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聖☆姉妹ズ 始動!
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--------------------
件名:緊急クエスト
クエスト内容:およそ五百人分の料理の作成
達成報酬:将来有望な会社の独身社員の胃袋を鷲掴み、社内見学、原石の着せ替え企画他
参考画像:PIXデータ8枚
位置情報:マップデータ
--------------------
このメールを戦う調理師の面々に送る
現在私が居るエリアはセキュリティレベルの低いエリアである、開発室や研究室に携帯端末なんて持ち込めないからね!
写真データはここに来る前に冬華さんの仕事用デジカメで撮り、OKのでた物を記録媒体に入れて持ってきた
『メッセージを受信しました』×3
おおう、早いもんだ…
まぁ予定が早まっただけだからねぇ
そう、そもそもこの三人とは本社見学が終わった後落ち合う予定で動いていたのである
たんぽぽちゃんは非常に悔しそうにしていたが、予定が合わなかった。
しかしこれで面子は揃った!
緊急炊き出しクエスト、はっじまるよ~♪
メンバーは八人!
聖☆お姉さんの五人
に芽衣さんとヘビさんこと渋澤さん!
そしてこの夏休みに息子さんと一緒にゲスト滞在している癒し系美人の東雲さんだ
東雲さん曰く良くして貰っているから恩返しの良い機会をいただけて本当に感謝!との事
普段は幼稚園で働いているらしく、大鍋調理はお手の物という即戦力だ!
この八人でメニューを話し合って担当を割り振る、材料は研究棟のビニールハウスから山ほど収穫してきて貰った
アトラスワールドで栽培出来るもの一覧がわかっちゃったのは役得と言えよう
しかし稲まであるんだねぇ
時期じゃないから収穫できなかったのが悔やまれる
炊き出しのメインは夏野菜カレーに決定!
オクラとトマトが大量でスパイスも何種類かあったので良いものが出来そうな予感!
汁物はカレーとも白米とも合うチキンベースの具沢山スープにする
卵を産まなくなってしまった雌鶏を絞めて骨ごと出汁にする本格派だ、食育も兼ねてルナと一緒に潰そうと思っている
加工室からウインナーと生ハムとベーコンを発見したので仕事中の人が食べやすいようにサンドウィッチとホットドッグ、ついでにおにぎりも
挙げ句の果てにはチーズまで隠れて生産していたので最終的にはピザまで焼くことに
てか何でもあるな!?ここ!?
食料自給率が半端ないし、ピザを焼く石窯なんておじさん達が楽しそうに三つもあっという間に作ってくれた
樹さんが石窯作りのリーダーとしてみるみるうちに組み上げていった時の私とルナのドヤ顔はそれはそれは凄かった、とはうどんさんの話だ
「ファザコン」
Suicaさんうるさい
「あれは仕方ないけど気が早いんじゃないかなー?」
蜜柑さん正論は時に人を傷つけてしまうものなんですよ?
「眼福」
芽衣さんそのカメラはどこに向けてたやつですか!?方向次第では買います!
「あらあら~?」
「うふふっ♪」
癒し系お姉さんズは姉妹みたいに同調している。
渋澤さん、東雲さん、出会って日はそんなに経ってないと聞きましたが!?
