22 / 33
2
10
しおりを挟む
月華が倒れて病院に来てから今日で2週間…。その間、月華はずっと目を覚まさない。熱は下がったが まだ顔色が悪い…
月華は病院に運び込まれてすぐ、少しの間だが息が止まった…。俺はその時月華への気持ちを自覚した。ものすごく怖くなったんだ。ここで月華を失うのか…?と…。失いそうになって初めて気づいた。俺自身がまさか男に、こんな感情を抱くのかと思ったが、月華だから…だな、と思った。
早く起きろよ…月華…
ーーーーーーーーーーーー
頭を撫でられている感覚が分かって うっすら目を開けると奏人先生が辛そうな顔で 僕を撫でていた。奏人先生が何か言っていたような気がするけど、僕の意識はまた落ちていった。
夢を見た。神様がいる夢。
僕はまた「月」って呼ばれてた。
もしかしてこれって…
僕の前世?
○o。..:*・・*:..。o○
【月!月!逝くなよ!!】
【気づかなくてごめん…】
大丈夫だよ
人間だから死ぬのは当たり前でしょ?ちょっと早くそれが訪れただけ…
【やだよーー!月ちゃん!やだーー!】
姫…泣かないで?わたしは姫の笑った顔が好き。笑って?
【きっと月は生まれ変わる…そしたら必ず守る…そのために神全員に呪いをかける】
呪い?そんなことしなくても大丈夫だよ?
【時間はかかるかもしれないがやる!!】
そう…ありがとう
【あの人間!!許さない!】
ありすには何か抱えてるものがあったんだよ、わたしが気づけなかったのが悪い…
ツクヨミ、怖い顔…そんな顔しないで?
笑って?みんな…わたしはみんなの笑った顔が大好きだから
【月…】
ね?ふふっ、よく見たら全員いるんだね
【だめ!月ちゃん!だめだよぉ…】
【月殿!】
【月さん!】
【目ぇ閉じるな!!】
大丈夫…大丈夫だから笑っ…
【【【【【月!!!!】】】】】
生まれ変わるのなら少し体が弱い子になりたい…そうすればみんなとたくさん喋れるよね…?
月華は病院に運び込まれてすぐ、少しの間だが息が止まった…。俺はその時月華への気持ちを自覚した。ものすごく怖くなったんだ。ここで月華を失うのか…?と…。失いそうになって初めて気づいた。俺自身がまさか男に、こんな感情を抱くのかと思ったが、月華だから…だな、と思った。
早く起きろよ…月華…
ーーーーーーーーーーーー
頭を撫でられている感覚が分かって うっすら目を開けると奏人先生が辛そうな顔で 僕を撫でていた。奏人先生が何か言っていたような気がするけど、僕の意識はまた落ちていった。
夢を見た。神様がいる夢。
僕はまた「月」って呼ばれてた。
もしかしてこれって…
僕の前世?
○o。..:*・・*:..。o○
【月!月!逝くなよ!!】
【気づかなくてごめん…】
大丈夫だよ
人間だから死ぬのは当たり前でしょ?ちょっと早くそれが訪れただけ…
【やだよーー!月ちゃん!やだーー!】
姫…泣かないで?わたしは姫の笑った顔が好き。笑って?
【きっと月は生まれ変わる…そしたら必ず守る…そのために神全員に呪いをかける】
呪い?そんなことしなくても大丈夫だよ?
【時間はかかるかもしれないがやる!!】
そう…ありがとう
【あの人間!!許さない!】
ありすには何か抱えてるものがあったんだよ、わたしが気づけなかったのが悪い…
ツクヨミ、怖い顔…そんな顔しないで?
笑って?みんな…わたしはみんなの笑った顔が大好きだから
【月…】
ね?ふふっ、よく見たら全員いるんだね
【だめ!月ちゃん!だめだよぉ…】
【月殿!】
【月さん!】
【目ぇ閉じるな!!】
大丈夫…大丈夫だから笑っ…
【【【【【月!!!!】】】】】
生まれ変わるのなら少し体が弱い子になりたい…そうすればみんなとたくさん喋れるよね…?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
228
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる