8 / 21
お願い
4(※)
しおりを挟む
イズがどうして俺についてきてくれたのかは分からないし、話したくないのなら俺から聞こうとも思わない。けど、俺を受け入れてくれる理由は聞いてみたい気もするんだ。
「いいってば。それとも俺のお願いはやっぱり叶えられないわけ?」
「ううん。叶えるよ。ただ俺を受け入れてくれる理由が知りたいんだ」
愛する君の願いなら、辛くとも叶えてみせるさ。その対価が君を抱くということならなおさら。でもね、やっぱりイズにもイズ自身を宝物みたいに扱ってほしい。
「理由なんかどうでもいいだろう」
「よくないよ」
イズの背に唇を近づけて、そこに小さな薔薇の花を咲かせる。その微かな痛みにイズがうめいた。
「ねえ、教えて。愛しいイズ」
「っ……あんたが俺のストーカーだったから」
「……は、ははは」
イズの言葉に思わず笑い声が口から飛び出る。イズがなにを言いたいのかはよくわからない。
それでも、俺だけがイズに触れることを許されている気がして嬉しく思えた。
丹念にふやけるまでならしたイズの密孔が誘うようにひくりと収縮を繰り返す。それを間近に見つめながら、早くイズと繋がりたいと口元を綻ばせる。
「俺のことが欲しいって、ここが俺にキスしようとしてるよ」
「んんっ!」
応える様にその場所にもう一度顔を埋めて唇を添えると、舌を出し入れしてあげる。淫乱に腰を振るイズがかわいくてかわいくてエッチでたまらなくなった。
「ああ……もう、我慢できない」
「へっ、!あっ、」
舌を抜いて、服を脱ぎ捨てるとイズを仰向けにしての足を
持ち上げ、自分の昂りを孔へとくっつける。イズが止めようとするのも聞かずにそのまま腰を前へと押し込むと、ゆっくりとイズの中へと俺のものが飲み込まれていく。
「はっ……いきなりっ……んん、苦し……」
「ああ!……イズ、イズの中に入ってるよ。狭くて、温かくて最高だよっ。イズ!イズ!!!イズっ!!」
今にも理性がはち切れそうで、好き勝手に突いてしまいそうになるのを必死に我慢する。
そんな俺をとろんとした瞳で見上げるイズは、はっはっと短い呼吸を繰り返していて少しだけ辛そうだ。
「大丈夫?」
顔にかかる髪を払ってあげながら尋ねる。
「……初めてだからっ……苦しい……」
「……え?初めてなのかい??」
「……そうだけど」
予想もしていなかった事実に驚きを隠せない。俺から視線を逸らしたイズの顔がほんのりと赤く染っていて、それを見て我慢していたものが一気に噴き出してきた。
だって、仕方ないじゃないか!イズが悪い。まさか俺だけがイズを抱くという幸運を与えられた唯一の人間だなんて思ってもいなかったんだから!
「イズっ!!!!」
「わっ、んぷっ、なにすんっ……んっ」
イズの唇に無茶苦茶にしゃぶりつきながら腰を動かしていく。
食いちぎられそうな程に狭いイズの中は正に天国そのもので、目の前のイズの背に天使の羽が見えてくる様だった。
(俺の天使。メシア。ナイチンゲール!!)
「好きだよっ……はあはあっ、好き……愛してるっ、俺には君だけだ……」
「あっ、あ゛ああ……やめっ、深いっ、そこやだ…!あっあっあっ…」
「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い……もっと泣いて」
生理的なものなのか涙を流すイズの目尻にキスをして、彼の涙を舌で舐めとってやる。
潤んで蒸気したイズの顔は最高に俺の興奮を煽ってくるのに、当の本人はそれに気がついていないのか、喘ぎながらも睨みつけてくるから、更に腰が止まらなくなるんだよ。もっとその顔を俺に見せ欲しい。もっと睨んで!もっと君という存在を俺の心に刻み込んで!!
「ひゃっ、ああ……そんなに激しく、するなっ……んっ」
「大丈夫だよ。君が動けなくなっても俺がちゃんと介抱してあげるから」
「そう、いう、ことじゃっ、なっ、いゃ、あ゛っ」
初めてなのにこんなに乱れていけない子だな。
ふふ、これからいくらでも気持ちいいことを教えてあげるからね。そうすれば俺の愛も君に届くのかな?