「ルナのとーちゃんすげーな!ピザの窯三つも建てた!!」
「ふふーん!凄いでしょ!パパは何でも作れるんだから!」
「おう!すげーよ!ねーちゃんのほうもあっちこっち行ってドバババーって!ルナもすごいよな!?俺まだ包丁使えないもん」
「そう?///えへへ///」
「すげーよ!」
子供は仲良くなるの早いよねー
今の会話は東雲さんのとこの息子の愁君とハルナの会話である。
非常に微笑ましいが、樹さんがさっきから画角にチラチラ入ってくる
いやー、微笑ましいね!全く!(笑)
大体のプランが決まったので本格的に動き出す私達、メインのカレーは各々味見をしながら入れたスパイスや食材の量を横のメモに書き連ねていくSuicaさんがブラックペッパーを入れすぎてちょっとスパイシーになり過ぎた時に、蜜柑さんがフライドガーリック、東雲さんは青バナナ、渋澤さんがバターを入れて良い感じに仕上がった時は思わずみんなで抱き合ったもんだ。
もう一つのメインの汁物はチキンの他には塩と胡椒しか入れない素朴な味付けに
ハルナの食育に、と雌鶏を絞めに行こうとしたら東雲さんから息子の愁君も連れて行って欲しいと頼まれた。
勿論!と快諾し、命を捌く授業を行った
ゲームで解体などは経験していても、やはり現実感というものは強く血抜きの段階で既にハルナは泣いていた。
愁君は一度目を逸らしたが何も変わらない事に気が付いたのだろう、すぐにぶら下げられて血をだらだら垂らしている鶏を見つめていた。両手を強く握り締めながら…
うん、強い子だ
「まだあったかいね…」
「うん…」
「そうだよ?生きていたんだからね!だから美味しく食べてあげなきゃバチが当たっちゃうよ!本当は毛を抜きやすいようにお湯とかにつけるんだけど、それだと美味しさが出て行っちゃうからこのまま毛を毟るよー!」
二人にある程度毟り方を教えて毟ってもらい、残りの四羽の血抜きを始める
…全部一撃で決められて良かった
一撃で決めても暴れる事はあるのだが、今回はそういうことがなくて本当に助かった
下手したらトラウマになっちゃうもんねぇ
どんどんと毛を毟っていき、羽や脚の付け根あたりの毛はバーナーで燃やすと
「スーパーで見た事ある形になって来た!」
「絵本のクリスマスの鳥さんみたい!」
「まだ内臓があるからもうちょっとなんだけどね?だからー」
「あそこに突撃だー!」
「「おー!!」」
窯作りを終えて一杯ひっかけているおじさん達の方へ移動した
寮の方からやってきたお休みの人達らしく、解体が出来るのも把握済みだ
「おー!ランプちゃん!どうしたんだぃ!?」
「ちびっ子もいるぞ!」
「エプロン返り血まみれじゃねーか!」
「ようがんばったなぁ(涙)」
「「「おぅ!ホント良く頑張ったな!!」」」
ハルナと愁君は照れ照れもじもじしている!
私は胸元のポケットに入っているペン型カメラのシャッターを切りまくった
パパさんに渡されたやつだが、ピントとか構図とか確認できないのが惜しい。
「本当に二人とも頑張ってくれました!おじ様たちの前処置も素晴らしかったし…あれ、かなり前から吊るしてましたよね?目隠しも柑橘系の香りしてましたし」
「はぁー!そこまでわかるかい!?」
「ランプちゃんのお父さんとは良い酒が飲めそうだなぁおい!」
「俺も娘息子今日連れてくるんだったなぁ」
「「たしかに!」」
「ランプちゃん、北月んとこの娘になるんだろ?うちの息子とくっ付けばいいんだよ!孫でも良いぞ!」
「「それだっ!!」」
「ぐぬぬ…うちは娘だけだから参戦できんっ!!」
なんか好き勝手言われてるので訂正を入れておこう。
「あはは!私は北月さんの娘になって思いっきり溺愛してもらうんです♪ルナを見てたらわかるんじゃないですか??」
「「「「確かにwww」」」」
「これは勝てねぇかな!?」
「いーや!俺ぁ諦めねぇぞ?ランプちゃん!なんかあったらおっちゃんを頼んな!」
「おー、俺も俺も」
「乗るしかない、このビックウェーブにっ!」
なんか名刺をバタバタもらった
…専務とか部長とかそんなんばっかなんだけどこのおっさん達!?
「ありがとうございまーす♪『常在戦場、使える物はなんでも使え』が父の教えなのでバンバン頼らせていただきます!」
「がはははは!」
「これはいよいよ良い酒が飲めそうだなぁおい!」
「ランプちゃんってN県だったよね…あの辺りだと自然も豊富だし…」
「支社検討できそうだな…」
何か私の父と飲む為に大掛かりな事言い始めたぞこの酔っ払いども!これ以上逸れる前に軌道修正だ
「そーれーで!早速頼りたいのですが!」
「「「「おう!なんだい!?」」」」
ハルナと愁君を前に出す
「今回、この鶏はスープで使う予定なんです!そして内臓はスープには入れません!」
おっさんズの目がギュピーンと光った
同時にだ、愁君がビビっていたハルナはそんなにだったから男にしかわからない何かを感じ取ったのだろう
「あいわかった!」
「皆まで言うな!」
「それで俺たちかぁ」
「合点がいくわなぁ」
ノリのいいおじ様達!ランプ、大好きです!!
