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聖☆姉妹ズはなかなか始動しない!3
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「まだまだ暑いんで水分補給はマメにお願いしますね!?」
石窯部隊にとりあえず仕込んでおいた生地とソースと具材を提供し、食堂に戻る
冬華さんがまだ私と話す!と駄々をこねていたので丁重にお断りする。
こっちはこっちでバーテンダー(男女二名)と都庁のピアノをブイブイ言わせているらしい男性ピアノニスト、某夢の国でファンカスト経験のあるお姉さん、ドラムが趣味の警備のお爺ちゃん
と、エンターテイメント性の高い人材の発掘に成功したようだ
…いよいよもって炊き出しがなんなのか分からなくなる
「夕方までにバーカウンター設置かー」
「排水溝はあっちだな」
「配水管の見取り図引っ張ってくるわ」
「「「……イケるな!」」」
イケるんですかマジですか
「舞台はあそこできまりだろ?」
「いや待て!今日の夕方から夜にかけての気温何度だ?」
「27度!でもこの辺りって山間で涼しい風が吹くからビアガーデンも捨てがたい!」
「演者に外が良いか中が良いか聞いた方が早そうだな」
「「「「んだな!」」」」
話し合いの結果、生演奏は中でカラオケ大会は外でやる事になったそうです
「あとは…バーカウンターと言えば?」
「ウィスキーラックっしょ!」
「工事班に設計図出来たら見せてもらうか」
「使いやすい方が良いんじゃね?」
「あー、大事な!それ」
「じゃあ設計図段階でバーテンも踏まえて話し合うかー」
もうね、なんて言いましょうかね
有能な仕事依存症程タチの悪い物はないですね!!?
冬華さんの苦労が偲ばれます
あ、こっち見てる…呆れた目で社員さん達を指差しておこう
「小娘ぇ!あとで絶対こっちにまたくるのよー!!」
どうやら呼び名は小娘で定着したご様子。
あまりのんびりとはしていられないので調理に戻る、鶏肉五羽の内二羽は圧力鍋で骨が箸で崩せるくらい煮込む味付けは無しでジャガイモとニンジンとネギを一口大に切って一緒に入れておく
残りの3羽は包丁を使って骨と肉とに分けていく、肉の投入タイミングを変えて食感を変化させたいからね!特にもも肉なんて火を通し過ぎると残念な気持ちになっちゃうのは私だけではないはずだ!
切り分けられた骨だが、勿論有効活用する。
今日の二人の頑張りは一切無駄にしたくは無いのだ!骨を等間隔に並べてオーブンへGO!高温で三十分程焼いて綺麗な布に包んで鍋へ沈める、ジュッと言う短い音を立ててそこの方へと沈んで行った
あとは灰汁との戦いなのだが、捌いたばかりの雌鶏を舐めていた。
もう脂がでるのなんの!クドくなり過ぎないように味見しながら灰汁をとって行く
この灰汁を見てルナと愁君がなんとも言えなさそうな表情をしていたが大丈夫!おねぇちゃんに策ありだからね?
まぁ超他力本願の策だけどさ!
スープの方も出来上がったので食堂のコンロへと移動して準備を整えるともう夕方になっていた、つまり
…バーカウンターとステージが出来上がり
ステージのリハーサルが行われていた、PAなんてどっから湧いて出た?トランペットの演者なんて聞いてないけど!?
あまりの様変わりように目を白黒させていると
「燈ちゃん!ルナ!廃材結構あったから燻製機作ってみたんだけどどう!?」
樹さんが仔犬のように駆け寄ってきた
褒めて褒めてオーラが似合う中年ってなかなかいないと思うんだ
「パパすごーーい!!!燻製機ってなにするのー?」
その場が物凄くほっこりする。
「もう!パパさんったら見ないなぁと思ってたらそんな事してたんですね!?いきなり言われても…明日の為に仕込んでいる味玉が燻玉になるとかウィンナーとチーズが香り豊かに出来るとか、おじ様達のお肉が余ってたらスモークチキンも良いですねぇ」
「これはこれは」
「ワイン案件だな?」
「さすおね!!」
「なかなか出来る事じゃ無いよ?」
人の事超人劣等生みたく言うな
「バーカウンターからの希望としてはナッツ辺りも確保しておきたいですね」
とは研究室所属のバーテンさんの馬場番火さん
「燻製チーズも量おいておきたいですー♪」
こっちは開発室所属の猪瀬蝶鹿さんだ
お二人の冗談のような本当の名前に、自己紹介の際は固まってしまった
そんな状況には慣れてしまっているのだろう
二人とも笑いながら
「私の両親は一芸に秀でて欲しいと言う意味は込めてくれたみたいですよ?一応考えてくれてはいたようです、馬鹿なりに」
絶対ゆるしてませんよね?