これからもっともっと、君自身に俺の愛を教えてあげるから覚悟しておいてね。
「いいってば。それとも俺のお願いはやっぱり叶えられないわけ?」
「ううん。叶えるよ。ただ俺を受け入れてくれる理由が知りたいんだ」
愛する君の願いなら、辛くとも叶えてみせるさ。その対価が君を抱くということならなおさら。でもね、やっぱりイズにもイズ自身を宝物みたいに扱ってほしい。
「理由なんかどうでもいいだろう」
「よくないよ」
イズの背に唇を近づけて、そこに小さな薔薇の花を咲かせる。その微かな痛みにイズがうめいた。
「ねえ、教えて。愛しいイズ」
「っ……あんたが俺のストーカーだったから」
「……は、ははは」
イズの言葉に思わず笑い声が口から飛び出る。イズがなにを言いたいのかはよくわからない。
それでも、俺だけがイズに触れることを許されている気がして嬉しく思えた。
丹念にふやけるまでならしたイズの密孔が誘うようにひくりと収縮を繰り返す。それを間近に見つめながら、早くイズと繋がりたいと口元を綻ばせる。
「俺のことが欲しいって、ここが俺にキスしようとしてるよ」
「んんっ!」
応える様にその場所にもう一度顔を埋めて唇を添えると、舌を出し入れしてあげる。淫乱に腰を振るイズがかわいくてかわいくてエッチでたまらなくなった。
「ああ……もう、我慢できない」
「へっ、!あっ、」
舌を抜いて、服を脱ぎ捨てるとイズを仰向けにしての足を
持ち上げ、自分の昂りを孔へとくっつける。イズが止めようとするのも聞かずにそのまま腰を前へと押し込むと、ゆっくりとイズの中へと俺のものが飲み込まれていく。
「はっ……いきなりっ……んん、苦し……」
「ああ!……イズ、イズの中に入ってるよ。狭くて、温かくて最高だよっ。イズ!イズ!!!イズっ!!」
今にも理性がはち切れそうで、好き勝手に突いてしまいそうになるのを必死に我慢する。
そんな俺をとろんとした瞳で見上げるイズは、はっはっと短い呼吸を繰り返していて少しだけ辛そうだ。
「大丈夫?」
顔にかかる髪を払ってあげながら尋ねる。
「……初めてだからっ……苦しい……」
「……え?初めてなのかい??」
「……そうだけど」
予想もしていなかった事実に驚きを隠せない。俺から視線を逸らしたイズの顔がほんのりと赤く染っていて、それを見て我慢していたものが一気に噴き出してきた。
だって、仕方ないじゃないか!イズが悪い。まさか俺だけがイズを抱くという幸運を与えられた唯一の人間だなんて思ってもいなかったんだから!
「イズっ!!!!」
「わっ、んぷっ、なにすんっ……んっ」
イズの唇に無茶苦茶にしゃぶりつきながら腰を動かしていく。
食いちぎられそうな程に狭いイズの中は正に天国そのもので、目の前のイズの背に天使の羽が見えてくる様だった。
(俺の天使。メシア。ナイチンゲール!!)
「好きだよっ……はあはあっ、好き……愛してるっ、俺には君だけだ……」
「あっ、あ゛ああ……やめっ、深いっ、そこやだ…!あっあっあっ…」
「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い……もっと泣いて」
生理的なものなのか涙を流すイズの目尻にキスをして、彼の涙を舌で舐めとってやる。
潤んで蒸気したイズの顔は最高に俺の興奮を煽ってくるのに、当の本人はそれに気がついていないのか、喘ぎながらも睨みつけてくるから、更に腰が止まらなくなるんだよ。もっとその顔を俺に見せ欲しい。もっと睨んで!もっと君という存在を俺の心に刻み込んで!!
「ひゃっ、ああ……そんなに激しく、するなっ……んっ」
「大丈夫だよ。君が動けなくなっても俺がちゃんと介抱してあげるから」
「そう、いう、ことじゃっ、なっ、いゃ、あ゛っ」
初めてなのにこんなに乱れていけない子だな。
ふふ、これからいくらでも気持ちいいことを教えてあげるからね。そうすれば俺の愛も君に届くのかな?
これからもっともっと、君自身に俺の愛を教えてあげるから覚悟しておいてね。
1
お気に入りに追加
84
あなたにおすすめの小説

ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・話の流れが遅い
・作者が話の進行悩み過ぎてる

美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる