VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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聖☆姉妹ズ!?…その名を知ってるお前さん、何者だ!6

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おや?お取り込み中でしたかね?
既に画面中央にK・O!!の文字がデカデカとと表示されてる感がありますが

もちろん勝利者Winner戦う調理師コンバットコックの面々だ
互いにハイタッチを決め合い、周りの社員さん達からもハイタッチや握手を求められて盛り上がっている

「ランプちゃん!?ランプちゃんじゃあないかっ!!!!」

ひぃっ!!敗北者したいが喋った!

「君こそ僕の最重要攻略相手!話を聞いてもらうよっ!!!大丈夫!僕に従えば悪いようにはしないから!」

…自己啓発セミナー帰りかな?目は驚くほどに澄んでいて未来に向けて燃えているようなそんな目をしている。
いやぁ!未来ある若者が良い目をしておる!大変結構!

喋った内容がそれを超すクソだけどな!

「あの…今日って自己啓発セミナーとかが催されてたりしてたんですか??」

私達と同じくゲスト滞在を示す札をつけていたのは気が付いていたのだが、思わず近くに居た社員さんに確認する

「「「「「「ぶっふぉぉ!!!」」」」」」
「「「「「wwwwwwwww」」」」」
「「「自己啓発www」」」
「「「「「言い得て妙!」」」」」
「すげぇ切り返しwww」
「刀はルナちゃんの武器じゃなかったのか」
「「「「「お姉様ぁ!!!」」」」」
「やっぱりタチだったんですね!?(歓喜)」
「おいお前ら待て」
「じゃあネコなの!?(恍惚)」
「まてぇぇぇぇぇい!!」
「ははは、あうとー!」

爆発的な笑いの渦に包まれた為何を言われても全然わからなかったけどナニかとんでもない事言われた気もする

「所詮三流には上級の会話など理解できないものさ、悲しい事にね…」

悲しいですねホントに…その言葉にこの目の前にいるややイケメンバカがどれほどの数理解できない会話をしてきたのか悟る

あぁ、どれほどの人がこんな良くわからない話に巻き込まれたのかと思うと胸が痛くなった

「僕はこの会社の人間じゃないんだ」

知ってます

「お?流石に気付いてるって顔だね!?流石だよ!それだけで舞台ステージに立つ権利があるんだよ?…“情報は武器”だからねっ!!」

知ってます、と言うかさっきまで口説いてた女性達の隣で長だらだらと…はやく用件を言ってくれませんかね?

「ここで手札カードを一枚切ろうかな?」

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!
めっちゃイライラする!でも表に出したら負けた気がするから死んでも出さん!!
どうせ自分の所属する会社名言うだけだろ!?

「ほら」

ん?

「ほらこれ!僕の名刺!!」

あ、大丈夫ですあまりの事に『こいつマジか』ってなって一瞬フリーズしてしまっただけです…この場全体がだったんですけどわかりません?そうかわかりませんよねーへーはー

…取りに行かなきゃダメ?アレ?

「これはどうもっ!…っと!」

近付いても名刺を出している位置を変えないもんだから顔付近に来たところで片手でぶんどった

「おやおや、まだ学生だから仕方ないけどマナー違反になるから注意するんだよ?名刺はその人の顔だ、両手で受け取らないとね?」

(((((((((!!?!??!?!?!?))))))))))

「アーテガスベッター」

思わず手が滑って名刺が地面に落ちてしまった、さらに驚いてしまったので名刺を踏みつけてしまった!!!
手が滑っちゃったんだからしょうがない

((((((((((wwwwwwwwww))))))))))

「んーと何々?株式会社D2…広告代理店で…んん?聞いたことありませんねぇ」

名刺を踏みつけられた事は結構ショックだったのか心なしか震えつつ顔も赤くなっている気がする
きっと酔いが回ってきたんだろう

「あー、やっぱ女子供は知らないかもね?竹○工務店とか聞いても工務店がビル建てられるわけないとか日本電気が日本中の電気を作ってるとかそう思っちゃってるパターンだwww」

酔ってますねぇ!自分に!それも盛大に!