「私なんかはもう最悪よ?札が集まってくるようにってあっけらかんと言い放ちやがりましたからね!あのギャンブル親父!」
それはもう許しちゃいけないやつですね
二人は撮影係?みたいな事をしにきたらしいAIがどうとか聞こえた気もするが気のせいだろう
「「「「「おぉ~~!」」」」」
今度は外が騒がしいぞ?
「咲山ぁ!お前生簀ん中はいりやがったな!?」
「環境における危険予測の調査です」
「キケンヨソクのチョーサです」
「うるせぇ!愁坊ぶら下げてるからってなんでも許されると…いいんじゃないかな!?」
その場にいたほぼ全員がずっこけた、ノリが良くて結構な事だ
「愁くんと山さんだ!」
ルナが騒ぎの中心に駆け出す
東雲さんを追うようにして
「伊塚さん、これどうスか?」
「サイズは申し分ないんだけど、これは香草焼きだなぁ」
「そうスか、じゃあもっぺん行ってきます」
「行ってきます!」
「堂々と行く宣言すんなよ…俺の車に釣り竿入ってるけど使うか?」
「いえ、釣り竿はなんて言うか…フェアじゃないんで!あくまで調査なので!」
「チョーサなので!」
なんだあの可愛い金魚の糞
伊塚さん…伊塚純さんはイタリアンレストランで修行させられてた人だ、ついでにピザ屋の人は渡辺涼太さん、パン屋の人は森梢さん、ドーナツの人が広瀬和也さんだ
「ルナも行く!!」
そう言ってルナを突進を軽く受け止め愁君の反対側の肩に設置すると、のっしのっしとおそらく生簀があるのであろう方向に向かっていった
どこかの世紀末にあんな人いたなぁ
「お、おとうさんみたい///」
Suicaさんまさかのドストライクですか!?
確かに父性の塊みたいな人でしたけども!
「魚ばかりとか言ってたねー?そういえばー♪」
蜜柑さんがからかっている
「「ファザコン」」
うどんさんと私はばっちりツープラトンを決める
「いくら麗華ちゃんでもさっくんは渡せないかな?」
「「「ひぇっ!!」」」
東雲さんのハイライト帰ってきて!今すぐにっ!!美人だから超怖い!
「失礼しますが、その話咲山が法務部と何かやってるのとつながるのではありませんか??」
先程山さんと掛け合いをしていた部長さんが横から口を入れてきた
「法務部…さっくん、そんな事までしてくれてたのね…あ、その通りかと思います」
そうして東雲さんは山さんとの関係を話してくれた
そもそも二人の出会いは26年前、東雲さんが16歳で山さんは6歳
幼稚園手伝いと幼稚園児の頃だった
高校受験に失敗して途方に暮れていた所、実家の幼稚園の手伝いをして過ごしていた東雲さんに山さんは「大きくなったら先生を迎えに来るから待ってて」と言ったそうな
この後何人もの園児から似たような事を言われる言葉だったものの、山さんは初めて言ってくれた園児だったので一際覚えていたようだ
幼稚園の仕事も好きになった為、専門学校へ行き無事幼稚園教諭の資格を取るとより仕事へ没頭そんな中、幼なじみの男性と27歳の時に結婚34歳にしてやっと一人息子の愁君を授かる
「私はもっと早くほしがったんですけどね?向こうが『秋穂と一緒の時間がなくなる』の一点張りでして…」
もう聞いててイライラする!
落ち着け燈、もう離婚は済んだと聞いたんだ東雲さんは今とても幸せなんだ!
