前世が巫女だったらしく神様たちから愛されています

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入院が終わって、やっと退院ができた！
やったああああ！！

やっとお家に帰れる～♪
入院中、結燈と流衣にめっちゃ心配されていた…。ごめん
そして、なんだかみんなが過保護になった気がする。

あ、そういえば難病が治ったということで奏人先生が治したということで、医学的な賞をもらったらしい。よく知らないけれど。



そしてーーー！久しぶりの家ー！

僕の部屋に行くと、たくさんのプレゼントがあった。伊邪那岐が言っていた入学祝いかな？

その中になんと！テディベアがあった！しかも大きい！
これは……姫ちゃんからだ！流石、姫ちゃん！僕の好みを熟知してる！
枕元に置いて～うん！完璧

姫ちゃんに会ったら、感謝を言わなくちゃ。
みんなにも！

プレゼントの中に刀があった。これ僕何に使うの……？





「月華～！ご飯よー」

片付けやらなんやらしていたら、そんな時間になっていたみたいだ。

夕食は豪勢……。母さんも義父さんも烈さんもすごい進めてきた。だけれど、僕こんなに食べれないよ…。申し訳ない。



お風呂に入って温かくなって、ソファーの上で寝転がっていた。

「月華、体の調子はどう？」
「烈さん。ちょっとダルいくらい」
「さん…か。」

烈さんが小さな声で何か言っていた。聞き取れなかった。

ダルい。そうなんだよね、ちょっとダルいんだよね。
今までみたいに熱出たり、咳出たりーが毎日じゃないんだけれど、体が重く感じるんだよね…。

「月華」
「ん？なーに？烈さん」
「さん付けじゃなくていいよ、俺は君の兄なんだから」

ん～、烈兄さん？あ、さん付けになっちゃう？
烈兄ちゃん？なんか変な感じする…

「ん～ーー…。あ！烈！」
「ん、？？？」

いい感じ～と思っていたら、烈が笑っていた。

「うん、それでいいよ」

烈が僕の頭を撫でて来た。
あ、烈…それされると………



「ん？月華？？寝てる…？疲れたのかな？おやすみ、月華」