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適性とクラス
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穏やかな昼前の大道路を俺たちはギルドに向かって歩いていた
「「こんにちわー」」
ギルドについた俺たちはカウンターにいるセレナさんのもとに向かった。
「あら、みなさんどうしたんですか?今日はお休みですよね?」
昼前は人があまりいないギルドのカウンターで本を読んでいたセレナさんは本を置いて背伸びをした。
「今日は適性試験申し込みをしに来たんですよ、クラスにミズキとおれはついていないので。」
なるほどっ!と理解したセレナさんは紙を取り出し、説明をしてくれた。
「まずこの紙に記入をお願いします。試験は今日の昼には開始できますよ!ちなみクラスについてですがこの紙の裏に各クラスの詳細と試験内容について書いてありますので読んでくださいね!」
俺はパラディン、ミズキはビショップの適性試験を受けることにした。普通は見習い職であるクルセイダーやクレリックになり、修業を積んで最上位職になるらしい、だがセレナさんがギルドカードのクラス経験値の欄を見たところ見習いでもなかったはずが、どうやら俺たちはクラスの経験値がカンストしているようでいきなり最上位の試験を受けることができるらしい。
これはチートすぎるw
というわけで俺たちは申し込み用紙をセレナさんに渡しギルドの酒場で昼食をとることにした。
「シュウヤは試験内容どんなのだった?私は魔法適性ってなってた」
ミズキは魔法がまだ使えないけどどうやら初級魔法を試験前に教えてもらえるらしい。
もちろん合格すればビショップの基本スキルを覚えることができるようだ。
「俺の場合は戦闘適性と模擬戦だったよ!」
食堂の唐揚げをほう張りながら話す
「こら!飲み込んでから喋りなさい!!」
ミズキに怒られちゃんと飲み込んだ
「俺の場合は剣術スキルなんかが主に覚えれるみたいだよ。」
必殺技とかならなおさら覚えたいな、、
こんな話しをしているうちに試験の時間がきた。
どうやら会場は違うらしい、俺と
ミズキは別れお互いの会場に向かった。そこで待っていたのはかなり堅いがよく250センチはあろう大きな人がいた。
「よう!きたか!ここで試験管をさせてもらうクラウドと言うものだ!じゃあ早速だがお前の戦闘適性を見せてもらおう、戦闘といっても基本的な運動能力を見る、まずは、50メートルを走ってくれ」
体力測定のような種目をいろいろこなし、全ての競技で圧倒的な記録を叩き出した俺はかなり驚かれた。
「すげえなおめぇさん、それじゃ次は模擬戦だ。おれが召喚魔法で出すモンスターと戦ってくれ、俺の召喚魔法は相手の強さに応じて出すのだがおそらく普通の相手では試合にもならんだろうから少し強いのを召喚させてもらう。」
そういい詠唱を終えると足元に魔方陣が浮かび上がってきた。
「こいつはグレムリンって言って悪魔族モンスターだ。機動性は半端じゃない。心してかかってくれ。」
グレムリンはクラウドさんと話している。どうやらコミュニケーションをモンスターでもとれるやつがいるらしい。
会場の真ん中の広いスペースでの戦闘となった。
「それでは開始する。審査は主に対応能力などみる。それでは始め!!」
開始の合図とともにグレムリンは横に走り出した。
これは早いギリギリ目で追えない早さだ。
自分は木刀を持っているが動きが追えない、、どうしたものやら。
悩んでいると斜め方向からグレムリンが攻撃を仕掛けて来たので、木刀で受け流しやり過ごした。
このままじゃラチがあかないな、、
「なかなかいい反射してるな!ほら!どんどん行くぜ!!」
グレムリンは仕切りなしに攻撃を仕掛けてくる。
俺は思いっきり前に走り出した。
「なんだ!?反射神経は光るものがあったが逃げるのか!?背中がガラ空きだぜ!!」
グレムリンは後ろから攻撃しようと追いかけてきた。
全力疾走をいきなりやめ急に振り返り、勢い止まらず突っ込んできたグレムリンに俺は面打ちを思い切りかました。
「そこまで!シュウヤ、お前は合格だ。よくやったな。」
クラウドさんはたからかに宣言した。
面打ちをかまされたグレムリンは頭を押させながらこっちを向き痛そうにしている
本気で打っちゃった笑
俺はすぐに謝りに駆け寄った
「こんなすぐにやられたのは初めてだ。悔しいが完敗だよ」
クラウドさんはふたたび魔法陣を出しグレムリンは帰って行った。
「素晴らしい戦果だったな、ちなみにこの国にはあまり最上位職ってのはいないんだ、ここまで強けりゃ王族の護衛もできるかもな!」
そんな話しをしながらギルドに戻ったるとギルドにはすでに試験を終えたミズキと一緒にジュースを飲むノアがいた。
笑顔でこっちを見てるところを見るにミズキも合格したらしい。