実家に戻った東雲さんに何度も元夫は会いにきたそうな
曰く
「仕事復帰してつらいだろう?よりを戻して二人で仲良く暮らそう!」
曰く
「俺はお前が居ないと駄目で、お前は俺がいないとダメなんだ!」
曰く
「アイツさえいなければこんな事にはならなかった!だから殴ったんだ!俺は悪くないだろう?」
そしてその日がやってくる
曰く
「こんなにも愛しているのに、君はわかってくれないんだね?これは君を護る為なんだ…許しておくれっ!!」
今まで敷地内には入ろうとしてこなかった元夫が柵をよじ登り東雲さんに襲いかかってきたのだ
だが、東雲さんは優しい抱擁に包まれ
その後からどぉん!という衝撃音が聞こえてくるのみだったのだ
どぉん!どぉん!!と聞こえる連続音ともはや言葉にすらなっていない罵声
そのなかで山さんの優しい声が東雲さんの脳に響く
「---先生、俺大きくなったからちゃんと迎えに来たよ!」
石窯部隊にとりあえず仕込んでおいた生地とソースと具材を提供し、食堂に戻る
冬華さんがまだ私と話す!と駄々をこねていたので丁重にお断りする。
こっちはこっちでバーテンダー(男女二名)と都庁のピアノをブイブイ言わせているらしい男性ピアノニスト、某夢の国でファンカスト経験のあるお姉さん、ドラムが趣味の警備のお爺ちゃん
と、エンターテイメント性の高い人材の発掘に成功したようだ
…いよいよもって炊き出しがなんなのか分からなくなる
「夕方までにバーカウンター設置かー」
「排水溝はあっちだな」
「配水管の見取り図引っ張ってくるわ」
「「「……イケるな!」」」
イケるんですかマジですか
「舞台はあそこできまりだろ?」
「いや待て!今日の夕方から夜にかけての気温何度だ?」
「27度!でもこの辺りって山間で涼しい風が吹くからビアガーデンも捨てがたい!」
「演者に外が良いか中が良いか聞いた方が早そうだな」
「「「「んだな!」」」」
話し合いの結果、生演奏は中でカラオケ大会は外でやる事になったそうです
「あとは…バーカウンターと言えば?」
「ウィスキーラックっしょ!」
「工事班に設計図出来たら見せてもらうか」
「使いやすい方が良いんじゃね?」
「あー、大事な!それ」
「じゃあ設計図段階でバーテンも踏まえて話し合うかー」
もうね、なんて言いましょうかね
有能な仕事依存症程タチの悪い物はないですね!!?
冬華さんの苦労が偲ばれます
あ、こっち見てる…呆れた目で社員さん達を指差しておこう
「小娘ぇ!あとで絶対こっちにまたくるのよー!!」
どうやら呼び名は小娘で定着したご様子。
あまりのんびりとはしていられないので調理に戻る、鶏肉五羽の内二羽は圧力鍋で骨が箸で崩せるくらい煮込む味付けは無しでジャガイモとニンジンとネギを一口大に切って一緒に入れておく
残りの3羽は包丁を使って骨と肉とに分けていく、肉の投入タイミングを変えて食感を変化させたいからね!特にもも肉なんて火を通し過ぎると残念な気持ちになっちゃうのは私だけではないはずだ!
切り分けられた骨だが、勿論有効活用する。
今日の二人の頑張りは一切無駄にしたくは無いのだ!骨を等間隔に並べてオーブンへGO!高温で三十分程焼いて綺麗な布に包んで鍋へ沈める、ジュッと言う短い音を立ててそこの方へと沈んで行った
あとは灰汁との戦いなのだが、捌いたばかりの雌鶏を舐めていた。
もう脂がでるのなんの!クドくなり過ぎないように味見しながら灰汁をとって行く
この灰汁を見てルナと愁君がなんとも言えなさそうな表情をしていたが大丈夫!おねぇちゃんに策ありだからね?
まぁ超他力本願の策だけどさ!
スープの方も出来上がったので食堂のコンロへと移動して準備を整えるともう夕方になっていた、つまり
…バーカウンターとステージが出来上がり
ステージのリハーサルが行われていた、PAなんてどっから湧いて出た?トランペットの演者なんて聞いてないけど!?
あまりの様変わりように目を白黒させていると
「燈ちゃん!ルナ!廃材結構あったから燻製機作ってみたんだけどどう!?」
樹さんが仔犬のように駆け寄ってきた
褒めて褒めてオーラが似合う中年ってなかなかいないと思うんだ
「パパすごーーい!!!燻製機ってなにするのー?」
その場が物凄くほっこりする。
「もう!パパさんったら見ないなぁと思ってたらそんな事してたんですね!?いきなり言われても…明日の為に仕込んでいる味玉が燻玉になるとかウィンナーとチーズが香り豊かに出来るとか、おじ様達のお肉が余ってたらスモークチキンも良いですねぇ」
「これはこれは」
「ワイン案件だな?」
「さすおね!!」
「なかなか出来る事じゃ無いよ?」
人の事超人劣等生みたく言うな
「バーカウンターからの希望としてはナッツ辺りも確保しておきたいですね」
とは研究室所属のバーテンさんの馬場番火さん
「燻製チーズも量おいておきたいですー♪」
こっちは開発室所属の猪瀬蝶鹿さんだ
お二人の冗談のような本当の名前に、自己紹介の際は固まってしまった
そんな状況には慣れてしまっているのだろう
二人とも笑いながら
「私の両親は一芸に秀でて欲しいと言う意味は込めてくれたみたいですよ?一応考えてくれてはいたようです、馬鹿なりに」
絶対ゆるしてませんよね?