「よーし!じゃあハルナちゃんと愁くん!おじさん達と内臓をとろうか!」
「大体の作業はおじさん達に任せてね?出来そうだと思ったらやりたいって言って欲しい」
「内臓取ったあとの血の塊とかにバイ菌がいたりするからね?これは手が小さい二人にお願いしよう!」
「食べられる内臓も教えてあげよう!捌いたばかりだし処理をちゃんとしたらとっても美味しいぞぉ!!」
「まぁそれがメインだわなww」
「七輪あったっけ??」
「最悪でもBBQコンロがあったはず」
そんな事を言いながらぞろぞろと水場へ行き、雌鶏五羽は鶏肉へと仕上がって行く
「やっぱりあーいうのは男の人に教えてもらう方がいいと思うんですよねー、上手だし」
「わかるわー、説得力?みたいなのがあるわよね?」
「うちのお父さんは魚ばっかだったよ!楽しかったなぁ」
「私は山育ちだったので祖父から教えて貰いましたー」
「燈さん、愁の事まで本当にありがとうございます」
「目標をセンターに入れてカット!カットカットカットォォォォ!」
「~♪芽衣ちゃん楽しそうね~♪」
鶏肉待ちの間、みんなと合流してサンドウィッチやおにぎりなど早く仕上げられるものを作っていく
予想よりも大分早く完璧な処理のされた鶏肉を二人が仲良く運んできたのでスープを作り始めると
…食堂の周りに人が集まってきた
カレーの匂いはやっぱり正義だよね!ちょっと早いけど冬華さんにお願いしてお触れを出して貰った
「親愛なる私の下僕一同に告ぐ!現在我が社イチオシユニットである聖☆お姉さんが新たなメンバーと共にゲリラ炊き出しクエストを食堂にて開催中だ!メニューはおにぎりから始まりサンドウィッチ、ホットドッグ、カレーなど随時出てくるとの事!無くなっても文句は聞かないからなー!?」
下僕って聞こえた気がするけど気のせい…だよね?
件名:緊急クエスト
クエスト内容:およそ五百人分の料理の作成
達成報酬:将来有望な会社の独身社員の胃袋を鷲掴み、社内見学、原石の着せ替え企画他
参考画像:PIXデータ8枚
位置情報:マップデータ
--------------------
このメールを戦う調理師の面々に送る
現在私が居るエリアはセキュリティレベルの低いエリアである、開発室や研究室に携帯端末なんて持ち込めないからね!
写真データはここに来る前に冬華さんの仕事用デジカメで撮り、OKのでた物を記録媒体に入れて持ってきた
『メッセージを受信しました』×3
おおう、早いもんだ…
まぁ予定が早まっただけだからねぇ
そう、そもそもこの三人とは本社見学が終わった後落ち合う予定で動いていたのである
たんぽぽちゃんは非常に悔しそうにしていたが、予定が合わなかった。
しかしこれで面子は揃った!
緊急炊き出しクエスト、はっじまるよ~♪
メンバーは八人!
聖☆お姉さんの五人
に芽衣さんとヘビさんこと渋澤さん!
そしてこの夏休みに息子さんと一緒にゲスト滞在している癒し系美人の東雲さんだ
東雲さん曰く良くして貰っているから恩返しの良い機会をいただけて本当に感謝!との事
普段は幼稚園で働いているらしく、大鍋調理はお手の物という即戦力だ!
この八人でメニューを話し合って担当を割り振る、材料は研究棟のビニールハウスから山ほど収穫してきて貰った
アトラスワールドで栽培出来るもの一覧がわかっちゃったのは役得と言えよう
しかし稲まであるんだねぇ
時期じゃないから収穫できなかったのが悔やまれる
炊き出しのメインは夏野菜カレーに決定!
オクラとトマトが大量でスパイスも何種類かあったので良いものが出来そうな予感!
汁物はカレーとも白米とも合うチキンベースの具沢山スープにする
卵を産まなくなってしまった雌鶏を絞めて骨ごと出汁にする本格派だ、食育も兼ねてルナと一緒に潰そうと思っている
加工室からウインナーと生ハムとベーコンを発見したので仕事中の人が食べやすいようにサンドウィッチとホットドッグ、ついでにおにぎりも
挙げ句の果てにはチーズまで隠れて生産していたので最終的にはピザまで焼くことに
てか何でもあるな!?ここ!?
