかりだと言わんばかりのその声に、先日部下にボヤいた

「夏もそろそろ終わるなー」

なんて言葉を思い出した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おねぇちゃんとお家!パパも一緒!!楽しいがいっぱい!!」

ルナは朝からテンションMAXだ!超可愛いけどあまり無理しちゃ駄目だよ?

今朝はルナと樹さんとの約束を果たすべく
樹さんの家に向かう事となったのだ!

玄関ゲートのところまで冬華さんとうどんさんとSuicaさんが一緒だった蜜柑さんはゲストルームでのんびりとするらしい

うどんさんとSuicaさんは冬華さんを引き連れて其々の会社に話をしに行くらしい、転職関係の事と思われるが

うどんさんに昨日からバシャバシャ写真を撮られているのが気になる

皆の写真も撮っているのだが、私とルナの比率が明らかに多い

まぁうどんさんだから悪い事にはしないと思うから良いや

玄関ゲートで別れて樹さんの家へ向かう

案外遠くはなく、良いドライブくらいの距離で着いたソコはお洒落な一軒家だった

内装は何処かで見た事のある…と言うか以前ゲームで見たのとそっくりな空間が広がっており、ただ一つ違う事とすれば

「春奈っ!!おかえりっ!!」

瞳に涙を溜めた上品なマダムが盛大に出迎えてくれた事だった

「おばぁちゃん!!」

マダムとルナの抱擁は暫く続き、樹さんと二人暖かく見守っていると

「貴女が燈さんね?」

マダムの手がこちらに向かって来た

あまりにも自然に抱き着いて来たもんだからこちらも抱擁に加わる

「本当に、本当にありがとう!!あぁ、他に何も浮かばないわ!色々考えていたのに!!」

思わずもらい泣きしてしまう

「いえ、大丈夫です!ルナを…春奈を思う気持ちが凄く伝わりますから」

「ありがとう、ありが…とう…」

言葉も絶え絶え抱擁を交わす

抱き締めると言う会話ってのも良いもんだね!

ルナは大好きなおばぁちゃんに私まで加わって興奮気味だったが、しっかりと“会話”に加わる

本当に賢いわーうちの子!

「そろそろ座らせてくれないかな?燈ちゃんもルナも寛ぎたいだろうし?」

樹さんが痺れを切らさせてそう言うと

「アンタだけ中に入ってれば良いのよ、母さんはまだ暫く充電が必要」

ばっさり切り捨てるマダム、なんだろう非常に好きな性格です!

「おばぁちゃん!今日はおねぇちゃんがお料理しに来てくれたんだ!ルナも手伝うよ!食べて行かない!!?」

「まぁ!じゃあおばぁちゃんも手伝うわ!食材は樹が持ってるやつ?早く閉まってきなさいな!!」

うーん、この素早い掌返し
私じゃなきゃ見逃しちゃうね!

お昼に間に合うように少しだけ急いで料理しようとすると

「燈ちゃん?急がなくても大丈夫!待たせとけば良いのよあんなの」

マダムが傍若無人な事を言い始めた

「あはは!でもウチのみそ汁は手早くがモットーなのでこれくらいが丁度良いんですよ」

「あらそうなの?若いのに気まで使えてホント良い子!ウチの子になっちゃわない?」

そのつもりですマダム!

「母さん!燈ちゃんゴメンね?母はちょっと舞い上がってしまってるみたいだ」

樹さんが困り顔でそう告げる

「あら?私はいつも通り…でもないわね、自己紹介がまだだったわ!私は北月伊織きたつきいおりよ、気軽に伊織さんって呼んでくれると嬉しいわね!」

もっと嬉しい呼び名もあるけど♪(小声)」

伊織さん?小声で何やら漏れてますよ?
その辺りに関しては希望的観測しか出来ないので今は触れないでおく事にする

「じゃあこっちは簡単味染み筑前煮で良いかしらね?春奈が白米炊くって張り切ってるし」

「はじめちょろちょろなかぱっぱー!!」

炊き出しクエで土鍋での炊飯にハマったルナは何処からか土鍋を引っ張り出してきて準備をしていた

控えめにいって超可愛い

土鍋だと最悪蒸らしを無視して食べられるから確実に昼には間に合うだろう

伊織さんの方は食材を少し小さめにカットして鍋でコトコト煮たら電子レンジに入れて更に加熱、荒熱が取れたら冷蔵庫にぶち込むと言うコンロをあまり使用しないスタイルに少し驚いた

多分私がみそ汁でコンロを一つ埋めていたと言う事もあるのだろうが、その手早さはある種の感動ものだった

そして迎えたお昼

白米は30分以上蒸らせて粒がしっかり立っていて美味しそうに仕上がり、そこに伊織さんの筑前煮と私のみそ汁が加わり、お浸しと卵焼きで一汁三菜!完成だ!