「信長の時代からある日本最初で最古の工務店さんですからねぇ、普通の工事はビルよりは家の方がダントツじゃないかな?それに規模の大きさから言えばダムとかタワーとか公共事業の方がそれよりもさらに多いんじゃないでしょうか?」

広場の方で重役ヤ○ザ姐さん副社長を押さえつけている、おじ様達もうちょっと頑張って!

「電気と名のつく会社さんが発電できればエネルギー問題一気に解決しそうなもんですよね!あと…さんはマナーにうるさくないといいですね?」

「ぐっ!じゃあ何故D2を知らない!?それも恥なんだぞ!!?」

「知ってますよD2さんくらい、問題なのはそれで貴方が何を私達にするんですかって事です!これ見よがしにD2と書かれて名前なんか隅ーっこにちょっとだけ!こんなのステッカーとかわりありませんよ!私は名刺を集める趣味なんかありませんし、配るだけ無駄だと思います」

「そんなのはお前らが考える事じゃない!こっちに全部まかせて言うことだけ聞いてりゃいいんだよ!」

「そんな時代錯誤な事言ってるから成長出来ないんですよ、ここの人達を見てください!アレをしたら良くなる、ココはこれを取り入れたらどうだとか良くする事に全力です、押さえつける人なんて誰も居ませんでしたよ?」

すぐ後ろで上司を押さえつける部下はおりますが

「人が下手に出てればこの小娘ぇ!お前は今!栄光を取りこぼしたぞ!!」

なんだ?流行っているのか?小娘呼び!?

「お話し出来ていたかは正直自信ありませんが、私は貴方が栄光に見えている物が良い物だとは到底思えません」

「じゃあ逆だ!お前はどんな手を使ってでも俺が潰す!世に出てこれると思うなよ!?」

で、出たー!逆にって言ってたいして逆になってない奴~wwwww

「貴方にそんな権限あるとは思えませんが…名刺にも小さくしかお名前書かれていませんし、ご覧の通り目が悪いもので」

「悪いのは目だけじゃないってのを良く覚えておけ!?絶対に後悔させてやるからな!」

この後もぐちぐちブツブツ言ってるので

「あの、もうお話ししないで良いのでしたら失礼させていただきたく…これからみんなでカレーを食べなきゃいけないんです」

「~~~っっ!!勝手にしろっ!!」

そう言ってどかどかと出て行ってしまった

「ランプちゃんごめんね?流石に社員が突っかかるのは隙が出来ちゃう可能性があったから…あんなでも古狸の一角なのよあの会社は」

「その甲斐あって今回の動画は文句の付けようのない動画に仕上がってるなー!多分もうあの会社も終わりだと思うよー」

「勿論あ…ランプちゃんの公表しても良いかの同意を貰ってからの公開になるけどね?」

最初に芽衣さん、次にダンディで背の高いおじ様、最後に樹さんがそう告げてくれた

「お前なー、最後の最後に台無しにしかねないことすんなよなー!」

「うっ!うぅぅ言い返せない…しょうがないじゃないか!賢仁けんじならわかってくれるだろう?」

ダンディとイケメンが戯れあっている…
これはいけない!目覚めてしまう!

危機感を感じて芽衣さんを見ると
既に扉が開いてるご様子、芽衣さん…あっち側だったんですね

とイカン!折角芽衣さんがいるのだ!ここで確保して渋澤さんと東雲さんを見つけなければ!

“みんなのカレー”は待ってはくれないのだ!


みんなを探す道中、何度も称賛を受け謝罪も受けたそんな事どうでも良いのでみんなの場所教えて下さい!!

言伝も何人にもお願いしていたので最終的には待っていれば集まった

“みんなのカレー”もなんとか間に合った形で本当に良かった

そして始まるカレータイム

話題はやっぱりルナだ
料理をする人間ならすぐにでも非凡とわかる味覚のバランス感覚

「カレーパンは完璧にこっちだったなー!」
「同意だな、水っぽいのもドーナツの応用で上手く揚げられるし」

とはパン屋のもりさんとドーナツ屋の広瀬ひろせさんだ

「俺このカレーでチーズカレードリア食べたかったなぁ…」
「もっと欲を言うならば俺は春奈ちゃんが作ったナポリタンが食べてみたいかな?ペペロンチーノでもいい」

ピザ屋の渡辺わたなべさんが飯テロを起こしてきた、既に食べ終わった面々が『今言うなよ』って目をしている
…東雲さんがいそいそと席を離れたぞ?まぁわかってるけどね、どうせ山さんさっくんにあげるんでしょ?ご馳走様ですよ!ホントもう!
おや?私とルナのを混ぜると行けそうですね…あ、ルナと目が合った!ルナが寄ってきた!私は器をルナに渡した。
ルナはトコトコ東雲さんの後について行きましたとさ♪

伊塚さんの発言は文字だけで見ると事案なのだが現実はこれっぽっちもそんなんじゃないから不思議だ、それにーー

「伊塚さん?予想とはちょっと違いますがその話、実現しますよ!」

「本当かい!?」

「えぇ!実は今回のチキンスープ、脂が物凄く出まして…」

「もしかしてそれを!?」

「はい!捨てずに取っておいて冷蔵庫で冷やしてあります!」

「素晴らしい!!」

「濃縮されたチキンのエキスとブイヨンの化合物ってとこですかねー♪私はペペロンチーノを想定していますが」

「うん、それでいいと俺も思う!って事は…パスタは乾麺一択だね!」

え、この人ソースに合わせて生パスタ作る気だったのか!?

「あとは味見次第で色々作ってみるよ!」

「美味しそうな楽しいはなし!」

「聞き逃すわけにはいくまい!!!!」

「まーぜーてー!」

「「俺も!!!」」

「ほ?なら石窯三つ占領しちゃろ!ウチにはそろそろ二次発酵ば終わろう子達がおるっちゃんねー♪」

「あぁ~!そっちも行きたい!!」

「ルナと愁君もパン焼きは体験しておいた方がいいよね!?」

「とりあえずあの石窯一度空焚きして掃除しないとだなぁ」

「匂い写っちゃうもんね?」

「塩釜焼きと香草焼きが大分あと引いてる」

「鶏の丸焼きもですね」

などと話していると東雲さんとルナが帰ってきた

「戻りました~!」

「今どんなおはなし!??」

「おっ!奥方のお帰りだ」

「チーズなに使いました?」

「今はねー愁君とルナちゃんと石窯の話ー♪」

「まぁ、まとめるとそうだな」

「ルナ?あっちにいる伊塚いづかシェフのパスタ講座とお外のこずえベーカリーでパン焼き体験どっちからやりたい??」

「ちなみにパンの成形は調理場ここでやるけんね!外はもう暗かろうもん」

ルナは暫く考えてから

「最初にシェフにいたりあんを教えてもらう!そしてルナが作れるようになったいたりあんをパンに載せて焼いてみたい!!」

「「おぉー」」

「ルナちゃん、混ぜっこに味を占めたねぇ?料理のレベルがまた一つ深くなるわよぉ!」

「彼女なら枠に囚われない発想と抜群の調和をとれる舌で物凄いものを作るかもしれない!!」

「惣菜パンはパン屋の花形!モノによっては包み方とか見せ方も違うけんね!伊塚いづかシェフ!こっちからも惣菜依頼してよかと?」

もりちゃん!なら普通の食パンも何斤か用意できそう?ピザ屋さんの簡単ピザトーストも何個かレパートリーあんだよね♪バイト仲間から好評だったビスマルクはサッパリしてるから重くなってきてる胃にも優しいし」

「「「「いいねぇ!!」」」」

「なんかわくわくしますっ!!」

「おねぇちゃんもわくわくだよ!ルナ!」

こうして調理場の戦いが幕を開けるのだった
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