食料自給率が半端ないし、ピザを焼く石窯なんておじさん達が楽しそうに三つもあっという間に作ってくれた
樹さんが石窯作りのリーダーとしてみるみるうちに組み上げていった時の私とルナのドヤ顔はそれはそれは凄かった、とはうどんさんの話だ
「ファザコン」
Suicaさんうるさい
「あれは仕方ないけど気が早いんじゃないかなー?」
蜜柑さん正論は時に人を傷つけてしまうものなんですよ?
「眼福」
芽衣さんそのカメラはどこに向けてたやつですか!?方向次第では買います!
「あらあら~?」
「うふふっ♪」
癒し系お姉さんズは姉妹みたいに同調している。
渋澤さん、東雲さん、出会って日はそんなに経ってないと聞きましたが!?
「ルナのとーちゃんすげーな!ピザの窯三つも建てた!!」
「ふふーん!凄いでしょ!パパは何でも作れるんだから!」
「おう!すげーよ!ねーちゃんのほうもあっちこっち行ってドバババーって!ルナもすごいよな!?俺まだ包丁使えないもん」
「そう?///えへへ///」
「すげーよ!」
子供は仲良くなるの早いよねー
今の会話は東雲さんのとこの息子の愁君とハルナの会話である。
非常に微笑ましいが、樹さんがさっきから画角にチラチラ入ってくる
いやー、微笑ましいね!全く!(笑)
大体のプランが決まったので本格的に動き出す私達、メインのカレーは各々味見をしながら入れたスパイスや食材の量を横のメモに書き連ねていくSuicaさんがブラックペッパーを入れすぎてちょっとスパイシーになり過ぎた時に、蜜柑さんがフライドガーリック、東雲さんは青バナナ、渋澤さんがバターを入れて良い感じに仕上がった時は思わずみんなで抱き合ったもんだ。
もう一つのメインの汁物はチキンの他には塩と胡椒しか入れない素朴な味付けに
ハルナの食育に、と雌鶏を絞めに行こうとしたら東雲さんから息子の愁君も連れて行って欲しいと頼まれた。
勿論!と快諾し、命を捌く授業を行った
ゲームで解体などは経験していても、やはり現実感というものは強く血抜きの段階で既にハルナは泣いていた。
愁君は一度目を逸らしたが何も変わらない事に気が付いたのだろう、すぐにぶら下げられて血をだらだら垂らしている鶏を見つめていた。両手を強く握り締めながら…
うん、強い子だ
「まだあったかいね…」
「うん…」
「そうだよ?生きていたんだからね!だから美味しく食べてあげなきゃバチが当たっちゃうよ!本当は毛を抜きやすいようにお湯とかにつけるんだけど、それだと美味しさが出て行っちゃうからこのまま毛を毟るよー!」
二人にある程度毟り方を教えて毟ってもらい、残りの四羽の血抜きを始める
…全部一撃で決められて良かった
一撃で決めても暴れる事はあるのだが、今回はそういうことがなくて本当に助かった
下手したらトラウマになっちゃうもんねぇ
どんどんと毛を毟っていき、羽や脚の付け根あたりの毛はバーナーで燃やすと
「スーパーで見た事ある形になって来た!」
「絵本のクリスマスの鳥さんみたい!」
「まだ内臓があるからもうちょっとなんだけどね?だからー」
「あそこに突撃だー!」
「「おー!!」」
窯作りを終えて一杯ひっかけているおじさん達の方へ移動した
寮の方からやってきたお休みの人達らしく、解体が出来るのも把握済みだ
「おー!ランプちゃん!どうしたんだぃ!?」
「ちびっ子もいるぞ!」
「エプロン返り血まみれじゃねーか!」
「ようがんばったなぁ(涙)」
「「「おぅ!ホント良く頑張ったな!!」」」
ハルナと愁君は照れ照れもじもじしている!
