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41・おっさんは不安になる
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「本当にアイツらに任せて大丈夫か?」
おっさんは鍛冶師が言っていた素材についてギルドで問い合わせてみると。鍛冶師ギルドから依頼が出されていた。
ただ、他の素材ならともかく、あの鍛冶師が言っていた依頼は長期間誰も受けていないモノだった。
それは湖畔地帯に生息している蛇なのだが、毒こそ無いものの大型で、その割に報酬が低いという割に合わない依頼と言うのが大きかった。
そんな依頼を見たキョーコとコータが乗り気になって受注してしまった。
意気揚々と生息地へと足を踏み入れた二人に対し、おっさんは心配で仕方がない。
「大丈夫ですよ。しっかり基本は抑えています。あの二人なら問題ありません」
そう断言するエミリーだが、おっさんはそう簡単に納得できなかった。
先行するキョーコとコータのペースが早い。あれで本当に大丈夫なのか不安になるおっさん。
とはいえ、この依頼はあの二人が言い出した事もあり、二人に任せている。おっさんは支援に回り、二人が倒す事になっていた。
「それにしても、革が目当てなんだよな?」
目的の蛇の革は硬さと柔軟性を兼ね備えた素材として重宝されているらしい。
しかし、その大きさから倒す時にかなりの戦闘になる事もあって、使える部材は少なく、剣や槍の補強材として充てがわれる程度なので、素材買取価格も知れたもの。
だが、二人にとっては報酬よりも自分の武器が早く完全する事が目的だから、まったく意に返していない。
おっさんはそんな二人を心配しながら後ろを歩く。
「それと、倒した後が問題ですね。鷲が寄って来るのでその対処も必要となる様ですから」
なんとも厄介な依頼だなとため息が出るおっさん。
しばらく進むと先に何やら居るのが見えたおっさん。
二人も見つけたらしく立ち止まる。
おっさんは弓を出して警戒しつつ、二人の行動を見守る。
聴いた通り、蛇は集団で行動するらしく、より一層対応が難しく感じるおっさんだが、二人は迷いなく群れへと突っ込んで行った。
唖然とするおっさん。
だが、おっさんの心配を余所に二人は一撃で蛇を倒していく。
胴の太さが人間並で長さはさて、何メートルあるのかと言う様な大きさだが、キョーコが的確に頭を狙い突きを放ち、コータは大口を開けて飛び掛かる蛇を僅かな動作でよけながら口へと槍を差し入れて頭を切り裂いていく。わずかな時間で4匹居た蛇はあっという間に動かなくなったことに驚くおっさん。
「ダイキさん、上空!」
エミリーの声で空を見上げれば、今まさに降下を始めようとする鳥が見えた。
おっさんは誘導を付与した矢を生成して弓を引き絞り放つ。
避けようと角度を変えた鳥だったが、矢は鳥へと角度を変えながら向かい、逃げに入ったところへと突き刺さる。
だが、おっさんは喜んではいられない。
矢を放ってすぐに別の鳥へと狙いを定めて再度矢を放つ。
それを連続で繰り返し、六羽居た鳥を何とか墜とする事に成功した。
ふと周りを見れば、おっさんの側でエミリーが、キャリーがキョーコたちの側で狼みたいな魔物と戦っていた。
おっさんも加勢しようとしたが、その暇なく二人が片付けてしまった。
「まさか、ウルフ系の魔物まで寄って来るとは思いませんでした」
エミリーがおっさんの側で警戒しながらそんな事を言い
「お~い、こっちは終わったよ」
キャリーはキョーコやコータの側で手を振っている。
「あの鳥って食えるの?」
近くに転がる鳥を指してキャリーが聞いてくる。
「その鳥は肉が臭くてダメらしいよ」
エミリーが答える。
おっさんも魔物なら何でも美味いのかと思いかけていたので少々残念に思いながら、鳥や狼の片付けを行う。もとろん、狼を食べようなどとは思っていないおっさん。
