タブー×ソング〜愛しすぎて家に招待したらあっさり着いてきたので思う存分愛でまくる〜

お願い

3（※）

｢ひっ、やめっ｣

｢……はっ、美味しい……イズ……っ、イズイズ、俺のものにしたい……｣

ジュルジュルと音を鳴らしながら彼の昂りへと吸い付く。俺の唾液でぐちゃぐちゃに濡れそぼり、ひくひくと揺れ動くそれはやけに色っぽく俺の目に映る。

舌を焦らすようにゆっくりと下へと這わせていく。そうするとビクリと彼の背が微かにのけぞったのが分かった。

｢っ、変態っ……｣

虚勢が飛んできて、それに笑みを零す。

睾丸を下で転がして、更に下……双丘の奥へと舌を捩じ込む。

｢やめっ！！｣

抵抗しようとして、動かそうとした足を掴んで開かせると良く見えるように腰を浮かせた状態で固定する。そんな俺を又の間から覗くイズの顔がキツく睨みつけてきた。

｢はあ、はあっ、イズのお尻は少し硬いんだね。ああ、でも、手に吸い付いてピッタリのサイズだ｣

｢……っうるさい｣

尻たぶを両手で開いて、彼に見せつけるようにそこに顔を埋める。そうして、舌を後蕾へと優しくねじ込んでいく。

やさしく、溶かすように……。丹念に、丁寧に。

入れた時にイズが痛みで泣くのは嫌だから。どうせなら快楽にふやけきった顔を見たいし、俺との初めてのセックスを気持ちよかったと記憶しておいて欲しい。そうすれば思い出した時、イズが俺を求めてくれるかもしれない。

そのためにも前戯はしっかりしておかなければ。

｢イズは全身、砂糖みたいに甘くていい香りがするね｣

｢まじで、気持ち悪い……あと、この体勢苦しい｣

抗議されて、慌てて楽な体勢へと変えてあげる。

うつぶせになったイズの蜜蕾に指をあてがうと、物欲しそうにヒクついていたそこが美味しそうに指を食んでいく。柔らかなひだが絡みついて、イズの体温を直に感じられることに歓喜する。

「んっ、はぁ、ゃ」

「指増やすから力を抜いてね」

「も、入れていいからっ」

「まだ、もう少し指でもイズを感じさせて」

「も、いいだろ」

いやだいやだ、と首を振るイズの反応を楽しみながら指を少しづつ増やして俺のを受け入れるための準備をしていく。

本当はイズの嫌がることは極力したくはないんだよ。ただ譲歩出来ない部分があるってことはわかってほしいな。

｢ねえ、イズ｣

｢……なに｣

｢本当にいいのかい？｣

こんなことを聞いたのは、この先に行くならもう一度イズの意思を確認しておかなければと思ったから。

だって、イズが嫌がって俺のことを拒否してきたら悲しいし、彼には自分のことを大切にして欲しい。