「シュウヤさんも合格ですか、最上位職が二人も、、これはすごい偉業ですね!おめでとうございます!」
セレナさんに祝福され照れているとミズキが肘打ちを脇腹にかましてきたのであった。
「「こんにちわー」」
ギルドについた俺たちはカウンターにいるセレナさんのもとに向かった。
「あら、みなさんどうしたんですか?今日はお休みですよね?」
昼前は人があまりいないギルドのカウンターで本を読んでいたセレナさんは本を置いて背伸びをした。
「今日は適性試験申し込みをしに来たんですよ、クラスにミズキとおれはついていないので。」
なるほどっ!と理解したセレナさんは紙を取り出し、説明をしてくれた。
「まずこの紙に記入をお願いします。試験は今日の昼には開始できますよ!ちなみクラスについてですがこの紙の裏に各クラスの詳細と試験内容について書いてありますので読んでくださいね!」
俺はパラディン、ミズキはビショップの適性試験を受けることにした。普通は見習い職であるクルセイダーやクレリックになり、修業を積んで最上位職になるらしい、だがセレナさんがギルドカードのクラス経験値の欄を見たところ見習いでもなかったはずが、どうやら俺たちはクラスの経験値がカンストしているようでいきなり最上位の試験を受けることができるらしい。
これはチートすぎるw
というわけで俺たちは申し込み用紙をセレナさんに渡しギルドの酒場で昼食をとることにした。
「シュウヤは試験内容どんなのだった?私は魔法適性ってなってた」
ミズキは魔法がまだ使えないけどどうやら初級魔法を試験前に教えてもらえるらしい。
もちろん合格すればビショップの基本スキルを覚えることができるようだ。
「俺の場合は戦闘適性と模擬戦だったよ!」
食堂の唐揚げをほう張りながら話す
「こら!飲み込んでから喋りなさい!!」
ミズキに怒られちゃんと飲み込んだ
「俺の場合は剣術スキルなんかが主に覚えれるみたいだよ。」
必殺技とかならなおさら覚えたいな、、
こんな話しをしているうちに試験の時間がきた。
どうやら会場は違うらしい、俺と
ミズキは別れお互いの会場に向かった。そこで待っていたのはかなり堅いがよく250センチはあろう大きな人がいた。
「よう!きたか!ここで試験管をさせてもらうクラウドと言うものだ!じゃあ早速だがお前の戦闘適性を見せてもらおう、戦闘といっても基本的な運動能力を見る、まずは、50メートルを走ってくれ」
体力測定のような種目をいろいろこなし、全ての競技で圧倒的な記録を叩き出した俺はかなり驚かれた。
「すげえなおめぇさん、それじゃ次は模擬戦だ。おれが召喚魔法で出すモンスターと戦ってくれ、俺の召喚魔法は相手の強さに応じて出すのだがおそらく普通の相手では試合にもならんだろうから少し強いのを召喚させてもらう。」
そういい詠唱を終えると足元に魔方陣が浮かび上がってきた。
「こいつはグレムリンって言って悪魔族モンスターだ。機動性は半端じゃない。心してかかってくれ。」
グレムリンはクラウドさんと話している。どうやらコミュニケーションをモンスターでもとれるやつがいるらしい。
会場の真ん中の広いスペースでの戦闘となった。
「それでは開始する。審査は主に対応能力などみる。それでは始め!!」
開始の合図とともにグレムリンは横に走り出した。
これは早いギリギリ目で追えない早さだ。
自分は木刀を持っているが動きが追えない、、どうしたものやら。
悩んでいると斜め方向からグレムリンが攻撃を仕掛けて来たので、木刀で受け流しやり過ごした。
このままじゃラチがあかないな、、
「なかなかいい反射してるな!ほら!どんどん行くぜ!!」
グレムリンは仕切りなしに攻撃を仕掛けてくる。
俺は思いっきり前に走り出した。
「なんだ!?反射神経は光るものがあったが逃げるのか!?背中がガラ空きだぜ!!」
グレムリンは後ろから攻撃しようと追いかけてきた。
全力疾走をいきなりやめ急に振り返り、勢い止まらず突っ込んできたグレムリンに俺は面打ちを思い切りかました。
「そこまで!シュウヤ、お前は合格だ。よくやったな。」
クラウドさんはたからかに宣言した。
面打ちをかまされたグレムリンは頭を押させながらこっちを向き痛そうにしている
本気で打っちゃった笑
俺はすぐに謝りに駆け寄った
「こんなすぐにやられたのは初めてだ。悔しいが完敗だよ」
クラウドさんはふたたび魔法陣を出しグレムリンは帰って行った。
「素晴らしい戦果だったな、ちなみにこの国にはあまり最上位職ってのはいないんだ、ここまで強けりゃ王族の護衛もできるかもな!」
そんな話しをしながらギルドに戻ったるとギルドにはすでに試験を終えたミズキと一緒にジュースを飲むノアがいた。
笑顔でこっちを見てるところを見るにミズキも合格したらしい。
「シュウヤさんも合格ですか、最上位職が二人も、、これはすごい偉業ですね!おめでとうございます!」
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