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俺の名前は……
⑦
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固く閉じていた瞳を開けると、サファイアの瞳と視線が交わり、どちらともなく額を合わせた。触れるだけのキスを何度も繰り返す。
「まだ足りない……」
「続きは家に帰ってからにしたいけど、俺も我慢できそうにない」
一旦降ろされる。それから、ダリウスが地面にシートを敷いて、壁にもたれる形で腰を下ろす。
「おいで」
誘われるまま、上にまたがる。ふやけきった後孔を硬さを取り戻した昂りに押し付ける。そうすれば簡単に中へと飲み込まれていく。
「あ、あぁ、んぅ、おっきい」
「食べられてしまいそうだ」
「んっ、あん、違う。もう、食ってんだよ」
ドチュッと腰を勢いよく上下させてやると、ダリウスが眉を寄せて目尻を赤く染める。その顔が色気たっぷりで、ますます欲情してしまう。
首元を流れる汗を舐めとって、そこに俺も痕を残してやる。
「ダリウスって、ん……いい匂いだよな」
「それはツバサも同じだよ」
髪に指を絡ませれば、ダリウスも俺の髪を優しくすいてくれる。見つめあって、キスをして、腰をうねらせながら、お互いの首元や胸元に痕を刻む。同じ行動を返しあっていると、心が繋がっていくような気がして幸せだ。
「あ~……気持ちいいっ、ずっと繋がっていたい」
防御魔法でもかけてくれているのか、膝も全然痛くないし、身体もきつくない。ただただ気持ちよすぎて、腰を動かすのを止められない。
指を絡ませて手を繋ぎ、腰の動きに合わせてダリウスも下から突き上げてくれる。
「イクっ、イクイクっ」
「可愛いイキ顔を見せてごらん」
「んぁあああっ、あっ、はぁっ……」
勢いのない白がトロリと先端から溢れてくる。わざと達したばかりの昂りに触れてきたダリウスが、扱きながら器用に腰を動かす。
「あっ、やだっ、いったばっかっ」
「ツバサのふやけきっただらしない顔をもっと見たいんだ」
「ヤダっ、やだやだっ、イクっ、いくうううっ」
全身が激しく痙攣する。なのに、白濁は溢れてこない。甘く痺れる初めての感覚に、目が回りそうだ。
「上手にイケたね」
大きな手が頬を撫でてくれる。その手に擦り寄り、手のひらに唇を寄せ、指に舌を絡めてやる。誘うようにダリウスを見れば、中にある肉棒の質量が増した。
「ばかやろう……」
「気持ちいいだろ。それとも、もう止める?」
まつ毛に縁取られた流し目が俺のことを見てくる。俺のことだけを見てるんだ。こんなに嬉しいことなんてないだろ。
止められるわけない。
「余裕ぶりやがってっ……ん、はやく動けよ」
腰を擦り付けるように動かして誘う。
「ふっ、仰せのままに」
「ああっ、んーー!奥っきてるっ」
太ももを掴まれて、肉棒を奥に押し込まれる。
瞳にはダリウスしか映らない。それくらい、俺は彼のことを見つめている。気を抜いたら意識を失ってしまいそうな程の快楽地獄。
なのに、もっと欲しいって強請るように中が轟いているのが自分でもわかる。ダリウスの形を覚えるくらい、満たして欲しい。
「可愛い顔」
涎や涙でぐちゃぐちゃの俺の顔を見てダリウスが笑ってくれる。わざとらしく唾液を垂らした舌を見せびらかせば、肉を喰らう獣みたいに荒々しいキスが迫ってきた。
「ジュッ、ん、ちゅっ」
「ツバサっ、君を壊してしまいそうだ」
「はっ、やってみろよ」
強気に返すけど、既にデロデロの状態だ。このままじゃ本当に気持ちいいことしか考えられない身体になりそう。
「そうやってまた煽るっ!」
「あんっ、あは、きもちっ、サイコー」
洞窟内に水温が響いている。どのくらい時間が経ったのかなんて今の俺らには関係ないし、気に求めてる余裕すらない。
垂れた唾液を舌で舐め取られる。続いて頬に下が這わされて、瞼やおでこ、鼻、至る所を舐め回された。やっぱりダリウスは犬なんじゃないかと思う。
「噛みたい」
ダリウスが喋るたびに顔をのぞかせる犬歯が鈍く光った気がした。噛んだら番になるんだったよな。それって、特別な事じゃないのか。
緩んだ思考じゃなにも考えられない。ただ、ダリウスと深い繋がりが欲しくてたまらなかった。
「っ、やれよ」
お前になら噛まれてもいい。番になればクリスと対等になれる。こんな時にすら、クリスと張り合おうとするなんて、俺って相当嫉妬深いやつなのかもな。
「んっ、あ、あ、ああっ」
激しい律動。強く昂りを孔へ押し付けられる。俺も合わせるように腰を落とすと、中で白濁が飛び散ったのがわかって、腹の中が熱くなった。
同時に、鋭い犬歯が項に向かって降りてくる。だから、俺もそれに合わせてダリウスの首元に歯を突き立てた。
「っ~~!」
「くっ!」
呻き声が鼓膜を通り、ジンジンとした痛みと、口内に広がる血の味。顔を離すと、唇に血のついたダリウスと目が合う。
袖で拭ってやると、ダリウスも俺の口元を拭ってくれた。
「噛まれるのは痛いんだね」
「んぁ、当たり前だろっ。俺だけ噛まれるのは、んっ、嫌だからやり返してやったんだよ」
喋ると、未だに中にある肉棒が擦れて甘声が出てしまう。ダリウスの項を確認すると、くっきりと歯型がついていて、なんだか悪いことをした気分になった。
「知っていたかい、噛むというのは求愛行動の一つでもあるんだよ。そんないじらしいことをされてしまったら、止まれなくなってしまう」
「はっ!?流石にもう無理だぞ」
沢山出したせいか発情の疼く感覚も今は収まっているし、なにより魔法で強化されているとはいえ体力も底をつきそうだ。時間もわかんないし、足もガクガクだ。
「逃がさないよ」
「んあっ!」
いつの間にか復活したダリウスの肉棒が奥に突き刺さって声が出る。
「もっ、無理だって、ひやぁっ」
首元や鎖骨にキスをされて、くすぐったさに身をよじる。
「あ~、可愛すぎる。俺の番。俺のツバサ」
甘い言葉を呟きながら、俺のことを押し倒したダリウス。瞳がギラついていて逃げられないことを悟る。
(やべぇっ!流石に煽りすぎた!)
「だ、ダリウス……ちょっ、もうむりっ」
「大丈夫。回復魔法も多少扱えるから、ツバサはただ気持ちくなっていればいいんだよ」
そういう問題じゃないだろ!
上から激しく突かれて、あられもない声が漏れる。冷静になりかけた脳内が、また快感に塗りつぶされていく。
「やめっ、あっ、あぁ、あああああ!!!」
なんでこいつ無駄に高スペックなんだよ!!!!くそおお!S級冒険者のクソ野郎おおおお!!!!!!!!!!!!!
脳内で叫びながら与えられる気持ちよさを受け入れる。絶対仕返ししてやるって心に誓った。
「まだ足りない……」
「続きは家に帰ってからにしたいけど、俺も我慢できそうにない」
一旦降ろされる。それから、ダリウスが地面にシートを敷いて、壁にもたれる形で腰を下ろす。
「おいで」
誘われるまま、上にまたがる。ふやけきった後孔を硬さを取り戻した昂りに押し付ける。そうすれば簡単に中へと飲み込まれていく。
「あ、あぁ、んぅ、おっきい」
「食べられてしまいそうだ」
「んっ、あん、違う。もう、食ってんだよ」
ドチュッと腰を勢いよく上下させてやると、ダリウスが眉を寄せて目尻を赤く染める。その顔が色気たっぷりで、ますます欲情してしまう。
首元を流れる汗を舐めとって、そこに俺も痕を残してやる。
「ダリウスって、ん……いい匂いだよな」
「それはツバサも同じだよ」
髪に指を絡ませれば、ダリウスも俺の髪を優しくすいてくれる。見つめあって、キスをして、腰をうねらせながら、お互いの首元や胸元に痕を刻む。同じ行動を返しあっていると、心が繋がっていくような気がして幸せだ。
「あ~……気持ちいいっ、ずっと繋がっていたい」
防御魔法でもかけてくれているのか、膝も全然痛くないし、身体もきつくない。ただただ気持ちよすぎて、腰を動かすのを止められない。
指を絡ませて手を繋ぎ、腰の動きに合わせてダリウスも下から突き上げてくれる。
「イクっ、イクイクっ」
「可愛いイキ顔を見せてごらん」
「んぁあああっ、あっ、はぁっ……」
勢いのない白がトロリと先端から溢れてくる。わざと達したばかりの昂りに触れてきたダリウスが、扱きながら器用に腰を動かす。
「あっ、やだっ、いったばっかっ」
「ツバサのふやけきっただらしない顔をもっと見たいんだ」
「ヤダっ、やだやだっ、イクっ、いくうううっ」
全身が激しく痙攣する。なのに、白濁は溢れてこない。甘く痺れる初めての感覚に、目が回りそうだ。
「上手にイケたね」
大きな手が頬を撫でてくれる。その手に擦り寄り、手のひらに唇を寄せ、指に舌を絡めてやる。誘うようにダリウスを見れば、中にある肉棒の質量が増した。
「ばかやろう……」
「気持ちいいだろ。それとも、もう止める?」
まつ毛に縁取られた流し目が俺のことを見てくる。俺のことだけを見てるんだ。こんなに嬉しいことなんてないだろ。
止められるわけない。
「余裕ぶりやがってっ……ん、はやく動けよ」
腰を擦り付けるように動かして誘う。
「ふっ、仰せのままに」
「ああっ、んーー!奥っきてるっ」
太ももを掴まれて、肉棒を奥に押し込まれる。
瞳にはダリウスしか映らない。それくらい、俺は彼のことを見つめている。気を抜いたら意識を失ってしまいそうな程の快楽地獄。
なのに、もっと欲しいって強請るように中が轟いているのが自分でもわかる。ダリウスの形を覚えるくらい、満たして欲しい。
「可愛い顔」
涎や涙でぐちゃぐちゃの俺の顔を見てダリウスが笑ってくれる。わざとらしく唾液を垂らした舌を見せびらかせば、肉を喰らう獣みたいに荒々しいキスが迫ってきた。
「ジュッ、ん、ちゅっ」
「ツバサっ、君を壊してしまいそうだ」
「はっ、やってみろよ」
強気に返すけど、既にデロデロの状態だ。このままじゃ本当に気持ちいいことしか考えられない身体になりそう。
「そうやってまた煽るっ!」
「あんっ、あは、きもちっ、サイコー」
洞窟内に水温が響いている。どのくらい時間が経ったのかなんて今の俺らには関係ないし、気に求めてる余裕すらない。
垂れた唾液を舌で舐め取られる。続いて頬に下が這わされて、瞼やおでこ、鼻、至る所を舐め回された。やっぱりダリウスは犬なんじゃないかと思う。
「噛みたい」
ダリウスが喋るたびに顔をのぞかせる犬歯が鈍く光った気がした。噛んだら番になるんだったよな。それって、特別な事じゃないのか。
緩んだ思考じゃなにも考えられない。ただ、ダリウスと深い繋がりが欲しくてたまらなかった。
「っ、やれよ」
お前になら噛まれてもいい。番になればクリスと対等になれる。こんな時にすら、クリスと張り合おうとするなんて、俺って相当嫉妬深いやつなのかもな。
「んっ、あ、あ、ああっ」
激しい律動。強く昂りを孔へ押し付けられる。俺も合わせるように腰を落とすと、中で白濁が飛び散ったのがわかって、腹の中が熱くなった。
同時に、鋭い犬歯が項に向かって降りてくる。だから、俺もそれに合わせてダリウスの首元に歯を突き立てた。
「っ~~!」
「くっ!」
呻き声が鼓膜を通り、ジンジンとした痛みと、口内に広がる血の味。顔を離すと、唇に血のついたダリウスと目が合う。
袖で拭ってやると、ダリウスも俺の口元を拭ってくれた。
「噛まれるのは痛いんだね」
「んぁ、当たり前だろっ。俺だけ噛まれるのは、んっ、嫌だからやり返してやったんだよ」
喋ると、未だに中にある肉棒が擦れて甘声が出てしまう。ダリウスの項を確認すると、くっきりと歯型がついていて、なんだか悪いことをした気分になった。
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沢山出したせいか発情の疼く感覚も今は収まっているし、なにより魔法で強化されているとはいえ体力も底をつきそうだ。時間もわかんないし、足もガクガクだ。
「逃がさないよ」
「んあっ!」
いつの間にか復活したダリウスの肉棒が奥に突き刺さって声が出る。
「もっ、無理だって、ひやぁっ」
首元や鎖骨にキスをされて、くすぐったさに身をよじる。
「あ~、可愛すぎる。俺の番。俺のツバサ」
甘い言葉を呟きながら、俺のことを押し倒したダリウス。瞳がギラついていて逃げられないことを悟る。
(やべぇっ!流石に煽りすぎた!)
「だ、ダリウス……ちょっ、もうむりっ」
「大丈夫。回復魔法も多少扱えるから、ツバサはただ気持ちくなっていればいいんだよ」
そういう問題じゃないだろ!
上から激しく突かれて、あられもない声が漏れる。冷静になりかけた脳内が、また快感に塗りつぶされていく。
「やめっ、あっ、あぁ、あああああ!!!」
なんでこいつ無駄に高スペックなんだよ!!!!くそおお!S級冒険者のクソ野郎おおおお!!!!!!!!!!!!!
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