「私なんかはもう最悪よ?札が集まってくるようにってあっけらかんと言い放ちやがりましたからね!あのギャンブル親父!」
それはもう許しちゃいけないやつですね
二人は撮影係?みたいな事をしにきたらしいAIがどうとか聞こえた気もするが気のせいだろう
「「「「「おぉ~~!」」」」」
今度は外が騒がしいぞ?
「咲山ぁ!お前生簀ん中はいりやがったな!?」
「環境における危険予測の調査です」
「キケンヨソクのチョーサです」
「うるせぇ!愁坊ぶら下げてるからってなんでも許されると…いいんじゃないかな!?」
その場にいたほぼ全員がずっこけた、ノリが良くて結構な事だ
「愁くんと山さんだ!」
ルナが騒ぎの中心に駆け出す
東雲さんを追うようにして
「伊塚さん、これどうスか?」
「サイズは申し分ないんだけど、これは香草焼きだなぁ」
「そうスか、じゃあもっぺん行ってきます」
「行ってきます!」
「堂々と行く宣言すんなよ…俺の車に釣り竿入ってるけど使うか?」
「いえ、釣り竿はなんて言うか…フェアじゃないんで!あくまで調査なので!」
「チョーサなので!」
なんだあの可愛い金魚の糞
伊塚さん…伊塚純さんはイタリアンレストランで修行させられてた人だ、ついでにピザ屋の人は渡辺涼太さん、パン屋の人は森梢さん、ドーナツの人が広瀬和也さんだ
「ルナも行く!!」
そう言ってルナを突進を軽く受け止め愁君の反対側の肩に設置すると、のっしのっしとおそらく生簀があるのであろう方向に向かっていった
どこかの世紀末にあんな人いたなぁ
「お、おとうさんみたい///」
Suicaさんまさかのドストライクですか!?
確かに父性の塊みたいな人でしたけども!
「魚ばかりとか言ってたねー?そういえばー♪」
蜜柑さんがからかっている
「「ファザコン」」
うどんさんと私はばっちりツープラトンを決める
「いくら麗華ちゃんでもさっくんは渡せないかな?」
「「「ひぇっ!!」」」
東雲さんのハイライト帰ってきて!今すぐにっ!!美人だから超怖い!
「失礼しますが、その話咲山が法務部と何かやってるのとつながるのではありませんか??」
先程山さんと掛け合いをしていた部長さんが横から口を入れてきた
「法務部…さっくん、そんな事までしてくれてたのね…あ、その通りかと思います」
そうして東雲さんは山さんとの関係を話してくれた
そもそも二人の出会いは26年前、東雲さんが16歳で山さんは6歳
幼稚園手伝いと幼稚園児の頃だった
高校受験に失敗して途方に暮れていた所、実家の幼稚園の手伝いをして過ごしていた東雲さんに山さんは「大きくなったら先生を迎えに来るから待ってて」と言ったそうな
この後何人もの園児から似たような事を言われる言葉だったものの、山さんは初めて言ってくれた園児だったので一際覚えていたようだ
幼稚園の仕事も好きになった為、専門学校へ行き無事幼稚園教諭の資格を取るとより仕事へ没頭そんな中、幼なじみの男性と27歳の時に結婚34歳にしてやっと一人息子の愁君を授かる
「私はもっと早くほしがったんですけどね?向こうが『秋穂と一緒の時間がなくなる』の一点張りでして…」
もう聞いててイライラする!
落ち着け燈、もう離婚は済んだと聞いたんだ東雲さんは今とても幸せなんだ!
実家に戻った東雲さんに何度も元夫は会いにきたそうな
曰く
「仕事復帰してつらいだろう?よりを戻して二人で仲良く暮らそう!」
曰く
「俺はお前が居ないと駄目で、お前は俺がいないとダメなんだ!」
曰く
「アイツさえいなければこんな事にはならなかった!だから殴ったんだ!俺は悪くないだろう?」
そしてその日がやってくる
曰く
「こんなにも愛しているのに、君はわかってくれないんだね?これは君を護る為なんだ…許しておくれっ!!」
今まで敷地内には入ろうとしてこなかった元夫が柵をよじ登り東雲さんに襲いかかってきたのだ
だが、東雲さんは優しい抱擁に包まれ
その後からどぉん!という衝撃音が聞こえてくるのみだったのだ
どぉん!どぉん!!と聞こえる連続音ともはや言葉にすらなっていない罵声
そのなかで山さんの優しい声が東雲さんの脳に響く
「---先生、俺大きくなったからちゃんと迎えに来たよ!」
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