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月華が倒れて病院ここに来てから今日で2週間…。その間、月華はずっと目を覚まさない。熱は下がったが まだ顔色が悪い…
月華は病院に運び込まれてすぐ、少しの間だが息が止まった…。俺はその時月華への気持ちを自覚した。ものすごく怖くなったんだ。ここで月華を失うのか…?と…。失いそうになって初めて気づいた。俺自身がまさか男に、こんな感情を抱くのかと思ったが、月華だから…だな、と思った。

早く起きろよ…月華…

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頭を撫でられている感覚が分かって うっすら目を開けると奏人先生が辛そうな顔で 僕を撫でていた。奏人先生が何か言っていたような気がするけど、僕の意識はまた落ちていった。




夢を見た。神様みんながいる夢。
僕はまた「月」って呼ばれてた。

もしかしてこれって…


僕の前世?



○o。..:*・・*:..。o○

【月!月!逝くなよ!!】
【気づかなくてごめん…】

大丈夫だよ
人間だから死ぬのは当たり前でしょ?ちょっと早くそれが訪れただけ…

【やだよーー!月ちゃん!やだーー!】

姫…泣かないで?わたしは姫の笑った顔が好き。笑って?

【きっと月は生まれ変わる…そしたら必ず守る…そのために神全員に呪いまじなをかける】

呪い?そんなことしなくても大丈夫だよ?

【時間はかかるかもしれないがやる!!】

そう…ありがとう

【あの人間!!許さない!】

ありすには何か抱えてるものがあったんだよ、わたしが気づけなかったのが悪い…

ツクヨミ、怖い顔…そんな顔しないで?

笑って?みんな…わたしはみんなの笑った顔が大好きだから

【月…】

ね?ふふっ、よく見たら全員いるんだね

【だめ!月ちゃん!だめだよぉ…】
【月殿!】
【月さん!】
【目ぇ閉じるな!!】

大丈夫…大丈夫だから笑っ…


【【【【【月!!!!】】】】】





















生まれ変わるのなら少し体が弱い子になりたい…そうすればみんなとたくさん喋れるよね…?


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