【完結】【R18】女騎士はクールな団長のお役に立ちたい!

misa

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「っ……は……ぁっ、むっ……」

 口付ける度に体が湯の熱とは違う熱に満たされる。餓えたような貪るような熱ではなくて、満たされる優しくて甘い熱だ。

 ちゅっちゅっと啄むように口付けたり、感触を楽しむように何度も唇を重ねた。



(団長……)



 薄めの唇はどこまでもアマーリエを高ぶらせる。



(大好き……団長ともっと気持ちよくなりたい)



 おもむくままに舌を絡めてフリードリッヒの舌をあじわう。フリードリッヒもアマーリエの拙い舌に応えて舌を絡める。

 合わせた肌が気持ちいい。湯に温められて温かいだけではなく、男性のものとは思えないほどすべすべの肌だ。

 フリードリッヒは父や兄と比べて細いのに驚くほどしなやかな筋肉がついていて、触れると意外なほど硬い。細身でも背は高くて肩幅はアマーリエより大きくて、アマーリエをすっぽりと包み込んでくれる。



(団長……フリードリッヒさま……)



「は……ぁ……団長、もう我慢できません」



 フリードリッヒを見つめて乞う。フリードリッヒにもっと触れたくて、フリードリッヒからも触れてほしくてたまらない。



「濡れたまま寝室に行くわけにはいかない。ここでしようか」

「はい」



 頷くと胸にふれ、やさしく揉みしだきながら深く口付ける。頂の淡く色づいた突起を親指の腹で押したり捏ねるように弄られると、柔らかなそこは芯が入ったように硬くなっていく。

 フリードリッヒはアマーリエを湯船の淵に座らせる。側面の壁に近い淵は幅が広くて安定する。背後の壁のタイルが少し冷たくてかえって気持ちいい。



「ふぁっ……ぁあっ……団長っ、っい……あぁっだめ……いきそ……」



 フリードリッヒがアマーリエの秘部に口づけ、舌を這わせる。花芯を舌で擽り、花弁ごと吸い上げる。秘部を愛撫しながらも、アマーリエの乳首を弄る手は止めない。指の腹で優しく擦る程度の刺激でも身を仰け反らしたくなるような快楽を与える。

 はしたないほどの嬌声をあげてアマーリエは身を捩って悶え、ほどなく絶頂を迎える。荒い息をつきながらも、蜜口から熱い蜜が溢れたのを自覚した。

 絶頂を迎えると少しだけ頭がはっきりするが、体中快楽の泉でおぼれたような心地よさで結局体はまともに動かせない。

 フリードリッヒは達した余韻に浸るアマーリエに口づける。口付けてアマーリエの花弁の間に長い指を這わせて、するりと蜜口に指を滑り込ませた。



「っぁ……はっ、ぁん……団長っ……」



 長い指を出し入れしたり、中の壁を撫でるように指を動かす。指を二本に増やされ中を掻き回される。



「濡れてっ……るのにっ……」

「でも、解れていない。二か月ぶりだろう? ちゃんと解しておかないといけない」



 諭すような言葉も甘く響いて中が疼いて疼いて腰が抜けそうになる。



「っぁだめっ……また、い、く……」

「いいよ。何度でもイキなさい」



 中を掻くように動かされると蜜がぐちゅぐちゅと粘い音たてる。親指で花芯を押し潰すようにしながら、同時に長い指が奥の気持ちいいところを擦る。腰の奥からがくがく震えて、熱い疼きにアマーリエは何も考えられなくてされるがままに喘ぎ、再び絶頂を迎えた。

 脱力して湯船に落ちそうになったところを、フリードリッヒに支えられる。



「大丈夫か? 休憩したほうがいいか?」

「だめ……です。早く、欲しいです」



 フリードリッヒの背に腕をまわして、体を支えながら願うとフリードリッヒは口づける。アマーリエの両足を支えて屹立した雄茎を蜜口にあてがい、腰を推し進める。

 隘路を割裂いて進んでくる感覚にアマーリエは身悶えた。奥まではいり、奥にフリードリッヒのものが当たるとじんと気持ちよく疼く。喜ぶような甘い疼きにアマーリエは熱く吐息を漏らす。



「ぁは……ぁっ、あぁっ……」



 中を掻き回すフリードリッヒの熱い雄茎の快楽だけでなく、耳元で感じる熱い吐息に中が痛いほど疼く。



「ああっ……やっ……ぁっおかしくっなりそ……」

「おかしくなればいい。私の腕の中で乱れなさい」



 熱く擦り切れそうな声に胸の奥が熱く疼いたが、フリードリッヒに口付けられて下腹部までますます熱く疼く。



「ぁ……ぃっ、ぁは……ぁぁん……」

「っ……アマーリエっ」



 最奥を突き上げられる感触にアマーリエは泣くように喘ぐことしかできずにいた。達してしまいそうな感覚にアマーリエは耐えていたが、耐えきれずに達してしまった。腰をがくがくと震わせて達すると、フリードリッヒも身を震わせて最奥に熱い飛沫を吐き出した。



 
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