私は胸元のポケットに入っているペン型カメラのシャッターを切りまくった
パパさんに渡されたやつだが、ピントとか構図とか確認できないのが惜しい。
「本当に二人とも頑張ってくれました!おじ様たちの前処置も素晴らしかったし…あれ、かなり前から吊るしてましたよね?目隠しも柑橘系の香りしてましたし」
「はぁー!そこまでわかるかい!?」
「ランプちゃんのお父さんとは良い酒が飲めそうだなぁおい!」
「俺も娘息子今日連れてくるんだったなぁ」
「「たしかに!」」
「ランプちゃん、北月んとこの娘になるんだろ?うちの息子とくっ付けばいいんだよ!孫でも良いぞ!」
「「それだっ!!」」
「ぐぬぬ…うちは娘だけだから参戦できんっ!!」
なんか好き勝手言われてるので訂正を入れておこう。
「あはは!私は北月さんの娘になって思いっきり溺愛してもらうんです♪ルナを見てたらわかるんじゃないですか??」
「「「「確かにwww」」」」
「これは勝てねぇかな!?」
「いーや!俺ぁ諦めねぇぞ?ランプちゃん!なんかあったらおっちゃんを頼んな!」
「おー、俺も俺も」
「乗るしかない、このビックウェーブにっ!」
なんか名刺をバタバタもらった
…専務とか部長とかそんなんばっかなんだけどこのおっさん達!?
「ありがとうございまーす♪『常在戦場、使える物はなんでも使え』が父の教えなのでバンバン頼らせていただきます!」
「がはははは!」
「これはいよいよ良い酒が飲めそうだなぁおい!」
「ランプちゃんってN県だったよね…あの辺りだと自然も豊富だし…」
「支社検討できそうだな…」
何か私の父と飲む為に大掛かりな事言い始めたぞこの酔っ払いども!これ以上逸れる前に軌道修正だ
「そーれーで!早速頼りたいのですが!」
「「「「おう!なんだい!?」」」」
ハルナと愁君を前に出す
「今回、この鶏はスープで使う予定なんです!そして内臓はスープには入れません!」
おっさんズの目がギュピーンと光った
同時にだ、愁君がビビっていたハルナはそんなにだったから男にしかわからない何かを感じ取ったのだろう
「あいわかった!」
「皆まで言うな!」
「それで俺たちかぁ」
「合点がいくわなぁ」
ノリのいいおじ様達!ランプ、大好きです!!
「よーし!じゃあハルナちゃんと愁くん!おじさん達と内臓をとろうか!」
「大体の作業はおじさん達に任せてね?出来そうだと思ったらやりたいって言って欲しい」
「内臓取ったあとの血の塊とかにバイ菌がいたりするからね?これは手が小さい二人にお願いしよう!」
「食べられる内臓も教えてあげよう!捌いたばかりだし処理をちゃんとしたらとっても美味しいぞぉ!!」
「まぁそれがメインだわなww」
「七輪あったっけ??」
「最悪でもBBQコンロがあったはず」
そんな事を言いながらぞろぞろと水場へ行き、雌鶏五羽は鶏肉へと仕上がって行く
「やっぱりあーいうのは男の人に教えてもらう方がいいと思うんですよねー、上手だし」
「わかるわー、説得力?みたいなのがあるわよね?」
「うちのお父さんは魚ばっかだったよ!楽しかったなぁ」
「私は山育ちだったので祖父から教えて貰いましたー」
「燈さん、愁の事まで本当にありがとうございます」
「目標をセンターに入れてカット!カットカットカットォォォォ!」
「~♪芽衣ちゃん楽しそうね~♪」
鶏肉待ちの間、みんなと合流してサンドウィッチやおにぎりなど早く仕上げられるものを作っていく
予想よりも大分早く完璧な処理のされた鶏肉を二人が仲良く運んできたのでスープを作り始めると
…食堂の周りに人が集まってきた
カレーの匂いはやっぱり正義だよね!ちょっと早いけど冬華さんにお願いしてお触れを出して貰った
「親愛なる私の下僕一同に告ぐ!現在我が社イチオシユニットである聖☆お姉さんが新たなメンバーと共にゲリラ炊き出しクエストを食堂にて開催中だ!メニューはおにぎりから始まりサンドウィッチ、ホットドッグ、カレーなど随時出てくるとの事!無くなっても文句は聞かないからなー!?」
下僕って聞こえた気がするけど気のせい…だよね?
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