死に寄り添わん黒きもの

さあ語れ。目にしてきたその光景を。死を踏みつけたその生きざまを。

今日も黒猫は女のもとに通う。
女から、あるものを抽出するために。

女が猫に語るのは、それまでに見てきた死体の数々。
黒猫は目的を果たすため、彼女の話をただ黙って聞いている――。
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