蛇についてはどう解体すれば良いのかも分からないので一匹は丸ごと、他の三匹は適当にぶつ切りにしてキョーコとコータが収納し、入り切らなかった部位がキャリーの側にある。
それをおっさんが収納して帰路につく。
「なんであの鳥は襲って来るんだ?」
おっさんならずとも疑問に思う話だろう。鷲の様な鳥は時折上空を飛んでいるが、狩りをしている所へと割り込んでくることは無かった。
「蛇の肉が狙いだそうですよ。狩りの時は二人の様に一撃で倒すようなことはほぼ不可能なので、大体はめった刺しか撲殺になるんだそうです。それで残ったきれいな皮の部分だけをはぎ取って帰るそうなので、味をしめた魔物が襲って来るらしいです」
それを聞いて、より一層割に合わない依頼なんだなとあきれたおっさん。しかし、その様にして手に入れた蛇革はかなり上質な素材ではあるそうで、武器や防具として加工すれば値段は跳ね上がるというのだからやりきれない。
「え?肉も食えるの?」
話を聞いてすでに食い気に走っているキャリー。だがそれも仕方がない。人気のある食材というのは日本でも考えられないような美味だったので、期待しない方がおかしい。おっさんも期待している。太鴨や鳥魚の例があるのだから。
「太鴨と比べても負けないくらいらしいけど、食用に出来るほどマトモな肉が手に入りにくいのが難点みたい」
つまい、今回はとんでもない大量と言う事になるなと、期待に胸を膨らませるおっさん。
毎度のことだが、ギルドで蛇を出すと驚かれることになった。
「召喚者と言うのは常識が通じないのか・・・・・・」
そんな呟きが聞こえてきたが、聞き流しながら買い取り額が決まるのを待つ。
「こりゃ、金貨が必要だな。皮も肉も状態が良い。丸々四匹ならもっと良かったが、そこまで贅沢は言えないだろうな」
などと言いながら、聞いた報酬の十倍と開学を受け取ったおっさんだった。
そして、ギルドに限らず多くの店で蛇肉がメニューに載る事になった。
「うわ、こんな高級感のある肉もなかなか無いよね」
などとキャリーががっついているのは蛇である。おっさんも言葉にならない満足感を味わいながら肉をかみしめる。
仕留めたキョーコとコータも嬉しそうに食べている。
おっさんは鍛冶師が言っていた素材についてギルドで問い合わせてみると。鍛冶師ギルドから依頼が出されていた。
ただ、他の素材ならともかく、あの鍛冶師が言っていた依頼は長期間誰も受けていないモノだった。
それは湖畔地帯に生息している蛇なのだが、毒こそ無いものの大型で、その割に報酬が低いという割に合わない依頼と言うのが大きかった。
そんな依頼を見たキョーコとコータが乗り気になって受注してしまった。
意気揚々と生息地へと足を踏み入れた二人に対し、おっさんは心配で仕方がない。
「大丈夫ですよ。しっかり基本は抑えています。あの二人なら問題ありません」
そう断言するエミリーだが、おっさんはそう簡単に納得できなかった。
先行するキョーコとコータのペースが早い。あれで本当に大丈夫なのか不安になるおっさん。
とはいえ、この依頼はあの二人が言い出した事もあり、二人に任せている。おっさんは支援に回り、二人が倒す事になっていた。
「それにしても、革が目当てなんだよな?」
目的の蛇の革は硬さと柔軟性を兼ね備えた素材として重宝されているらしい。
しかし、その大きさから倒す時にかなりの戦闘になる事もあって、使える部材は少なく、剣や槍の補強材として充てがわれる程度なので、素材買取価格も知れたもの。
だが、二人にとっては報酬よりも自分の武器が早く完全する事が目的だから、まったく意に返していない。
おっさんはそんな二人を心配しながら後ろを歩く。
「それと、倒した後が問題ですね。鷲が寄って来るのでその対処も必要となる様ですから」
なんとも厄介な依頼だなとため息が出るおっさん。
しばらく進むと先に何やら居るのが見えたおっさん。
二人も見つけたらしく立ち止まる。
おっさんは弓を出して警戒しつつ、二人の行動を見守る。
聴いた通り、蛇は集団で行動するらしく、より一層対応が難しく感じるおっさんだが、二人は迷いなく群れへと突っ込んで行った。