「春奈は卵焼きもキレイに巻けるようになったんだねぇ?おばぁちゃんより上手かも!」

「おねぇちゃんに教えてもらったの!!他のお姉さん達からも教えてもらってるからルナ今お料理いっぱい出来るよ!」

「春奈…本当に上手だよ!勿論燈ちゃんもね?忙しくなるとどうしても食は疎かにしてしまいがちだから、こんな美味しい料理を食べると体が求めていたのを無視していたんだとハッキリ自覚したよ」

ルナの報告通り、みそ汁は多めに作っておいて良かった、樹さんが二回もおかわりしてくれた

「ふぅん?母親から言わせてもらえば美味しいなんて数えるくらいしか聞いた事ありませんけどね?」

「美味しかったし美味しいよ、母さん」

「おばぁちゃんのちくぜんに美味しい!!」

「あの短時間でかなり味が染みるもんですね?冷やすのがコツなのかな?」

「燈ちゃん流石!私の予想だと冷える時に出汁を吸ってるんじゃないかと思って昔試しにやってみたら出来たのよ、煮込みっぱなしよりも経済的だし早いしで当時は助かったわぁ」

楽しい昼食も終わり、ルナは満腹と興奮し過ぎの疲れで眠ってしまった

「燈ちゃん?ちょっとこっち来てくれる??」

伊織さんが手招きをしているので部屋まで行くとーー

出てきた頃には金魚の柄が涼しげな浴衣姿にされていた

え!?何これイリュージョン!?髪もバッチリ結ってあるし着付けって時間かかるんじゃなかったっけ???

「おねぇちゃん可愛い!!ルナも!!」

「はいはーい!次は春奈の番よー♪」

いつの間にか陽は傾き始めており、昼寝から目覚めたルナはもっと早く出てきた

「アンタのは無いわよ?」

「助かった」

浴衣姿の樹さん、ちょっと見たかったな

「今日はこっちに泊まるんでしょ?準備しておくから祭りに行ってらっしゃい!その予定だったんでしょ?」

「伊織さん、こんな綺麗な浴衣汚しちゃいそうで怖いですよぅ!」

「燈ちゃんが綺麗だから汚れても柄になるわ!大丈夫!」

上品な顔に似合わず男前な台詞を返された

正直グッときた

「ルナのは花火なのー!でも袖のところに金魚さんが泳いでるの!お揃い!!」

はい可愛い、お揃い?着るしかないね!

「お揃いだ!!じゃあお姉ちゃんの事、手を繋いで案内してくれるかな?」

「まかせて!!」

祭り会場は歩いて直ぐの運動公園内にあった

屋台を冷やかして歩いていると

「金魚さんだ!いっぱい泳いでるよ!!」

ルナが金魚すくいを見つけて樹さんにせがみ始めた

樹さん親バカがそれを断れる筈もなく
今やルナの袖の金魚は仲間達との思わぬ邂逅に驚いている事だろう

「「出目金…」」

ルナを眺めながら金魚を追いかけていたらソイツを見つけて声に出してしまった
と思ったら樹さんも同時に同じ事言うもんだからびっくりした、ちょっと嬉しい

しかし出目金、てめーはダメだ!

小学4年の夏

クラスの仲のいいメンバーでお祭りに行った時にお調子物が出目金を見つけて私に似ているとからかい、それに乗っかって男子達が冷やかしてきたのだ

自分ではとても仲が良いと思っていた男の子も混ざっていたのでショックだったのを覚えている

勿論全員返り討ちにぶっとばしたけど

それから私は目が小さく見えるように眼鏡をかけ始めた気がする

レンズもわざわざ厚くして

それが出目金、私の中の出目金だった

「出目金はね、丈夫で強くて他の金魚なんかより長く生きる良い金魚なんだよ?勿論個体差はあるだろうけどね?」

樹さんが語り始める

「思えば理科…僕の科学へのアプローチは出目金から始まったのかもしれないなぁ、祭りで取った金魚達の中で二匹の出目金だけ生き残って十年近く生きたんだ、同じ環境にいた筈なのに品種で違いがあるのか!?ってね?」

ルナ我が子を追いながら子供のように話す樹さん

あぁ私はやっぱりこの人から目が離せない
耳だって、この瞬間すべてが愛おしい

「それに、出目金は愛嬌があって可愛いからね?一番好きな金魚だよ」

樹さんがそう言い放った時

私の中の大きくてでぶっちょな出目金は小さく可愛らしい物になってスイスイと何処かへ泳いでいった

私は私で出目金の思い出を樹さんに話したら

「年頃の男の子は好きな女の子をからかっちゃうからなぁ、燈ちゃんの自己評価の低さはその時から来てるのかもね?」

私、今でもたまに黒パパって人にからかわれるのですがその辺りどうなんですか!?

「『美しい人はちゃんとした手入れを行って周りの人に美を提供する義務がある』だっけ?完全に同意だね」

芽衣さんに言ったやつだ

「言うのが遅くなっちゃったけど浴衣姿、とっても似合っているよ」

~~~~!!!!この人は本当に

ズルい///

袖がずぶ濡れになったルナを回収し、おまけに出目金をサービスしてくれたおじさんを見て樹さんと顔を合わせて笑った

きっと私の出目金は樹さんの中の水槽に入り込んでしまったのだろう

そうだと良いな

樹さんが昔は見れたと言う蛍を探しながらそんな風に思う夏祭りの帰り道だった。
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