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第169話 節目の年だなぁ
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―――そして……
今年の大イベントといえば来たる成人の儀!
誕生日の夏までにまだ時間はあるものの…
年が明けたので、成人の儀の準備も本格的に加速していくことになる。
ドレス案からパーティーの企画、必要な準備物の手配、役割決めにゲストの整理。
招待状に、お祝いに対するお礼の品などなど…
昨年からお母様と大枠の構想はしていたが
いよいよ形にしていく作業に入るのである。
殿下とライラ様、エマ様とニック様も同じく今年成人されるので、そちらのアフターパーティーへの参加準備もしなければならない。
めでたいイベントづくしだねぇ!
ちなみにロイヤル組は、国内の貴族たちを城に招いて大々的に実施するんだそう。
人数も比にならないし、国単位だからめっちゃ大変だろうなぁ!
なんとわたしとライラ様は"学友代表"として、
殿下のアフターパーティーと
エマ様とニック様のアフターパーティーにも
招いていただけるらしい。
ロイヤル組同士も、もちろんお互いに招待し合っている。
『しかもエマ様とニック様の時はグレートカナル帝国に招待…!
この大陸で1番の大きさを誇る国ってどんな所なんだろう…』
歴史書と観光本と双子たちからのお話で多少は想像できるが、
国外旅行は前世でも今までもしたことがないので興奮でしかない。
(高貴すぎる場なのが辛いけど!)
そんなこんなで例年以上にいろいろと盛りだくさんになりそうな今年……
「ふぅ…よーし、5年目の健康計画書は完成っと!」
あれこれ考えつつ、
無事に出来上がった5年目の計画書はいつもの引き出しにしまった。
あとはマリアのお迎えを待って…
支度が出来たら、毎年恒例の年始の買い出しをしに街へ行ってきます!
『街ブラばんざーい!』
冬休み明けの新学期からは、
魔法薬学と魔道具制作の授業がメインとなる。
それもあって、今日は必要な薬草と材料、新しいインクとノートなども買う必要があるのだ。
魔法薬学に関しては、是非とも新しい薬を作ってみたい。例えばアンチエイジングドリンクとか…
魔道具に関しては、授業を利用して健康アイテムや美容アイテムを作り出せないかと考えている。
できるかどうかは別として、
やっぱり魔法のない世界から来た自分としては妄想が膨らんでしまうよね~!
―――とにもかくにも、
今日は久しぶりに家族揃ってお出かけだから楽しみだ!
新年の市場はきっと盛りあがっているに違いないし、串焼きの買い食いも許されるはず…
気がつけばわたしの頭の中は串焼きのことでいっぱいになっていた。
今年の大イベントといえば来たる成人の儀!
誕生日の夏までにまだ時間はあるものの…
年が明けたので、成人の儀の準備も本格的に加速していくことになる。
ドレス案からパーティーの企画、必要な準備物の手配、役割決めにゲストの整理。
招待状に、お祝いに対するお礼の品などなど…
昨年からお母様と大枠の構想はしていたが
いよいよ形にしていく作業に入るのである。
殿下とライラ様、エマ様とニック様も同じく今年成人されるので、そちらのアフターパーティーへの参加準備もしなければならない。
めでたいイベントづくしだねぇ!
ちなみにロイヤル組は、国内の貴族たちを城に招いて大々的に実施するんだそう。
人数も比にならないし、国単位だからめっちゃ大変だろうなぁ!
なんとわたしとライラ様は"学友代表"として、
殿下のアフターパーティーと
エマ様とニック様のアフターパーティーにも
招いていただけるらしい。
ロイヤル組同士も、もちろんお互いに招待し合っている。
『しかもエマ様とニック様の時はグレートカナル帝国に招待…!
この大陸で1番の大きさを誇る国ってどんな所なんだろう…』
歴史書と観光本と双子たちからのお話で多少は想像できるが、
国外旅行は前世でも今までもしたことがないので興奮でしかない。
(高貴すぎる場なのが辛いけど!)
そんなこんなで例年以上にいろいろと盛りだくさんになりそうな今年……
「ふぅ…よーし、5年目の健康計画書は完成っと!」
あれこれ考えつつ、
無事に出来上がった5年目の計画書はいつもの引き出しにしまった。
あとはマリアのお迎えを待って…
支度が出来たら、毎年恒例の年始の買い出しをしに街へ行ってきます!
『街ブラばんざーい!』
冬休み明けの新学期からは、
魔法薬学と魔道具制作の授業がメインとなる。
それもあって、今日は必要な薬草と材料、新しいインクとノートなども買う必要があるのだ。
魔法薬学に関しては、是非とも新しい薬を作ってみたい。例えばアンチエイジングドリンクとか…
魔道具に関しては、授業を利用して健康アイテムや美容アイテムを作り出せないかと考えている。
できるかどうかは別として、
やっぱり魔法のない世界から来た自分としては妄想が膨らんでしまうよね~!
―――とにもかくにも、
今日は久しぶりに家族揃ってお出かけだから楽しみだ!
新年の市場はきっと盛りあがっているに違いないし、串焼きの買い食いも許されるはず…
気がつけばわたしの頭の中は串焼きのことでいっぱいになっていた。
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