唖然とするおっさん。
だが、おっさんの心配を余所に二人は一撃で蛇を倒していく。
胴の太さが人間並で長さはさて、何メートルあるのかと言う様な大きさだが、キョーコが的確に頭を狙い突きを放ち、コータは大口を開けて飛び掛かる蛇を僅かな動作でよけながら口へと槍を差し入れて頭を切り裂いていく。わずかな時間で4匹居た蛇はあっという間に動かなくなったことに驚くおっさん。
「ダイキさん、上空!」
エミリーの声で空を見上げれば、今まさに降下を始めようとする鳥が見えた。
おっさんは誘導を付与した矢を生成して弓を引き絞り放つ。
避けようと角度を変えた鳥だったが、矢は鳥へと角度を変えながら向かい、逃げに入ったところへと突き刺さる。
だが、おっさんは喜んではいられない。
矢を放ってすぐに別の鳥へと狙いを定めて再度矢を放つ。
それを連続で繰り返し、六羽居た鳥を何とか墜とする事に成功した。
ふと周りを見れば、おっさんの側でエミリーが、キャリーがキョーコたちの側で狼みたいな魔物と戦っていた。
おっさんも加勢しようとしたが、その暇なく二人が片付けてしまった。
「まさか、ウルフ系の魔物まで寄って来るとは思いませんでした」
エミリーがおっさんの側で警戒しながらそんな事を言い
「お~い、こっちは終わったよ」
キャリーはキョーコやコータの側で手を振っている。
「あの鳥って食えるの?」
近くに転がる鳥を指してキャリーが聞いてくる。
「その鳥は肉が臭くてダメらしいよ」
エミリーが答える。
おっさんも魔物なら何でも美味いのかと思いかけていたので少々残念に思いながら、鳥や狼の片付けを行う。もとろん、狼を食べようなどとは思っていないおっさん。
蛇についてはどう解体すれば良いのかも分からないので一匹は丸ごと、他の三匹は適当にぶつ切りにしてキョーコとコータが収納し、入り切らなかった部位がキャリーの側にある。
それをおっさんが収納して帰路につく。
「なんであの鳥は襲って来るんだ?」
おっさんならずとも疑問に思う話だろう。鷲の様な鳥は時折上空を飛んでいるが、狩りをしている所へと割り込んでくることは無かった。
「蛇の肉が狙いだそうですよ。狩りの時は二人の様に一撃で倒すようなことはほぼ不可能なので、大体はめった刺しか撲殺になるんだそうです。それで残ったきれいな皮の部分だけをはぎ取って帰るそうなので、味をしめた魔物が襲って来るらしいです」
それを聞いて、より一層割に合わない依頼なんだなとあきれたおっさん。しかし、その様にして手に入れた蛇革はかなり上質な素材ではあるそうで、武器や防具として加工すれば値段は跳ね上がるというのだからやりきれない。
「え?肉も食えるの?」
話を聞いてすでに食い気に走っているキャリー。だがそれも仕方がない。人気のある食材というのは日本でも考えられないような美味だったので、期待しない方がおかしい。おっさんも期待している。太鴨や鳥魚の例があるのだから。
「太鴨と比べても負けないくらいらしいけど、食用に出来るほどマトモな肉が手に入りにくいのが難点みたい」
つまい、今回はとんでもない大量と言う事になるなと、期待に胸を膨らませるおっさん。
毎度のことだが、ギルドで蛇を出すと驚かれることになった。
「召喚者と言うのは常識が通じないのか・・・・・・」
そんな呟きが聞こえてきたが、聞き流しながら買い取り額が決まるのを待つ。
「こりゃ、金貨が必要だな。皮も肉も状態が良い。丸々四匹ならもっと良かったが、そこまで贅沢は言えないだろうな」
などと言いながら、聞いた報酬の十倍と開学を受け取ったおっさんだった。
そして、ギルドに限らず多くの店で蛇肉がメニューに載る事になった。
「うわ、こんな高級感のある肉もなかなか無いよね」
などとキャリーががっついているのは蛇である。おっさんも言葉にならない満足感を味わいながら肉をかみしめる。
仕留めたキョーコとコータも嬉しそうに食べている。
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